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フィリピン 大学留学

フィリピンの大学留学| 正規留学・学費・費用・入学条件について解説

⌚ 2026年3月16日 公開(2026年3月18日 更新)

「英語で学位を取得したいけれど、欧米への留学は費用が高すぎて手が届かない……」と悩んでいませんか?そんな方におすすめなのが、近年注目を集めているフィリピンの大学留学です。

フィリピンは公用語として英語が広く使われており、大学の授業も原則として英語で行われます。格安の学費で英語力を磨きながら、正規の大学卒業資格(学位)を取得できる点は、将来グローバルに活躍したい若者にとって大きな魅力です。

この記事では、フィリピンの大学への正規留学を検討している方に向けて、必要な費用や入学条件、おすすめの大学、そして卒業後の進路までをプロの視点で詳しく解説します。

フィリピンの大学への正規留学の特徴

フィリピン 大学留学 特徴 魅力

フィリピンの大学留学には、欧米諸国への留学とは異なる独自の特徴があります。まずは、なぜ今フィリピンが選ばれているのか、その主な理由を見ていきましょう。

学費が安い

フィリピン留学の最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスの高さです。アメリカやイギリスの大学では年間数百万円の学費がかかることも珍しくありませんが、フィリピンではその数分の1の費用で済みます。

フィリピンの大学の学費は国公立大学では年間30万円程度・私立大学でも年間50万円程度です。

入学ハードルが低い

日本の大学入試のような一斉試験や、欧米大学のような厳しい書類選考と比較すると、フィリピンの大学は入学の門戸が広く開かれているのが特徴です。

一部のトップ校を除けば、高校を卒業していれば入学が認められるケースも多く、再進学や編入を考えている方にとっても挑戦しやすい環境です。

英語で授業を受けることができる

フィリピンは世界で3番目に英語を話す人口が多い国と言われており、大学教育は基本的に英語で行われます。教科書も講義も英語であるため、4年間を通じてビジネスレベルの高度な英語力を自然に身につけることが可能です。

大学の数が多く、希望の大学を見つけやすい

調査会社の報告では、日本の大学数は2024年で813校です。
一方でJETROの調査で、フィリピンの大学数は2.396校(国公立246校・私立1.729校)あります。
フィリピン国内の大学数は日本の約3倍の数があります

参考:日本の大学~世界と比較して見えてくる特異性(KPMG/2025)
参考:21年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)マニラ事務所

マンモス校から特定の専門分野に強い単科大学まで選択肢が非常に豊富です。

  • 総合大学 幅広い学部を持ち、多様な学生と交流できる。
  • 専門大学 看護、医学、IT、ホスピタリティなど、特定の職業訓練に特化している。

正規留学に必要な学費と生活費の目安

留学を検討する上で最も気になるのが「トータルでいくらかかるのか」という点でしょう。フィリピンでの生活は、日本よりも大幅に支出を抑えることが可能です。

フィリピンの大学での生活費目安は下記の資料からもご確認いただけます。

URL:大学進学の資料を見る

国立と私立大学の授業料・学費

フィリピンの大学は、国立か私立大学かによって学費が異なります。

  • 国立大学 年間で約20万〜30万円程度と、驚くほど安価です。ただし、入学難易度は非常に高くなります。
  • 私立大学 年間で約30万〜50万円程度が相場です。設備が整っている大学や、留学生向けのサポートが手厚い大学はこの価格帯に収まることが多いです。

生活費

フィリピンの物価は日本の3分の1から2分の1程度です。月々の生活費は、住環境やライフスタイルによって変動します。

住居費(コンドミニアム・学生寮)

多くの留学生は、大学周辺のコンドミニアムや学生寮に住みます。

  • 学生寮 月額約2万〜4万円。相部屋の場合はさらに安くなります。
  • コンドミニアム 月額約4万〜7万円。プールやジム付きの物件が多く、セキュリティも安心です。

食費

外食を中心にしても、日本より安く抑えられます。

  • ローカル食堂 1食200〜300円程度で満足感のある食事が可能です。
  • ショッピングモールのレストラン 1食800〜1,500円程度。日本での外食と同じくらいの感覚です。

遊興費

週末の旅行やアクティビティにかかる費用です。

  • アイランドホッピング 1回5,000円程度から楽しめます。
  • 映画鑑賞 1回600〜800円程度と非常にリーズナブルです。

その他(ビザ費用など)

正規留学の場合、学生ビザ(9F)の取得や、外国人登録証(ACR I-Card)の申請が必要です。

  • ビザ関連費用 年間で約3万〜5万円程度を見込んでおくと安心です。

 

大学留学の際の生活費などの費用については下記URLからもご確認いただけます。

URL:https://philippines-university.jp/guide/

入学条件と必要な英語力

フィリピン 大学留学 英語力

フィリピンの大学に入るには、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか。大学のレベルによって求められる基準は大きく異なります。

トップクラスの大学の場合

フィリピン大学(UP)やアテネオ大学、デ・ラ・サール大学などの名門校を目指す場合、準備は入念に行う必要があります。

大学独自の試験がある

これらの大学では、UPCATなどの独自の入学試験が課されます。数学、科学、英語、読解などの科目があり、現地の優秀な学生と競うことになるため、難易度は非常に高いです。

求められる英語力はIELTS6.5以上が目安

講義の内容を深く理解し、レポートを作成するためには、IELTS 6.5またはTOEFL iBT 80程度の英語力が求められます。入学前に語学学校で集中的に英語力を高める学生も多いです。

フィリピン大学のようなトップクラス大学の入学条件や試験については下記記事で詳しく紹介しています。

フィリピン大学の入学条件は?難易度・偏差値・入試内容を解説

ミドルクラスの大学の場合

日本人が多く通う中堅私立大学などは、比較的柔軟な対応をしてくれます。

入学試験はない

多くの大学では、書類選考と面接のみで合否が決まります。無試験で入学できるケースも多くあります。

英語力も不問の場合が多い

入学時に高い英語スコアを求められない大学も多いです。その代わり、入学後に大学付属の英語コースを受講することが条件となる場合があります。

フィリピンの正規留学におすすめな大学(トップレベル)

以下のようなトップクラス大学は入学要件があり英語力が必要なケースが多いです。

デラサール大学

 

デラサール大学は、フィリピン国内で高い評価を得ている私立大学の一つです。特に、ビジネス、工学、IT分野で強みを持っており、卒業生の多くが国内外で活躍しています。

<デラサール大学の特長>

  • 質の高い教育プログラム
  • 最新の設備と学習環境
  • 充実したキャリアサポート

これらの要素が、デラサール大学をフィリピン留学先として魅力的な選択肢にしています。デラサール大学は、実践的な学びとグローバルな視野を育む教育を提供し、学生の成長を多角的に支援している大学と言えるでしょう。

運営 私立
所在地 マニラ
学生数 15,000人
学費(1年) 41~45万円
提携校 大阪大学/早稲田大学/上智大学ほか
学部 教育/理学/工学/社会科学/経営/人文科学/情報科学/教養/行政
国内大学ランキング 4位
HP デラサール大学

 

フィリピン大学ディリマン校

フィリピン大学ディリマン校は、フィリピン国内でトップクラスの教育機関であり、多様な学部と充実した研究設備を誇ります。

この大学への留学は、質の高い教育を受けるだけでなく、フィリピンの文化や社会を深く理解する貴重な機会となるでしょう。

<フィリピン大学ディリマン校の魅力>

  • 国内屈指の総合大学としての高い教育水準
  • 幅広い分野における学術研究の機会
  • 多様なバックグラウンドを持つ学生との交流

フィリピン大学ディリマン校は、学術的な成長と国際的な視野の拡大を求める学生にとって、理想的な留学先と言えます。

運営 国立
所在地 ケソン
学生数 25,000人
学費(1年) 8~10万円
提携校 東京大学/京都大学/慶應義塾大学ほか
学部 教育/理学/工学/社会科学/人文科学/教養/造形/音楽/経営/言語/行政/観光/建築/情報工学/医療保健/食品
国内大学ランキング 1位
HP フィリピン大学ディリマン校

 

フィリピン大学の入学条件は?難易度・偏差値・入試内容を解説

アテネオ・デ・マニラ大学

 

アテネオ・デ・マニラ大学は、フィリピン国内でもトップクラスの教育水準を誇る私立大学です。質の高い教育プログラムと国際的な視野を育む環境が魅力であり、多くの留学生が学んでいます。

<アテネオ・デ・マニラ大学の魅力>

  • 優秀な教授陣による質の高い講義
  • 幅広い分野の学部・学科
  • 国際交流プログラムの充実
  • 活気あるキャンパスライフ

これらの要素が組み合わさることで、アテネオ・デ・マニラ大学は学生にとって非常に魅力的な留学先となっています。

運営 私立
所在地 ケソン
学生数 14,000人
学費(1年) 32~36万円
提携校 九州大学/千葉大学/同志社女子大学/関西学院大学/明治大学ほか
学部 社会科学/理学/情報科学/経営/宗教/神学/人文科学/教養言語/工学造形v行政/医療保健
国内大学ランキング 2位
HP アテネオ・デ・マニラ大学

 

 

 

サン・カルロス大学

おすすめのフィリピンの大学その4:サン・カルロス大学

サン・カルロス大学は、フィリピンで学ぶ上で魅力的な選択肢の一つです。

サン・カルロス大学を検討する理由は、その充実した学習環境と歴史にあります。

<サン・カルロス大学の魅力>

  • 1611年創立という長い歴史を持つ
  • 質の高い教育プログラムを提供
  • 多様な分野を学べる学部・学科
  • 国際的な評価も高い

これらの要因が、サン・カルロス大学をフィリピン留学の有力な選択肢としています。

運営 私立
所在地 セブ
学生数 22,000人
学費(1年) 12~18万円
提携校 九州大学/山形大学ほか
学部 社会科学/理学/情報科学/経営/宗教/神学/人文科学/教養/言語/工学/造形/行政/医療保健
国内大学ランキング 9位
HP サン・カルロス大学

 

サントトマス大学

サントトマス大学は、フィリピンで最も歴史のある大学の一つであり、その教育水準の高さから多くの留学生に選ばれています。

この大学は、長い歴史の中で培われた伝統と、現代的な教育システムを融合させた質の高い教育を提供しています。特に、人文科学、法学、医学などの分野で高い評価を得ており、卒業生は国内外で活躍しています。

サントトマス大学への留学は、フィリピンの豊かな文化に触れながら、国際的な視野を広げる貴重な機会となるでしょう。

<サントトマス大学の魅力>

  • 1611年創立の歴史
  • 高い教育水準
  • 多様な学部
  • 活気ある学生生活

サントトマス大学は、学術的な成長だけでなく、人間的な成長も促す環境を提供しており、フィリピン留学を検討している方にとって魅力的な選択肢と言えます。

運営 私立
所在地 マニラ
学生数 43,000人
学費(1年) 18~22万円
提携校 横浜国立大学/広島大学/名古屋市立大学ほか
学部 教育/経営/理学/医療保健/社会科学/人文科学/音楽/工学/宗教・神学/観光/造形/教養/建築/情報工学/言語/食品
国内大学ランキング 3位
HP サントトマス大学

フィリピンの正規留学におすすめな大学(ミドルレベル)

日本人の受け入れ実績があり、教育の質も安定しているおすすめの大学を3つ紹介します。

いづれもフィリピン留学ナビで日本人留学生のサポート実績のある大学です。

マニラ:ホセ・リサール大学(Jose Rizal University)

 

首都マニラに位置する歴史ある私立大学です。

  • 特徴 ビジネスやIT、教育学に強みを持ち、留学生へのサポート体制が整っています。
  • メリット 学費が比較的安く、マニラの利便性を享受しながら学べる点です。

セブ:サウスウェスタン大学(South Western University)

リゾート地として有名なセブ島にある大学です。

  • 特徴 特に医学・看護系の学部の評価が高く、医療を学びたい学生が集まります。
  • メリット セブ島という開放的な環境で、勉強とリフレッシュのメリハリをつけた生活が送れます。

バギオ:バギオ大学(University of Baguio)

涼しい気候で「教育の街」として知られるバギオにある大学です。

  • 特徴 犯罪率が低く治安が良いため、落ち着いて勉強に専念できる環境が整っています。
  • メリット 物価がマニラやセブよりもさらに安く、生活費を最小限に抑えたい方に最適です。

フィリピンへの正規留学の体験談

理想だけでなく、実際に留学した人が直面する「リアルな苦労」についても知っておきましょう。

入学手続きがとにかく大変

フィリピンの事務手続きは、日本のようにスムーズには進みません。

  • 書類の不備 何度も大学の窓口に足を運び、粘り強く交渉する必要があります。
  • 時間のルーズさ 「明日までに終わる」と言われても、1週間かかることは日常茶飯事です。

入学当初は授業についていくのが大変

いくら英語を勉強していても、現地のスピードやフィリピン特有のアクセントに慣れるまでは時間がかかります。

  • 専門用語の壁 英語で専門科目を学ぶため、予習・復習に毎日数時間を費やす覚悟が必要です。

ビザの更新が大変

学生ビザの維持には、定期的な手続きが必要です。

  • 移民局への訪問 手続きのために丸一日潰れることもあり、学業との両立にストレスを感じる場面もあります。

フィリピンの大学の卒業後の進路

フィリピンの大学を卒業した後のキャリアパスは、多岐にわたります。

フィリピンの大学に正規留学する日本人はまだ少なく、独自のつながりが生まれる

希少価値の高い人材として、現地で起業する人や、日系企業の現地採用として活躍する人がいます。「フィリピン×英語×専門性」という独自の強みは、大きな武器になります。

国際機関・省庁・国際的なNGOに就職

英語での学位取得を活かし、国際協力の分野へ進む道もあります。フィリピンでの生活経験は、発展途上国での支援業務において高く評価されます。

日本へ戻り就職活動

外資系企業や、海外展開を積極的に行う日本企業への就職が一般的です。

  • 評価されるポイント 単なる語学力だけでなく、異文化環境で4年間やり遂げた精神的なタフさが評価されます。

フィリピンの正規留学によくある質問

Q. 治安は大丈夫ですか? 大学周辺や学生寮のエリアは比較的安全ですが、日本と同じ感覚でいるのは危険です。夜間の独り歩きを避ける、多額の現金を持ち歩かないといった基本的な防犯意識は必須です。

Q. 卒業まで何年かかりますか? フィリピンの大学は原則として4年制です。ただし、学部によっては5年制(工学部など)や3年で卒業できる場合もあります。

まとめ

フィリピンの大学留学は、低コストで英語力を磨き、国際的な視野を広げるための絶好のチャンスです。

  • 学費と生活費を大幅に抑えられる
  • 英語で専門科目を学び、学位を取得できる
  • 入学のハードルが比較的低く、挑戦しやすい

もちろん、手続きの煩雑さや文化の違いによる苦労もありますが、それを乗り越えた先には、他の人にはない唯一無二のキャリアが待っています。自分の可能性を広げるために、フィリピンへの正規留学という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

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