【フィリピン留学】2週間費用や効果、おすすめの語学学校を大公開
最近は大学の夏休みや春休みなど長期休暇を使って、フィリピンへ短期留学をする方が増えています。
しかし2週間と短い留学では、
- どのくらいの費用が必要?
- 英語力が伸びるなど効果はあるの?
- 2週間でも受け入れてくれる学校があるの?
など、疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2週間のフィリピン留学は、およそ20万円から実現できます。
また短い期間でも自分に合った学校を選べば、英語力アップなどの効果は期待できます。
短期間でも受け入れてくれる学校は多いので、長期休暇や有給などを使って留学することは可能です。
そこで今回は2週間の留学費用や効果、スケジュール例、デメリットと解決策、おすすめの語学学校を順に紹介します。
今回の記事を参考にしながら、2週間のフィリピン留学のイメージをつかんでいきましょう!
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
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2週間のフィリピン留学でかかる費用【総額208,900〜247,700円】
まずは、メリット週間フィリピンへ留学したときの費用をシミュレーションしてみましょう!
2週間の留学費用:合計208,900〜247,700円
条件:セブ島内の語学学校A、4時間マンツーマンレッスン+2時間グループレッスン、4人部屋
(1)学費+滞在費 116,900〜135,700円 |
15,000円(入学金) 98,200〜113,000円(授業料) 2,000円(空港ピックアップ費用) 1,000〜5,000円(教材費) 700円(水道光熱費) |
(2)ビザ代 12,000円 |
12,000円(*SSP費用) |
(3)現地での生活費 5,000〜10,000円 |
5,000〜10,000円 |
(4)往復航空券 60,000円 |
60,000円 |
(5)海外留学保険 5,000〜10,000円 |
5,000〜10,000円(クレジット付帯であれば無料) |
(6)観光費用 10,000〜20,000円 |
10,000〜20,000円 |
※SSP*:フィリピン政府が発行する「Spesial Study Permit(特別就学許可書)であり、フィリピンへ留学する人は1日でも取得しなければならない。手続きは語学学校が代行してくれる。
実際に留学する学校や受講するコースによって費用は異なりますが、2週間の留学における費用相場は18万〜25万円ほどです。
生活費は主に、友人と週末に外食をしたりお土産を購入したりする場合に必要となります。
そのため留学生によって現地での生活費は異なり、もちろん節約することも可能です。
その方法は次で紹介しますね。
2週間のフィリピン留学にかかる費用を節約するコツ
次は、留学費用を節約するコツを3つ紹介します。
コツ1:滞在先を大人数の相部屋にする
まず宿泊先は、主に以下の4つから選びます。
- 学生寮(相部屋・個室)
- コンドミニアム
- ホテル
- ホームステイ
最も費用が安いのは「学生寮の相部屋」。
ホテルなどと比べると2週間で数万円ほど安くなることも多く、節約したい方にはおすすめです。
ただし他の留学生と同じ部屋で生活することになるので、個人によってはストレスを感じることも。
自分が初対面の人とすぐに仲良くできるかどうかなど、考えておきましょう。
コツ2:郊外に留学する
フィリピン留学は滞在する地域によって、学校の授業料が異なります。
日本でも東京など都心の物価が高いように、フィリピンでもマニラなど首都圏、そしてセブ島など観光地は滞在費が高い傾向にあります。
費用をおさえたいときは、以下のような郊外の地域に留学しましょう。
- ダバオ
- バギオ
- クラーク
- イロイロ
主に授業料が安く、地域によっては20万円以内で2週間留学できることもあります。
コツ3:格安航空券(LCC)を使う
渡航費をおさえるには、LCCのチケットを購入することも検討してみましょう。
LCCは映画や機内食などサービスが少ないぶん、通常のチケットよりも数千円から数万円ほど安くなります。
フィリピン留学では、以下の航空会社がおすすめです。
- セブパシフィック航空
- ジェットスター
- エアアジア
時期にもよりますが、往復3万〜4万円ほどで購入できることもあります。
サービスよりも費用を優先したいときは、LCCで探してみてください。
ちなみに2ヶ月以外では、1ヶ月や半年、1年の留学を考える人も多いかと思います。
それぞれの費用について、詳しくは以下を参考にしてみてください。
2週間のフィリピン留学のスケジュール例
次は、フィリピンに2週間留学したときのスケジュール例を簡単に紹介します。
1日のスケジュール
内容 | |
8:00〜9:00 | 起床。身支度や食堂で朝ごはんを食べる |
9:00〜9:50 | 授業(1)発音 |
10:00〜10:50 | 授業(2)リーディング |
11:00〜11:50 | 授業(3)スピーキング |
12:00〜13:00 | 食堂で昼ごはんを食べる |
13:00〜13:50 | 授業(4)リスニング |
14:00〜14:50 | 空き時間なので自習 |
15:00〜15:50 | 授業(5)TOEIC対策 |
16:00〜16:50 | 授業(6)ライティング |
17:00〜19:00 | 放課後なので自習 |
19:00〜20:00 | 食堂で夕食 |
20:00〜21:00 | 自由時間なので翌日の予習 |
21:00〜23:00 | シャワーや明日の準備をして就寝 |
1週間のスケジュール
【1週目】
月曜日 | 朝からオリエンテーション |
火曜日 | 授業スタート |
水曜日 | 授業と自習 |
木曜日 | 授業、放課後は観光 |
金曜日 | 授業と自習 |
土曜日 | 午前中だけ自習して午後から観光 |
日曜日 | 1日中アクティビティを楽しむ |
月曜日 | 授業と自習 |
火曜日 | 授業と自習 |
水曜日 | 授業、午後から観光 |
木曜日 | 授業と自習 |
金曜日 | 授業、午後に卒業式 |
土曜日 | 午前中に退寮して観光、ホテルに移動 |
日曜日 | 午前中だけ観光して午後に帰国 |
2週間のフィリピン留学でも効果やメリットはあるの?
ここまで2週間の留学費用を紹介しましたが、「フィリピンなら費用が安いと分かったけれど、効果はあるのかな……」と考える方も多いのではないでしょうか。
2週間の留学でも、フィリピンなら日本で英語を勉強するより高い効果を得ることが可能です。
その理由やメリットを3つ紹介します。
2週間のフィリピン留学のメリット1:英語学習だけに集中できる
正直に申し上げると、2週間のフィリピン留学でネイティブのように英語を話せるなど、大きな効果を感じることはできません。
ただし、日本で学習する以上の英語力アップは期待できます。
というのもフィリピンにある語学学校はマンツーマンレッスンが中心なので、そのぶん発言する機会が増えます。
また空き時間も自習することになるので、留学中の勉強時間は1日8~10時間になることも。
授業時間の多いフィリピンでは、2週間の留学でも約80〜100時間の学習時間を確保することが可能となるのです。
対して、日本で週1回の英会話レッスンに通っていたとしましょう。
2週間のフィリピン留学と同じ勉強時間を確保するには、1年6ヶ月分の授業を受けなければいけません。
フィリピン留学は短期であっても、密度の濃い英語学習をすることができるのです。
2週間のフィリピン留学のメリット2:海外の文化にふれたり交流したりできる
留学期間が2週間でも、フィリピンの文化や現地の人と触れ合うことが可能です。
留学中の土日は自由時間になります。
その間に観光や買い物、外食などができ、フィリピン人との交流や文化を体験できることも少なくありません。
海外の人や文化に触れることは、日本の文化や習慣などを見直すきっかけになることも。
そこから価値観や視野が広がり、人間的に成長できることも多いです。
留学は英語力だけでなく、自分自身のレベルアップにもつながるのです。
2週間のフィリピン留学のメリット3:海外に住むというプチ移住体験ができる
2週間でも、留学すればしばらくはフィリピンで生活することになります。
一時的に海外で生活をするので、「将来フィリピンに住んだらこんな感じかな……?」とイメージすることが可能です。
プチ移住体験を通して、長期留学や海外就職などを決断する人も多いです。
例え2週間であっても、フィリピン留学はさまざまな効果が得られるでしょう。
2週間のフィリピン留学のデメリットと解決策
続いては、フィリピン留学を2週間にするデメリットを見ていきましょう。
2週間のフィリピン留学のデメリット1:初日の説明や祝日などで授業数が少なくなる
フィリピンに限らず多くの語学学校では、日曜日に到着して月曜日にテストやオリエンテーションを受けることになります。
つまり授業は火曜日から始まり、「1週目は火曜~金曜の4日間しか授業を受けられない」状態になります。
2週間の留学期間では、1日でも授業がないのはもったいなく感じますよね。
またフィリピンは祝日が多いので、祝日がある月に留学すると授業時間はさらに短くなってしまいます。
解決策:授業時間が保証されているコースを選ぼう!
ラピッドコースとは、祝日などに開催予定であった授業を別の日にふりかえてくれるものです。
本来受けられるはずの授業をキッチリと受けられるので、費用対効果を得られやすくなります。
2週間のフィリピン留学のデメリット2:フィリピンを満喫することができない
フィリピンは有名なビーチリゾートでもある「セブ島」や首都の「マニラ」など観光地が多く、留学中にアクティビティなどを楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
しかし2週間という短い期間では、勉強も観光もどちらも楽しむのはなかなか難しいです。
解決策:外出が自由、アクティビティに力を入れている学校を選択!
2週間で観光やアクティビティも楽しむためには、以下のような学校を選ぶのがおすすめです。
- 平日も休日も自由に外出できる
- 学校主催のイベントをよく開催している
- 授業でアクティビティができるコースがある
また観光スポットから近い学校を選ぶ、思いっきり観光できるように行きたいところを下調べをしておくことで、時間をムダにすることがありません。
帰国日を日曜日にして、土曜日を観光を楽しむ日にするなども可能です。
2週間のフィリピン留学でおすすめの語学学校5選
2週間の留学期間で少しでも授業時間を確保したい方は「短期留学コース」のある語学学校がおすすめです。
そこで今回は「しっかりと英語学習ができる学校」と「英語学習も観光も楽しめる学校」に分けて、以下6つの学校を紹介します。
- 短期留学コース等がありみっちりと英語学習ができる学校3選
☆TARGET
☆Cebu Pelice Institute(CPI)
☆Clark Institute of the Philippines(CIP)
- 英語学習も観光も両立できる学校2選
☆QQ English シーフロント校
☆Genius English
では1つずつ見ていきましょう。
英語学習におすすめの語学学校1:TARGET
「TARGET」は、セブ市街のバニラッド地区に位置する日本資本の語学学校です。
学校自体は住宅街の静かな場所にありますが、少し歩くとショッピングモールやレストランがあり、不便を感じることはありません。
カリキュラムはマンツーマン授業が中心で、1日に最大10時間の授業を受けることができます。
また1〜2週間の留学では、初日の午後から4時間のマンツーマンレッスンを受けられます。
短期間の留学でも英語学習の時間をしっかりと確保でき、1日をムダにすることはありません。
また追加料金は必要ですが、土日祝日もマンツーマン授業を1コマ(50分)当たり350ペソ(約770円)でお願いできます。
短期間でもしっかりと勉強したい方は、追加レッスンで英語漬けの生活も検討してみてください。
英語学習におすすめの語学学校2:Cebu Pelice Institute(CPI)
「Cebu Pelice Institute(CPI)」は、セブ市内にあるリゾート型の語学学校で、ホテルのような施設が特徴です。
こちらはレッスンが厳しい「スパルタ校」なので、月曜から木曜までは外出禁止となります。
ただし学校内にプールやジム、球技コート、売店など施設が充実しているので、外出できなくてもストレスは溜まりにくいです。
そして2週間の短期留学では、授業時間を確保できる「Rapid(ラピッド)60コース」を受講できます。
月曜日の午前中から授業が開始されるうえに、2週間で60時間のマンツーマン授業を保証。
祝日などで休校になった場合も補講があります。
またCPIは「食事が和洋中でバランスが良い」と好評なので、生活面を重視する方にもおすすめです。
英語学習におすすめの語学学校3:Cebu International Academy(CIA)
「Cebu International Academy」は、セミスパルタのレッスンを提供するセブ島の語学学校です。
セミスパルタとは、スパルタレッスンほど厳しくはないけれど、英語学習に集中できるシステム。
例えばCIAでは、毎週単語テストが実施されるうえに、点数が悪いと外出禁止を言い渡されます。
また学校では英語以外の言語を禁止する「EOP」のルールも設けられています。
監視員が巡回するくらい厳しいので、強制的に英語を話す環境に身を置くことが可能です。
英語学習にしっかりと集中したい方は検討してみてください。
勉強と遊びにおすすめの語学学校4:QQ English シーフロント校
「QQ English シーフロント校」は、セブ・マクタン島の海辺リゾートホテルが集まるエリアにある日本資本の語学学校です。
目の前は海なので、リゾート気分を味わいながら英語学習に集中することが可能です。
勉強に集中できないときなど、息抜きの時間を持つこともできるでしょう。
またすべての講師が国際英語教授資格(TESOL)を保持しているので、質の高いレッスンを受講できます。
さらにはオンライン英会話も提供しているので、留学前の準備や帰国後の継続学習に困ることもありません。
留学中だけでなく、長い期間で英語力アップを目指すことができます。
勉強と遊びにおすすめの語学学校5:Genius English
「Genius English」はセブ島のリゾートホテル敷地内にある語学学校です。
セブ島で初めてのロシア資本の学校なので、ロシア人と出会うことが多いかもしれません。
特徴は「宿泊施設としてリゾートコンドミニアムを利用できること」。
高層階からのオーシャンビューを楽しむことができます。
また学生はリゾートホテルのプールやプライベートビーチなどを無料で利用できるので、週末にバカンスを楽しめることも。
旅行気分もかねて留学できそうですね。
講師の質が高いことから、フィリピンの技術技能教育庁「TESDA」の認定を受けているフィリピン政府お墨付きの語学学校でもあります。
語学学校の選び方については、以下を参考にしてみてください。
「フィリピン留学に行きたい方必見!【学校選びのポイント7選】」
まとめ:フィリピン留学は2週間でも効果あり!
今回は2週間のフィリピン留学について紹介しました。
2週間のフィリピン留学は、およそ208,900〜247,700円で実現できます。
また「滞在先を相部屋にする」「LCCを使う」など工夫すれば、さらに節約することも不可能ではありません。
日本で英語を勉強するよりは勉強時間も増えやすく、集中的に英語力アップを目指すことが可能です。
短い留学期間ですが、学校選びや過ごし方ですばらしい2週間になるかと思います。
今回紹介した中から自分に合った学校を選択して、充実した留学生活を送ってくださいね。
2週間の留学を決断したら、次は留学する時期を考えていきましょう!
フィリピンは暑いので、気候をもとに考えるのがおすすめです。
また2週間の留学に必要な持ち物や服装など、留学に必要な情報は以下を参考にしてみてください。
「【経験者に聞いた】フィリピン留学に絶対に必要なモノ34選!」
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!