【2021】フィリピン語学留学に必要な費用とは?
近年インターネットで全世界の情報をキャッチできたり、グローバル化の影響で外国人や英語が身近に感じることが多くなったことから、英語に興味を持つ人も多くなって来ました。
ただ英語自体は使わなければ身につかないため、留学も人気になって来ました。
また留学と言えば、近くて格安なフィリピンがいい!
と聞いた方もいるのではないでしょうか?
なので今回は実際にどのくらいの費用がフィリピンの語学留学でかかるのかご紹介します。
フィリピンへの語学留学でかかる費用は大きく分けて
・留学前の支払い費用(日本)
・留学後の支払い費用(フィリピン)
の2つです。
それぞれ順をおって解説します。
フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
フィリピン語学留学前に必要な費用(日本)
まずは日本で支払う費用についてご紹介します。
日本で渡航前に支払う費用は学費・滞在費と入学金、海外送金手数料の3種類です。
語学学校の学費・滞在費用-1ヶ月15万円-
語学学校にかかる学費は日本での支払いが基本です。
フィリピン語学留学の特徴は授業数やコースなどのアレンジがしやすい所にあります。
なので、同じ留学期間でもアレンジの仕方によっては学費が平均よりも安くも高くもなります。
基本的にリーズナブルなコースとしてはESLコースなど一般的な英語力、英会話を身につけるコースです。
逆にTOEIC、TOEFLなど試験対策のコースやビジネス英語のコースは高くなります。
フィリピンの語学留学ではマンツーマンレッスンとグループレッスンを好きなコマ数ずつ組み合わせることの出来ることを強みにしている語学学校もあり、その場合はグループレッスンを多く取ると学費を抑えることもできます。
また、フィリピンにあるアジア資本の語学学校の多くが留学生のための寮を持っており、滞在は複数名での寮滞在となります。なので1人部屋へのアレンジをすると1ヶ月あたり約1万円ほど滞在費が高くなります。
逆に7人部屋などの大部屋かつESLコースなどの安いコースだと1ヶ月の留学で約11万まで抑えることも可能です。
語学学校の入学金-15万円-
入学金は語学学校ごとに決まられてはいますが15,000円と設定しているとことがほとんどです。
海外送金手数料-3,000円-
海外送金手数料は語学学校が負担する場合と渡航者が支払う場合に分かれます。
渡航者が負担する場合にはおよそ3,000円がかかります。
語学学校が負担してくれる場合は海外送金手数料は0円となります。
また、キャンペーンなどで入学金や海外送金手数料が引かれる場合もあるのでキャンペーン情報なども留学を検討する際はチェックしているとお得に渡航できるかもしれません。
航空券-往復5万円-
航空券は直行便もしくは経由便、渡航するシーズンやいつ予約するかによって値段が大きく変わります。
フィリピンの主な空港は本島の場合はマニラ国際空港、セブ島だとマクタン空港になります。
航空会社はエアアジアやジェットスターなどのLCCキャリアを使うと比較的安い便を予約することができます。
セールをしている際には往復で3万円以下で予約することも可能ですが、ハイシーズンになると7万円近くになる時もあるので渡航予定が決まったらすぐに航空券を調べることをお勧めします。
また語学学校のエージェントによっては航空券の手配もしてくれるところもあります。
ですがその場合は手数料がかかる上、安い便を自由には選べないこともあります。
初めての海外であったり、航空券を探す時間がない場合はお願いしてしまうと楽ですが安く抑えたい場合は出来るだけ自分で比較サイトなどを利用して探すことをお勧めします。
信頼出来るお勧めの比較サイトはエクスペディアとスカイスキャナー の2社です。
どちらも日本語のカスタマーサービスもあるのでもしもの時は日本語での対応もしてくれます。
エクスペディア
スカイスキャナー
海外保険-1ヶ月1〜2万円-
フィリピン留学の際の海外保険は語学学校が指定することはなく、加入も任意となっています。
海外保険には大きく分けて2つ、クレジットカード付帯のものと保険会社の海外保険の2種類で1ヶ月など短期の留学の場合はクレジットカード付帯の保険でも問題なく渡航することができます。
カード付帯の海外保険はクレジットカードを一度現地で使用しないと使えないものや事前に申請が必要なものもあるので、自分の持っているクレジットカードを確認してみてください。
1ヶ月を超える場合は保険会社の海外保険に入る必要があります。
保険会社を選ぶ際は
・キャッシュレス対応可能
・カスタムが可能
な会社を選ぶことをお勧めします。
特にカスタム可能な保険会社を選ぶことで日本よりも物価の高い国への渡航を想定している保険料を安くすることができます。
フィリピン語学留学後必要な費用(現地)
フィリピン語学留学では日本で支払った学費などの他に現地で支払わなければならない費用もあります。
現地支払い費用は現地通貨のペソ(1ペソ=2.17円 2020年1月現在)で支払いとなります。
教材費用-1ヶ月1,000ペソ-
教材はコースや授業のコマ数によって変わりますが、およそ2,000円程度かかります。
また語学力によって同じコースでも購入する教材は変わってきます。
事前に学力テストを行い、自分にあった教材を選んでくれる語学学校が多いですが内容を見て簡単すぎないか、難しすぎないかを購入前に自分で確認することも大切です。
またテスト対策やビジネス英語のための長期留学になると教材を買い足すこともあります。
TOEICなど試験対策の練習問題などになるとコピーをもらえる事もあるので、教材が多く必要になる場合は相談してみるといいでしょう。
SSP&ビザ-1ヶ月約9000ペソ-
SSP
1ヶ月6,000〜7,000ペソ
ビザ
- 1回目(8週間) …3,140ペソ
- 2回目(12週間) …4,410ペソ
- 3回目以降(24週間まで)…2,440ペソ
SSPとは『特別就学許可書』の略称です。
フィリピンでは1ヶ月であれば観光ビザでの入国が許されていますが、観光ビザで入国した人が留学するのに許可書が必要となり、それがSSPです。
SSPは語学学校は代理で申請してくれるので渡航者は証明写真とお金だけを用意していれば問題ありません。
ですが代行料としていくらか学校側が請求する場合があるのでSSP代は語学学校ごとに差があります。
SSPは半年ごとの更新となるので6ヶ月を超える留学をする際には2回SSPの申請を行う必要があります。
日本からフィリピンへの渡航は30日間であれば観光ビザでの入国が許されています。
なのでビザの更新が必要となるのは1ヶ月を超える長期留学の際になります。
ビザの延長は1ヶ月ごとに行い、3回目以降は値段の変動はありません。
ビザもSSPと同じく語学学校が代行をして手数料を取っているところもあるので多少の値段の変動はあるかもしれません。
この観光ビザの延長が出来るのは最大で1年までと決まっています。
また、長期留学される際は近隣の国へ一度出国すると再入国時に滞在日数はリセットされるようになっています。
なので留学中の他国への旅行を考えている場合はビザの期間も考慮するとお得に滞在することが出来るかもしれません。
光熱費-1ヶ月 1,000ペソ-
光熱費は定額制の語学学校と使った分だけ支払うメーター制に分かれます。メーター制の場合は部屋の人数で使用した分を割るので、部屋の人数が多いほど安くなる傾向にあります。
なので大部屋は寮費だけでなく光熱費も安く済ませることが出来るので、留学費用を抑えたい人にはおすすめです。
ピックアップ費用-1,500円-
ピックアップ費用とは空港送迎費用のことです。
語学学校によるピックアップ可能時間は9時〜21時など決まっています。
なので深夜に空港に着く便や早朝に着く便を予約してしまうと、ピックアップの時間まで空港で待つか自力で寮まで向かうことになります。
そうならないように自分で航空券を手配する際は一度、語学学校に確認するといいでしょう。
デポジット-1,000ペソ-
デポジットとは入寮の際に支払う費用です。
留学期間によって金額が変更することはなく語学学校ごとに決められた費用を支払います。
寮の備品を破損させてしまった場合などはここから修理費用が引かれることになります。
基本的に何もなければ、退寮時に返金されるお金です。
語学学校によっては寮のルームキーのためのデポジットであることもあります。
お小遣い-1ヶ月 10,000円-
お小遣いは3食ご飯が寮費に含まれているかどうかで変わります。
多くの語学学校では3食付いているので、その場合は1ヶ月10,000円程度で休日に外食したり海に遊びに行くことができます。
寮食が1日2食の場合は1ヶ月あたり5,000円程度余分に用意しておくといいでしょう。
まとめ:フィリピンの語学留学に必要な合計費用は26万円
ここまでご紹介した費用をまとめると1ヶ月のフィリピン語学留学に必要なお金は
約26万円になります。
- 学費・滞在費 150,000円
- 入学金 15,000円
- 海外送金手数料3,000円
- 教材費 2,000円
- SSP 15,000円
- ピックアップ 1,500円
- デポジット 2,000円
- 光熱費 2,100円
- 航空券 50,000円
- お小遣い 10,000円
- 海外保険 10,000円
一般的な語学留学の中ではフィリピン語学留学は本当に安くすむことがわかります。
ですが単に安いから行こうではなく、目安となる留学費用を知った上でどの程度お金をかけてどこまで英語力を伸ばしたいのかを考える必要があります。
安さに惹かれて行ってみたら環境が悪く、馴染めずに留学自体が失敗に終わってしまうなんて事もあります。
安いフィリピン留学だからこそ納得のいく自分に合った授業や語学学校にこだわりながら留学への準備をしてみてください。
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