IELTS対策のおすすめ参考書8選!スコア7.0を目指す方向け【2024年最新版】
IELTSはTOEFLと並んで、海外留学の英語力の目安として使われています。
しかし国内では英語力と言われるとTOEICが主流となり、IELTS関連の記事は多くはありません。
そこでこのページでは、これから留学やワーキングホリデーを考えている読者の皆さんのために、筆者が実際に使ってよかった参考書、そしてその他評判の良い参考書を中心に紹介をしていきます。
なお、この記事では目標スコアが7.0の方を想定して話を進めています。
単語編から始まり、リーディング、ライティング、リスニング、そしてスピーキングの4技能ごとに分けていますので、ぜひ最後までご一読をお願いします!
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【単語編】IELTSおすすめ単語帳TOP2
IELTSスコアアップに欠かせない「英単語力」。
なぜ単語が大切かとういと、読む、聞く、書く、話すのすべてのパートで共通することだからです。
語彙力は一朝一夕で身につくようなものではありません。
英単語力が増えれば増えるほど、IELTSのスコアが伸びていくことを著者も実感として持っています。
以下で紹介する単語帳を使って可能な限り単語を覚えていきましょう。
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IELTS向け単語帳1. 実践IELTS英単語3500
海外留学のみならず、移住を目指している人のためのIELTS英単語集です。
収録されている単語はすべてイギリス英語式のスペリング&発音がもととなります。
全部で3500語の単語ですが、「基本の単語1000語」と「重要単語2500語」に分けられています。
スコアが5.0に満たない方はまずは「基本後1000語」に取り組み、5.5から7.5を目指す方は「重要単語2500語」をすると良いでしょう。
当単語帳にある留学体験者の体験記や、単語の覚え方に関するコラムなどは、他の単語帳には見られない特徴です。
単語の発音と例文の音声に関しては、ダウンロードしてケータイで使用することができます。
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IELTS向け単語帳2. 文脈で覚える IELTS英単語
専門予備校「アゴス・ジャパン」の講師によるIELTSの単語帳です。
ここ最近出題されたデータベースを徹底的に分析した結果から、必要な単語が収録されています。
これから対策を始めるための必須の1400語に加えて、スピーキングやライティングにも役立つ類語も3000語以上収録されています。
当単語帳は、トピック別にストーリーを読みながら単語を覚えていく仕組みです。
歴史の話から仮想通貨の話まで、内容もバラエティーに富んでおり、私たち学習者を飽きさせない工夫がなされています。
文章の中で覚えた単語は覚えやすくなりますし、読めば読むほど定着率も向上していくでしょう。
当参考書のレベルとしては、7.0を目指す方にはちょうどいいものです。
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【リーディング編】IELTSおすすめ参考書
単語帳の学習が進んでいくと、そろそろリーディングの問題をのぞいて見たくなるはずです。
IELTSリーディングの問題集はいくつかありますが、一番良いのがIELTSの公式問題集であるIELTS Academic Student’s Bookです。
IELTSの受験者であれば、本番までに一回は解きたい対策本です。
IELTS向けリーディング参考書:IELTS 14 Academic Student’s Book
ケンブリッジ大学出版の、IELTS公式問題集です。
定期的に最新版が作られており、2020年現在では14冊目が出ています。
他の非公式の問題集も多々あるものの、形式が違うため非公式に慣れてしまうと、かえってIELTSの問題が解きにくくなってしまう可能性があります。
最初から公式問題集を使い、傾向に慣れておくのがベストです。
当問題集は、解説もすべて英語ですので、初心者にとってはストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし考えてみると留学中は英語の教科書を使って、英語でレクチャーを受けます。
日本にいるときから「英語で学ぶ」ことに慣れておくと、留学中の勉強で大いに役に立ちます。
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【リスニング編】IELTSおすすめ参考書TOP2
日本語での良書が少ないIELTSの参考書ですが、リスニング編で紹介する2つもどちらも海外の出版社になります。
日本語での解説がないのが難点ですが、世界中の受験者から広く支持されているものですので、ぜひオススメです。
IELTS向けリスニング参考書 1:Listening for Ielts
Collins社から出ているこちらのListening for Ieltsは、ボリュームがあり勉強のしがいがある参考書です。
CDの2枚付きですので、リスニング能力を鍛えたい人にとっては十分な内容でしょう。
特に最近のIELTSの傾向としては、ディクテーション問題をはじめとして、a,b,cの三択問題も多いため、当参考書1冊をしっかりとこなしてから、ケンブリッジ大学出版のIELTS公式問題集に移るというのも一つの方法です。
なおこちらの対策本はリスニング以外にもスピーキング本もあります。
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IELTS向けリスニング参考書 2:Get Ready for Ielts Listening
2012年に作られたこちらの参考書は現在まで、世界中の学習者から使われているロングセラー対策本です。
基本的には中級レベルの人をターゲットとして、6.5~7.0のスコアを目指すためのものとなります。
フリップラーニングという独自の解答法により、事前に準備がしやすくなりますので、限られた時間も有効に活用することができるのが特徴です。
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【ライティング編】IELTSおすすめ参考書TOP2
IELTSで日本人が特に苦手としているのが、与えられたテーマに関して意見を述べるライティングです。
ライティングには文法の知識、そして語彙、また論理的思考力など様々なスキルが問われていますので、じっくりと腰を据えて対策をする必要があります。
ライティングに特化をした対策本は以下の2つです。
IELTS向けライティング参考書 1: IELTSライティング完全対策
こちらのIELTS対策書では、毎日エッセーを1つずつ読み進めることができる構成となっており、レイアウトも見やすく、ストレスなく進められるのが特徴です。
クオリティーの高いエッセーばかりなので、そのまま暗記して真似できるフレーズがたくさんあります。
したがって、当参考書はIELTSの上級者にオススメの一冊だといえます。
本書で紹介されている「英文の型」を習得することで、本番の試験でも落ち着いて高得点が取れることが期待できます。
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IELTS向けライティング参考書 2:IELTSスピーキング・ライティング完全攻略
日本人受験者の傾向をつかみ、弱点に特化をして合理的なメソッドでライティングを強化していきます。
当参考書のスコアアップの流れは以下の6個です。(一部抜粋)
- パラフレーズ力強化で表現力アップ!
- 頻出分野&トピックで効率アップ!
- 必勝攻略ポイントで得点力アップ!
- 重要キーアイデア集で話題力アップ!
- 必勝フォーマットで解答力アップ!
- 豊富な実践問題で実力アップ!
スコアをあげるポイントが分かりやすくまとまっており、実際に自分の答えとして使える単語や表現もたくさん掲載されています。
スピーキングの対策とセットになっていますので、興味を持った方はアマゾンで詳しい情報を見てみることをお勧めします。
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【スピーキング編】IELTSおすすめ参考書
「スピーキングは机に向かっていても無駄だ。」と考える方もいるかもしれません。
しかしIELTSでスコアを出すためにはただ話せばいいと言うことではありません。
参考書を使うことによって、使えるフレーズや解答の組み立て方を十分参考にすることができます。
スピーキングでオススメの対策本はこちらです。
IELTS向けスピーキング参考書:実践IELTS技能別問題集スピーキング
本書の特徴は「解答を考える過程」に重きを置いていることです。
与えられた模範解答を見て、真似することは誰でもできますが、なぜその解答になるのかという「思考回路」が書かれている本は少ないです。
何を答えればよいのか、どのようにして話を展開していくかを具体的に学ぶことができます。
最後にはPractice Testがついており総仕上げを行えます。
解答例の音声もダウンロードが可能ですので、シャドーイングなどを繰り返して話すことに慣れていきましょう。
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まとめ:スコア7.0を目指す方向け!おすすめ参考書のまとめ
このページではIELTSの参考書に特化をして、結果が出る対策本だけを紹介してきましたが、いかがでしたでしたか?
日本人が著者のものは日本語で書かれており、視点も日本人目線ですので参考になる部分は多いでしょう。
海外の本もすべて英語ですが、英語で英語を学ぶというのも貴重な体験となります。
またどの参考書にも音声教材がついていますので、目だけでなく耳や口を使って勉強するようにしてください。
ここで紹介したものの中で興味があるものは、アマゾンのリンクから詳細や他の人のレビューをみることをオススメします。
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