【初めてのフィリピン】完全旅行ガイド(2021最新)
セブやボラカイなど、美しいビーチが人気のフィリピン旅行。
シュノーケルやダイビングなどのマリンアクティビティはもちろん、フィリピンの物価の安さもその人気を後押ししています。
そんなフィリピンですが、いざ行こうと思うと
「食べ物はどんな感じ?」
「チップは必要?」
「治安は大丈夫?」
など、わからないことだらけですよね。
そこでこの記事では、フィリピン初心者が知っておくべき2020年最新の旅行情報をまとめました!
これを読めば、初めてのフィリピン旅行に必要な基礎知識が一通り把握できます。
フィリピンを旅行してみたいと考えている方、ぜひ参考にしてみてください!
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フィリピン完全旅行ガイド1:行き方
日本からフィリピンへは飛行機で4〜5時間ほどで到着します。
日本との直行便はほとんどの場合マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)かセブ(マクタン空港)になります。
この両空港へは、LCCによる格安航空券も利用できます。
購入方法は、こちらの記事を参考にしてみてください。
【フィリピン行き格安航空券(LCC)】チケットの買い方、おすすめ会社を紹介
【フィリピン留学の航空券】相場や安い時期、おすすめ航空会社を紹介
また、日本人はフィリピンの滞在期間が30日以内の場合はビザの申請は必要ありません。
ただし、日本から出国する際に、フィリピンから出国する航空券(日本への帰国便)の提示が必要です。
片道航空券だけだと飛行機に乗れませんので、気をつけてください!
フィリピン完全旅行ガイド2:観光
フィリピンには旅行者に人気の観光地がたくさんあります。
ここでは特に代表的な観光地を紹介しましょう。
セブ
日本人がフィリピンと聞いて真っ先に思い浮かべるのがセブではないでしょうか。
セブ島およびその横のマクタン島は、東南アジア屈指のビーチリゾートとして知られ、綺麗な海でアイランドホッピングなどのビーチアクティビティを満喫できます。
また、フィリピン第二の都市であるセブシティは利便性も良く、巨大ショッピングモールやカジノ、バーやナイトクラブなども思いっきり楽しむことができます。
ボラカイ
「アジアの楽園」として知られるボラカイ島は、フィリピン中部に位置するリゾートアイランドです。
アメリカの雑誌で「世界で最も美しい島」に認定されたこともあるほど、世界的に人気の観光地になっています。
何より魅力的なのは白い砂浜と真っ青な海。
そしてフィリピン国内屈指のラグジュアリーなホテルで、高級スパやプライベートビーチが満喫できます。
エルニド
エルニドは「フィリピン最後の秘境」とも呼ばれる、フィリピン西部のリゾートアイランドです。
険しい岩山とエメラルドグリーンの海のコントラストは圧巻! ここにはフィリピンの大自然が手つかずのまま残っています。
映画「グランブルー」の天才ダイバー、ジャック・マイヨールもエルニドの魅力に取り憑かれたのだとか。
南国の秘境の雰囲気を味わいたい人に特におすすめの場所です。
ボホール
ボホール島はセブ島の南に位置する、フィリピンで10番目に大きな島です。
最も人気なのは、円錐形の独特な山が1,000以上も連なる「チョコレートヒルズ」と呼ばれるスポット。
さらに、世界最小のメガネザル「ターシャ」が生息していたり、フィリピン最古の教会である「バクライオン教会」があるなど、魅力的な観光地が満載の島です。
マニラ
フィリピンの首都マニラは近年急激な経済成長を遂げており、世界から注目が高まっています。
「フィリピンのウォール街」と呼ばれるマカティ地区には高層ビルと高級住宅が立ち並び、今のフィリピンの勢いを肌で実感できます。
一方、マニラ最古の地区である「イントラムロス」では、16世紀スペイン人によって建設された要塞が今も残り、当時の街並みを楽しめます。
また、マニラはアジア有数のカジノ都市でもあります。
フィリピン完全旅行ガイド3:グルメ
日本人にはあまり馴染みのないフィリピン料理ですが、同じアジアの国ということもあり、日本人が親しみやすい味付けです。
ただし、日本よりも衛生状態が良くないため、水道水は飲まないようにしたり、屋台で食事する際は衛生状態を気をつけるようにしましょう。
ここでは特におすすめなフィリピン料理を紹介します。
ポークシシグ
豚肉をピリ辛に味付けしたフィリピンの定番料理です。
卵とかき混ぜて食べるとご飯のおかずに最強!
キニラウ
マグロなどの鮮魚と野菜のマリネ。
生魚好きの日本人に特に人気のフィリピン料理です。
レチョン
フィリピンのパーティーに欠かせない豚の丸焼き料理です。
レストランでも一食分を気軽に食べることができます。
ハロハロ
アイスとフルーツを混ぜるパフェで、フィリピンの定番デザートです。
フィリピン名物ウベ(紫芋)のアイスが美味しい!
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フィリピンの食べ物って美味しいの?食事情を徹底解説
セブ島の食べ物といえばこれ!フィリピンの定番料理と食事事情とは
フィリピン完全旅行ガイド4:ショッピング
物価が安く、大型ショッピングモールも豊富なフィリピンではショッピングも楽しめます。
ここではフィリピンでのショッピングで外せない定番アイテムを紹介します。
ドライマンゴー
フィリピンに来る日本人がほぼ確実に買って帰るのがドライマンゴー。
美味しくてお土産にもぴったりなサイズ感です。
バナナチップス
食べ始めると手が止まらない、癖になる美味しさのバナナチップス。
特に人気の「JOVY’S」はココナッツオイルで揚げられているのもポイントです。
ココナッツオイル
南国のマストバイアイテムといえばココナッツオイル。
フィリピン産の高品質バージンココナッツオイルは特に女性へのお土産におすすめです。
バラココーヒー
実はコーヒー豆生産も盛んなフィリピン。
特に有名なバラココーヒーは強い苦味が特徴で、コーヒー通へのお土産に最適。
フィリピン完全旅行ガイド5:宿泊
観光が主産業のフィリピンは宿泊施設も豊富です。
日本人に最も人気なのはビーチリゾートホテル。
プライベートビーチ付きのホテルやヴィラは憧れの南国リゾートそのものです。
首都マニラではカジノや高級スパ、屋上プールが利用できる高級ホテルもあります。
また、少し長めに滞在するなら、ホテルより価格が手頃なコンドミニアムタイプの宿泊施設もおすすめです。
より現地に溶け込んだ気分で滞在を楽しめます。
フィリピン完全旅行ガイド6:気候と時差
フィリピンは1年中気温が高い常夏の国で、服装は夏服が基本です。
ただ、山間部や雨季は涼しかったり、室内は冷房が効きすぎて寒い場合もあるので、上着は持参した方が良いでしょう。
また、常夏であっても時期ごとに以下のような特徴があります。
- 3月〜5月:酷暑期
- 6月〜10月:雨季
- 11月〜2月:乾季
このため、最も過ごしやすいのは暑さが和らぎ雨が少ない乾季(11月〜2月)と言われています。
フィリピンと日本の時差は1時間(フィリピンが日本より1時間遅い)のみで、時差ボケも心配ありません。
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【渡航時期に気を付けて!】フィリピンの気候について解説
フィリピン完全旅行ガイド7:通貨とチップ
フィリピンで流通している通貨はフィリピンペソで、2020年1月現在のレートは1ペソ=約2円です。
現地の空港やホテル、デパートの両替所などで円をフィリピンペソに両替したり、クレジットカードの海外キャッシングを利用してATMから引き出すこともできます。
地方によっては細かい買い物を大きい金額で支払うとお釣りがもらえないこともあるので、細かいお札を一定額保管しておくことをおすすめします。
また、欧米ほど強くはありませんが、フィリピンにはチップの文化があります。
ホテルのポーターには10〜20ペソ程度、レストランでは料金の10%程度が目安です。
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留学経験者が語るフィリピンの通貨「ペソ」&お金に関する注意点など
フィリピン完全旅行ガイド8:言語
フィリピンの公用語はタガログ語ですが、他にもビザヤ語など地域によって様々な言語が使われています。
一方で、第二公用語として英語も浸透しており、ほとんどの場所で英語が通じます。
簡単な表現だけ英語で言えるようにしておけば、特に不自由なく観光できるでしょう。
加えて、簡単な挨拶だけでもタガログ語も覚えておくと、現地の人に喜ばれます。
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フィリピンは英語?フィリピン語?言語の種類や割合などを徹底解説
フィリピン完全旅行ガイド9:交通
都市であれば旅行者はタクシー移動が基本になります。
ただ、残念ながら料金のぼったくりに遭ってしまうこともしばしば。
タクシーに乗る際は、「流しのタクシーをつかまえるのではなくホテルやレストランで呼んでもらう」「走り出したらメーターが動いているか確認する」などを注意してください。
フィリピンでは配車アプリGrabも利用できるので、料金交渉を避けたい人にはおすすめです。
また、現地の人たちの移動手段としてはジプニーやトライシクルなどが親しまれています。
タクシーに比べて行き先や料金が曖昧のため難易度が上がりますが、しっかり注意して利用すれば、現地の文化体験として楽しめます。
長距離移動の際はバスも利用します。
日本のバスよりも運転が荒かったり、荷物の盗難に遭うこともあるため、こちらも十分に注意して利用するようにしましょう。
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【フィリピンのタクシー事情】料金や乗り方、トラブル対策を解説
フィリピン完全旅行ガイド10:治安
フィリピンを初めて旅行するときに、最も不安なポイントが治安ではないでしょうか。
フィリピンは強盗事件の発生数が日本の約9倍で、日本と比べると決して治安の良い国とはいえません。
日本人旅行者がフィリピンで盗難に遭ったという話もよく聞きます。
一方で、日本人旅行者が殺害や傷害事件に巻き込まれる事例はほとんどありません。
また、ドゥテルテ大統領の就任以降、取り締まりが強化され犯罪件数が急速に減少していっています。
無闇に怖がるのではなく、適切に情報を収集して、注意を怠らずに観光することが大切です。
具体的には、「観光先の治安が悪そうな場所をあらかじめ調べておく」「盗難に常に注意する」といった対策をしましょう。
フィリピンの治安についてはこちらの記事もご参考ください。
フィリピン留学は危険?最新の治安情報と防犯対策まとめ
フィリピン完全旅行ガイド:まとめ
以上、初めてフィリピンを旅行するときに必要な基本情報を紹介しました。
いかがでしたか?
日本からアクセスしやすく、人々が親切で明るい国、フィリピン。
タイやベトナム等に比べるとまだまだ馴染みが薄く感じる人も多いかもしれませんが、実は日本人が気軽に行けるおすすめの国です。
楽しく情報収集して、最高のフィリピン旅行を実現してください!