フィリピン留学を徹底解説!特徴・メリット・デメリットを完全網羅
日本人の新たな留学先として、ここ数年で大躍進を遂げているフィリピン。
一般社団法人海外留学協議会の日本人留学生数調査(2018年)によると、フィリピンは今やアメリカ・オーストラリア・カナダに次いで日本人留学生数4位の国になっています。
さらに、アメリカやオーストラリアへの留学生数が減少している一方で、フィリピンへの留学生数はここ2年で3,000人近くも増加。
フィリピン留学は現在の日本において、紛れもなく英語学習のトレンドであると言えるでしょう。
そんなブーム真っ只中のフィリピン留学、どんなものか気になりつつも、未経験者にはなかなかイメージが湧きづらいのが現実です。
- 一体何がそんなに人気なのか?
- フィリピンで本当にちゃんとした英語が学べるのか?
- 生活や治安は大丈夫なのか?
気になることは山ほどあると思います。
そこでこの記事では、フィリピン留学とは一体何なのか、その概要をどこよりもわかりやすく解説します!
これさえ読めば、フィリピン留学の特徴はもちろん、メリットとデメリット、留学を成功させるコツ、最新のおすすめ学校情報、さらにこれからのフィリピン留学のトレンドまでまるっと理解できるはずです。
フィリピン留学がなんとなく気になっている方や、これから検討したいと考えている方、まずはぜひこの記事を読んで、フィリピン留学の全体像をつかんでください!
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
フィリピン留学の特徴は?
まず、そもそもフィリピン留学とはどんな留学を指すのでしょうか。
中には例外もありますが、主に以下のような特徴を持つ留学のことを指します。
フィリピン留学の特徴1:英語を習得するための語学留学
フィリピンに行って現地の語学学校に入学し、英語を習得することに特化した留学です。
日常英会話はもちろん、ビジネス英語や試験対策など、さまざまなニーズに合った英語教育が提供されています。
フィリピン留学の特徴2:マンツーマン授業が中心
少し前まで、留学といえばどの国でもグループ授業が一般的で、マンツーマン授業はごく少数でした。
しかしフィリピン留学ではその概念が逆転し、マンツーマン授業を主体にカリキュラムが組まれます。
そのため、生徒一人ひとりが英語に触れる時間、主体的に学ぶ時間が他の留学より圧倒的に多くなっています。
フィリピン留学の特徴3:講師がフィリピン人
英語講師といえばアメリカ人・イギリス人・オーストラリア人などを思い浮かべますが、フィリピン留学で英語を教えるのはフィリピン人の講師です。
追って詳述しますが、実はこの特徴がフィリピン留学の授業スタイルや学費に大きく影響しています。
フィリピン留学の特徴4:合宿形式が一般的
従来の留学では現地に滞在しながら語学学校に通うスタイルが一般的でしたが、フィリピン留学では学校の宿泊施設に滞在する合宿形式が主流です。
生活上の手間などは極力省き、とにかく英語学習に集中するための環境づくりが徹底されています。
フィリピン留学の特徴5:学校は日本資本もしくは韓国資本
上記1〜4の特徴はもともと韓国の語学学校がフィリピン留学のスタイルとして確立させ、追ってそのスタイルを踏襲した日本の学校が設立されていきました。
そのため現地の語学学校は日本資本もしくは韓国資本の大きく2種類にわかれ、留学生も日本人と韓国人が多くなっています。
以上がフィリピン留学の主な特徴です。
フィリピン留学にはこのように、他の国への留学とは異なる、フィリピンならではの要素がいくつも存在します。
フィリピン留学のメリット
フィリピン留学の特徴がわかったところで、次はその具体的なメリットを詳しく解説していきます。
ここからがまさに、フィリピン留学が多くの日本人に支持されている理由になります。
フィリピン留学のメリット1:格安の留学費用
フィリピン留学の人気に火がついた最大の理由が、留学費用の圧倒的な安さです。
他の国の費用相場と比べてみると、その差はまさに一目瞭然。
1カ月の留学費用(学費・寮費・食費) 国別相場比較
アメリカ | 35万円 |
イギリス | 30万円 |
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド | 25万円 |
フィリピン | 15万円 |
しかも、フィリピン以外の国の留学で実施されるのは基本的にグループ授業。
もしマンツーマン授業を受けるとしたら、費用はさらに跳ね上がります。
この点でもフィリピン留学の費用がいかに格安かがわかります。
これほど安い留学費用を実現できる理由は、フィリピンの人件費と物価の安さにあります。
先に解説した通り、フィリピン留学では現地のフィリピン人講師が授業を行います。
アメリカやイギリスなどのネイティブ講師に比べ、フィリピン人講師は人件費が安いため、授業料も安くなります。
さらに、フィリピンは物価も安く、物にもよりますが大体日本の1/2〜1/3の価格で購入できます。
これが学校の運営費の安さ、つまり留学生が支払う学費の安さにつながっています。
もちろん、留学中にプライベートで発生する交通費やアクティビティ費なども、物価の安いフィリピンならかなり安く抑えることが可能です。
かつては留学といえば高額の出費がつきものでしたが、フィリピン留学はそのイメージを大きく覆したと言えます。
フィリピン留学のメリット2:質の高い英語教育
フィリピンは英語圏ではなくアジアの国で、留学費用も安いため、本当にちゃんとした英語が学べるのか不安になる人も多いと思います。
しかしフィリピン留学は実際に、費用面だけでなく英語教育の質の高さからも人気を博しています。
なぜフィリピンで質の高い英語教育が受けられるのか。
その理由は、実はフィリピンがアジアで最も英語が根付いている国の一つだからです。
2018年度のEF英語能力指数ランキング(英語を母国語としない88カ国を対象)で、フィリピンの英語能力は世界14位、アジアではシンガポールに次いで2位に認定されました。
人口比率を考慮すると、実質的にはフィリピンがアジアNo.1の英語能力国といえます。
実際、フィリピンでは英語が公用語の一つになっていて、街中の案内や看板、メニューなども全て英語で表記されています。
英語圏のテレビ番組や映画は字幕なしで放送され、英語初心者の日本人からするとまるで英語ネイティブ国のように感じるほどです。
名門大学の学生たちは誰もが流暢なアカデミック英語を話し、多くの職場で質の高いビジネス英語が使用されています。
そんなフィリピンだからこそ、講師たちの英語能力は非常に高く、留学生が質の高い指導を受けることができるのです。
フィリピン人講師の英語指導力の高さは、日本政府による外国青年招致事業(JETプログラム)が、2016年度から招致対象にフィリピン人英語講師を追加したことでも証明されています。
現在では、日本国内の小中学校でもフィリピン人講師による英語指導が広がっていっています。
フィリピン留学のメリット3:豊富な語学学校
フィリピン留学の人気沸騰にともない、フィリピン国内の語学学校は年々増加しています。
2019年現在では、実に500を超える数の英語学校が存在するといわれています。
また、より幅広い留学ニーズに応えるべく、学校が提供するカリキュラムやコースもどんどん多様化しています。
人気が高いのは一般英会話やビジネス英語、TOEIC対策などですが、近年ではIT英語などの新しい分野も定着してきています。
留学先もマニラやセブといった大都会だけでなく、静かで治安のよい地方都市にまで選択肢が広がっています。
これだけ豊富な選択肢の中から自分の目的に合う学校をじっくり選べることも、フィリピン留学ならではのメリットです。
フィリピン留学のメリット4:学習に集中できる環境
最初に特徴に挙げた通り、フィリピン留学はそもそも缶詰スタイルで英語学習に集中するために確立された留学です。
学校によってはスパルタ方式の学習方針を打ち出し、外出禁止や日本語使用禁止などの厳しいルールを設定して、まさに「英語漬け」になるための環境を提供しています。
これまでの留学では、学校側は英語の指導は提供しますが、普段の学習環境や日常での過ごし方は基本的に留学生自身に委ねられていました。
そのためつい自習を怠ってしまったり、遊びの誘惑に流されてしまったりして、いまいち学習に集中できないまま留学を終えてしまう失敗パターンが多く見られました。
フィリピン留学では従来の留学よりも自由度が限定されているため、環境の制約によって自分をしっかりと追い込むことができます。
「今までは意志が弱くて勉強がなかなか続かなかったけど、フィリピン留学をきっかけに英語学習が習慣づいた」なんて話も、フィリピン留学ではよく聞く体験談です。
フィリピン留学のメリット5:さまざまな国籍の友達ができる
日本では留学ばかりが注目されがちなフィリピンですが、実は物価の安さや観光資源の豊富さなどから、今世界で最も注目を浴びているアジアの国の一つです。
実際に、フィリピンはアメリカの「U.S. News & World Report」誌が発表した「投資におすすめな国ランキング(2018)」で、なんと世界1位を獲得しました。
そんなフィリピンだからこそ、近年フィリピンに長期滞在する外国人が目覚ましく増加しています。
英語習得目的の留学生はもちろん、大学正規入学の留学生や、投資・ビジネス目的の社会人、フリーランスのリモートワーカーやリタイアメントの移住者など、バックグラウンドもさまざまです。
国籍もアジアに限らず、ヨーロッパやアメリカ大陸、中東などからも多くの人々が訪れています。
このように国際化が著しいフィリピンに留学することによって、さまざまな国籍・バックグラウンドの人と知り合う機会が生まれます。
外国人とのコミュニケーションは生きた英語を学ぶ上でも効果的ですし、何より国境を超えた友達を持つことは人生の貴重な財産になるでしょう。
フィリピン留学のメリット6:南国の大自然の中でのアクティビティ
フィリピンの最大の魅力の一つが、南国の美しい大自然です。
セブやボラカイのビーチは日本人の間でもすでに有名ですが、他にも絶景のビーチや離島、世界最高レベルのダイビングスポットが数え切れないほど存在します。
実際に、トリップアドバイザーの口コミ評価に基づく「世界のベストビーチ2018」では、アジアのビーチTOP10の中にフィリピンのビーチが2つランクインしました。
いくら英語学習が目的とはいえ、ときどきは息抜きも必要です。
日帰りでも楽しめるジンベイザメやウミガメウォッチング、離島ツアーなどのアクティビティは、フィリピン留学の目玉の一つになっています。
フィリピン留学のメリット7:日本人が過ごしやすい地理的特性
フィリピンはアメリカ・カナダ・オーストラリアなど他の留学人気国と比べて、かなり日本から近い国です。
気候は常夏ですが日本の夏と似ていて、時差も1時間しかないため、日本人は比較的スムーズに現地の風土に慣れることができます。
また、距離が近いので航空券代が比較的安く済むことも大きなメリットです。
日本からの移住者も多いので、海外の地で孤独に苛まれることもなく、日本人コミュニティで協力し合いながら過ごすことができます。
フィリピン留学のメリット8:フィリピン人の親しみやすい国民性
英会話に不慣れな上、シャイな性格の日本人にとって、外国人とマンツーマンで会話することはかなりプレッシャーです。
実際、ネイティブ講師のマンツーマン授業やオンライン授業を受けてみても、気まずくて受講を止めてしまうという人も多くいます。
しかしフィリピン人講師の場合、そういったプレッシャーや気まずさを感じることはほとんどありません。
その理由は、彼らのとてもおおらかでフレンドリーな国民性にあります。
こちらの英語がどんなに拙くても、フィリピン人は全く気にすることなく笑顔で接してくれます。
これは講師に限らず、フィリピン人なら誰もがそうなので、授業以外の日常でも緊張せずにコミュニケーションを楽しめます。
また、フィリピン人講師たちは日本人への英語指導に慣れているので、会話をうまく引き出し、授業をとてもスムーズに進めてくれます。
実際にフィリピン人講師のマンツーマン授業を受けてみて、「こんなにリラックスして授業を受けられるのか」と驚く人が多いです。
フィリピン留学のデメリット
さて、ここまでフィリピン留学のメリットを紹介してきましたが、物事には良い面があればもちろん悪い面もあります。
ここからはフィリピン留学のデメリットを解説していきます。
フィリピン留学のデメリット1:インフラの不便さ
フィリピンは近年急激な経済成長を遂げていますが、他の留学人帰国と比べると、やはりまだまだ発展途上の国と言わざるを得ません。
特に私たち日本人にとっては、インフラ面で不便を感じる場面が多々あります。
具体的には、インターネットのスピードが遅いことや、シャワー・トイレなど水回りの不備や故障が多いこと、交通渋滞で移動が大変なことなどが挙げられます。
フィリピン留学のデメリット2:治安の不安
フィリピンの犯罪発生率は年々大きく減少していますが、それでも日本と比較するとまだまだ犯罪の多い国です。
日本人留学生がテロや殺人事件などに巻き込まれることはほぼありませんが、現地で生活する上では、引ったくりや強盗、詐欺などには常に注意する必要があります。
※フィリピンの治安についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
フィリピン留学は危険?最新の治安情報と防犯対策まとめ
【2019年版】フィリピンの治安は大丈夫?滞在中の注意点など徹底解説!
フィリピン留学のデメリット3:「フィリピン英語」の限界
フィリピン人にとって、英語は公用語ではありますが、母国語ではありません。
そのためフィリピン人講師からは、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの英語ネイティブ国と全く同じ英語を学ぶことはできません。
具体的には、彼らの発音の訛りがあったり、スラングやイディオムなどのネイティブ表現は使えなかったりします。
フィリピン人講師とネイティブ講師の英語の違いは、英語初心者にとっては気づくことさえない程度なので、問題になることはほぼありません。
しかし、できるだけネイティブに近い英語を習得したいという人にはデメリットになるでしょう。
フィリピン留学のデメリット4:学校選びが大変
メリットの一つに語学学校の豊富さを挙げましたが、これは同時に、膨大な数の学校の中から一つを選ばなければならないというデメリットでもあります。
大量に収集した学校情報を一つひとつ吟味する作業はなかなか大変ですが、フィリピン留学をする上では避けて通れないステップです。
フィリピン留学のデメリット5:食事が口に合わないことも
フィリピンの料理は日本人にも親しみ深いアジアの食材・調味料を使用していますが、日本人からすると「味付けが単調」「油っぽい」「野菜が少ない」と感じることがあります。
留学が長期に渡るほど、フィリピン料理に飽きてしまって、日本食が恋しくなる人が多いです。
心配な場合は、日本食を提供している学校や、美味しい日本食レストランが近くにある学校を選んだ方が良いでしょう。
フィリピン留学のデメリット6:フィリピンならではのいい加減さ
フィリピン人はあまりにもおおらかなので、日本人の感覚からすると驚かされる面が多々あります。
例えば、飲食店ではスタッフがあからさまに携帯を見ていたり、スーパーのレジでは悪気なく列を抜かされたり、講師もちょっとした理由で欠勤したりします。
そのため、フィリピンでは何をするにも待たされたり、理不尽に後回しにされたりすることも多いです。
仕事に真面目でマナーを重んじる日本人だからこそ、イライラさせられてしまうかもしれません。
※フィリピン留学のメリットとデメリットはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【留学経験談!】フィリピン留学のメリットとデメリット
フィリピンの英語留学ってどう?メリットや費用、ポイントを徹底解説
フィリピン留学を成功させるには?
さて、フィリピン留学がいくら格安と言っても、実際に留学するにあたっては、それなりに大きな金額と時間を費やすことになります。
そしてこれはフィリピン留学に限りませんが、せっかくお金と時間を投資して留学しても、あまり成果を上げられずに終わってしまったという体験談も少なくありません。
そこでここからは、フィリピン留学を成功させるために大切な4つのポイントを紹介します。
フィリピン留学成功のポイント1:留学の目的を明確にする
留学の失敗で意外と多いのが、「そもそも留学の目的が曖昧だった」というパターンです。
「英語ができるようなりたい」といった漠然とした目的だと、具体的な指標がないため、せっかく上達してもなかなか実感が得られません。
まずは留学の目的を明確にし、さらに具体的な達成目標を設定してみましょう。
たとえば、目的が「アジアの国で英語を使って働く」だとしたら、「そのためには最低でもTOEIC600点以上が必要」→「留学後にTOEICを受けて600点を取る」というように、数値など目に見えるかたちの目標に落とし込んでみてください。
目標が明確に見えることで、留学中の学習の取り組みも具体的になりますし、自分の成長もしっかりと自覚できるようになります。
フィリピン留学成功のポイント2:正しく学校を選ぶ
「選んだ学校が自分に合っていなかった」というのもよく聞く失敗談です。
例えば、「勉強だけに集中したかったのにアクティビティ優先の学生が多い学校でモチベーションが削がれた」「多少は息抜きもしたかったのにスパルタすぎて疲弊しまった」など。
学校を選ぶ際は、その学校が自分の目的に沿った学習を本当に提供しているのか、妥協せずにしっかりと確認しましょう。
入学してから後悔しても後戻りができません。
※フィリピン留学の学校選びについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【フィリピン留学】学校選びがスムーズになる7つのポイント
フィリピン留学成功のポイント3:留学前に予習をする
フィリピン留学の体験談として最も多いのが「もっと予習してから行けばよかった」という声です。
フィリピン留学では、入学初日からフィリピン人講師とのマンツーマン授業が始まります。
当然、授業中の会話はすべて英語です。
簡単な英語すらわからない状態だと、せっかくのマンツーマン授業も、しばらくは不完全燃焼で進んでしまうことになります。
逆に、最低限中学英語の文法くらいまで理解した上で留学をスタートできれば、時間を無駄にすることなく効率的に成果をあげられます。
フィリピン留学成功のポイント4:留学中は積極的に!
日本人の留学生に特に多い傾向として、ミスを極端に恐れるという特徴が挙げられます。
間違えることを恥ずかしく感じるあまり、授業中もつい黙り込んでしまいがちです。
しかし、それではせっかくのマンツーマン授業の効果が半減してしまいます。
そもそも、フィリピン人講師は日本人への指導に慣れていますから、学生がどれだけ英語を間違えようが、気にすることなど全くありません。
むしろ、英語ができないからこそ留学しているわけですから、間違えて当然なのです。
そして間違えるほど正しい表現を知る機会が増え、生きた英語が身についていきます。
留学中は間違いを恐れず、恥ずかしさを無くして、とにかく積極的に授業に取り組みましょう。
フィリピン人講師はあなたの積極的な姿勢に全力で応えてくれますから、どうか安心してください。
※フィリピン留学を成功させる方法はこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【完全解説】失敗続出のフィリピン留学を成功させる方法
フィリピン留学おすすめの学校10選
ここからは、各学校の最新情報を吟味した上で、当サイトが自信をもっておすすめできるフィリピン留学の語学学校10選をご紹介します。
都市や学習方針もさまざなな学校を選定しているので、ぜひ学校選びの参考にしてみてください。
フィリピン留学おすすめの学校1:SMEAGキャピタル(セブ)
SMEAGはセブに3つのキャンパスを持つ大規模校で、キャピタル校はそのうちの一つです。
セブ島唯一のTOEIC公式試験会場にも認定されており、TOEIC試験対策に特に力を入れています。
ETSに認められた質の高い授業と、ジム・カフェ・マッサージ店が併設された快適な建物、美味しい日本食の給食も人気です。
フィリピン留学おすすめの学校2:3D ACADEMY(セブ)
価格、教育、設備すべてにおいて人気が高く、セブで最も有名な学校の一つ、それが3D ACADEMYです。
最も費用が安いESLコースでも、計9コマもの授業を受けることが可能。
マンツーマン授業の効果を最大限発揮させるため、アウトプット→インプットの順序を徹底するカリキュラムが特徴です。
「実際に使える英語を最速で身につけられる」と確かな評判を得ています。
フィリピン留学おすすめの学校3:QQ English ITパーク校 (セブ)
QQ English ITパーク校は、セブの中でも治安・利便が最も良いと言われるITパーク内に立地しています。
抜群の利便性にプラスして、講師の質の高さ(全員が国際英語教授資格TESOLを取得)や、カランメソッドの認定校であることも人気の理由です。
日本人以外にも多国籍な学生が集まっており、授業以外の時間も学校内で生きた英語を実践できます。
フィリピン留学おすすめの学校4:ブリリアントセブ(セブ)
環境のストレスをできるだけ排除して留学したいなら、真っ先におすすめしたいのがこのブリリアントセブです。
高級コンドミニアムの寮に宿泊しながら、敷地内のジムやレストランも利用できる、まるでリゾートのような快適な施設になっています。
英語教育のクオリティにも定評があり、生徒一人ひとりに合わせた柔軟なカリキュラムが特徴です。
フィリピン留学おすすめの学校5:Genius English(セブ)
Genius Englishは、フィリピンでは珍しいロシア資本の語学学校です。
そのためアラブ・ロシア・ヨーロッパなどからも生徒が集まり、国際色豊かな校内になっています。
全講師とフルタイム契約、さらにネイティブ講師も多く雇用することによって、指導のクオリティを高く維持しています。
この学校であれば、どのコースを受講しても高確率でネイティブ講師の授業も受けられます。
フィリピン留学おすすめの学校6:CIP(クラーク)
CIPは、首都マニラから車で3~4時間ほどのクラークという都市に立地している学校です。
クラークはアメリカ軍基地があった都市で、インフラが整備された綺麗な景観と治安の良さで人気を集めています。
この学校もネイティブ講師が多く在籍しているほか、さまざまな国から留学生が集まっており、フィリピンの中でも特に国際的といえる環境で英語を実践できます。
フィリピン留学おすすめの学校7:PINES(バギオ)
PINESのあるバギオは、フィリピンの天空都市と呼ばれ、標高1,500mの高地になっています。
フィリピンとは思えないほどの涼しく過ごしやすい気候の中、大自然に囲まれながら素朴で快適な留学生活を送ることができます。
そんなバギオの語学学校の中でもPINESはスパルタ校として有名で、留学生には日本語使用禁止や平日外出禁止などの厳しいルールが課せられます。
自分をしっかり追い込んで勉強に集中したい人に特におすすめの学校です。
フィリピン留学おすすめの学校8:HELP(バギオ)
HELPもバギオの語学学校の中では特に有名な老舗校で、スパルタ学校の先駆け的存在です。
キャンパスは初級者向けのロンロン校と中級者向けのマーティンス校があり、非常に学習意識の高い学生が集まっています。
厳格なレベル分けでスキルに応じた指導を徹底しており、仲間と高め合いながら妥協しない留学生活を送りたい人におすすめです。
ちなみにHELPはクラークにもキャンパスを持っているので、もう少し都市部が良い人にはそちらもおすすめです
フィリピン留学おすすめの学校9:PICOフィリピン英会話研修センター(マニラ)
PICOはマニラのビジネスエリアであるアラバン地区にあり、高級住宅も立ち並ぶ治安の良い環境です。
特に社会人への英語指導や企業の英語研修の実績が豊富で、一人ひとりのレベル・ニーズに応じたきめ細やかなカリキュラムを提供しています。
宿泊施設は快適なコンドミニアムで、学生比率も社会人が多めになっています。
落ち着いた雰囲気で学習に集中したいという人におすすめです。
フィリピン留学おすすめの学校10:E&G(ダバオ)
E&Gの立地するダバオは、フィリピンの中でも最も治安が良いといわれる都市です。
その治安の良さは、大都市と違って一人でも気軽に街歩きが楽しめるほど。
E&Gはダバオで唯一TOEICセンターとしてETSの公認を受けており、英語教育の質の高さも信頼できます。
開放的な環境で、比較的自由に留学生活を送りたい人におすすめの学校です。
フィリピン留学:これからのトレンドは?
さて、ここまでの解説で、フィリピン留学の全体像が大体つかめたのではないでしょうか。
最後に、フィリピン留学のこれからのトレンドも予想したいと思います。
新たなニーズで人気がさらに加速
実は近年、これまでとは少し違った目的でフィリピンに留学する人が増えています。
まず一つ目は、フィリピンで投資や起業をする足がかりとして留学するというパターン。
フィリピンは今後急速な経済成長が見込まれ、ビジネスチャンスに溢れている国です。
留学することで現地の下見をしつつ、ビジネスをスムーズに進めるための英語力も身につけたいというニーズが増えています。
そしてもう一つは、日本国内での外国人接客のために英語を身につけたいというニーズです。
来年オリンピックを開催する日本では、対外国人サービスの充実に向けた取り組みが最盛期を迎え、外国人観光客の数も毎年大幅に増加しています。
これまで日本国内では決して一般的ではなかった英語スキルが、これからは接客の基本スキルとして定着していくことになるでしょう。
こういった新たなニーズを受け、フィリピン留学は今後ますます人気を博していくと考えられます。
語学留学だけでなく大学留学もブームに
そして近年、フィリピン留学のもう一つの潮流になりつつあるのが、フィリピンの大学への留学です。
実は、フィリピン留学の最大の特徴である「費用の安さ」と「英語教育の質の高さ」は、大学についてもそのまま当てはまります。
フィリピンの大学の学費は1年で10〜40万円と、まさに大学留学の概念を覆す安さです。
さらに教育の質も高く、英語力の確実な向上が見込めるため、フィリピンの大学に留学する日本人がここ数年で急増しています。
これからは語学留学だけでなく、大学留学先の国としてもフィリピンがメジャーの仲間入りを果たすでしょう。
※フィリピンの大学留学についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【完全解説】フィリピン大学留学のメリットとは?
フィリピンの大学の学費は本当に安い?留学費用もあわせて解説!
フィリピンの大学のレベルってどれくらい?データと体験談から徹底分析
フィリピンの大学に正規留学する方法は?条件や手続きを徹底解説
フィリピン留学:まとめ
いかがでしたか?
フィリピン留学とは何か、なぜこれほど人気なのか、その特徴がおわかりいただけたのではないでしょうか。
メリット・デメリット両方をフラットに見た上でも、フィリピン留学がこれからも英語学習のトレンドとして進化し続けていくことはほぼ間違いありません。
是非これからもその動向に注目してみてください。
この記事が、あなたにとって最高の留学スタイルを見つける足がかりになることを祈っています!
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!