【最新版】オーストラリア大学の学費はいくら?主要6大学を徹底調査
オーストラリアは、グレートバリアフリーやエアーズロックなど、観光都市としても有名ですが、実は留学先としても非常に優れた環境です。
実際に、オーストラリアの大学に正規留学生として学んでいる日本人も少なくありません。
ではオーストラリア留学では、1年間でどれほどのお金がかかるのでしょうか。
このページでは、オーストラリアの6つのトップ大学に正規留学をした場合の学費をまとめています。
どの大学も留学生の受け入れに積極的で、今回紹介する大学も、全学生数の10%から20%が留学生です。
オーストラリアの大学留学に興味のある方は、ぜひこのページを参考にして留学準備を進めていただければと思います。
TOP100のオーストラリアの大学学費を徹底調査
QS TOP UNIVERSITIES 2019によると、オーストラリアの大学はTOP100の中に7つもランクインしています。
その中でも特にランキングが上位であった6つの大学について、大学の特徴と学部ごとの学費をまとめました。
24位 オーストラリア国立大学 (The Australian National University)
オーストラリア国内で唯一の「国立大学」は、1946年に首都のキャンベラに設立されました。
日本からオーストラリア国立大学に入学する場合は、「ファウンデーションコース」という大学への準備のコースを受けるのが一般的です。
入学で必要な英語力を磨いたり、学びたい分野の基礎知識を学ぶことができます。
オーストラリアの最高峰の大学ですので、入学基準も英語のレベルも非常に高いです。
しかし、厳しい環境の中でも貪欲に頑張れるという方は、ぜひ挑戦してほしい大学です。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
ビジネス・経済(MBAを除く) |
A$43,680(330万円) |
社会学 |
A$41,280(315万円) |
国際政治 |
A$41,280(315万円) |
サイエンス |
A$43,680(330万円) |
参考:オーストラリア国立大学公式ホームページ
39位 メルボルン大学 (The University of Melbourne)
メルボルンの中心地に位置するメルボルン大学は、各分野で世界トップレベルの研究が行われています。
ノーベル賞受賞学者をはじめ、オーストラリアの首相、そして法曹界などに様々な人材を輩出していることでも有名です。
キャンパスの中は緑が豊かで非常に落ち着いた雰囲気を与え、図書館やカフェ&レストラン、銀行などまで様々な施設が整っています。
100以上の学部と、270の大学院コースが開講されています。
メルボルンの緩やかな雰囲気の中でのびのびと勉強したい方にオススメしたい大学です。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
ビジネス・経済系 |
A$38,648(290万円) |
社会学 |
A$41,280(311万円) |
農業系 |
A$40,976(309万円) |
サイエンス |
A$37,000(279万円) |
参考:メルボルン大学公式ホームページ
42位 シドニー大学 (The University of Sydney)
シドニー大学は、オーストラリアの中で最も古い大学です。
教育レベルも非常に高く、5万人の学生のうち約8000人以上がオーストラリアの国外から学びに来ています。
学部レベルでの研究もさることながら、スポーツ&フィットネスクラブに入ることで約50ものスポーツアクティビティやクラブに参加をすることができます。
スポーツを通して国内の学生たちと交流をすることで、留学生活がより充実したものになるはずです。
遊びもスポーツも、そしてもちろん勉強もすべて全力で楽しみたいという方は、シドニー大学の留学生活が楽しいものとなるでしょう。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
ビジネスエコノミクス |
A$44,500(337万円) |
人文学 |
A$39,000(295万円) |
教育 |
A$46,700(354万円) |
健康科学 |
A$49,500(375万円) |
テクノロジー |
A$49,650(376万円) |
参考:シドニー大学公式ホームページ
45位 ニューサウスウェールズ大学 (The University of New South Wales)
ニューサウスウェールズ州の首都であるシドニーに位置するこちらも大学は、戦後間もない1949年に創設をされました。
創設当時は、ニューサウスウェールズ「工科大学」であったため、現在でも理工学系の研究が盛んに行われています。
実際に工学部だけでも、9つの学科と160以上の学位から選択可能です。
知的好奇心が広く何にでも興味を持つことができる方は、自分の専門以外も聴講などが可能ですのでオススメです。
学費に関しては、公式ホームページで確認できますが、大学の中でも有名な学部のものを以下に載せています。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
経済学 |
A$44,100(334万円) |
サイエンス |
A$44,760(339万円) |
教育 |
A$36,600(277万円) |
コンピューターサイエンス |
A$45,150(342万円) |
サイエンス/ケミストリー |
A$48,000(364万円) |
参考:ニューサウスウェールズ大学公式ホームページ
48位 クイーンズランド大学 (The University of Queensland)
クイーンズランド州の州都ブリスベンにある総合大学の「クイーンズランド大学」。
オーストラリアの名門大学の一つでもあり、緑豊かなキャンパスは「オーストラリアの大学で最も美しいキャンパス」にも選ばれるほどです。
学生数が52,000人いますが、そのうちのおよそ30%弱にあたる15,400人が留学生として勉強をしています。
他の大学と同様に様々なコースを学ぶことができますが、注目のコースは「ホスピタリティ・ツーリズム」コースです。
この学部は、オーストラリアで唯一国連世界観光機構(UNWTO) に認可されたコースとなってます。
ゴールドコーストなどの世界的観光地を持つ都市ブリズベンで、最先端の観光学を学びたい方は、クイーンズランド大学がオススメです。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
経営学 |
A$43,400(315万円) |
ファイナンス/経済学 |
A$43,400(315万円) |
文化人類学 |
A$32,432(246万円) |
建築/デザイン |
A$42,768(329万円) |
参考:クイーンズランド大学公式ホームページ
59位 モナシュ大学 (Monash University)
ビクトリアの州都であるメルボルン市内に位置する「モナシュ大学」です。
オーストラリア国内に6つのキャンパスを持つ他にも、南アフリカ共和国とマレーシアに1つずつ分校を持ちます。
他の大学とは違い、地名が大学名になっていないため、日本人からの知名度は高くはありませんが、経営や工学、医療関係では、国内でトップクラスの評価を得ている大学です。
留学生も多く受け入れていますので、オーストラリア以外の国から来た留学生との文化交流も盛んです。
多文化共生、異文化コミュニケーションに興味のある人は、モナシュ大学で一味違った体験ができるのではないでしょうか。
学部・専攻 |
年間の学費(日本円) |
経営学 |
A$43,400(329万円) |
法律学 |
A$40,200(304万円) |
情報工学 |
A$32,500(246万円) |
建築/デザイン |
A$32,900(249万円) |
参考:モナシュ大学公式ホームページ
オーストラリアの大学に留学をするメリット
ここまでオーストラリアの主要大学の学費を見てきました。
日本と比べても学費が高いオーストラリアですが、オーストラリアで大学生活を過ごすメリットは以下の2つが挙げられます。
オーストラリア留学のメリット①:自然豊かな環境で勉強ができる
オーストラリアは、街が非常に広くゆったりとしたイメージを受けます。
東京のような人混みを見かけることもほとんどありません。
特にキャンパスの中は緑が広がり、西洋風の歴史ある建物が並びます。
オーストラリアのキャンパスの中で勉強をすると、自然と心も穏やかになるでしょう。
オーストラリア留学のメリット②:本物の英語を身につけることができる
大学の専門を英語で勉強し、論文を書いて卒業することは容易ではありません。
多くの人は大学の勉強に備えて、ファウンデーションコースに1年間在籍することになります。
そして4年間の大学を卒業すると、自分の専門は英語でペラペラ喋ることが可能です。
その英語力を持ってすれば日本をはじめとしたどんな世界的な企業であっても、面接で堂々とアピールすることができるでしょう。
英語での正規留学を考えている方はフィリピンもおすすめ!
今まで見てきた通り、オーストラリアの学費は安くありません。
4年間勉強をするとなると、1,000万以上は覚悟する必要があるでしょう。
費用の面で少し厳しい方に紹介をしたいのが、「フィリピン留学」です。
語学留学として数ヶ月滞在するスタイルは日本でも非常に有名ですが、フィリピンの大学で正規留学はまだまだ知られていません。
この機会にぜひ、フィリピンの正規留学を考えていただきたいと思います。
フィリピンの大学留学オススメポイント①:アジア1の経済成長率
1つ目のおすすめポイントは、フィリピンがアジア圏の中でも非常に高い経済成長率を誇っているということです。
インフラの開発もどんどん進み、人々の生活も豊かになっています。
10年前のマニラと現在のマニラでは、街の様子が全く違うという印象を受けます。
勢いのある国で学ぶことの主なメリットは、学生のモチベーションが非常に高いことです。
やる気がなかったり落ち込んでいるときでも、周りに助けられるということがよくあります。
大学留学で長期間フィリピンに滞在をすることで、短期留学では見えない「本当のフィリピンの姿」を理解できること間違いありません。
フィリピンの大学留学オススメポイント②:留学費用が豪国の10の1
フィリピンは物価が安い国です。
目安としては日本の1/3から1/4の生活費で暮らすことができます。
安いのは生活でだけではなく、フィリピンの大学の学費も然りです。
フィリピンの国立大学だと、1学期が最低で10万円です。
さらに授業はすべて英語で行われるため、専門を英語で表現できる力も養われます。
学費が安いから教育のレベルも低いわけではありません。
日本からも近く、留学費用を抑えながら正規留学を考えている方は、ぜひ一度考えてみてください。
フィリピンの大学の学費については以下の記事をご覧ください。
フィリピンの大学の学費は本当に安い?留学費用もあわせて解説!
まとめ:オーストラリア大学の学費はいくら?
このページでは、オーストラリアにある主要大学の学費をまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
先進国のオーストラリアは、留学環境も非常に整っているため、日本と比べても学費が同じかそれ以上に高額です。
オーストラリアには偏差値という概念がなく、国内の名門大学は「Group8」というグループで扱われています。
それぞれの大学では、ノーベル賞受賞者や有名な政治家などを輩出しています。
このページで紹介した大学で興味のあるものは、ぜひ公式ホームページで学費や学習内容を調べてみてください。
またキャンパスの雰囲気ども、写真や動画で紹介がされているのでこちらも参考になるかと思います。
オーストラリア以外の大学留学については以下の記事をご覧ください。
【完全版】フィリピン 大学留学のメリットとは?
【徹底解説】シンガポールの大学留学が熱い理由!
【最新版】マレーシアの大学留学とは?メリットや有名大学を紹介!