【徹底解説】大学生がTOEICでスコア600を目指すまでの勉強法
「TOEICを受験したいけれど、どんな勉強法がいいのかな……」
と悩む大学生は多いのではないでしょうか。
大学生がTOEICを受験するとき、3ヶ月前から正しい勉強法に取り組むのがおすすめです。
勉強法を知っていることで、よりスコアアップに近付くことができます。
その結果、就職活動で有利に働くことも少なくありません。
とはいえ、具体的な勉強法の内容は、なかなかわかりにくいですよね。
そこで今回は、
- 勉強法に取り組みはじめる時期
- 大学生におすすめのTOEIC勉強法
- 大学生がTOEICを受験するメリット
- おすすめの参考書とアプリ
を紹介します。
まずは、テスト対策をはじめる時期から見ていきましょう。
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大学生がTOEICの勉強法に取り組むのはいつから?おすすめはテスト3ヶ月前
TOEICの勉強法を実践するのは、テスト3ヶ月前からがおすすめです。
その理由は「英語力が身につくのは勉強をスタートしてから3ヶ月後だから」です。
英語は少し勉強したり、1週間留学したりするだけで身につくものではありません。
毎日の予習と復習を続けることで、学習した記憶が少しずつ定着します。
そして英単語や文法、リスニングなどのスキルが徐々に伸びていくのです。
次は実際に、大学生がTOEIC600点を目指すまでの勉強法をお伝えします。
大学生がTOEICを受験するまでの勉強法【3ヶ月でスコア600】
ここからは大学生におすすめの勉強法として、
- TOEICの公式問題集を解いてみる
- スケジュールを考えてみる
- 単語や文法など英語の基礎を固める
- リスニング対策を始める
- リーディング対策を始める
- 公式問題集で傾向をつかむ
- 時間を測りながらテスト問題を解く
の7ステップを解説しますね。
大学生におすすめするTOEICの勉強法1:TOEICの公式問題集を解いてみる
まずはじめに「TOEICの公式問題集を解いて、自分の実力をチェックすること」をおすすめします。
勉強をスタートする前の英語力を知ることで「リスニングが苦手」など、身につけるべきスキルもわかります。
自分の現在地を知って、次で紹介するスケジュール作りに役立ててみてください。
大学生におすすめするTOEICの勉強法2:スケジュールを考えてみる
次は、勉強のスケジュールを立てましょう。
スケジュールとは「テストまで何時間勉強する」などです。
例えば、3ヶ月でスコア600を目指すとなると、平均300〜350時間の勉強が必要といわれています。
その場合、計画を立てると以下の通りです。
- 週に25〜30時間
- 平日2〜3時間、休日は7〜8時間
アルバイトなどがあると、この勉強時間はまた変わります。
自分の予定と照らし合わせながら、勉強できる時間を把握しましょう。
大学生におすすめするTOEICの勉強法3:単語や文法など英語の基礎を固める
勉強のスケジュールが決まったら、次は英語の基礎を固めます。
英語の基礎とは、
- 英単語
- 英文法
の2つです。
というのも、TOEICはリスニングとリーディングの力を試されるテスト。
しかし実は、英単語と英文法を理解していなければ、リスニング力とリーディング力もなかなか伸びません。
単語がわからないと意味が理解できないうえに、英文法を知らないと文章の流れが理解できないためです。
英単語と英文法は英文を作る基礎となるため、はじめにおさえておきましょう。
英単語の勉強法
英単語の勉強法は、以下の通りです。
- 使用する単語帳を1冊決める
- ひと通り単語を覚える
- 覚えにくい単語をマークしておく
- 2週目で覚えにく単語を中心にチェックする
- 2〜3を何度もくり返す
英文法の勉強法
英文法は、以下の勉強法がおすすめです。
- 文法書と問題集を1冊ずつ用意する
- 問題集を解く
- わからない文法は文法書で確認しながら問題を解く
- 1〜3をくり返す
英単語も英文法もくり返し覚えることで、記憶に残りやすくなります。
大学生におすすめするTOEICの勉強法4:リスニング対策をはじめる
英単語と英文法で基礎が身についたら、次はリスニング対策をはじめましょう。
リスニングはテストのパート1〜4まで構成されています。
それぞれの特徴は、以下の通りです。
【パート1:写真描写問題】
1枚の写真に対して4つの英文が読まれるので、その中から正しいと思うものを1つ選択。
【パート2:応答問題】
1つの文章に3つの選択肢が読み上げられ、正しいと思うものを1つ選択。
【パート3:会話問題】
2〜3人の会話を聞いて、内容と一致するものを4つの選択肢から選択。
【パート4:説明文問題】
アナウンス音声が流れ、その内容と一致する選択肢を1つ選択。
どれも対策を打つことで、スコアアップが期待できます。
勉強法は、次で詳しく解説しますね。
リスニングの勉強法
リスニングの勉強法は、以下の通りです。
- 単語の正しい音を覚える
- 問題集の例文の音声を何度も聞く
- 例文の音声をシャドーイング、ディクテーションする
シャドーイングとは、聞き取れた音声を少し遅れて発音すること。
そしてディクテーションとは、聞き取った音声を書き取る練習のことです。
これらの勉強法によって、聞き取れる英単語やフレーズが増えていくはずです。
大学生におすすめするTOEICの勉強法5:リーディング対策をはじめる
続いては、リーディング対策をはじめましょう。
リーディングは、パート5〜7の3つで構成されています。
【パート5:短文穴埋め問題】
文法問題で、文章の中にある()に当てはまる英単語を選択。
【パート6:長文穴埋め問題】
長文にある()に当てはまる英単語や文章を選択。
【パート7:3つの長文読解問題】
4つのセクションにわかれており、手紙やメールなどの文章をもとに出題される。
選択問題ではあるが、主に長文読解のスキルが必要。
次はリーディングの勉強法をお伝えしますね。
リーディングの勉強法
リーディング対策には、以下の勉強法がおすすめです。
- 文章の構造を把握する
- 音読して英文の意味をつかむ練習をする
- 時間内に問題をすべて解き終わる練習をする
そしてスコアアップには、以下2つのスキルが必要です。
- 英文の意味をすばやく理解するスキル
- 時間内に解き終わるスキル
上記の勉強法を通して取り組むことで、2つのスキルが身につくはずです。
大学生におすすめするTOEICの勉強法6:公式問題集で傾向をつかむ
リスニングやリーディングなど、分野ごとの対策をしたあとは、公式問題集でTOEICに慣れましょう。
はじめは、時間を気にする必要はありません。
ひとまず問題集をひと通り解いて、以下のことを把握しましょう。
- どこが理解できたか
- どこが理解できなかったか
弱点をあらためて把握して、必要あればまたリスニングやリーディングなど、専門の勉強を続けてみてください。
大学生におすすめするTOEICの勉強法7:時間を測りながらテスト問題を解く
ある程度TOEICのテストに慣れたら、次は時間を測りながらテスト問題を解いてみましょう。
先ほどもお伝えしたように、TOEICは時間内に問題をすべて解き終われないことが少なくありません。
時間配分をしっかりとするだけでも、すべての問題に取りかかることができ、スコアアップの可能性も高まります。
ここまで大学生におすすめの勉強法を紹介しました。
次は、大学生がTOEICを受験するメリットを詳しく見ていきましょう。
大学生が勉強法を知ってTOEICを受験するメリット
ここからは、大学生がTOEICを受けるメリットとして、
- 就職活動に役立つ
- 仕事の幅が広がる
- 他のテストほど難しくない
の3つを解説しますね。
メリット1:就職活動で有利になることがある
1つ目は「就職活動で有利に働くことがある」です。
大学生の就職活動では、英語力の証明としてTOEICがよく利用されています。
大学生の平均は400〜500ですが、これは日常会話ができるくらいのレベル。
仕事では、それ以上の英語力が求められることが少なくありません。
平均以上のスコアを持っていることで、エントリーシートは通過率が高まり、希望の職業に就きやすくなります。
メリット2:将来の仕事の幅が広がり、年収アップの可能性がある
2つ目は「将来の仕事の幅が広がること」です。
TOEICスコアによって選択できる企業の幅が広がることで、希望のプロジェクトに挑戦できる、大きな仕事を任せられることも。
結果として、年収アップの可能性もあります。
メリット3:TOEICはほかのテストほど難しくない
3つ目は「TOEICはほかの英語テストほど難しくないこと」です。
実は英語のテストの中でも、TOEICはそれほど難しくはありません。
その理由は、主に以下の2つです。
- テストで求められるスキルは「リスニング」と「リーディング」のみだから
- 解答のコツを知っているとスコアアップが期待できるから
またそのほかにも、TOEICをおすすめする理由として、
- 対策本がたくさんあるので、自分にあったものが見つかりやすい
- 試験回数が多く、最高スコアのみを申請できる
- 同じ問題が何度も出題されることが多い
などがあります。
TOEICの傾向を正確にとらえることで、スコアアップにつなげることが可能です。
ここまで大学生がTOEICを受験するメリットをお伝えしました。
とはいえ、具体的にどのような参考書を使って勉強すればいいのかは、なかなかわかりにくいですよね。
そこで次は、大学生におすすめの参考書とアプリをいくつか紹介します。
大学生にTOEICの勉強法とあわせておすすめする参考書
おすすめの参考書を、
- 英単語
- リスニング
- リーディング
にわけて、3冊紹介しますね。
参考書1:金のフレーズ・銀のフレーズ【英語の基礎】
金のフレーズと銀のフレーズは、TOEICの英単語対策にもっともおすすめする参考書です。
- 金のフレーズはスコア600〜990を目指す人向け
- 銀のフレーズはスコア600を目指す人向け
- 著者のTEX加藤さんはTOEICの受験経験が豊富
英語に苦手意識のある人は銀のフレーズ、基礎が固まっている人は金のフレーズで勉強してみてください。
参考書2:英語耳【リスニング】
英語耳は、英語の発音の基礎となる舌の動きを解説した参考書です。
- 発音の仕組みをイラストで解説
- 基本的な音を1冊に凝縮
- CD付きで音声チェックも可能
リスニングが伸びない多くの原因は、「正しい発音を理解していないこと」です。
英語耳を通して正しい発音を知るだけでも、リスニング力は伸びやすくなります。
発音を1から学び直したい人、リスニングが苦手な人におすすめです。
参考書3:TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング【リーディング】
こちらは、先ほど紹介した参考書のリーディング版です。
- すべての設問で正解するための考え方を解説
- TOEICをあらゆる角度から攻略可能
リーディングに苦手意識のある人、攻略法を知りたい人におすすめです。
さらにTOEICの参考書を知りたい人はこちら!
「TOEICの初心者向け参考書10選!スコアアップの勉強法も解説」
大学生にTOEICの勉強法とあわせておすすめするアプリ
次はおすすめのアプリとして、
- mikan
- DuoLingo
の2つを紹介しますね。
アプリ1:mikan
mikanは、英単語をスラスラと学習できるアプリです。
- 単語がカードになって登場する簡単なシステム
- 発音もあわせて確認可能
- 覚えていない単語を何度も学習でき、効率的
これから英語を勉強しはじめる大学生におすすめです。
アプリ2:DuoLingo
DuoLingoは、ゲーム感覚で英語を学習できるアプリです。
- 新しい単語やフレーズを覚えるとコインを獲得
- コインを獲得するとレベルアップ
- 練習問題は個人の正誤によってカスタマイズ
ゲームのように遊んでいただけなのに、気がついたら英語力が伸びていることも。
机に向かって学習するより、スマホで効率よく勉強したい大学生におすすめです。
今回の記事を参考に、TOEICの勉強をはじめてみてくださいね。
大学生はTOEICの勉強法を知っていると、就活や将来の可能性が広がる
今回はTOEICを受験する大学生におすすめの勉強法と、参考書やアプリを紹介しました。
おさらいすると、大学生がTOEICを受験するメリットは以下の通りです。
- 就職活動に役立つ
- 仕事の幅が広がる
- 他のテストほど難しくない
TOEICの勉強法を知っておくことで、スコアアップを実現し、将来に役立てることが可能です。
悩んだときは、今回紹介した参考書やアプリを使って勉強してみてくださいね。
TOEICを勉強するなら英語漬けになれて費用の安いフィリピンに留学しませんか?