【フィリピン語学留学】留学期間は何ヵ月がよいのか?
⌚ 2025年6月15日 公開(2025年6月25日 更新)
フィリピン留学を考えているけど、最適な期間が分からない…
そんなあなたにぴったりの記事です。
この記事では、英語初心者からビジネス英語習得、TOEIC・IELTS対策、
ワーキングホリデーまで、目的別の最適な留学期間を徹底解説。
さらに、1週間から1年までの期間別費用相場や、ビザ情報、
期間を決める際の注意点など、知っておくべき情報を網羅しています。
この記事を読めば、あなたの目標達成に最適なフィリピン留学の期間がきっと見つかります。
フィリピン留学の期間に関するよくある質問
フィリピン留学を考えている方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
期間に関する疑問を解消し、自分に合った留学プランを見つけるためにお役立てください。
フィリピン留学の平均的な期間は?
フィリピン留学の平均的な期間は1ヶ月~3ヶ月です。
もちろん、1週間といった短期留学から、1年以上の長期留学まで、
個々の目的や予算に合わせて様々な期間の留学が可能です。
短期間でも効果はある?
はい、あります。
1週間や2週間といった短期間でも、集中的に英語学習に取り組むことで、リスニング力や
スピーキング力の向上、英語学習のモチベーションアップといった効果が期待できます。
特に、英語初心者の方や、留学前に英語学習の習慣を身につけたい方におすすめです。
どのくらいの期間留学すれば英語が話せるようになる?
英語が話せるようになるまでの期間は、個人の学習能力、学習時間、
現在の英語レベル、目指すレベルによって大きく異なります。
一般的に、日常会話レベルであれば3ヶ月~6ヶ月、
ビジネスレベルであれば6ヶ月~1年程度の留学期間が必要と言われています。
ただし、留学期間中だけでなく、帰国後も継続的に学習することが重要です。
目的別の適切な留学期間は?
下記の表に目的別の適切な留学期間の目安をまとめました。
あくまで目安ですので、ご自身の状況に合わせて検討してください。
目的 | 推奨期間 |
---|---|
英語初心者、基礎固め | 1週間~3ヶ月 |
日常英会話の習得 | 3ヶ月~6ヶ月 |
ビジネス英語の習得 | 6ヶ月~1年 |
TOEICスコアアップ | 1ヶ月~6ヶ月 |
IELTSスコアアップ | 3ヶ月~6ヶ月 |
ワーキングホリデー | 6ヶ月~1年 |
ビザはどうすればいいの?
フィリピン留学のビザは、留学期間によって必要なものが異なります。
30日以内の短期留学であればビザは不要ですが、
それ以上の期間の場合は観光ビザを取得するか、就学ビザに切り替える必要があります。
詳しくはフィリピン大使館のウェブサイトなどを確認してください。
留学期間を延長することは可能?
はい、可能です。
多くの語学学校では、現地で留学期間を延長することができます。
ただし、ビザの有効期限に注意する必要があります。
ビザの期限が切れる前に、延長手続きを行うようにしましょう。
留学期間中に一時帰国はできる?
はい、可能です。
ただし、再入国のためのビザが必要となる場合がありますので、
事前に確認しておきましょう。
また、語学学校によっては、一時帰国に関する規定がある場合もあります。
フィリピン留学の目的別、最適な期間の目安
フィリピン留学の目的は人それぞれ。目標達成のためには、
目的に合った適切な留学期間を選ぶことが重要です。
ここでは、目的別に最適な留学期間の目安と、それぞれの期間で期待できる学習効果について解説します。
1~4週間の短期間で基礎を固める
英語初心者の方は、まず短期間で英語の基礎を固めることから始めましょう。
フィリピン留学では、マンツーマンレッスンを中心としたカリキュラムで、
集中的に英語学習に取り組むことができます。
留学期間:1週間
学校によっては数日からの留学も可能ですが、
多くの場合は1週間が留学の最短期間になります。
社会人でもゴールデンウィークやお盆休みなどで留学しやすい期間です。
多くの語学学校では、入学日である月曜日は
オリエンテーションや学力テストで終わってしまいます。
レッスンは火曜日から始まるため、実質的なレッスン日数は火曜〜金曜までの4日間です。
正直、1週間の留学では実践的な英語はほとんど身につかず、
英語や学校・フィリピンの雰囲気に慣れるだけで留学期間を終えてしまいます。
しかし一方で、たった4日間でもマンツーマンレッスンを受ければ、
日本にいるときとは比較にならないほど英語に触れることができ、
英語を学ぶ楽しさを感じられるようになります。
また、1週間留学の経験者の口コミでは
「本当にあっという間だった」「もっと長く居たかった」という声が多いです。
平日は授業や予習・復習中心の生活のため長時間の外出もなかなかできず、
観光はほとんどできないと思っておいた方がいいでしょう。
留学期間:2週間
2週間留学は、高校生が季節休暇を利用して留学しやすい期間です。
社会人でも、季節休暇と有給休暇をつなげて2週間留学を考える人も多いのではないでしょうか。
1週間よりは長いものの、2週間もフィリピン留学の中ではかなり短期で、
「あっという間だった」という口コミが多いです。
ただし、1週間の場合と異なり、2週間留学すると
多少なりとも英語力の向上が実感できるようになります。
仮に1日8時間のマンツーマンレッスンを受けたとしたら、
2週間でも80〜100時間も英語に触れることができます。
日本で週1回1時間のレッスンを受けるとしたら、
フィリピンでの2週間は、日本での1年半分のレッスン時間に相当することになります。
これだけの時間一気に英語に浸かれば、
特にリスニング力とスピーキング力がある程度鍛えられます。
留学期間:1か月
1ヶ月留学は、夏休みや春休みに大学生が留学しやすい期間です。
社会人の場合は転職・休職期間中に留学する人が多くなります。
1ヶ月留学を経験すると、まだスムーズに話せるまでにはいきませんが、
英語でのコミュニケーションに慣れることができます。
少しずつではありますが、自分の伝えたいことを相手に伝えられるようになるので、
入学当初と比べて自身の成長を徐々に感じるようになってきます。
その中でも、特にリスニング能力とスピーキング能力の向上を実感する学生が多いです。
フィリピン語学留学では、マンツーマンレッスンが基本となっており、
授業中の聞き取り量や発言量が多くなります。
1カ月間、マンツーマンレッスンを受け続けることで
英語を聞く・話すことへの抵抗感は確実に薄れてきます。
また、留学期間が1ヶ月になると、
休日を使って留学エリアの主要な観光地やアクティビティを楽しむ余裕もできるので、
勉強だけでなくフィリピンという国自体を満喫できるようになります。
2ヶ月~3ヶ月の短期集中留学
2ヶ月~3ヶ月の短期集中留学では、
より実践的な英会話力を身につけることを目指します。
基礎を固めた上で、より複雑な文法や語彙を学び、
ロールプレイングやディスカッションなどを通して実践的なコミュニケーション能力を養います。
短期間で集中的に学習することで、英語力の向上を実感しやすい期間です。
留学期間:2ヶ月
2ヶ月の留学期間は夏休みなど長期休暇を使った学生の留学が多いです。
また、2カ国留学で1カ国目にフィリピンを選択する人も、期間は2ヶ月を選ぶ傾向があります。
2ヶ月留学を経験すると、
留学中に覚えた新しい会話表現を自分から主体的に使えるようになってきます。
英語力の向上も実感しやすくなり、
英語学習へのモチベーションもぐんぐんと上がってきます。
マンツーマン授業でも講師と英会話のキャッチボールができるようになり、
2ヶ月も英語漬けの生活することで自分の英語への自信も徐々に持てるようになります。
フィリピンでの生活にも慣れ、
自分に合った平日と週末の過ごし方もわかってくるので留学生活に余裕が出てきます。
2ヶ月あれば留学エリアの観光やアクティビティはほぼコンプリートできるでしょう。
留学期間:3ヶ月
フィリピンへの留学生のなかで一番多い期間が3ヶ月です。
多くの語学学校でも最も効果が出る期間として3ヶ月の留学をおすすめしています。
3ヶ月留学を経験すると、仮に1日8時間授業を続けるとレッスン総時間が600時間を超えてきます。
英会話を問題なくできるようになるには
「英語学習時間が1,000時間必要」といわれているので、
一定の英語基礎能力があれば、スムーズな英会話ができるようになってきます。
これだけ学習時間を積めば、
学校以外でも地元の人や他国からの留学生などとも英語でコミュニケーションを取ることができるようになります。
また、TOEICなどの試験でもスコアがアップし、確実に英語力の向上を実感できます。
フィリピンへの滞在期間も3ヶ月にもなれば、3連休などと利用して
国内の他の地域にショートトリップすることも可能です。
3ヶ月~6ヶ月の日常英会話をマスターしたい方向け
日常英会話をマスターしたい方は、
3ヶ月~6ヶ月の留学期間がおすすめです。
この期間で、様々な場面での英会話に対応できる実践的な
コミュニケーション能力を身につけることができます。
さらに、現地の文化や生活に触れることで、より自然な英語表現を学ぶことができます。
留学期間:4ヶ月以上
4ヶ月以上のフィリピン留学となると、学生は学校を休学したり、
社会人も仕事を辞めて次のステップに進む人が選択する場合が多くなります。
「海外大学への進学に向けて英語力をつける」「TOEICやTOEFLなどで転職に必要なハイスコアを取る」
といった具体的な目標を持つ人も多いです。
4ヶ月以上の留学期間があれば、
ほとんどの日常会話がスムーズになることも可能です。
4ヶ月以上の中期留学では、上達度の個人差も大きくなってきます。
中期留学で、重要なことは「インプット量を増やす」ことです。
短期語学留学では、アウトプットを基本として
ひたすら今まで覚えてきた英語力を外に伝える練習が多くなる傾向にあります。
しかし、中期語学留学ではアウトプットだけでは
英語力向上が頭打ちになってきます。
授業以外での、自学自習(予習・復習)の量が大切になってきます。
先述したように、英会話ができるようになるまで1000時間の英語学習時間が必要といわれています。
1日8時間の英語学習を続けた場合は5〜6ヶ月目でおおよそ1,000時間に達します。
中期的な留学を考えている人は、
インプットが重要になるということを是非、頭にいれておきましょう。
6ヶ月~1年のビジネス英語を学びたい方向け
ビジネス英語を学びたい方は、6ヶ月~1年の留学期間が適しています。
ビジネスシーンで必要な専門用語や表現、メールの書き方、
プレゼンテーションスキルなどを集中的に学ぶことができます。
また、長期滞在することで、ビジネス文化や慣習への理解を深めることも可能です。
1~2年の大学留学
1年以上のフィリピン留学の場合は、留学の方法として
「語学学校への語学留学」または「大学留学」があります。
1年間語学学校へ行く人も、
その先に海外大学進学や資格試験など具体的な目標があるのではないでしょうか。
1年間という長期期間留学を考えている人は、
「大学への留学」も視野に入れてみてもよいと思います。
フィリピンの大学の学部に交換留学・あるいは大学院に入学して、
専門分野を学んで単位や学位を取得するタイプの留学です。
大学の私費留学であれば、比較的簡単に入学を認めてもらえるケースがあります。
フィリピンの大学では、授業はもちろん、
クラスメイトたちとの会話や学校での諸手続きもすべて英語で行われます。
英語初心者の日本人にもある程度配慮してもらえる語学学校と違い、
「英語が当たり前」の環境に飛び込むことになるため、勉強は語学留学よりもかなりハードです。
日本の大学より課題も多く、
英語でのプレゼンテーションやグループワークも頻繁に課せられます。
これだけ厳しい環境に追い込まれるからこそ、
フィリピンの大学留学では英語力の大幅な向上が期待できます。
フィリピンの大学は講師はもちろん学生たちの英語レベルも非常に高く、
日本人がアカデミック英語を身につけるのにもってこいの環境です。
実際、1年以上のフィリピン大学留学を経験した人の口コミでは、
「英語面での苦労はなくなった」という声が多く聞かれます。
3~4年の長期留学の場合
3年以上のフィリピン留学は、フィリピンの大学に正規留学(進学)して、
卒業し学位を取得する目的の場合がほとんどではないでしょうか。
環境としては交換留学と同じですが、進級や卒業がかかってくるため、
交換留学よりもさらに勉強がハードになります。
英語力はビジネスレベルで通用する英語力を身に着けることが可能です。
「海外での学位取得」は日本でも評価され、就職活動に生かすことができます。
また、3年以上の現地経験を積むことで海外サバイバル力としての英会話スキルも向上し、
海外企業への就職や海外での起業なども視野に入れた、世界規模のビジネスパーソンが目指せます。
TOEICスコアアップを目指したい方向け
1ヶ月~3ヶ月の短期集中留学
TOEICスコアを短期間で向上させたい方は、
1ヶ月~3ヶ月の短期集中留学が効果的です。
TOEIC対策に特化したカリキュラムで、試験によく出る問題形式や解法を学ぶことができます。
集中的に学習することで、スコアアップを目指せます。
3ヶ月~6ヶ月の留学期間
目標スコアが高い場合や、基礎からしっかりとTOEIC対策をしたい方は、
3ヶ月~6ヶ月の留学期間がおすすめです。
長期間かけて学習することで、より高いスコアを目指せます。
また、英語力の総合的な向上も期待できます。
IELTSスコアアップを目指したい方向け
3ヶ月~6ヶ月の留学期間
IELTSスコアアップを目指す場合は、3ヶ月~6ヶ月の留学期間が一般的です。
IELTSの4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)
をバランスよく学習し、目標スコア達成を目指します。
個々の弱点克服や試験対策に重点を置いた学習が可能です。
ワーキングホリデーを利用した留学
6ヶ月~1年の留学期間
ワーキングホリデーを利用した留学では、6ヶ月~1年の期間で、
語学学習と就労経験を積むことができます。
フィリピンではワーキングホリデー制度はありませんが、学生ビザを取得して語学学校に通いながら、
インターンシップやボランティア活動に参加することで、就労経験に近い体験をすることが可能です。
目的 | 推奨期間 | 学習内容の目安 |
---|---|---|
英語初心者(基礎固め) | 1週間~3ヶ月 | 基礎文法、語彙、発音、簡単な日常会話 |
日常英会話 | 3ヶ月~6ヶ月 | 実践的な英会話、様々な場面でのコミュニケーション |
ビジネス英語 | 6ヶ月~1年 | ビジネス用語、表現、メール、プレゼンテーション |
TOEICスコアアップ | 1ヶ月~6ヶ月 | TOEIC対策、問題形式、解法 |
IELTSスコアアップ | 3ヶ月~6ヶ月 | 4技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)対策 |
ワーキングホリデー(類似体験) | 6ヶ月~1年 | 語学学習+インターンシップ/ボランティア活動 |
上記の表はあくまでも目安です。個々の英語レベルや学習ペース、
予算などを考慮して、最適な留学期間を決めましょう。
留学エージェントに相談することで、自分に合ったプランを見つけることができます。
フィリピン留学の期間別、費用相場
フィリピン留学の費用は、留学期間、学校、コース、
滞在方法などによって大きく変動します。
ここでは、期間別に費用相場を解説します。
あくまで目安であり、実際の費用は各留学エージェントや
学校のウェブサイトで確認することをお勧めします。
1週間のフィリピン留学
1週間のフィリピン留学は、主に旅行を兼ねた短期語学研修や、
体験留学として選ばれることが多いです。
セブ島にある語学学校を例に、
4時間マンツーマンレッスン+2時間グループレッスン、4人部屋の場合の試算してみました。
①出発前の支払費用 | 15,000円(入学金)+60,500円(授業料)+2,500円(空港ピックアップ費用) |
②出発後の支払費用 | 1,000円(水道光熱費)+12,000円(SSP費用)+1000円(教材費) |
③現地での生活費 | 10,000円 |
④航空券+保険料 | 60,000円(往復航空券)+海外旅行保険:クレカ付帯保険であれば無料 |
合計 | 162,000円~ |
1ヶ月のフィリピン留学
1ヶ月のフィリピン留学は、基礎英語力を固めたい方や、
短期間で集中的に学習したい方におすすめです。
学校やコース、滞在方法によって費用は変動します。
マンツーマンレッスンが多い学校や、個室寮を選択すると費用は高くなる傾向があります。
①出発前の支払費用 | 15,000円(入学金)+151,100円(授業料)+2,500円(空港ピックアップ費用) |
②出発後の支払費用 | 3,000円(水道光熱費)+12,000円(SSP費用)+3,000円(教材費) |
③現地での生活費 | 20,000円 |
④航空券+保険料 | 60,000円(往復航空券)+海外旅行保険:クレジット付帯であれば無料 |
合計 | 266,600円~ |
3ヶ月のフィリピン留学
3ヶ月のフィリピン留学は、日常英会話を習得したい方や、
一定レベルの英語力を目指す方におすすめです。
長期滞在になるため、生活費や雑費なども考慮する必要があります。
①出発前の支払費用 | 15,000円(入学金)+453,400円(授業料) +2,500円(空港ピックアップ費用) |
②出発後の支払費用 | 9,000円(水道光熱費)+12,000円(SSP費用)+16,200円(ビザ延長代)+7,000円(教材費) |
③現地での生活費 | 60,000円 |
④航空券+保険料 | 60,000円(往復航空券)+海外旅行保険:クレジット付帯であれば無料 |
合計 | 635,100円~ |
6ヶ月のフィリピン留学
6ヶ月のフィリピン留学は、ビジネス英語やIELTS、
TOEICなどの資格取得を目指す方、より高度な英語力を身につける方におすすめです。
長期滞在のため、ビザの取得が必要となる場合もあります。
①出発前の支払費用 | 15,000円(入学金)+140,600円(授業料)+2,500円(空港ピックアップ費用) |
②出発後の支払費用 | 18,000円(水道光熱費)+12,000円(SSP費用)+32,000円(ビザ延長代) +7,000円(ACR I-Card)+15,000円(教材費) |
③現地での生活費 | 150,000円 |
④航空券+保険料 | 60,000円(往復航空券)+海外旅行保険:クレジット付帯であれば無料 |
合計 | 1,718,100円~ |
1年のフィリピン留学
1年のフィリピン留学は、英語を母国語のように流暢に話せるようになりたい方や、
海外大学進学を目指す方におすすめです。
生活費や雑費、ビザの取得費用なども考慮に入れる必要があります。
①出発前の支払費用 | 15,000円(入学金)+1,500,000円(授業料)+2,500円(空港ピックアップ費用) |
②出発後の支払費用 | 36,000円(水道光熱費)+12,000円(SSP費用)+64,000円(ビザ延長代) +7,000円(ACR I-Card)+30,000円(教材費) |
③現地での生活費 | 240,000円 |
④航空券+保険料 | 60,000円(往復航空券)+海外旅行保険 |
合計 | 1,966,500円~ |
フィリピン留学の期間を決める際の注意点
フィリピン留学の期間を決める際には、目的や予算だけでなく、
様々な要素を考慮する必要があります。
最適な留学期間を設定することで、目標達成の可能性を高め、
充実した留学生活を送ることができます。
以下の点に注意して、自分に合った期間を選びましょう。
学習目標と到達レベル
まず、留学を通して何を達成したいのか、
どの程度の英語力を身につけたいのかを明確にしましょう。
日常会話レベルの向上を目指すのか、ビジネスで使える英語力を習得したいのか、
あるいは特定の試験で目標スコアを取得したいのかによって、
必要な期間は大きく異なります。
目標が高ければ高いほど、より長い留学期間が必要となるでしょう。
予算
留学期間は費用に直結します。
滞在費、授業料、食費、交通費、交際費など、留学にかかる費用を事前に見積もり、
予算内で実現可能な期間を検討しましょう。
留学期間が長くなるほど、費用は増加します。
費用の詳細を把握し、無理のない範囲で期間を設定することが大切です。
ビザの種類
フィリピン留学では、滞在期間に応じて適切なビザを取得する必要があります。
短期留学であればビザ免除で滞在できますが、
長期間の留学には学生ビザの取得が必要になります。
ビザの種類によって滞在可能な期間が異なるため、
希望する留学期間に合わせて適切なビザを準備しましょう。
必要に応じて、ビザ申請手続きにかかる時間も考慮に入れて計画を立てましょう。
留学時期
フィリピンは年間を通して温暖な気候ですが、雨季や台風シーズンもあります。
これらの時期は、授業が休講になったり、外出が制限されたりする可能性があります。
留学時期を検討する際には、気候条件も考慮に入れ、
希望する学習内容やアクティビティに影響が出にくい時期を選ぶと良いでしょう。
学校やコースのスケジュール
語学学校によっては、コースの開始日が決まっている場合や、
特定の期間でしか受講できないコースもあります。
希望する学校やコースのスケジュールを確認し、
自分の希望する留学期間と合うかを確認しましょう。
また、入学時期によっては、希望のコースが満席になっている可能性もあるため、
余裕を持って申し込むことが大切です。
個人的な事情
仕事や学業、家族の都合など、
個人的な事情も留学期間に影響を与える可能性があります。
留学前に、これらの事情を整理し、無理なく留学生活を送れる期間を設定しましょう。
例えば、休学できる期間や、仕事の休暇取得可能期間などを考慮する必要があります。
期間によるメリット・デメリット
期間 | メリット | デメリット |
---|---|---|
短期(1~3ヶ月) | 費用を抑えられる、英語学習のモチベーション維持しやすい、気軽に挑戦できる | 大きな成果を得にくい、英語環境への適応期間で終わってしまう可能性がある |
中期(3~6ヶ月) | 一定の英語力向上を見込める、英語環境に慣れ、実践的な英語力を身につけることができる、様々なアクティビティに参加する時間的余裕がある | 費用がかかる、モチベーション維持に努力が必要 |
長期(6ヶ月~) | 高いレベルの英語力習得が可能、異文化理解が深まる、キャリアアップにつながる可能性がある | 費用が大きくかかる、長期間の生活への適応力が必要 |
上記を参考に、自身の状況に合わせて最適な留学期間を決定しましょう。
留学エージェントに相談することで、より具体的なアドバイスを受けることも可能です。
フィリピン留学期間に関するビザ情報
フィリピン留学の期間によって、必要なビザの種類が変わります。
留学期間に応じて適切なビザを取得することが重要です。
ビザなし、観光ビザ、SSP、学生ビザなど、それぞれのビザの特徴と取得方法を理解しておきましょう。
ビザ免除(30日以内)
30日以内のフィリピン留学であれば、ビザなしで入国できます。
ただし、パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上必要です。
30日を超えて滞在する場合は、延長手続きが必要となりますが、
短期留学の場合は延長せずに帰国する方が一般的です。
観光ビザ(59日以内)
30日以上の滞在を希望する場合は、事前に観光ビザを取得する方法があります。
観光ビザは、日本国内のフィリピン大使館または領事館で申請できます。
59日間の滞在が許可され、さらに延長も可能です。
最長で36ヶ月まで滞在を延長できますが、
留学目的の場合は、適切な学生ビザを取得することをお勧めします。
特別就学許可証(SSP)
60日以上フィリピンに滞在して語学学校に通う場合は、
特別就学許可証(SSP)の取得が義務付けられています。
SSPは、フィリピン入国後に語学学校が代行して申請手続きを行います。
SSPは、学生ビザとは異なり、就学を許可するための許可証です。
学生ビザ
6ヶ月以上の長期留学を希望する場合は、学生ビザの取得が必要です。
学生ビザは、フィリピン入国前に、
日本国内のフィリピン大使館または領事館で申請します。
学生ビザを取得することで、合法的にフィリピンに滞在し、就学することができます。
ビザの種類 | 滞在可能期間 | 申請場所 | 備考 |
---|---|---|---|
ビザ免除 | 30日以内 | 不要 | パスポート残存有効期限6ヶ月以上必要 |
観光ビザ | 最大59日(延長可能) | 日本国内のフィリピン大使館または領事館 | 最長36ヶ月まで延長可能 |
特別就学許可証(SSP) | 留学期間による | フィリピン入国後、語学学校が代行 | 60日以上就学する場合必須 |
学生ビザ | 6ヶ月以上 | 日本国内のフィリピン大使館または領事館 | 長期留学の場合必要 |
それぞれのビザの要件や申請方法は変更される可能性がありますので、
最新の情報はフィリピン大使館または領事館のウェブサイトで確認することをお勧めします。
また、留学エージェントに相談することで、ビザに関する手続きをスムーズに進めることができます。
まとめ
この記事では、フィリピン留学の期間について、目的別、費用相場、
注意点、ビザ情報などを解説しました。
英語初心者の方からビジネス英語、TOEIC・IELTS対策まで、
それぞれの目標に合わせた最適な留学期間の目安をご紹介しました。
費用は期間によって大きく変動するため、予算に合わせて計画を立てることが重要です。
また、ビザの種類も期間によって異なるため、事前に確認が必要です。
自分に合った留学期間を選択し、充実したフィリピン留学を実現しましょう。