【2020】マレーシアの留学費用は一体いくら?
みなさんこんにちは。
このページではマレーシア留学にかかる費用についてまとめています。
マレーシア留学は、欧米諸国と比べて格安で留学ができるという特徴がありますが、それ以外にも食べ物や気候、そして多民族国家という面でも魅力的な留学先です。
そんなマレーシアへの留学ですが、きになるのはやはり費用の面ではないでしょうか。
これから留学を考えている人に向けて、何がどれくらいかかるのかを把握しておくことは非常に大事です。
このページを参考にして、マレーシア留学でかかる費用についての理解を深めていただけたら幸いです。
マレーシア留学の学費を紹介【語学学校と大学】
マレーシアに留学をした際の学費はいくらかかるのか、さっそく見ていきましょう。
語学学校に入学をするのか、もしくは大学の学部生として正規留学をするのかにより学費が異なります。
ここでは、語学学校と大学の2つの場合に分けて紹介をしていきます。
マレーシア留学の語学学校の学費
マレーシアの語学学校1ヶ月留学をしたときの一般的な学費は、およそ15万円です。
4週間の語学留学で、月曜日から金曜日まで、1日約4~6時間の授業となります。
学校によっては、マンツーマンのレッスンコースが設けられているところもあります。
マンツーマンレッスンに関しては、無料でコース変更ができる場合もありますし、別途料金で変更可能なところもあります。
学費の他に払わなければならないものは「入学金」です。
学校によって異なりますが、日本円で約1万円です。
手数料を別途で払わなければならないエージェントと、手数料が無料のエージェントがあるので、エージェントに払う費用も考慮しなければなりません。
空港のピックアップが必要な場合は、追加で払います。
これらは全て学校を選ぶ時に必要か不要かを選択するものですので、全て渡航前に支払うお金となります。
語学学校に関するお金は、多めにみて1か月20万円とすれば、まず問題ないでしょう。
マレーシア留学の大学の学費
英語の語学留学では一か月の学費20万円と設定しました。
次に、マレーシアに一般的な大学に正規留学をする場合の学費を紹介します。
正規留学の場合(マラヤ大学 University of Malayを例にして)
マレーシア最高峰の大学であるマラヤ大学の学費に関しては添付の画像を見てください。
学部により若干の違いはあるものの、入学費として US$900(約10万円)、1学期の学費がUS$1260(約14万円)からUS$1560ドル(約17万円)です。
したがって1年は2学期制ですので、1年間だと30万円から40万円が必要となります。
1年間の留学であれば入学費と合わせて年間で50万円が必要となります。
1ヶ月のマレーシア生活の費用を項目別に紹介
マレーシアは物価が安いということはわかりましたが、実際の細かい生活費はいくらかかるのでしょうか。
ここでは、マレーシアの首都のクアラルンプールに1ヶ月間滞在することを仮定し、「食費」「居住費」「交際費」の3つに分けて紹介していきます。
マレーシアの留学費用 1. 食費
マレーシアでは、かなりの地域で外食文化が浸透しています。
自炊は全くしないという人も最近では増えているようです。
特に女性が社会進出をしてくるにつれて、外食文化はより強まっています。
地元の屋台では100円からローカルフードが手に入ります。
500円払えば少しいいレベルのお店でお腹いっぱいになれるレベルです。
もちろん食べ物にも好みがありますので、美味しいレストランに行きたいという場合はいくらでも高くなりますが、安く抑えようと思えばいくらでも抑えれるのがマレーシアです。
節約をすれば1ヶ月1万円、食べ物にこだわる人でも3万円あれば十分です。
マレーシアの留学費用 2. 居住
留学での支出の多くを占める固定費の一つが、家賃です。
語学学校や大学が提供する寮は別にして、個別に借りたい場合にいくらかかるのを見ていきましょう。
マレーシアで一般的なのが、ドミニアム(マンション)です。
相場としては1部屋あたり4~5万円です。
自分で探す場合も、おそらくコンドミニアムがベストな選択肢ではないかと考えます。
その理由は、セキュリティーがしっかりしていることです。
コンドミニアムの入り口にはセキュリティーゲートがあり、日中は門番が常駐しています。
さらにゲートを抜けるとセキュリティのドアがあり、アクセスキーを持つ人しか中に入れないようになっています。
治安に心配がある人でも、5万円を目安のこのドミニアムにすると、快適な生活を送れるはずです。
マレーシアの留学費用 3. 娯楽
勉強の合間のリラックスとして、娯楽を楽しみたい方も多いでしょう。
学校の外で勉強した英語を使うこともできるので、留学中は積極的に地元の人と英語で交流をしてください。
娯楽施設の物価ですが、おおよそ日本の2分の1程度となると考えていただければ大丈夫です。
例えば映画館であれば平均500円から600円で見ることができます。
水族館も大きなところであれで1000円を超えることはありません。
地元の人が行くような遊園地の入園料1000円ほどで、様々なアトラクションに乗ることができます。
一方でお酒に関しては、日本とあまり物価が違いません。
イスラム教ではお酒を飲まないということもあり、国内で売っている場所も限られています。
コンビニやスーパーでマレーシアのビールを買うときも、日本のビールの値段とほとんど変わりません。
マレーシア1ヶ月の留学費用をシミュレーション!
ここでは、1ヶ月の語学留学をしたとした場合にかかる総額をシミュレーションしています。
1ヶ月とした理由としては、最も一般的な語学留学の形態であること、そして2ヶ月、3ヶ月の留学を考えてる人にとっても計算しやすいからです。
それぞれの項目と費用の相場まとめていますので、ぜひ参考にしてください。
なお航空券と保険に関しては、1ヶ月間の相場の金額を記入しています。
学費 | 15万円 |
航空券 | 4万円 |
居住費 | 5万円 |
食費 | 3万円 |
留学保険 | 3万円 |
合計 | 30万円 |
マレーシアでの留学費用を節約するコツ
他の国と比べて費用が抑えられるマレーシア ですが、そうはいっても長期間の渡航ではまとまったお金が必要となります。
だからこそ、みなさんには留学費用を少しでも浮かせることができないか、考えていただきたいです。
以下の3つの点を考えてみてはいかがでしょう。
マレーシア留学費用の節約術 1.LCCを利用する
航空券は留学費用の中でも、かなりの部分を占めてきます。
航空券を抑えることが全体の留学費用の節約に直結することがあります。
日本とマレーシアは日本のJALやANAを始め、マレーシア、エアアジアエックスが就航をしています。
ほとんどは東京(大阪)とクアラルンプールを結ぶ直行便で、往復で60,000円から80,000円となります。
しかしLCCで乗り継ぎ便を使えば、航空券を半額以下に抑えることも可能です。
乗り継ぎ便でも構わないから、とにかく航空券代を抑えたい方は、ベトジェットエアやエアアジアなどのLCCを使いましょう。
マレーシア留学費用の節約術 2.保険を見直す
航空券に続いて、保険も留学費用を押し上げる要因になっています。
「どうしてこんなに高いんだろう…」と肩を落とす人も多いのではないでしょうか。
しかし入らないで渡航をするのもやはり不安ですよね。
「保険の何を見直せばいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、これは語学学校や大学が提供している保険や医療機関がないかを調べるということです。
留学先に保険センターがあり、風邪や怪我などの疾病治療を保証してくれるものであれば、日本での補償額を下げることも検討できます。
保険会社から勧められたものを入るのではなく、まずは保険に関してマレーシアの大学や語学学校で保険サービスを提供しているところがないか、調べてみてはいかがでしょうか。
マレーシア留学費用の節約術 3.有給インターンをしよう
留学中の費用を抑えるために、留学中に現地でお金を調達するということを考えてみてはいかがでしょうか。
マレーシアは経済成長の著しい発展途上国であり、多く日系企業一とする大きな多くの外資系企業もマレーシアに参入しています。
正規留学を考えている方であれば、自分の学んだ成果をアウトプットする機会としても役立ちます。
インターンによっては、有給のものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
日本と比べると時給の面では劣りますが、現地で収入があることで、心に大きな余裕を持つことができるでしょう。
人的ネットワークを広げることもできるため、その後の就職活動にも役立つこと間違いなしです。
まとめ:マレーシアの留学費用は一体いくら?
一昔前までは、英語留学といえばヨーロッパやオセアニアが主流で、費用もかなり高いというイメージがありました。
しかし最近では、マレーシアのような日本から地理的にも近くて、かつ費用を抑えて留学することができる国に注目が集まっています。
ぜひこのページを読んだあなたも、お金の準備を整えてから、留学という夢に踏み出してほしいと思います。
また費用を安く抑えたいということであれば、フィリピンへの留学もオススメです。
マレーシアに先んじて英語留学が盛んになり、大学付属の語学学校から民間のものまで、多くの種類の中からあなたのスタイルにあった学校を選ぶことができます。
フィリピンの公用語も英語なので、語学学校以外にも日常生活の中で英語を使うことが可能です。
東南アジア随一の経済成長を誇るフィリピンは、マレーシアとならび、格好の留学先となっています。
マレーシアと合わせてフィリピンも留学の候補地として検討をしてみてもいいのではないでしょうか。
東南アジアの留学に関して、この記事で理解を深めていただけたら幸いです。
フィリピンの大学留学については以下の記事をあわせてご覧ください。
【完全版】フィリピン大学進学がオススメな理由!