フィリピン留学にエージェントなしで行く6つのメリットと注意点
フィリピン留学にいざ行こうと思ったら、まず必要なのが語学学校の申し込み。
入学を申し込むには、大きく2つの方法があります。
一つが、フィリピン留学のエージェント(代理店)に依頼する方法。
そしてもう一つが、エージェントなしで語学学校に直接申し込む方法です。
といっても、エージェントを通した方がいいのか、自分で申し込んだ方がいいのか、初めてのフィリピン留学ではなかなか判断がつかないですよね。
特にエージェントの利用については、「手数料を取られて留学の費用総額が高くなるのでは?」と、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そもそもエージェントなしでフィリピン留学に行くにはどうすればいいか、その方法と、エージェントなしの場合のメリット・デメリットを紹介します。
気になる費用の違いについても記載しています。 申し込み方法を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください!
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
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フィリピン留学にエージェントなしで行く方法
フィリピン留学にエージェントなしで行く方法は、実はとてもシンプルです。
行きたい語学学校に直接連絡すればOKです。 ほとんどの語学学校は、自分たちのウェブサイトを持っています。
ウェブサイト上には問い合わせフォームや申し込みフォームが設置されているので、そこから連絡を取ってみましょう。
申し込みフォームは多くの場合既に記入項目が設定されていますが、もし自由記述の場合は、まずは
- 氏名
- 年齢
- 希望日程
- 希望コースと部屋
- 留学の目的
を記入しておくとよいでしょう。
担当者が折り返し連絡をくれるので、あとは担当者の指示に従って手続きを進めていきます。
まだ複数の留学先を検討中だったり、とりあえず疑問点を聞いてみたいときは、まずは問い合わせフォームから連絡してみてください。
学校側は基本的に問い合わせを歓迎しているので、細かいことでも気にせずどんどん相談してみましょう。
実際に申し込める学校は?
実際にエージェントなしで申し込みができて、問い合わせやカウンセリングにも丁寧に対応しているおすすめの学校を5つ紹介します。
SMEAG
セブ島に3つのキャンパスを持つ大規模語学学校で、特にTOEIC、TOEFL、IELTSなど試験対策の質の高さが人気です。
ウェブサイトの問い合わせフォームから連絡すると、東京の代々木で直接またはスカイプでカウンセリングを受けられ、コースの選定から見積もり・申し込みまできめ細やかに対応してもらえます。
CROSS×ROAD
「旅人たちの英会話スクール」として有名で、「世界一周準備コース」「海外就職準備コース」など独自のカリキュラムが人気のセブ島語学学校です。
この学校は直接申し込みの特典として、留学前の英語学習サポートと留学準備サポートを無料提供しています。
また、直接申し込みの場合は料金の支払い方法も可能な限り融通を利かせてもらえるようです。
QQイングリッシュ
イギリスで開発された「カランメソッド」という学習方法で人気のセブ島語学学校で、さまざまな国籍の留学生が集まることでも有名です。
QQイングリッシュはときどき期間限定の割引キャンペーンを実施しており、直接申し込みだからこそ利用できます。
2020年2月現在は「2020年新春留学キャンペーン」として最大1万円の割引を受けられます。
ストーリーシェア
セブ島とバギオの2都市にキャンパスを持ち、徹底したイングリッシュオンリーポリシーで定評のある語学学校です。
メール以外にもLINEであらゆる質問に答えてもらえる上、直接申し込みするとプロ英語講師によるスカイプ授業を事前に受けることができます。
ウィルイングリッシュアカデミー
フィリピンで最も治安が良い都市の一つとされるドゥマゲッティに立地する、クチコミ評価の高い小規模語学学校です。
直接申し込み特典として、二人同室での申し込みに適用されるペア割や、8週間以上の留学で最低7,000円割引になる長期割などが受けられます。
フィリピン留学:エージェントなしのメリットとデメリット
フィリピン留学をエージェントなしで申し込む方法はいたってシンプルですが、実はさまざまなメリットとデメリットがあります。 以下に詳しく紹介します。
フィリピン留学:エージェントを使うメリット
1.エージェント利用の手数料がかからない
フィリピン留学では、実はエージェントを利用しても手数料がかかることはほぼありません。
つまり、エージェントを通す・通さないにかかわらず、費用負担は直接申し込みと同額である場合がほとんどです。
ただし、エージェントのサービスもどんどん多様化しており、エージェントによっては有料のオプションがあったり、別途手数料が発生する可能性もゼロではありません。
そのためエージェントを利用する場合は、念のため費用の内訳を確認し、直接申し込みと比較しておく必要があります。
エージェントなしであれば、こういったエージェント側への支払いの懸念事項はなくなります。
2.情報の齟齬が少ない
エージェントを使うと、留学先の情報はすべてエージェントを通して入ってくることになります。
エージェントは学校の関係者ではないため、情報にはどうしても曖昧な部分が出てきます。
しかしエージェントなしの場合、自分でやりとりをするため、学校の担当者から直接情報を得ることができます。
そのためエージェントを通す場合に比べて、実際に入学した後に「あれ、事前に聞いていた話とちょっと違うな…」と感じるようなことは少なくなります。
また、学校を選ぶ際も、直接やりとりをすることで担当者の返信スピードや対応具合がわかるので、学校選択の一つの判断基準にもなります。
3.事前相談で安心できる
フィリピン留学では、多くの学校が留学前のカウンセリングや学習アドバイスを行っています。
事前にどんな勉強をしておけばよいか、求める成果を得るにはどのコースがよいかなど、エージェントに相談するよりも、直接やりとりならではの密度の濃い相談をすることができます。
学校側も、自分たちにできる限りの教育を相談者に最も適したカタチで提案してくれるので、エージェントよりも柔軟性が高い傾向です。
疑問点のほとんどは留学前に解決でき、安心して留学を迎えることができるでしょう。
4.直接申し込み限定のキャンペーン等を利用できる
最初に挙げた通り、フィリピン留学ではエージェントを利用しても費用が変わることは滅多にありません。
ただし、学校側で独自に入学キャンペーンや特別プログラムなどを実施していることもあり、それらの特典はエージェントを介すと利用できない場合があります。
エージェントを利用するかどうかを決める前に、学校のウェブサイト等でキャンペーン情報も調べておくことをおすすめします。
5.エージェント側の制約に縛られない
エージェントにもよりますが、入学手続きや航空チケット手配なども代行してもらう場合、申し込みの後は内容の変更を受けつけてもらえなかったり、航空便を細かく指定できなかったりすることがあります。
その点、自分自身で手続きをすれば、細かなリクエストも学校に直接交渉することができ、旅程も自由に組むことが可能です。 何かとフレキシブルに計画したい人は、エージェントを通すとやや窮屈さを感じるかもしれません。
6.エージェントと提携していない学校にも申し込める
エージェントを介すと、そのエージェントと提携している学校にしか申し込むことができません。
しかし、フィリピン留学ではエージェント提携なしの良質の学校も多くあります。
留学先の間口をできるだけ広げておきたい人は、直接申し込みを視野に入れて学校探しをした方がよいでしょう。
<番外>学校に感謝されるかも?
学校側は、エージェントを介して生徒が入学すると、エージェントとの契約に基づく仲介手数料をエージェントに支払わなければなりません。
一方、直接申し込みをした生徒に関しては、学校からエージェントへの支払いはゼロになります。 そのため、学校としては、後者の生徒の方が利益を得られることになります。
学校の対応が申し込み方法によって変わるわけではないですし、申し込む側の直接のメリットも特にありませんが、エージェントなしで申し込むことで学校に少し感謝されるかもしれません。
フィリピン留学:エージェントを使うデメリット
1.学校選びを相談できない
エージェントはフィリピン留学の専門家であり、さまざまな学校の情報を最も集約している機関でもあります。
特に学校選びにおいては、多数の候補を比較した上で自分に合いそうな学校を紹介してもらえるため、情報収集と選ぶ作業がかなり効率化できます。
一方、エージェントなしの場合は、自分自身で留学先を決めなければならず、必要な情報もすべて自分で集めなければなりません。
フィリピン留学では膨大な数の学校があるため、情報収集が苦手な人にはなかなか大変な作業になります。 また、多くのエージェントが定期的に留学説明会を実施しており、まだ留学を迷っている段階でも、気軽に参加して相談することができます。
いきなり一つの学校に直接連絡するのは抵抗があっても、複数の学校をフラットに紹介してくれるエージェントであれば、相談の敷居がかなり下がるでしょう。
エージェントなしだと、こういった気軽に相談できる相手や場所がなかなか見つけづらいため、一人で悩んでしまうことになりがちです。
2.学校と直接やりとりしなければならない
エージェントなしのやりとりにおいて、「情報の齟齬が少なくなる」「リクエストを柔軟に交渉できる」という点はメリットですが、一方で「学校と直接やりとりすることが面倒」「過度な勧誘にあわないか不安」といった意見も聞きます。
そういう人にとっては、やりとりをすべて代行してくれるエージェントはとても利用価値があるでしょう。
また、「契約関連と学習関連を切り分けて管理したい」という場合も、エージェントを利用した方がメリットが大きいかもしれません。
3.手続きをすべて自分自身で進めないといけない
エージェントを通すと、渡航手続きやビザ申請なども代行してくれる場合があります。
エージェントなしだと、それらの手続きもすべて自分自身で進めなければなりません。
学校側も親身にアドバイスしてくれますが、海外ということもあって、こういった手続きに慣れていない人は戸惑うことも多いでしょう。
4.エージェントのキャンペーン等が利用できない
学校側と同様、エージェントも申し込みキャンペーンを実施していることがあります。
キャンペーン内容は特別割引やキャッシュバックなどさまざまで、内容によっては直接申し込みより安くなるケースも。
もちろん逆の場合もありえるので、実施キャンペーンについては、エージェント側と学校側それぞれの情報をよく確認することをおすすめします。
5.現地でトラブルが起きたときにサポートを受けられない
多くのエージェントが、留学中のトラブルに対しても相談に乗ってくれたり、現地駐在員を派遣してくれたりします。
特に学校と何か問題が起きた際などは、第三者であるエージェントを通した方が問題が早く解決することも。
例えば、「実際の授業数が契約内容と異なる」「スタッフにひどい対応をされた」といったトラブルは、学校になかなか言いづらいですし、エージェントからクレームを入れてもらった方がスムーズでしょう。
エージェントなしの場合は、こういった第三者の協力が得られないため、トラブルが起きても基本的に自分で解決しなければなりません。
フィリピンでの生活に不安がある人や、交渉事であまり強く言えないような人は特に、エージェントなしだとちょっと心細いかもしれません。
フィリピン留学:結局エージェント「あり・なし」はどっちがいい?
ここまで、エージェントなしでフィリピン留学に行く場合のメリットとデメリットを紹介してきました。
では、結局エージェントは「あり・なし」どちらがいいのでしょうか? 筆者の結論としては、 何事も自分自身で柔軟に調整したい人は「エージェントなし」 プロの手を借りてスムーズに進めたい人は「エージェントあり」 をおすすめします。
費用面が基本的に変わらないのであれば、「どちらかが確実によい」と決定づけることは難しいでしょう。
あまり深く考え込まず、それぞれのメリット・デメリットを見た上で「自分に合っている」と感じた方を選べばよいと思います。
エージェントの評判に関しては以下の記事もぜひ参考にしてください!
フィリピン留学ドットコムの評判は?オススメの留学エージェントまとめ
フィリピン留学センターの評判は?オススメの留学エージェントまとめ
また、格安で長期間留学を希望される方はフィリピンの大学留学のについては以下の記事をご覧ください。
フィリピン留学はエージェントなし?あり?:おわりに
いかがでしたか? フィリピン留学は年々人気を増し、学校やエージェントの種類・サービスもどんどん多様化しています。
だからこそ、できる限り後悔のない選択をしたいですよね。
どの申し込み方法がよいか、自分に合う留学先はどこか、一つひとつの決断にプレッシャーを感じるかもしれませんが、この記事がみなさんのより良い決断を少しでも後押しすることを願っています!
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