【これを読んで忘れ物ゼロ!】フィリピン留学の準備と渡航までの流れ
初めてのフィリピン留学だと、何からどう準備すればいいのか、なかなか想像がつかないですよね。
それに、フィリピン留学に興味はあっても、留学までの流れがわからないままでは、決断しづらいかもしれません。
そこで今回の記事では、フィリピン留学で現地入りするまでの流れと、準備すべきことを完全網羅!
「何を」だけでなく、「いつ」「どうやって」準備すればいいのかも時期別にご紹介します。
初めてのフィリピン留学でも、このリストの項目を押さえれば大丈夫。
準備のヌケ・モレが不安な人も、ぜひ参考にしてみてください!
フィリピン留学の準備に必要な期間とは?
フィリピン留学をするために、遅くても渡航日から3カ月前から準備を始めるようにしてくださいね。
とはいえ、3カ月前だと仕事や学校に通いながらの場合は、思うように時間が取れずバタバタしてしまうでしょう。
忙しい中で準備を進めると準備がおろそかになってしまったり、準備に抜けや漏れがある可能性もあります。
余裕を持ってスムーズに準備を進めるには半年前から始めるのがおすすめです!
ということで時期別に準備する必要がある内容をまとめたので、これから準備を始める方はチェックしてみてくださいね。
フィリピン留学の準備:4カ月前
フィリピン留学の4カ月前に必要な準備は以下の2つです。
- 留学費用と期間の決定
- 家族の同意を得る
フィリピン留学4カ月前の準備:留学費用と期間の決定
まずは、今回のフィリピン留学にどの程度の予算と期間を費やすかを決めましょう。
それによって留学先の学校やコース、宿泊環境などが変わってきます。
「そうはいっても相場がわからない」という人は、ざっくりと以下を目安にしてみてください。
- 1週間:約15~20万円
- 1カ月:約25~35万円
- 2カ月:約45~55万円
- 3カ月:約65~75万円
- 半年:約110~130万円
予算によって、留学の期間がある程度絞られてくると思います。
その上で、あなたのフィリピン留学の目標に到達するために最適な期間を検討してくださいね。
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
フィリピン留学4カ月前の準備:家族の同意を得る
フィリピンに留学するにあたり家族の理解や協力が必要な場合は、できるだけ早めに相談しておくことをおすすめします。
特に、家族がフィリピン留学のことをあまり知らない場合、直前に相談するととても驚かれてしまったり、思いがけず反対されてしまうことも考えられます。
家族の同意が心配な場合は、安心してもらうためにも、フィリピン留学の資料を予め集めておくと良いでしょう。
フィリピン留学の準備:3カ月前
フィリピン留学の3カ月前に必要な準備は以下の4つです。
- パスポートを用意する
- 学校とコースを決めて問い合わせる
- 学校に申し込む
- 学費を支払う
フィリピン留学3カ月前の準備:パスポートを用意する
初めてパスポートを申請する際は、以下の書類が必要になります。
- 申請書
- 戸籍謄本(または戸籍抄本)
- 住民票コピー(不要の場合もあり)
- 写真
- 本人確認書類 が必要です。
※参考:外務省案内ページ
戸籍謄本の取り寄せが必要だったり、申請から受け取りまで1週間程度かかるので、できるだけ早めに用意しておきましょう。
学校への入学申し込み時にも、パスポート情報を求められる場合があります。
すでにパスポートを持っていたら、パスポートの有効期限が滞在期間+6カ月以上あるかを確認してください。
有効期限がこの条件に満たないと、日本からの出国時に飛行機へのチェックインが拒否されてしまいます。
※変更が発表されましたが、念の為6カ月以上の残存期間があった方が安全
参考資料:フィリピン共和国大使館
もし有効期限が足りなかったり、査証欄がスタンプでいっぱいになってしまっていたら、パスポートの切替発給を申請しましょう。 切替申請は有効期限が1年未満になったときから可能です。
フィリピン留学3カ月前の準備:学校とコースを決めて問い合わせる
予算と期間を踏まえて、自分のフィリピン留学の目的に最も適した学校とコースを選びましょう。
人気の都市や学校ほど、入学枠は早く埋まってしまいます。
特に夏休み期間など、日本で長期休暇が取りやすい時期ほど人気が集中するので、できるだけ早め、遅くとも3カ月前には学校に空き状況を問い合わせてみることをおすすめします。
すでに埋まっている場合も考慮して、候補は1つではなく2~3つ持っておきましょう。
フィリピン留学の学校やコースはとても数が多く、絞り込むのはかなり大変な作業です。
しかし、どの学校やコースを選ぶかは、フィリピン留学の満足度を左右する重要な決断です。
留学後に後悔しないためにも、しっかり時間をかけて吟味して決めてくださいね。
1日2日程度では決められないと思っておいた方が無難です。
語学学校を決めるにあたり以下の記事もぜひ参考にしてみて下さい。
学校は自分で直接探す、もしくは必要に応じてエージェントに相談してみるのもよいでしょう。
エージェントを利用する場合は、学校への問い合わせもエージェントが代行してくれます。
また、周りにいるフィリピン留学経験者にアドバイスを仰いだり、ブログで体験談を読んでみるのもおすすめです。
フィリピン留学3カ月前の準備:学校に申し込む
学校の空き状況が確認できたら、正式に入学を申し込みましょう。
エージェントを通した場合はエージェントの指示に、学校に直接問い合わせた場合は学校からの指示に従って手続きを進めます。
詳細はエージェントや学校によって異なりますが、指定の申し込みフォームに必要事項を記入して提出することが多いです。
多くの場合は、申し込みの後、学校もしくはエージェントからの確認書を受け取った時点で仮予約が成立します。
問い合わせから申し込みまでの間を空けると、その間に入学枠が埋まってしまう恐れもあるので、早めに申し込みまでするのがおすすめです。
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
フィリピン留学3カ月前の準備:学費を支払う
申し込み後に学校もしくはエージェントから届く請求書に従って、入学金を支払います。
支払い方法は指定口座への振り込みの場合が多いです。
学校やエージェントによっては、入学金の他に滞在費用も事前に支払うことがあります。
何を支払って何を支払っていないかが後々混乱してしまわないよう、事前支払いと現地支払いの内訳、それぞれの項目はしっかり確認しておきましょう。
フィリピン留学の準備:2カ月前
フィリピン留学2カ月前に必要な準備は以下の4つです。
- 航空券を購入する
- 英語の事前学習を始める
- 虫歯を治療する
- 予防接種を受ける
フィリピン留学2カ月前の準備:航空券を購入する
留学が正式に確定したら、その日程で航空券を手配します。
ここでの注意点は、航空券は必ず往復か、もしくは第三国への出国チケットもあわせて購入することです。
日本からフィリピンへの片道航空券のみだと、日本からの出国時に搭乗手続きを拒否されてしまいます。
長期の留学や期間延長を視野に入れている場合は、出国日がまだ決まっていなくても出国チケットは手配しましょう。
※仮の日程で構いません
現地到着後、出国日が確定してから搭乗便を変更するか、新たに航空券を買いなおしましょう。
航空券は、キャンペーン割引などの特別な場合を除き、購入が早い方が安く手配できることが多いです。
といっても、あまり早すぎても現実的ではないので、2カ月前くらいを目途に購入することをおすすめします。
購入費用をできるだけ抑えたければ、航空券比較サイトで検索してみるとよいでしょう。
フィリピンの航空券については以下の記事をご覧ください。
【フィリピン行き格安航空券(LCC)】チケットの買い方、おすすめ会社を紹介
【フィリピン留学の航空券】相場や安い時期、おすすめ航空会社を紹介
フィリピン留学2カ月前の準備:英語の事前学習を始める
留学中の英語学習の効果を最大化するには、留学前の事前学習が重要だといわれています。
フィリピン留学中の授業はすべて英語で行われるため、慣れるまでは日本語で習うよりもはるかに難しく感じてしまい、そこで立ち止まってしまう人もいるでしょう。
一方で、ある程度英文法や単語が身についている状態からスタートできれば、留学中はフィリピンだからこそできる、スピーキングや発音矯正などのアウトプットに専念できます。
特に英語を習うのは中学・高校以来だという人や、基礎文法に自信がない人は、少なくとも中学英語の文法までは留学前に復習しておくことをおすすめします。
学校やエージェントによっては事前学習のアドバイスもしてくれるので、ぜひ相談してみてください。
フィリピン留学2カ月前の準備:虫歯を治療する
フィリピン留学中にかかる医療費は基本的に海外旅行保険でカバーされますが、実は歯科診療には海外旅行保険が適用されません。
でも歯のトラブルは大抵痛みが強く、留学中に起きてしまうと英語学習どころではなくなります。
長期の留学を予定している場合は、渡航前にできるだけ歯の治療を済ませておきましょう。
できれば2カ月前くらいには診察を受けておくのがおすすめです。
現時点で虫歯の自覚がなくても、念のため診察を受けておくようにしましょう。
フィリピン留学2カ月前の準備:予防接種を受ける
フィリピンでの感染リスクが日本より高いとされている病気がいくつかあります。
主に狂犬病、A型B型肝炎、日本脳炎、破傷風などです。
これらの病気は、予防接種によって感染を防いだり、発症までの時間を遅らせることができます。
留学中の健康不安を少しでも取り除きたい場合は、渡航までに予防接種を受けておくとよいでしょう。
予防接種は、受ける人の過去の接種履歴によって必要な回数が変わってきます。
特に狂犬病は、初めての場合は3回接種が必要なため、余裕をもって接種スケジュールを組む必要があります。
また、予防接種は健康保険の適応外なため、費用負担が高額です。
自分に必要なワクチンをしっかり確認し、医師と相談して接種するようにしましょう。
フィリピン留学の準備:1カ月前
フィリピン留学の1カ月前に必要な準備は以下の4つです。
- 国際クレジットカードを用意する
- 海外旅行保険に加入する
- 賃貸の引き払い
- 必要な持ち物をそろえる
フィリピン留学1カ月前の準備:国際クレジットカードを用意する
フィリピン留学では、現金のほかに、現地のATMでキャッシングが利用できる国際クレジットカードがあると重宝します。
キャッシングの返済利息も両替手数料より安く、現金を紛失した際のリスクヘッジにもなるでしょう。
また、クレジットカードに海外旅行保険が付帯していれば、留学時の保険としても利用できます。
クレジットカードの場合、自動付帯・利用付帯ともに、基本的に3カ月間の海外旅行保険が適用されるので、もしクレジットカードを持っていなければ、これを機に、海外でも広く使えるVISAかMASTERでクレジットカードを作っておきましょう。
カード会社によりますが、基本的には申し込みから1週間ほどで受け取ることができます。
フィリピン留学1カ月前の準備:海外旅行保険に加入する
あまり考えたくはありませんが、フィリピン留学中に体調を崩したり、事故に遭ったりして病院にかかる可能性もあります。
現地で高額の医療費が発生しても対応できるように、海外旅行保険には必ず加入しておきましょう。
※学校やエージェントによっては、海外旅行保険の加入を入学の必須条件にしている場合もあります。
保険会社の海外旅行保険としては、主に以下のような商品が有名です。
- ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」
- 損保ジャパン「新・海外保険オフ」
- AIG損保「留学生用プラン」
- 三井住友海上「ネットde保険@とらべる」
- エイチエス損保「たびとも」
また、留学期間が3カ月以内であれば、クレジットカードの付帯保険を利用することもできます。
費用と補償内容をしっかり確認した上で、自分に最も適した保険を選ぶようにしましょう。
フィリピン留学1カ月前の準備:賃貸の引き払い
留学の期間によっても異なりますが、実家ではなく一人暮らしやシェアハウスなどで暮らしている場合は、引き払いや退去の手続きも検討する必要があります。
短期間の留学であれば、帰国後もその家に住む方がほとんどでしょう。
その場合は、大家さんに事前に留学する旨を伝え、了承を得る必要があります。
帰国後は別の場所に住むのであれば、事前に引き払いや退去の手続きをしましょう。
手続き後には引っ越しの作業も発生するので、申し出は1カ月前ほどに行い、引っ越しは2週間前後が目安です。
フィリピン留学1カ月前の準備:必要な持ち物をそろえる
住み慣れた日本を離れ、フィリピンの地で過ごす上で、必要なものがたくさん出てくると思います。
まずはフィリピン留学に何を持っていくか、持ち物を吟味するところから始めましょう。
持ち物は最終的に渡航までにそろっていれば大丈夫ですが、持ち物を決めたり買いそろえるまでにある程度時間がかかるため、1カ月前くらいから検討し始めることをおすすめします。
フィリピン留学の準備:2~1週間前
フィリピン留学の2~1週間前に必要な準備は以下の3つです。
- 不在中に必要な手続きを手配する
- 留学中のスケジュールを改めて確認する
- 現地までの旅程を改めて確認する
フィリピン留学2~1週間前の準備:不在中に必要な手続きを手配する
フィリピン留学中は日本を空けることになるので、その間に発生する手続きを事前に整理し、対処しておきましょう。 人によって異なりますが、主に下記のような対処が発生します。
- 家賃の支払い手続き
- 電気・水道・ガス・インターネット・新聞の休止手続き
- 郵便物の転送手続き
- 携帯電話の契約休止手続き
- 国民年金・国民健康保険・住民税の支払い手続き
不在期間が長くなるほど、携帯電話や新聞などは解約も視野に入ってくるかもしれません。
土の手続きが必要になるのか、2週間程度前には確認しておくことをおすすめします。
また、半年や1年など、留学期間が長期にわたる場合は、市役所に海外転出届を提出して国民年金・国民健康保険・住民税の支払いを無くすという選択肢もあります。
詳しい手続きは自治体によって異なるため、管轄の役所に1カ月前くらいを目安に相談してみるとよいでしょう。
携帯電話の処理
携帯電話の処理は、留学期間によって異なります。
1カ月前後の短期間の留学であれば、わざわざ解約していく必要はないでしょう。
休止手続きを契約しているキャリアで行いましょう。※休止期間中も料金は発生します。
もしくは休止にはせず、留学期間中は最安のプランに変更して、料金を抑える方法もあります。
長期間の留学であれば、解約していくという選択肢もあります。
しかし、解約は決められた月でないと、解約金が高額になるので解約する場合の料金を事前に確認しておきましょう。
可能であれば、現地に持っていく携帯はSIMフリーにしていきましょう。
SIMフリーにしておけば、現地でSIMカードを購入して日本と同じように携帯を使用することができます。
- 留学期間中の契約を休止状態する
- 留学期間中の契約を最安プランにしていく
- 解約する
公的手続き
留学するにあたり公的な手続きは以下のものは必要になります。
- 海外転出の手続き
- 国民年金の支払い手続き
留学で海外に滞在する時は、海外転出の提出が推奨されています。
海外転出を提出することで、住民票を日本から抜くことになり、国民健康保険と住民税の支払いを無くすことができる手続きです。
しかし、一時帰国などで日本に帰国した際に、医療機関に掛かりたい場合は住民票を抜かずに、国民健康保険と住民税の支払いを続けるという選択肢もあります。
国民年金の支払いは、留学期間は免除にすることもできます。
ただし、支払わない期間は将来の受取り金額に加算されません。
将来の受取り金額を減らしたくない方は、留学中も支払い続ける、もしくは帰国前後にまとめて支払うという選択肢もあります。
フィリピン留学2~1週間前の準備:留学中のスケジュールを改めて確認する
準備に集中するあまり、留学中の生活についてはあまり確認しまいまま渡航し、現地で戸惑ってしまったという声をよく聞きます。
少なくともフィリピンに到着してから初日を終えるまでの流れは、渡航前に予め頭に入れておくとよいでしょう。
学校によっては、ウェブサイトなどで留学中の一日の流れをわかりやすく紹介しているところもあります。
そういった事前資料を読み、学校生活をある程度頭の中でイメージしておくと、渡航後比較的スムーズに留学生活になじむことができます。
フィリピン留学2~1週間前の準備:現地までの旅程を改めて確認する
いよいよ準備もほぼ完了したところで、最後につい油断してしまうのが留学初日の移動です。
預け荷物の重さが規定を超えてしまっていた、搭乗手続きの時間を間違えた、空港で学校スタッフと合流できなかったなど、現地に着くまでもさまざまなハプニングが起こる可能性があります。
確実に現地にたどり着けるよう、旅程と必要な手続きを改めてしっかり確認しておきましょう。
フィリピンで無事学校に到着するまでが「留学準備」です!
フィリピンの語学学校に到着後はビザの手続きなどが必要なのであわせてチェックしておきましょう。
まとめ:フィリピン留学の準備には余裕を!
いかがでしたか?
今回は、フィリピン留学で必要な準備をできるだけ詳しくご紹介しました。
もちろん、人によって「これは自分には必要ない」ということもあると思います。
自分の状況と照らし合わせて、必要な項目を適宜ピックアップしてみてください。
留学の準備はやることが多くて大変に感じるかもしれませんが、いわゆる「遠足の前日」と同じで、留学前の今だからこそ味わえるワクワク感があると思います。
この記事を参考に、フィリピン留学を準備段階から楽しんでみてください!
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!