【社会人でも大丈夫!】海外留学のための奨学金7選
勉強とは大学生までで終わるものではなく、一生を通して続けていくものです。
社会人になったらあなたも
「働く中で勉強したいことが出てきた。」
「もう一度大学院でしっかりと勉強をしたい」と思っているのではないでしょうか。
しかしやはり考えなければならないのは、留学費用です。
先進国の留学であれば年間で400万円~600万円ほどかかると言われており、一般的な会社員にとっては高いハードルでしょう。
そこでこのページでは社会人の方を対象に、海外留学を支援している奨学金団体を紹介しています。
留学の費用をなるべく軽減させるためにも、是非参考にしてみてくださいね。
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社会人留学の奨学金:給付型と貸与型の違いとは?
奨学金には大きく分けて「貸与型」と「給与型」の2種類があります。
社会人のための「貸与型」奨学金とは?
受け取った奨学金は、留学後に返済をする義務が生じます。
海外での留学中に毎月一定額を受け取り、卒業から一定期間が経ってから、毎月決められた額を返済するシステムです。
貸与型の奨学金は利子があるものと無利子のものがあり、奨学金を提供する団体により異なります。
社会人のための「給与型」奨学金とは?
こちらは名前の通り、奨学金を返済する必要はありません。
その代わり応募条件や審査内容が細かく設定されており、多くの人が応募するため、競争倍率も必然的に高くなります。
高校生や大学生への給与型奨学金は比較的多いものの、社会人を対象とした給与型の奨学金はまだまだ少ないのが現状です。
次の章で紹介をする社会人向けの奨学金は、すべて給与型のものになります。
社会人でも大丈夫!海外留学の奨学金7選
さっそく、社会人向けの奨学金を用意している団体を見ていきましょう。
応募要件、語学レベルなど細かい情報は、実際のホームページで確認をしてください。
社会人向け海外留学奨学金①:公益財団法人 平和中島財団
「世界の恒久的平和維持のためには、教育を持って貢献することが最良の道である」とする故・中島健吉氏の想いのもとに、海外で学ぶすべての人を応援する奨学金団体が、平和中島財団です。
奨学金は毎月20万円が渡されるほか、留学準備金(50万円)や往復の航空券までも給与の対象となります。
大学院留学の2年間の費用を心配する必要がないので、自分の研究テーマに没頭することが可能です。
なお、留学をする前年度の8月に募集要項と申込書が出され、9月~10月にかけて選考が行われます。
平和中島財団の公式ホームページはこちら
社会人向け海外留学奨学金②:三重県私費海外留学生奨学金
三重県では学業、人物ともに秀でた人材に対して奨学金を給付し、21世紀を担う新たな世界のリーダーのために人材を育成しています。
上限120万円都市年間の授業料に相当する金額が、最大で4年間支給されます。
アメリカやカナダなどの留学では120万円だけでは賄うことができませんが、長期間にわたって支給されるため長い目で見て多くのサポートを受けることが可能です。
応募の条件には、渡航する国の語学力を十分に備えていること、そして留学後に三重県内で行われる国際事業に翻訳や通訳として携わることなどが盛り込まれています。
対象者は三重県在住の方に限られ、留学後は地元の三重県内で活躍をすることが期待されているのです。
三重県にお住いの方は、ぜひ検討してみてください。
三重県私費海外留学奨学金の公式ホームページはこちら
社会人向け海外留学奨学金③:日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度
すでに社会人経験のあるミッドキャリアの日本人を対象としているのが、日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度です。
生活費、渡航費、医療保険が最大2年間にわたって支給されます。
研究対象は開発途上や、貧困などの途上国開発分野となっており、プログラムの終了後は世界銀行を始めとした開発分野の国際機関で活躍することが求められます。
日本/世界銀行 共同大学院奨学金制度の公式ホームページはこちら
社会人向け海外留学奨学金④:「埼玉発世界行き」奨学金支給制度
「埼玉発世界行き」奨学金は、グローバル人材センター埼玉によって組織されている、海外留学のための奨学金支援団体です。
基本的には埼玉県に住む、40歳未満の方が対象となり、留学中は「埼玉親善大使」として活躍をします。
海外の大学や大学院で学位を取得することを目的とした「学位取得コース」は毎年10人に100万円を上限に支給しています。
5月の中旬まで奨学金申請システムで申請を受け付けており、選考は6月~7月です。
「埼玉発世界行き」奨学金支給制度の公式ホームページはこちら
社会人向け海外留学奨学金⑤:伊藤国際教育交流財団
海外の大学やで修士課程を修める日本人を対象とした、公益財団法人伊藤国際教育交流財団の紹介です。
支給期間は2年以内で、学費は年間300万円まで支給されます。
生活費に関しては「プログラムA」「プログラムB」の2種類があり、留学する地域により支給額が異なります。
今回紹介している給与型の奨学金の中でも、支援金額が大きいということもあり競争率もかなり高くなっています。
留学の申請に関しては書類審査、面接審査ともに入念な準備が欠かせません。
2017年の応募者数は180人で、そのうち採用されたのは12人と競争倍率は13倍隣ました。
伊藤国際教育交流財団の公式ホームページはこちら
社会人向け海外留学奨学金⑥:英国外務省チーヴニング奨学金
イギリスの外務省と、関係する協力機関が行っている奨学金です。
支給期間は1年間で、授業料をはじめ生活費、往復渡航費、到着帰国手当、ビザ申請費用なども全てサポートします。
年齢制限や最終学歴なども選考の対象にはなり得ますが、基本的には学士以上の資格を持っている方が対象です。
公衆衛生、気候変動、環境問題、安全保障、金融政策、高齢化社会などが推奨分野となっています。
イギリスでマスターの勉強をしたい人は、ぜひ検討してみてください。
英国外務省チーヴニング奨学金の紹介ページはこちら
社会人向け海外留学奨学金⑦(公財)ロームミュージックファンデーション
京都に拠点を置く公益財団法人「ロームミュージックファンデーション」が主催をする返済不要の奨学金です。
音楽文化の普及、発展のために数多くの音楽分野へのサポートを行っています。
支給期間は原則12ヶ月で、月に30万円まで手当を受けることができるのが大きな魅力です。
留学先が英語圏とは限らないこともあり、留学先の語学力も重要視されています。
ロームミュージックファンデーションの公式ホームページはこちら
社会人留学は費用も計画的に
これまで7つの奨学金を紹介してきました。
いずれも返済の義務がなく、無事合格すれば経済的に大きな余裕となるでしょう。
しかし先ほどもお伝えしたように、社会人は学生と比べて奨学金の数がそもそも少ないです。
その理由としては社会人は経済的な余裕があると思われているから。
確かに学生とは違い毎月給料をもらって生活しているのが社会人です。
留学をしたいと志たら、まずは奨学金に受からなかった場合を想定してお金を貯めることを考えてください。
今すぐ仕事を辞めて留学に行きたい!と思う気持ちはわかりますが、留学のために会社で働いている期間は、資金面だけでなく、学びたい分野や留学先を選ぶ留学中の準備としても大切な時期となることでしょう。
社会人の英語留学ならフィリピンの大学/大学院留学がオススメ
「奨学金の選考に落ちてしまった」
「資金が限られているがどうしても留学はしたい」
そんな方におすすめなのが、フィリピンに留学をするという考えです。
もちろん英語学習としては人気のフィリピンですが、実は大学、大学院の留学先としても非常に優れていることをご存知でしょうか。
以下に、社会人にとってフィリピン留学がおすすめな理由を3点紹介します。
社会人のフィリピン大学留学のメリット①圧倒的なコストパフォーマンス
フィリピンは物価が安いだけじゃなく、大学や大学院学費も日本や欧米と比べて格安です。
地域にもよりますが、国公立の大学であれば授業料は約10万円前後となります。
学費や生活費を合計しても、日本の社会人の給料であれば、不可能ではない金額です。
社会人のフィリピン大学留学のメリット②授業はすべて英語で行われる
フィリピンは公用語が英語とフィリピン語の2種類あり、 大学の授業はほぼ全て英語で行われます。
フィリピンは「ビジネス英語力ランキング」で世界一位を獲得している国で、語学力の高さは世界からお墨付きをもらっているほど。
英語でのディスカッション、論文の発表は簡単ではありません。
しかし大学院での学習を通して、圧倒的な成長が望めますし、それは確実に今後のキャリアに生きてくるはずです。
社会人のフィリピン大学留学のメリット③ASEANで経済成長性がトップのフィリピン
フィリピンは今経済成長率が非常に高い、勢いのある国です。
各地から志を高く持った学生が大学で勉強しています。フィリピン人とディスカッションをする中で、刺激をもらうこともあるでしょう。
学業以外にも、インフラや情報産業において目覚ましい発展を目にすることで、帰国後の転職活動に活かせること間違いありません。
まとめ:【社会人OK】これで費用は安心。海外留学の奨学金を大公開!
仕事でのスキルアップをするため、自分の人生を豊かにするためには何歳になっても勉強することが欠かせません。
仕事を一旦止めて、研究機関で腰を据えて勉強をする事も必要になってきます。
そのために活用をしたいのが社会人用の給付型奨学金でした。
奨学金は受けられる保証があるわけではありませんので、留学を志す時点で、まずは留学資金を貯めていかなければなりません。
そしてもしダメだった場合は、留学の費用が安い国を選ぶと良いと思います。
最後に紹介したフィリピンは、日本人にはほとんど知られていませんが、費用が安い&教育水準が高い国として有名です。
これを機にフィリピン留学も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
フィリピンの大学や大学院留学については以下の記事もあわせてご覧ください!
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