【セブ島留学ってナニ?】 おすすめの学校・生活・費用まとめ
留学先として大人気のフィリピン・セブ島!
英語の学習はもちろん、綺麗なビーチでのマリンアクティビティも評判で、毎年多くの日本人がセブ島へ留学しています。
でも、セブ島留学って話にはよく聞くけど、具体的にどんな感じなのかよくわからない人も多いのでは?
そこでこのページでは、セブ島留学の費用やスケジュールといった基本情報と、セブ島留学ならではのメリットやおすすめの語学学校など、お役立ち情報を一通りまとめてみました!
これを読めば、セブ島留学とは何かの概要がつかめます。
ぜひ読んでみてください!
セブ島おすすめの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
セブ島ってどんなところ?
まず最初に、フィリピン・セブ島について知っておきたい基本情報をまとめました。
セブ島の気候
セブ島は南の島国であり、熱帯モンスーン気候に属しています。
そのため1年の平均気温は27~30℃程度と、ほぼ年中夏の気候で過ごすことになります。
また、セブ島には雨季と乾季があり、乾季は大体12月~5月頃で、1年で最も暑い時期になります。
一方、雨季は6月~11月頃で、月の平均降水量が100mm以上になります。
しかし、日本の梅雨のように長時間ジトジト降る雨ではなく、短時間でスコール(強い雨)が降り、雨が止んだ後は気温が下がりカラッとした晴れ間が見られます。
セブ島の治安
フィリピンは開発途上国であり、私達が日常生活を送っている日本とは様々な面で大きく異なります。
留学生が命に関わるような事件に巻き込まれることは少ないものの、スリや置き引きなどの軽犯罪、タクシーなど交通機関の運賃トラブルなどは頻繁に起きているのが現状です。
セブ島は世界的に人気の観光地でもあり、フィリピン国内では比較的治安が良い地域も多くなっています。
ただし治安があまり良くないエリアもあるため、留学先地域の治安情報や危険な場所をしっかり把握しておくようにしましょう。
多くの語学学校では、入学時のオリエンテーションで学校周辺地域の治安について説明があるので、その際のアドバイスに従うようにしてください。
また、学校スタッフや先生、自分より早くから滞在している他の留学生からも積極的に情報収集して、現地に即した最新の情報を得るように心がけましょう。
セブ島の食事
多くの語学学校では、平日は3食、栄養バランスや衛生面に配慮した食事が提供されます。
語学学校が多く競争の激しいセブ島だからこそ、「少しでも美味しい食事が出せるように」と給食に力を入れている学校も多いです。
人気観光地で各国からの駐在員も多いセブ島では、さまざまなジャンルの外食を楽しむことができます。
「フィリピン料理」「イタリアン」「韓国料理」「日本食」「中華料理」など挙げたらきりがないほどです。
地元の人が通う安いローカル食堂、外国人もこぞって訪れるおしゃれな店、流行りの料理が楽しめる新しいレストランなど、価格帯やテイストもたくさんの候補から選べます。
しかし、地元の人が食べるフィリピンの食事は肉料理が中心。
安い外食が多くなると栄養バランスが崩れがちになるので、注意が必要です。
セブ島の物価
日本と比較するとセブ島は物価が安く、商品によってまちまちですが、一般的に日本の2分の1〜3分の1程度と言われています。
現地の物価の事例をいくつか紹介しましょう。
- ローカル食堂(道端にある屋台等):60ペソ〜(約126円〜)
- ファストフード:80ペソ〜(約168円〜)
- きれいめのレストラン:300ペソ〜(約630円〜)
- カフェ(コーヒー1杯):100ペソ〜(約210円〜)
- バー(ビール1杯):50ペソ〜(約105円〜)
※約600円〜1000円くらいで楽しく飲めます - アイランドホッピング:2,000ペソ~(約4200円〜)
- ホテルのデイユース:1,000ペソ~(約2100円~)
※2020年1月現在のレートは1ペソ2.1円程度
他の留学人気国と比較しても物価がとても安いので、節約を心がければ留学中の滞在費をかなりおさえることもできます。
※ただし、輸入品やスターバックスコーヒーなど外国資本の飲食店は、日本と値段が変わらなかったり、商品によっては日本より高く販売されていることもあります。
セブ島留学のメリットとは
次に、セブ島留学ならではのメリットを解説していきます。
1.留学費用が安い
先に紹介した通り、フィリピンは物価が安い上、人件費もかなり安い国です。
そのため英語レッスン代を含む語学学校費が安く、アメリカ・イギリス・オーストラリアなど他の留学人気国と比較すると、留学にかかる総費用が大幅に低くなっています。
しかもフィリピン留学のレッスンはグループ授業ではなくマンツーマン授業が主体。
それでいてグループ授業主体の他国留学より安いのですから、コストパフォーマンスはまさに圧倒的です。
※留学費用の具体例は「セブ島留学の費用一覧」で紹介しています。
2.英語指導の質が高い
フィリピンはアジアの国であるにもかかわらず、英語能力ランキングで世界14位、アジアでは2位にランクインされているほど国全体に英語が浸透しています。
語学学校のフィリピン人講師たちの英語指導力も非常に高く、日本からだけでなく世界各地から語学留学生が集まっていることからもその評判がうかがえます。
<こちらの記事もどうぞ>
【徹底解説】フィリピン人の英語力とは?
3.語学学校とコースの選択肢が多い
「フィリピン留学の聖地」と呼ばれるセブ島には、なんと100を超える数の語学学校が集まっています。
カリキュラムやコースは「試験対策」「ビジネス英語」「トラベル英会話」など留学生の目的にあわせて多様に提供されていて、学習スタイルも「スパルタ」「セミスパルタ」「ノーマル」など自分に合ったものが選べます。
缶詰状態にして自分をしっかり追い込める学校を選んでもいいし、バカンス重視でビーチに近い学校を選ぶのも自由。
この選択肢の多さはまさにセブ島留学ならではの魅力です。
4.環境が日本人向き
フィリピンは、アメリカやオーストラリアなどの留学人気国と比べて日本からの物理的な距離が近く、時差もたった1時間。
そのため、気候や文化も日本人が比較的馴染みやすく過ごしやすいと言われています。
特にセブ島には日本人留学生や日本人居住者が多く、日本食レストランも豊富ですし、現地のフィリピン人たちも日本人と接することに慣れています。
海外では特にシャイになりがちな日本人ですが、セブ島では現地の人々のフレンドリーさに触れてリラックスして過ごすことができます。
セブ島留学中のスケジュール
セブ島の語学学校では多くの場合、日曜日に語学学校に到着し、入学・入寮等の手続きをします。
そして翌日月曜日にレベルチェックテストとオリエンテーションを行います。
そのため、授業が始まるのは月曜日ではなく火曜日からとなる場合が多いです。
下記は語学学校での1日のスケジュールの一例です。
【マンツーマンレッスン8時間 + グループレッスン2時間(自由参加)】
7:00~8:00 | 朝食(時間内に自由に食事可) |
---|---|
8:10~9:00 | マンツーマンレッスン |
9:10~10:00 | マンツーマンレッスン |
10:10~11:00 | マンツーマンレッスン |
11:10~12:00 | マンツーマンレッスン |
12:00~13:00 | 昼食(時間内に自由に食事可) |
13:00~13:50 | マンツーマンレッスン |
14:00~14:50 | マンツーマンレッスン |
15:00~15:50 | マンツーマンレッスン |
16:00~16:50 | マンツーマンレッスン |
17:00~18:00 | 日本人講師の文法授業 (自由参加) |
17:00~19:00 | グループレッスン (自由参加) |
19:00~20:00 | 夕食 (時間内に自由に食事可) |
20:00~21:00 | チェックテスト(週1回) |
語学学校の中には、バスケットコートやプール、ジムが併設されているところもあり、授業の合間に身体を動かしてリフレッシュすることもできます。
日本ではなかなかない、英語レッスンが長時間続く環境になるので、慣れるまでは疲れが溜まりやすいと思います。
留学して間もないうちは、土日はしっかり休息またはリフレッシュをして、オン・オフを切り替えることをおすすめします。
セブ島留学の費用一覧
フィリピン・セブ島にある語学学校に実際に留学する場合、一体いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
ここでは目安として、日本人にも人気のセブ島語学学校「QQ English ITパーク」で留学した場合の費用総額を試算してみました。
【QQ English ITパーク/4人部屋/1日8時間(マンツーマン6時間+グループ2時間】
1週間 | 2週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | |
授業料+宿泊費 | 70,000円 | 113,700円 | 174,900円 | 349,800円 |
524,700円 |
生活費 | 5,000円 | 10,000円 | 20,000円 | 40,000円 | 60,000円 |
航空券 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
SSP*とビザ代 ACR-Iカード* |
14,000円 | 14,000円 | 14,000円 | 21,000円 | 37,000円 |
海外旅行保険 | 5,000円 | 5000 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
合計 | 144,000円 | 192,700円 | 268,900円 | 480,800円 | 701,700円 |
SSP*:Spesial Study Permit(特別就学許可書)のことで、1日でもフィリピンで教育を受ける人は取得が義務付けられているフィリピン政府が発行する許可証です。手続きは語学学校が代行してくれます。
ACR-Iカード*:60日以上滞在する場合に必要な外国人登録証です。9週以上留学する人は必ず取得しなければなりません。手続きは学校が代行してくれます。
留学する語学学校や受講するコースによって留学費用は変わります。
また、宿泊部屋は相部屋人数が多いほど安く、少ないほど高くなります。
語学学校費用には平日の食事代や洗濯代も含まれているため、現地での生活費はほとんどかかりませんが、週末にアクティビティに出かけたり外食するための費用は見込んでおきましょう。
現地生活費を節約すればするほど留学費用総額を安く抑えることができます。
<こちらの記事もどうぞ>
【完全解説】フィリピン留学の費用はこれでまるわかり!(期間別)
セブ島留学におすすめの語学学校5選
100以上の語学学校が集まるセブ島。
選択肢が多いのも魅力ではありますが、これだけの数の中から自分に合う学校を見つけるのはなかなか大変です。
そこで、フィリピン留学ナビが自信を持っておすすめする語学学校5校を紹介します。
ぜひあなたの学校選びの参考にしてみてください。
セブ島留学におすすめの語学学校①:3D ACADEMY
3D ACADEMYは2002年創立の日本人資本校です。
セブ島にある日本人資本校として実績はトップクラスながら、学生にも優しい低価格帯かつ質の高いサービスが提供されています。
フィリピン留学最大の魅力であるマンツーマン授業を最大限に活かすため、暗記学習を可能な限り排除した「アウトプット後に学ぶインプット」という新しい指導法を各講師が習得しています。
これにより実践で使える英会話を従来よりも速いスピードで習得することが可能になっています。
カリキュラムも豊富で「TOEIC・TOEFL・IELTS」の試験対策や海外留学・就業、ワーキングホリデーや世界一周など様々な目的をもった生徒に対応できるコースが用意されています。
・日本人の留学生が多いほうがいい人
・スピーキングを中心とした「実践英会話」を学びたい人
セブ島留学におすすめの語学学校②:QQ English ITパーク校
QQ English ITパークでは講師全員が国際英語教授資格(TESOL)を保持しているので、質の高いレッスンを受講することができます。
セブ島の語学学校で唯一認可を受けてるカリキュラム「軍隊式のカランメソッド」は英会話の瞬発力がアップすると評判も高いです。
語学学校はITパークという外資系の企業や通信企業が集まるセブ島内で非常に治安のよい地域にあり、はじめての留学でも安心です。
また、日本人経営なので、日本人留学生も多いですが日本人以外に韓国人、台湾人、中国人、ロシア人、イラン人、タイ人、パキスタン人などが在籍し、多国籍な雰囲気なのも特徴です。
オンライン英会話も提供しているので、留学前の準備や留学後の継続学習にもおすすめです。
・さまざまな国籍の学生と仲良くなりたい人
・治安の良い地域で留学したい人
セブ島留学におすすめの語学学校③:SMEAG キャピタル
SMEAGキャピタルはセブ島で唯一のTOEFL、TOEIC、IELTSなどの公式試験会場認定校です。
そのためTOEIC、TOEFL、IELTSなどの資格試験に強い学校でもあり、1ヶ月に1回公式試験を校内で実施しています。
「一般英会話コース」ももちろん用意されていますが、「TOEIC・TOEFL・IELTSコース」では12週間以上の留学をする生徒に対して「点数保証プラン」が用意されており、きちんと授業を受けて12週間の学習を続けた学生の目標点数達成率はなんと100%!
最新のキャンパスは、6階建てのビルの中に、寮・教室・ジム・コーヒーショップや美容室、マッサージショップなどが併設されており、快適な環境で勉強生活を送ることが可能です。
毎日3食の食事は、専属の日本人シェフによる日本食が中心なので健康的な食事を楽しむことができます。
・日本食中心の食事を食べたい人
セブ島留学におすすめの語学学校④:CIA(Cebu International Academy)
CIAは歴史があるセミスパルタ式の韓国資本の語学学校です。
学生の国籍比率は年間平均で韓国40%、日本30%、台湾20%、ベトナム10%、少数ですが中東の学生も在籍しているなど、国際色が豊かな学校なので、授業以外でも英語を使う環境が整っていることも魅力の1つです。
セミスパルタ式の学校なので「1日あたり50分×10コマの授業」に加えて、「毎朝単語テスト」が実施されています。
留学期間中は出席率も厳しく管理されており、平日の放課後や土日は門限時間までフリータイムですが、朝の単語テストで合格点を取得できない場合や授業への出席率が低い場合は外出制限がかかることがあります。
セブ島には娯楽が多く遊びの誘惑が少なくないため、留学生の中にはつい勉強よりも遊びに走ってしまう人もいます。
真剣に英語学習に取り組み、集中的に英語力を身に付けたい人におすすめの学校です。
・さまざまな国の学生と仲良くなりたい人
セブ島留学におすすめの語学学校⑤:IDEA CEBU
IDEA CEBUは2012年に開校した、日本人経営としては珍しいセミスパルタ方式の語学学校です。
平日は毎朝ボキャブラリーテストがあり、門限は平日17時~20時と少し厳しめになっているので、毎日英語学習に集中できる環境が整っています。
日本人ために考えて作られたスピーキング重視のカリキュラムも評判が高く、さらにヨガやダンスを取り入れた授業も人気です。
セミスパルタでありながらも楽しみながら英語を学ぶ工夫が施されています。
日本人経営のため言葉の壁を感じることなく手厚いサポートが受けれますし、日本食のトレーニングを受けたシェフによる美味しい給食も魅力の1つです。
・日本人に合ったカリキュラムを受講したい人
・日本食中心の食事を食べたい人
語学学校にはそれぞれの特色があります。
「TOEICの点数を伸ばしたい」「海外で就職してみたい」などみなさんの目標も様々だと思います。
自分の目標達成に最も適切な学校を選ぶことがセブ島留学成功の秘訣です。
<こちらの記事もどうぞ>
フィリピン留学に行きたい方必見!【学校選びのポイント7選】
セブ島留学で英語力はどれくらい上達する?
フィリピン留学経験者を対象にフィリピン政府観光省が実施したアンケート結果によると、全経験者の約95%がフィリピン留学に「満足した」と回答しています。
では、留学経験者たちは具体的にどれくらい英語力が向上したのでしょうか。
セブ島留学経験者の口コミや体験談をもとに、留学期間ごとの大まかな上達目安をまとめましたので、参考にしてみてください。
1週間 |
|
1ヶ月 |
|
3ヶ月 |
|
6ヶ月 |
|
<こちらの記事もどうぞ>
【完全版】フィリピン留学|あなたにぴったりの留学期間は?
まとめ:【セブ島留学ってナニ?】おすすめの学校・生活・費用まとめ
いかがでしたか?
最後に、セブ島留学を成功させるために特に大切なポイントをおさらいします。
- 語学学校それぞれの特色を知った上で、自分の目標達成に最も合っている語学学校を選ぼう
- 留学費用は語学学校・期間・コース・宿泊部屋の人数によって変わってくるので注意!
- セブ島留学のスケジュールはハード! うまく息抜きしながらON-OFFの切り替えて勉強しよう
この記事がセブ島留学を検討する方にとって少しでも参考になれば幸いです。
セブ島おすすめの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!