スパルタ・フィリピン留学の完全ガイド：メリット・デメリットとおすすめ語学学校

フィリピン語学留学におけるスパルタ校とは、
英語学習に特化し、厳密なスケジュールと効果的な学習方法をサポートしてくれる語学学校です。

日本でも人気が高まり、その厳しさゆえに短期間で高い成果を期待できます。

スパルタ校は、効率的な英語力向上を目指す学生や社会人に良い選択肢になると思います。
スパルタ校では集中力とやる気を高める環境が整っています。
英語力を短期間で大幅に改善したい方には特にお勧めです。

本記事ではスパルタの語学学校の特徴と、どんな学生がスパルタ式の留学に向いているのか、
そしておすすめのスパルタ校をご紹介していきます。

フィリピン語学留学のスパルタ校とは

フィリピン留学で効果的な学習環境と結果を求めるなら「スパルタ校」がオススメです。
しかし、スパルタ校といっても学校によりスパルタ度合いやルールが異なるため、
どの学校を選べば良いのか悩む方も多いでしょう。

まずはスパルタ校の特徴について説明していきます。

スパルタ校の特徴

スパルタ校の特徴は、徹底した学習環境と日常生活の中で英語を使用する制度にあります。
特に下記の３つのようなルールを設けている学校が多いです。

平日は外出禁止
早朝から夜遅くまで授業
毎日の小テスト

スパルタ校のルールは語学学校ごとに少し異なります。
上記以外にもルールを設けている学校もあります。

例えばEOP (English Only Poliy)といって、
校舎内では英語しか話してはいけないルールを持つ学校もあります。

各学校のルールと特徴を把握して、
自分の目標に合った語学学校を選ぶことが大切です。

主な特徴の３つを詳しく見ていきます。

特徴①：平日は外出禁止

スパルタ校は基本的に平日は外出禁止としている学校が多いです。
学校によっては成績次第で外出できるかどうか決まります。

下記はスパルタ校として有名なバギオにある語学学校PINESのルールです。
門限の欄に記載の通り、平日は外出禁止となっています。

スパルタ校だけではなく、フィリピンの語学学校のほぼ全てが自習室を設けています。
外出禁止の平日の間は、自習室で英語の勉強をする学生が多いです。

特徴②：早朝から夜遅くまで授業

スパルタ校では早朝や夜間にも授業をする学校もあります。
中には１日１０時間以上の授業を受けられる学校もあります。

下記はスパルタ校で有名であるセブの語学学校SMEAGの１日スケジュールです。

語学学校SMEAGは朝7時~朝8時20分まで早朝クラスがあります。
また夕食後に19時20分から20時55分まで夜間クラスが用意されています。

語学学校SMEAGでは、45分間の授業が最大で12コマあります。

このスケジュールによって常に英語に触れる時間を作ることができます。
その結果、短期間で劇的な英語力の向上が期待できるのです。
スパルタ校の厳しいスケジュールに挑戦することで、自分の限界を超える経験が得られます。

特徴③：毎日小テストがある

欧米の語学学校では週1のペースで小テストを行うところが多いですが、
フィリピンのスパルタ校では毎日小テストを行っています。

テストの内容は学校により異なり、単語テストや文法テストが多いです。

スパルタ校のメリット・デメリット

スパルタ校は、徹底した学習カリキュラムと集中的な英語学習サポートを行っています。
厳しいカリキュラムをこなしていくことで、短期間での劇的な成長を期待することができます。

メリット

短期間での英語力向上

スパルタ校では、特に短期間での英語力の向上に焦点を当てています。

毎日の授業では、文法や語彙だけでなく、リスニングやスピーキングの練習も多く取り入れられています。
生徒一人一人に対し、発音矯正やフレーズの使い方を丁寧に指導することがその特徴です。

また、フィリピン人講師によって生徒の進捗状況を定期的に確認してくれます。
その結果、生徒は自信を持って日常会話を楽しむことができるようになります。
教室外でも英語を使う機会が多くあり、自然に英語を身につけることができます。

スパルタ校では厳しいスケジュールをこなしていくことで、
自然と短期間でも英語力を向上させていくことができます。

一方でスケジュールが厳しいため長期間でのスパルタ校へ留学は一般的にはおすすめではありません。
スパルタ校へは、1週間~3ヶ月程度の留学期間がおすすめです。

異文化理解の促進とグローバルな視野

スパルタ校では、異文化理解の向上にも力を入れている学校も多いです。
厳しい平日スケジュールが終われば、休日には観光ツアーやボランティア活動を行うこともできます。

多国籍の生徒が集まるため、
教室では様々な国や地域の習慣や文化について学ぶ機会が豊富です。
生徒同士の交流を通じて、自然に異なる文化や価値観に触れることができます。

上の写真は語学学校English Fellaのアクティビティの様子です。

平日金曜日は学校内でのイベントがあることに加えて、
土曜日には近くの島に観光するアイランドホッピングを楽しむことができます。

観光が有名なセブ島などではスパルタ校といえども、
息抜きやリフレッシュする時間もとれるのは安心です。

アクティビティなどを通してグローバルな視野を広げることにも繋がります。
異文化に対する理解を深めることで、英語力向上の先にあるグローバルでの活躍や
コミュニケーション能力向上にもつながっていきます。

デメリット

短期間で高い英語力を身につけられるスパルタ留学ですが、
厳しいスケジュールをこなすためには一定の覚悟も必要です。

厳しいスケジュール

フィリピン留学1校目はスパルタにしてみたんだけど、時間割みると心配になってきた。 pic.twitter.com/CtiWUYw4Xl

— JOY君です (@JOY_OM_) November 16, 2023

授業のとり方によっては、この口コミのように1日10時間のスケジュールになることもあります。

早朝から夜8時まで授業があることに加えて、
授業だけではなく翌日の予習や習った範囲の復習をする時間ももちろん大切です。

決して楽な留学ではなく、慣れないうちは大変だと思いますが
厳しいスケジュールの中で集中的に勉強することで効果も期待できます。

フィリピン語学留学のスパルタ校に向いている人・向いていない人

スパルタ校のメリット・デメリットを見てきましたが、このスパルタ校は向いている人と向いていない人がいます。
あなたがどちらに当てはまるかチェックしてみてくださいね。

向いている人

スパルタ校に向いている人は以下の事項が当てはまる人です。

追い込まれてやる気が出る人	何かに追い込まれたり、周りの環境に感化されると逆にモチベーションが上がり、頑張れる人は向いている
体力に自信のある人	1日中頭を使って勉強し、会話も英語。日本で生活するより疲れを感じやすいので体力に自信のある人に向いている
努力できる人	他力本願ではなく、向上心が高く目標に向かって努力できる人に向いている

自分に甘く、周りの環境に左右されやすい人はスパルタ校に向いています。

向いていない人

縛られるのが苦手な人	1日のスケジュールがきっちり決められているので、人に管理されるのが苦手な人には向いていない
留学すれば英語が話せると思っている人	予習・復習により英語力は定着するので、自分の意志で勉強ができない人には向いていない
体力に自信がない人	1日英語漬けなので日本で生活するより体力が必要。身体が弱い人には向いていない

自分の意志で勉強できない人や、縛られるのが苦手な人はスパルタ校は向いていません。

スパルタ校の口コミ・感想

実際にフィリピン留学でスパルタ校に通った人たちの口コミと感想を見てみましょう。

フィリピン留学決意したのもスパルタ校選んだのも大正解！だいすきな先生にいつか会いに行くんだ。今はあの頃よりもっと英語が話せるようになったよ！

— おもち🇦🇺Brisbane (@Brisban68097325) July 4, 2024

1年前の今頃はフィリピン留学で、最初はまじめにスパルタ、最後の方は毎週末遊びに行ってたのを思い出す
🚌で６時間かけてバギオからビガン地区まで…とか…
親しい生徒たちと先生１人がいつも一緒だった
その先生から、カナダのバンクバーに移住達成したとの報告アリ🎉
みんな目標達成してるね～ pic.twitter.com/RmVUhucprN

— FIREおじさん (@kinoppy47658093) June 14, 2024

TOEIC…上がってた…！
寝ぼけてたのもあって、予想外の数字でえ？自分のスコア？ってなった…！！
フィリピンのスパルタ校で頑張ったかいあった😭
けど、もっとあげたい…！(欲の塊笑)

— mizuki♡＊ (@mi_san1203) May 8, 2024

スパルタ校は勉強できる環境がそろっているので後は自分の意思次第で英語力が向上できるかが変わるようです。

フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください！

フィリピンの語学学校をチェックする！

スパルタ校のコース選び

スパルタ校にもいくつかコースを設けている学校が多いです。
その中で自分の目標やスケジュールに合ったコースを選ぶことが重要です。

厳しいルールのあるスパルタコースや、少しやさしいセミスパルタコースがある学校もあります。
またTOEFLやIELTSなどの試験対策コースもあり、自分の英語目標を明確にすることが大切です。
さらに、マンツーマン授業とグループ授業の比率もコース選択に影響することもあります。

スパルタとセミスパルタ

語学学校の中にはスパルタコースとセミスパルタコースの2つがある学校があります。

スパルタコースは、厳しいスケジュールとルールがあります。
一方でセミスパルタコースはスパルタコースと比較するとスケジュールやルールが優しくなっています。

スパルタコースで留学するのは、少し不安、、という方には
セミスパルタコースがおすすめです。

語学学校CG Banildのセミスパルタコース

語学学校CG Banildのスパルタコース

上の写真は語学学校CG Banildの実際のスケジュールです。

セミスパルタコースではオプションクラスを選択しなければ16時には授業が終了します。
スパルタコースでは20時まで授業があり、その後自習時間もあります。

通常の留学では物足りないけど、スパルタは厳しすぎるという方は
セミスパルタコースで留学をして自分のペースで自習や追加クラスを取るというのもおすすめできます。

TOEIC・TOEFLコース

スパルタ校の中にも、いくつかコースが分かれている学校もあります。
上の写真が語学学校CG Banildスパルタ校のコースです。

日常会話を中心に学ぶ一般的なスパルタコースの他に、
TOEICやTOEFLなどの資格試験対策をスパルタ形式で学ぶ専門コースがあります。

専門コースを選択すると授業内容がTOEICやTOEFL、IELTSなど選択した英語対策になります。
留学の目的に合わせてコース選択をすることが大切です。

FAQ

フィリピンでのスパルタ留学についてよくいただく質問をまとめています。

スパルタ校は本当に効果的ですか?

はい、スパルタ校は短期間で英語力を大幅に向上させる効果があります。
厳しいスケジュールとルールをやり抜くこと高い英語力向上が期待できます。
また、TOEICやTOEFL対策にも効果的で資格試験で高得点を狙いたい人にとってもおすすめです。

スパルタ校はどのように選べばよいですか?

自分の目的や学習スタイルに合った学校を選ぶことが重要です。
口コミや学校のカリキュラムをよく調べ、自分に合った環境を提供しているか確認しましょう。

スパルタ校は日本人が少ないですか?

はい、日本人が少ない環境を提供しているスパルタ校もあります。
英語に集中できる環境を求めるなら、事前に確認しておくと良いでしょう。
具体的な学校は留学カウンセラーと相談することがおすすめです。

スパルタ校での生活はどのようなものですか?

厳しいスケジュールとルールが特徴です。
朝から夜まで授業や自習が続き、自由時間は比較的少なくなります。

一例として20時まで授業、その後に義務自習時間がある学校などもあります。

スパルタ校はどれくらいの期間で効果が出ますか?

個人差はありますが、通常1ヶ月から3ヶ月の期間で目に見える成果が出ることが多いです。
スパルタ留学といっても1,2週間で劇的に英語力を向上させることは少し難しいです。
ただ英語勉強のモチベーションアップには必ずつながるので、
超短期間の留学でも帰国後に英語勉強に励むきっかけに必ずつながります。

スパルタ校はどんな人に向いていますか?

短期間で英語力を向上させたい人、自己管理能力が高い人、集中できる環境を求める人に向いています。

まとめ

フィリピン留学のスパルタ校について詳しく見てきました。

スパルタ校は名前だけ聞くと英語力が伸びそうと期待できますが、
実際は本人の頑張りが一番大切です。
集中できる環境に身を置いて努力ができる人にはおすすめです。

逆に拘束に縛られたり、管理されるのが苦手な人にはおすすめではありません。
あなたの性格や勉強のスタイルによって、学校を選ぶことが一番大事です。