【マニラ留学】おすすめの語学学校やメリット・デメリットを完全解説
低価格でマンツーマン授業が受けることができると評判のフィリピン留学!
特にセブ島は「セブ島留学」としても有名で多くの留学生が英語を学んでいます。
しかし、フィリピン国内には他にもオススメの留学先が点在しています。
例えば首都の「マニラ」はフィリピン全土から優秀な講師が集まり格安でハイクオリティの英語の授業が受けれたり、都市部の快適な環境で勉強に集中できたりとセブ島とは違った魅力があります。
一方でマニラでの留学はセブ島に比べて情報も少なく、治安の面で不安があるなどあまり詳しく知られていないのも現状です。
そこで、今回はマニラで留学するにあたっておすすめの語学学校やメリット・デメリット、費用や留学中の生活など紹介させていただきます。
マニラでの留学におすすめの語学学校3選
マニラには20校以上もの語学学校があります。
せっかく安くはない費用を支払って留学するので、自分に合った学校を選びたいですよね。
まずは、マニラにあるおすすめの語学学校を3校紹介します。
マニラでの留学におすすめの語学学校①:CNNケソン校
20年以上の歴史がある韓国資本の学校です。
勤続年数の長いベテラン講師が多く揃っており、質の高い授業を受けることができます。
カリキュラムも充実しており、一般英会話からTOEICやTOEFLの資格試験対策、ビジネス英会話など留学生の様々なニーズに合ったコースが提供されます。
日本人の学生は3〜4割であり、韓国や中国など様々な国籍の留学生と国際交流をすることができるとともに、更に英語漬けの生活を送りたい学生のために講師と同室で生活し、24時間母国語禁止の寮も用意されています。
日本人スタッフが常駐しているので、不安なことや生活で困ったことなどすぐにサポートが受けることができ、緊急時は24時間対応してくれるので留学に不安がある方も安心して留学することができます。
☆こんな人におすすめ☆
- TOEICやTOFLE対策、ビジネス英会話を学びたい人
- 24時間英語漬けの生活を送りたい人
- 日本人スタッフのサポートを受けたい人
マニラでの留学におすすめの語学学校②:C21
24時間English Only Policy(母国語禁止)が徹底されている韓国資本の学校です。
学校でも寮でもEnglish Only Policyがあるので24時間英語漬けの生活を送ることになり、更に夜8時半からは2時間の夜間授業もあるので短期間で集中的に英語力アップが可能になります。
カリキュラムも一般英語コースに加え、ビジネスコース、TOEICなどの試験対策コース、ジュニアコースなどさまざまなコースが用意されています。
個性的なものとして、現地フィリピン大学への進学するためのコースがあり、大学生活に必要な英語の勉強だけでなく入学に必要となる化学や数学などの勉強も同時に行うことができます。
また、カナダやオーストラリアでのワーキングホリデーに向けたコースなどもあります。
☆こんな人におすすめ☆
- 徹底的に24時間英語漬けの生活を送りたい人
- 現地の大学進学やワーキングホリデーを検討している人
マニラでの留学におすすめの語学学校③:Basic English Camp
英会話初心者専門の日本人経営の学校です。
学生の90%以上はほとんど英語の話せない留学初体験者であり、初心者が英語を学ぶことができるカリキュラムが用意されているので安心して留学することが可能です。
学生も日本人がほとんどなので、友人もすぐにできるので切磋琢磨して勉強に励むことができる環境です。
完全日本人経営であり、日本人向けの学校なのでイギリス発祥の「カランメソッド」を日本人向けに改良したメソッドが導入されているのも特徴の1つです。
また、日本人スタッフもいるのでさまざまな相談やトラブルの時に対応してくれるのも安心です。
食事も日本人向けに味付けした料理が提供されるので食事への不安もなく留学することができます。
☆こんな人におすすめ☆
- 日本人経営の学校がいい人
- 英語初心者
- 留学中に日本食が食べたい人
マニラで留学するメリット・デメリット
マニラで留学するメリット
マニラは首都であるためインフラも整っており、都会の生活を望む方にはおすすめです。
寮もきれいで整備された所が多いので不快感や不便さを感じることがほとんどなく、日本で生活するように、快適な留学生活が送れます。
マニラには優秀なフィリピン人が集まってくるので、レベルの高いフィリピン人講師が多いのも特徴の1つで、質の高い授業を受けることができます。
日系企業も多いので、ビジネスマンが語学研修の場所として利用されることも多いです。
加えて日本企業がマニラでのインターンを募集することも多く、留学後に現地就職したい学生へのサポートも手厚いので海外就職を考えている人にもオススメです。
加えてニノイ・アキノ国際空港があるのもマニラのメリットのひとつです。
日本からの直行便も多く日本からのアクセスが良いだけでなく、タイやシンガポールなどの近隣のアジア諸国への直行便もあるため、留学の合間に週末にバカンスへ出掛けることもできます。
マニラで留学するデメリット
一番のデメリットとして治安の悪さが挙げられます。
世界の国々のさまざまなデーターが集計されている「Numbeo」では、マニラの犯罪率は64.9と非常に高いです。
ちなみに日本は犯罪率15.01とその差は歴然です。
スリや置き引きなどの軽犯罪だけでなく、銃犯罪や殺人なども起こっており細心の注意が必要です。
また、マニラはフィリピンの首都であるため賃金も物価も土地代も高いです。
そのため他エリアの留学と比較すると留学費用が若干高くつきます。
マニラは人口が多い割に3つの電車ラインしかないため道路の渋滞が激しく、車やタクシーで移動する場合はかなりの時間がかかることを覚悟する必要があります。
マニラの治安についてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
【2020年版】フィリピンの治安は大丈夫?滞在中の注意点など徹底解説!
マニラでの留学費用一覧
フィリピン・マニラにある語学学校に留学するとなるといくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
ここからは「Basic English Camp」で留学した場合の「授業料+宿泊費」、「生活費(買い物や外食など)」、「航空券」、「SSP(特別就学許可書)やビザ代」、「海外旅行保険代」で表にまとめてみました。
【Basic English Camp、2人部屋、1日6時間マンツーマン+2時間グループクラス】
1週間 | 2週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 | 3ヶ月 | |
授業料 +宿泊費 |
70,400円 | 105,600円 | 17,6000円 | 35,2000円 |
52,8000円 |
入学金 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
生活費 水道光熱費 |
10,000円 | 15,000円 | 30,000円 | 50,000円 | 70,000円 |
航空券 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 | 50,000円 |
SSP*とビザ ACR-Iカード* |
13,460円 | 13,460円 | 13,460円 | 21,679円 | 31,690円 |
海外旅行保険 |
5,000円 | 5000円 | 10,000円 | 20,000円 | 30,000円 |
合計 | 163,860円 | 204,060円 | 294,460円 | 508,679円 | 724,690円 |
SSP*:Spesial Study Permit(特別就学許可書)。1日でもフィリピンで留学する人は取らなければならないフィリピン政府が発行する許可証です。手続きは語学学校が代行してやってくれます。
ACR-Iカード*:60日以上滞在する人が取らなければならない外国人の登録証。9週以上留学する人は必ず取得しなければなりません。手続きは学校が代行してくれます。
今回は2人部屋利用の場合で試算してみましたが、留学する語学学校や受講するコース、授業数によっても留学費用は異なってきます。
また、1人部屋やホテル・コンドミニアムなどを宿泊場所として利用する場合はさらに留学費が高額になります。
現地での生活費は留学費用に食事代や、洗濯代が入っているのでほとんどかかりませんが、友人と週末に出かけたり外食をする場合には発生します。
マニラでの留学中のスケジュール
マニラの多くの語学学校では入学する週は日曜日に語学学校に到着し、入寮等の手続きがあります。
そして、翌日の月曜日にレベルチェックテストやオリエンテーションが行われます。
そのため本格的に授業が始まるのは、火曜日からとなる場合が多いです。
授業がある日のタイムスケジュール一例を表にまとめてみました。
【1日6時間のマンツーマンレッスン+2時間のグループクラス(自由参加)】
7:00〜7:50 | 朝食(時間内に食事可) |
---|---|
8:10~9:00 | マンツーマンレッスン |
9:10〜10:00 | マンツーマンレッスン |
10:10〜11:00 | フリータイム |
11:10〜12:00 | マンツーマンレッスン |
12:00〜13:00 | 昼食(時間内に食事可) |
13:00〜13:50 | マンツーマンレッスン |
14:00〜14:50 | マンツーマンレッスン |
15:00〜15:50 | マンツーマンレッスン |
16:10〜17:00 | グループクラス(参加自由) |
17:10〜18:00 | グループクラス(参加自由) |
18:00〜19:00 | 夕食(時間内に食事可) |
19:00〜 | フリータイム(自習等) |
今回は一例を紹介しましたが、マンツーマンレッスンやグループレッスンのコマ数が多い場合は夕食後も授業が行われたり、単語テストや強制自習時間が設けられている学校やコースもあります。
一方、マンツーマンレッスンが少なかったり、グループレッスンを受講しない場合などはフリータイムが増えることになります。
グループクラスではズンバやヨガ、英語を使ったゲームや映画鑑賞などアクティビティ要素のあるレッスンも多いので楽しみながら英語を学ぶことができます。
また、語学学校によっては、プールやジム、バスケットコートが併設されているところもあり勉強の合間に身体を動かしてリフレッシュすることもできます。
マニラでの留学中に必要なフィリピン情報
マニラの気候・気候
マニラの年間平均気温は26~27℃と過ごしやすい気候です。
12〜5月が乾季、6~11月が雨期と大まかに分かれており特に7・8・9月に雨が降る日数が多いです。
しかし、日本の梅雨のように1日中降る雨ではなく、短時間にスコール(強い雨)が降り、雨がやんだ後は気温が下がりカラッとした晴れ間がみられます。
1年を通して夏の服装で過ごすことができますが、学校内やショッピングモール・レストランなど冷房が効きすぎている場所も多いので羽織れるものは必ず持っていきましょう!
マニラの治安
残念なことにマニラはフィリピン国内と比較しても犯罪の件数が圧倒的に多いです。
多くを占めるのはスリやぼったくりのような軽犯罪ですが、銃刀による犯罪も発生しています。
特にマラテ、エルミタ地区は治安がとても悪く、近づかないようにしましょう!
留学中は学校のスタッフの指示を必ず守り、治安に関して細心の注意を払う必要があります。
しかし、それだけ治安が悪いといわれているので語学学校が立地しているエリアは治安が良く、学校の前にはガードマン駐在し鍵がかかっていたりとセキュリティ対策は万全です。
マニラの食事
多くの語学学校では平日は3食栄養バランスや衛生面に配慮した食事が提供されます。
食事にも力を入れている学校も多く、概ね満足でいる場合が多いです。
しかし、地元の人が食べるフィリピンの食事は肉食中心!栄養バランスが崩れがちになるので、注意が必要です。
外食については、首都でもあり各国の駐在員も多いので中華・韓国料理・イタリアン・日本食などさまざまなジャンルのレストランがあります。
日本にいるときと同じようなクオリティの食事も楽しむことができます。
まとめ:マニラへの留学は都会でレベルの高い授業を受けたい方におすすめ
いかがでしたか?
今回はマニラへの留学についておすすめの語学学校やメリット・デメリット、費用や生活について紹介しました。
- レベルの高い授業を受けたい
- 日本の都会と同じように都会生活を楽しみたい
- 日本からアクセスがいい場所に留学したい
という方にはマニラへの留学はおすすめです。
マニラにも個性豊かな語学学校が複数あります。
自分にあった語学学校を見つけて充実した留学生活を送ってくださいね。