【2021年最新】フィリピンの物価って安いの?項目別に徹底解説
留学や観光でフィリピンへ渡航する方にとって気になることの1つにフィリピンの物価が挙げられると思います。
実際、フィリピンの物価は安く日本と比べると1/3〜1/2ほどになります。
しかし中には日本と比較しても、高いものもありますし、滞在中に意外と出費がかさんでしまったという話も耳にします。
そこで今回は、フィリピンの物価を項目別に徹底解説するとともに、滞在中の節約方法も一緒に紹介します!
どのくらいお金が必要になるのか、渡航前にイメージしておくことで、必要な費用が明確になり金銭的な不安も軽減するので、より楽しく効率的に滞在することが可能になります。
※レートは2021年1月現在で計算
フィリピン留学の費用についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
【フィリピン留学の航空券】相場や安い時期、おすすめ航空会社を紹介
フィリピンの物価の特徴
フィリピンの通貨は「ペソ」で「PHP」と表記され、レートは1PHP≒2.05円(2021年1月1日現在)となっています。
ざっくりとペソを2倍すればだいたいの日本円となるため、日本円への換算も簡単にできます。
フィリピンの物価は1/3〜1/2ほどなので贅沢をしすぎらなければ、日本と同様の生活水準で十分な生活を送ることが可能です。
フィリピンの地域ごとの物価の違い
フィリピンの物価は全体的に安いですが、地域差があります。
基本的にローカルは安く、マニラやセブ島など都市や観光地は物価が高くなる傾向です!
リゾート地であれば観光客向けの値段設定になるため、物価は日本とたいして変わらない場合もありますが、リゾート地から少し離れるだけでローカル価格となり物価は格段と安くなります。
マニラやセブ島などの都市や観光地であってもフィリピンの地方と比較した場合は物価は少し高くなっていますが、日本と比較すると十分安くなります。
フィリピン人の平均賃金っていくら?
現地フィリピン人の給与水準は日本人の1/10程度です!
- 新卒:約20,000円〜
- 中途:約40,000円〜
- マネージャークラス:約80,000円〜
- マニラでアルバイト:約100円/時給〜
上記のように、現地の人々は約20,000円〜の給料で1ヶ月生活をしなけらばならないため、物価が安くないと生活することは不可能です。
フィリピンの物価を項目ごとにチェック!
ここからは、項目ごとの物価を紹介していきます。
ここを参考にしていただければおおよその物価や滞在費についてより具体的にイメージできると思います。
フィリピンの食品関係の物価
食品は、基本的に日本のおおよそ半額以下であり、商品によっては日本の2~4割程度の値段になっているものが多いです。
特に、フィリピンでは水道水を飲むことができないため、飲料水は全てミネラルウォーターになり、毎日大量の水が消費されいるため、単価も安くなっています。
- ミネラルウォーター(1500ml):30PHP(約61円)
- コーラ(235ml):9PHP(約18円)
- パン:5PHP(約10円)
- サンミゲルビール(330ml):30PHP(約61円)
- スナック菓子:30PHP(約61円)
- カップラーメン:25PHP(約51円)
- マンゴー(1kg):70PHP(約143円)
フィリピンの外食費の物価
マニラやセブ島といった都市では観光客をはじめとして留学生や駐在員も多いので外食できる場所が豊富にあります。
地元の人も通うローカル食堂から、McDonaldやstarbucksなど世界的なチェーン店、各国の料理を楽しめるレストランやバーなどの高級店まで充実しており、金額も違ってきます。
- ローカル食堂(道端にある屋台等):50PHP〜(約102円)
- ファーストフード:80PHP〜(約163円)
- モール内のフードコート:100PHP〜(約204円)
- きれいめなレストラン:300PHP〜(約614円)
- カフェ(コーヒー1杯):100PHP〜(約204円)
- バー(ビール1杯):50PHP(約102円)
フィリピンの日用品の物価
旅行や留学で欠かせないのがシャンプーなどの日用品です。
フィリピンにも生活に必須の日用品は豊富にあり、特にこだわりがなければ現地で安く調達することが可能です。
少し値段は張りますが、日本製のものも販売されています。
- シャンプー:100PHP〜(約204円)
- 石鹸:40PHP〜(約81円)
- トイレットペーパー(9ロール):200PHP〜(約409円)
- Tシャツ:100PHP〜(約204円)
- サンダル:100PHP〜(約204円)
フィリピンの交通費の物価
フィリピンの交通費は日本と比べて非常に安くなっています。
タクシーをはじめとして、現地の人たちの足でもありバスの役割を果たす「ジプニー」や中短距離の移動で利用されるオートバイの横に乗客用サイドカーをつけた「トライシクル」など主要交通機関は格安で利用することができます。
- タクシー初乗り:40PHP(約81円)
- ジプニー:7PHP(約14円)
- トライシクル:7PHP(約14円)
フィリピンの滞在費の物価
フィリピンへでの留学の場合は留学期間中の滞在費は留学費用に含まれる場合がほとんどですが、語学学校へ入学前・卒業後にフィリピンで滞在する場合は滞在費が必要になります。
滞在費は利用する宿のグレードによっても異なりますが、おおよそ日本の1/3ほどが相場となります。
また、1ヶ月以上の長期滞在の場合は、コンドミニアムを借りることもおすすめです。
- ゲストハウス:250PHP〜(約512円)
- ホテル(中級):650PHP〜(約1331円)
- ホテル(高級):4000PHP〜(約8195円)
- コンドミニアム/1ヶ月:12,000PHP〜(約24586円)
フィリピンのアクティビティの物価
南国のフィリピンではダイビングたシュノーケリングといったマリンスポーツ系のアクティビティやスパやマッサージなどのリラックス系、クラブなどのナイトアクティビティなど娯楽も充実しています。
日本ですると高額なアクティビティも格安で楽しむことができるのも魅力の1つです!
- アイランドホッピング:2,000PHP~(約4097円〜)
- ホテルのデイユース:1,000PHP~(約2048円~)
- ダイビング(2ダイブ):4,000PHP〜(約8195円〜)
- マッサージ(1時間):300PHP〜(約614円〜)
- クラブ(エントランス):100PHP〜(約409円〜)
フィリピン生活での節約法
物価の安いフィリピンでは日本と比較しても格安で生活することが可能ですが、更に簡単に節約することもできます!
せっかくの滞在なので、徹底した節約をするのではなく、メリハリある生活を心がけることが節約のポイントです。
フィリピン生活での節約法①学校の食事、屋台・地元食堂を利用する
語学留学の場合はほとんどの学校が、学費の中に食事代が含まれており、平日の朝昼晩は食事が提供されます。
そのため、学校で食事が提供される場合は、口に合わなかったり気分転換したい場合などを除いて学校で食事を摂ることで食費が大幅に節約することが可能になります。
先述したように、フィリピンには屋台やローカル食堂から高級レストランまで幅広い価格帯の外食スポットがあります。
自分の予算にあった食事を選択して食費を節約することが可能です!
しかし安すぎる屋台やローカル食堂は、衛生管理が十分ではなくお腹を壊してしまう可能性があるので、注意が必要です。
フィリピン生活での節約法②移動はジプニーやトライシクルを利用する
フィリピンにおける観光客・留学生の主要な移動手段は快適・便利で安全性もある「タクシー」になります。
しかし、そんなタクシーよりさらに安い交通手段は、地元の乗り物「トライシクル」と「ジプニー」です。
セブ島内の場合、タクシーで100PHP(約204円)で行ける距離はジプニーを利用した場合は7PHP(約14円)になるので大幅な節約になります。
しかし、トライシクルやジプニーは現地の方が使う乗り物であり、クーラーなどの空調が整っていなかったり、盗難や恐喝にあうトラブルも報告されています。
語学学校によっては禁止しているところもありますがルートと乗り方さえ覚えてしまえば、ジプニーもトライシクルもフィリピンで生活するにあたってはとても便利な乗り物です。
利用する場合は、細心の注意を払い自己責任で利用しましょう。
フィリピン生活での節約法③フィリピン現地での相場を知る
タクシーで移動する場合やアイランドホッピングなどのアクティビティを楽しむ場合など、あらかじめ語学学校の先生やスタッフなど長期で滞在している人に相場を確認しておきましょう!
タクシーやアクティビティなど交渉して利用することも多く、相場を知っておくことで法外な値段を請求されることを防ぐことができます。
フィリピンに住む人々にとって「日本人=お金持ち」というイメージが強く、観光客である日本人は詐欺やぼったくりの対象にもなることが多いです。
現地での相場を知って不要な出費を防ぐようにしましょう。
まとめ:フィリピンの物価を知ってお得に滞在しよう!
いかがでしたか?
今回はフィリピンの物価について項目ごとに紹介してきました。
フィリピンは噂通り、日本と比べて物価が安く、長期滞在しても月4−5万程度で十分生活していくことが可能です。
現地の物価を知ることで、フィリピン滞在中に必要な費用を予想することができるので、現地に到着して金銭面の不安が軽減することにもつながります。
フィリピンでの滞在スタイルは個人個人で異ります。
物価を知ったうえで、自分の予算に応じた一番過ごしやすく実り多い留学や旅行を楽しんでくださいね。
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