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【フィリピンの大学への入学方法を徹底解説】資格や試験についても紹介

語学学校として有名なフィリピン。

費用が格安でマンツーマンレッスンが受けられるという理由から、個人や企業の短期留学として、毎年多くの日本人がフィリピンに留学をしています。

一方で、フィリピンへの大学に正規留学をして、長期間フィリピンで学ぶという選択肢は、まだ認知されていません。

フィリピンの大学で学びたいと思ったときには、どのような手続きが必要なのかということもネット上を探しても多くはありません。

そこでこのページでは、フィリピンの大学のシステムや入学方法などについて、初めての人でもわかるように解説していきます。

5分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後までご一読ください。

フィリピンの大学入学システムを紹介

フィリピンの大学の入学方法について調べる人

フィリピンの大学の特徴を、日本の一般的な大学と比較して見ていきます。

フィリピンの大学基本情報

2018年時点で、フィリピンには2350の高等教育機関(総合大学・単科大学・職業技術訓練学校)が存在しています。

多くの大学は8月から12月、そして1月から5月の2学期制を採用しています。

1つの授業が週に3時間行われる点が日本とは異なり、メインの講義のほかに、少人数で復習をするチュートリアルクラスが含まれます。

例えば、フィリピンには以下のような大学があります。

サン・カルロス大学(University of San Carlos)
フィリピン国立大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman)

入学は簡単だが卒業が難しいフィリピンの大学

日本の大学は入学試験が難しく、卒業をするのが簡単だといわれています。
一方のフィリピンは、入学をするのは難しくないものの、入学してから授業についていくのが大変です。

一度に大量の宿題が出されたり、授業前に数十ページの教科書を読まなければならなかったりと、日本と比べて勉強に割く時間が多くなります。

フィリピンの大学への入学方法とは?

フィリピンの大学に入学した人の様子

フィリピンの大学に入学したいけど方法がわからないという方に向けて、入学方法を2通り紹介します。
入学方法としては大きく分けて「自分で入学手続きをする」と「第三者に頼む」があります。

フィリピンの大学への入学方法①:自分で願書を出願する

大学の募集要項をチェックし、必要な書類をすべて揃えて、手続きもすべて自分で行う方法です。

高校や大学の証明書、推薦状、申請書の記入などを行い、志望大学の入学試験にパスすれば、フィリピンの大学に入学することができます。

手数料がかからない分、時間的なコストが発生します。
場合によっては、大学の職員とメールや電話で交渉しなければならないこともあるでしょう。

フィリピンの大学への入学方法②:留学エージェントを通す

現地の情報に疎かったり、時間がない時は第三者に頼むのがオススメです。
代行手数料を払うことで、入学までのサポートをしてくれます。

最近ではフィリピンの大学入学のエージェントも増えていますので、安心して入学手続きを進められるでしょう。
フィリピンの大学入学手続きについてはフィリピン大学留学ナビまでご連絡ください。

フィリピンの大学|入学資格はあるの?

フィリピンの大学の図書館で勉強する人

留学を準備する段階になって知らなかったということにならないように、必要となる書類や資格は今から計画的に準備を始めることをオススメします。

個別の大学については、ルール変更などにより変わる場合もありますので、あくまで参考程度としてください。

フィリピンの大学の入学資格①英語のスコア

フィリピンに限らず、ほとんどの海外の大学では語学のスコアの提出を要求されます。

英語が全く話せない状態で留学をしても、授業についていくことができないので、英語力は一番と言っても良いほど重要です。

英語スコアについてはTOEFLもしくはIELTSスコアが用いられ、名門大学ほど高い基準となっています。
大学によっては、英語力を把握するためであって、合否への影響は直接ない場合もあるようです。

フィリピンの大学の入学資格②高校の卒業証明書

大学入学が認められるためには、高校を卒業している必要があります。
高校の卒業証明書はどのフィリピンの大学でも共通して提出する書類です。

フィリピンの大学の入学資格③担当教員の推薦状など

有名大学では、高校の教員(大学生の場合は教授)の推薦書を用意しなければならないこともあります。

海外の大学では、本人の成績表とは別に、第三者の評価が大学入学のカギを握ります。
推薦状などから本人の人柄や学習意欲を判断することに用いられるのが一般的です。

フィリピンの大学の入学資格④学生ビザの取得

フィリピンは30日以内であれば、観光ビザで滞在可能です。
しかし大学に正規留学をするような長期間であれば、学生ビザを取得する必要があります。

最初に観光ビザで入国をして、語学学校や大学で学生ビザの申請を行えば問題ありません。

必要書類は、パスポート、証明写真複数枚、医師からの診断書、そして申請料です。
在日フィリピン大使館で学生ビザを申請する場合の申請料は、250ドルとなります。

フィリピンの大学の入学試験は?

フィリピンの大学の授業の様子

フィリピンの大学入試に関しては、日本と同様に筆記試験と面接の2種類が行われますので、それぞれに関して説明をしていきます。

フィリピンの大学の入学試験

フィリピンの大学の入学試験①筆記試験

まず最初に筆記試験がありIQテストや英語、数学などの科目があり、各科目の試験時間は40分~50分です。
IQテストは、パズルや図形を見て規則性を見つけるものが中心に出題をされます。

数学の問題は、日本人にとっては簡単なレベルですが、試験問題の量が多いためいかに制限時間内に多くの問題を解くことができるかがカギとなります。

また英語に関しては各大学により問題が異なるものの、長文読解リスニングなどで留学生の基本的な英語力を測ります。

当然ながら問題はすべて英語ですので、基本的な英語力がなければIQテストや数学の問題を正しく理解することもできません。

フィリピンの大学の入学試験②個人面接

面接では自分の自己紹介や、フィリピンで学ぶ目的や経緯、そして卒業後の進路などを中心に聞かれます。

英語での面接となりますので、フィリピンで何をしたいか、卒業の後の進路などあらかじめ想定できる質問は、事前に内容を考えておきましょう。

フィリピンで学ぶ意欲や学力が充分にあったとしても、それを英語でする説明をすることができなければ、せっかくの思いを伝えることができずに残念な結果になってしまいます。

英語での面接の経験がない人は、特に事前の準備が大切です。

英語初心者は大学付属のESLから始めよう

フィリピンで英語を勉強する女性

フィリピンに留学をするときに十分な英語力がある方であれば問題はありませんか、大学正規留学をする準備段階として、まずは英語の勉強から始めるという人も多いはずです。

その方におすすめをしたいのか、ESL (English as a Second Language)とよばれる外国人専用の英語学校です。

一部のフィリピンの大学ではESLを併設しているところがあり、大学進学に必要なレベルの英語力を身につけることができます。

授業の内容は民間の語学学校と同じく、マンツーマンレッスンを中心とした少人数制のクラスで、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能を総合的に伸ばすことができます。

フィリピンの大学に入学するメリットとは?


フィリピンで英語を勉強する女性

2000以上の高等教育機関を持つフィリピンですが、海外留学生の受け入れにも非常に積極的です。
最後の章では、フィリピンに留学をするメリットを3つの視点で解説していきます。

どの国に留学をしようか比較検討をしている方にとって、フィリピンの魅力が存分に伝わればと思います。

フィリピンの大学に入学するメリット①:世界各国から留学生が集まる環境

JASSO(日本学生支援機構)によると、フィリピンで学ぶ留学生の国籍ランキングTOP5は韓国、イラン、中国、アメリカ、インドとなっています。

現時点で日本人の数は少ないですので、留学中は自分以外は全員外国人という状況もあるかもしれません。

慣れないうちは大変かもしれませんが、日本人が自分一人だけという環境で生活をすることも、大きな自己成長につながります。

異なる文化を持つ留学生と同じ教室で勉強をすることで、多角的な視点を得ることができます。

世界中のと英語でコミュニケーションを図ることができれば、ビジネスの場でも今後大きな武器となること間違いありません。

フィリピンの大学に入学するメリット②:圧倒的な学費の安さ

フィリピン留学の最大のメリットといっても過言ではないのが、学費の安さです。

フィリピンの国立大学であれば、年間を通しての学費がおよそ10万円で済みます。
日本の国立大学の年間の学費は53万円ですので、学費だけで見ても1/5です。

アメリカやカナダ、イギリスなどの海外の大学では、年間で200万円から300万円が学費だけでかかることを考えれば、この差は歴然でしょう。

「欧米諸国に留学をするお金はないけれど留学は絶対にしたい!」という方に、フィリピンへの大学進学はぜひおすすめです。

生活費も安いため、月5万円もあれば十分な生活を送ることができます。

フィリピンの大学に入学するメリット③:経済発展が著しいアジアで学ぶ

アジア開発銀行 ( Asia Development Bank)が発表したアジア諸国の経済成長の調査によると、世界の経済成長に対して、アジア地域が50%以上を占めていることがわかります。

経済の中心が欧米諸国からアジアに移っているということです。

近年のマレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピンもう経済成長は2019年以降も安定して推移することが予測されています。

実際にフィリピンの町を歩いてみると、マニラなどは建設ラッシュで、かつての日本のバブルのような勢いがあります。

英語が話せて、かつ現地の事情を理解している人材これからますます必要とされていくので、そうした意味でもフィリピンの大学に留学をすることが非常に価値のあることです。

まとめ:フィリピン大学に入学する方法を徹底解説

フィリピンで英語を勉強する女性

海外留学英語をすることで、自分の夢に近づくだけでなく英語をビジネスレベルで使えたり、長く滞在するからこその現地情報に精通するなど、人生単位で考えたときのメリットは計り知れません。

誰もが一度は憧れる留学をスムーズに進めていくためには、大学選び、書類の準備、そして何より英語力を磨くことが不可欠です。

この記事を参考にして、フィリピンの大学に入学するためにどのような準備が必要なのかを、より深く理解していただけたら幸いです。

フィリピンの大学留学については以下の記事も参考にしてください。

フィリピンの大学に正規留学する方法は?条件や手続きを徹底解説

フィリピンの大学留学 おすすめの大学10選

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