【期間別】フィリピンの留学で得られる費用対効果について

フィリピン留学の期間別費用が分かったところで、期間別の費用対効果やメリット・デメリットについても見てみましょう。

フィリピンの留学で得られる効果まずは期間ごとに得られる効果です。
※英語力の伸びは個人差がありますので参考までにご覧ください。

  • 1週間:英語に触れられる&長期留学の下見
  • 1カ月:英語に抵抗がなくなる&海外旅行で使えるようになる
  • 3カ月:日常会話が問題なくできるようになる
  • 6カ月:ビジネス英語の習得

フィリピンの留学の費用対効果:1週間

1週間のフィリピン留学だと実質レッスンが受けられるのは4日間になります(学校によっては5日間)。
短いと思う人も多いでしょう。

しかし、初めて留学や海外に行くのが初めての人には1週間もしくは2週間の期間が丁度良いです。

これまでまったく英語に触れてこなかった人や英語に苦手意識のある人。
この留学期間中に英語や現地の人と接してみて英語で会話をする楽しさや、日本人以外の人たちとのコミュニケーションを楽しめるでしょう。

また今後長期の留学を考えている人には現地で生活ができるかなど下見ができます。

短期間の留学は中だるみするほど長い期間ではないので、英語学習に対するモチベーションを上げることもできるでしょう。

1週間のフィリピン留学で得られる効果
  • 英語でコミュニケーションを取る楽しさを知れる
  • 長期留学の下見になる
  • 英語学習に対するモチベーションが高まる

フィリピンの留学の費用対効果:1カ月

1カ月のフィリピン留学は英語のリスニングやスピーキングに抵抗がなくなってきます。

分かる単語や言い回しが増えてくるので英語での会話が楽しくなるころです。

語学学校で違う国の友達ができて一緒に観光に行ったり、現地の生活にも慣れてくるので日本に帰りたいと思うことはなくなってきます。

外国人に話しかけられて戸惑うこともなくなるでしょう。

1カ月のフィリピン留学で得られる効果
  • 英語に抵抗がなくなる
  • 海外旅行で困らない英語力がつく
  • 簡単な意思疎通ができるようになる

フィリピン留学の費用対効果:3カ月

3カ月のフィリピン留学ではある程度の日常会話はできるようになるでしょう。

フィリピンでの生活もマスターし、現地の人たちとも会話を楽しめるようになります。
人によっては冗談なども言い合えるようになるでしょう。

3カ月もマンツーマンレッスンを受ければ英語の基礎を身に付けることができます。

宗教などの深い会話は難しいかもしれませんが、その日あった出来事や行ったところなどの日常会話は楽しめるレベルです。

3カ月だと英語の基礎とプラスでワーホリや海外インターンで役に立つ英語の試験勉強(TOEICなど)ができるようになります。

3カ月のフィリピン留学で得られる効果
  • 英語の基礎が身に付く
  • 日常会話が問題なくできるようになる
  • 冗談も交えて会話ができるようになる

フィリピンの留学の費用対効果:6カ月

6カ月のフィリピン留学であれば、外国の友達との会話は問題なくできるようになるでしょう。

カジュアルな会話だけではなく、ビジネスで使われる単語や言い回し、プレゼンテーションなどもできるようになってきます。

完璧なビジネス英語とまではいきませんが、ビジネス英語の初級までのレベルにはなれるでしょう。

【注意】
フィリピン人講師は欧米諸国の人たちより簡単なワードを使ったり、ゆっくり話してくれます。
6カ月という長い時間をこの環境で過ごしていると、いざ欧米に留学やワーキングホリデーに行った時に現地の人たちの話すスピードが違い過ぎて、聞き取るのに苦労する可能性もあります。

フィリピン人の英語に慣れ過ぎないように気を付けましょう。

6カ月のフィリピン留学で得られる効果
  • 多国籍の友人とのカジュアルな会話は問題なくできるようになる
  • ビジネス英語の初級レベルの習得ができる

【期間別】フィリピンの留学のメリット・デメリット

【期間別】フィリピンの留学のメリット・デメリット

メリット デメリット
1週間 海外生活の体験ができる 英語力はつかない
1カ月 英語に抵抗力がなくなる 楽しくなってきたことに帰国
3カ月 日常会話ができるようになる 中だるみが起きる
6カ月 スムーズに会話できるようになる 費用がかさむ

あなたのフィリピン留学の目的に対して、デメリットを加味してでもその期間行く意味があるのかもう一度確認してみましょう。

【注意】
フィリピン留学は長くても半年の留学が最長になるでしょう。
フィリピンでの留学は英語初心者レベルの人向けです。
半年以上の長期留学を検討しているのであれば、ステップアップができるように2カ国留学やワーキングホリデーに行くのがおすすめ。

ベストな留学期間・費用は目的によって異なる

ベストな留学期間は目的によって異なることの写真期間ごとに効果を見てきましたので、次に目的に合った留学期間の選び方を見ていきましょう。

ベストな留学期間はあなたの現在の英語力によっても異なります。

これからご紹介するのは英語力が初心者レベルの人を基準としていますので、参考までのご覧ください。

  • 1週間:英会話体験が目的
  • 1カ月:英語に慣れる&日常会話の習得が目的
  • 3カ月:ワーホリ準備・海外インターン準備が目的
  • 6カ月:ビジネスでの使用が目的

英会話体験が目的の留学期間:1週間がおすすめ

留学の目的が英会話体験もしくは長期留学の下見の人におすすめの期間です。

フィリピンにある語学学校はイングリッシュオンリーポリシー(EOP)制度というものを用いている学校が多くあります。

この制度は母国語を話すのが禁止され、英語だけで会話をする制度です。

このように常に英語に触れることによって、日本では体験できない英語環境を体験することができます。

そして実際にレッスンを受けて、現地で生活してみて今後長期でこの国に留学ができるか、もしくはしたいかの判断ができるようになります。

旅行だけでは現地の人たちの暮らしやリアルな日常を見る機会はあまりありません。

留学することにより現地の生活やローカルな部分まで見ることができます。

英語に慣れる&日常会話の習得が目的の留学:1カ月がおすすめ

留学の目的が英語に慣れる、日常会話を習得したい人におすすめの期間です。

1カ月間、フィリピンで留学生活を送ると現地での生活に慣れてきて日本に帰りたくなくなるでしょう。

その理由として、英語に対する抵抗がなくなり英会話が楽しくなるから。

英語が伝わる楽しさを実感し、もっと使えるワードや言い回しを増やそうとモチベーションも上がっていきます。

語学学校の友達やフィリピン人講師との会話が楽しくなり、自然と英会話に慣れることができて、日常会話までできるようになっていくでしょう。

ワーホリ準備・海外インターン準備が目的の留学:3カ月がおすすめ

留学の目的がワーホリ準備・海外インターン準備の人におすすめの期間です。

フィリピン留学の後にワーキングホリデーや海外インターンを考えている人はこの3か月間の留学の間に英語の資格(TOEIC・TOEFL・IELTS)を取っておきましょう。

何かしら英語の資格を取ることでワーホリで仕事を探す指標になったり、海外インターンの採用基準になります。

3カ月の留学であれば英語の基礎を学びながら、試験勉強をする余裕も出てくるでしょう。

海外インターンでは英語の資格を持っているとエントリーできる企業の数が変わるのでとても重要です。

この期間中にTOEICなどで納得のいくスコアを取り、次のワーホリやインターンに向けて準備ができます。

大学進学準備・ビジネスでの使用が目的の留学:6カ月がおすすめ

留学の目的が海外の大学への進学、ビジネスシーンでの使用が目的の人におすすめです。

半年間もマンツーマンレッスンを朝から晩まで受講すれば、もちろん英語力は向上します。

海外の大学進学を目指している人はエントリーに必要なエッセイの書き方。
ビジネスでの使用を目指している人は試験対策よりもプレゼンの仕方や交渉の仕方。

目的によって勉強する内容は異なりますが、いずれもまずは英語の基礎を付けることが大切です。

その上で、更に難易度の高い内容を学ぶには6カ月は見ておく必要があるでしょう。