【大学生のTOIEC勉強法!】就活までに900点突破する方法を徹底解説!
就活の準備の1つとして欠かせないのが、 TOEIC のスコアです。
現在多くの企業で英語が話せる人材が求められている中で、 TOEICのスコアで企業はあなたの英語力を判断します。
では実際に、バイトや学業、サークルなどをしながら、どうやって対策を進めていけば良いでしょうか。
大学生であっても正しい方法で勉強すれば、TOEIC900点を取得することも夢ではありません。
前半ではTOEICで900点を取ることのメリット、そして後半ではTOEIC高得点のポイントを4つ(英単語・文法・長文読解・文法)に分けてお伝えします。
TOEICについては以下の記事もあわせてご覧ください。
【賢い選び方を伝授!】TOEIC対策におすすめのスクール12選
大学生がTOEICで900を取得すると世界が変わる
TOEIC900点は留学をした人か帰国子女でなければできないと考えていませんか?
TOEICはスピーキングやライティングのテストがないため、海外経験がなくても900点は夢ではないのです。
もし学生中に900点を取ると、あなたの人生に以下のようなプラスの影響があります。
メリット①:実際にビジネスで役にたつ
TOEFLやIELTSとは異なり、TOEICはビジネスシーンで役立つ英語力を目的に作られた試験です。
そのTOEICの試験で900点を超えると、英語スキルはビジネスシーンでも通用します。
入社をし、海外取引先とのメールのやりとりを担当することになっても、TOEICで勉強した英語力を存分に発揮することができます。
メリット②:外国人の中でも、怖気付かない
TOEICで900点を超えてくると、英語力において自分に自信が持てるようになります。
リスニングもかなり高いため、外国人ともコミュニケーションが取ることが可能です。
会社や旅行の場面で自分以外に全員が外国人であったとしても、自信を笑顔で対応することができるでしょう。
「自分は英語ができるんだ」と自信を持つことは、円滑なコミュニケーションに欠かせません。
メリット③:職業選択の幅が広がる、面接で通りやすくなる
900点を超えると自分だけではなく、周りからの評価も変わります。
大学生では就活の場面において、TOEIC900点以上のスコアが採用担当者の目を引きます。
特に大手の企業ど海外進出が盛んであれば、TOEICの点数はアピールポイントとして、周りの就活生と差別化を図ることができます。
大学生のTOEIC勉強法|英単語
ここからは英単語・文法・長文読解・文法の順に、TOEIC900点に向けて必要な勉強法を紹介していきます。
まずはすべての基本となる「英単語」ですが、どのようにして単語を学習していけばいいのでしょうか?
数ある中でも特に大切なポイントが以下の2つです。
短時間でもいいから、毎日やることを習慣化する
単語の学習においてのキーワードは「反復」です。
大学生はバイトや授業で忙しい日もあれば、全く予定がない日もあるでしょう。
時間があるときだけ英単語を覚えて、他の忙しい日は何もやらないというのでは効率よく単語を覚えることはできません。
覚えたいことを毎日反復することによって、「この情報は大切なはずだ」と脳が判断し、長期記憶として頭の中に保存されます。
逆に1日覚えて次の日以降は何もしないと、短期的に保持されるだけで、すぐに忘れてしまいます。
これではTOEICのための単語の勉強としては不十分です。
10分でも15分でも、構いませんので、とにかく毎日英単語に触れてください。
1日100個ではなく、1週間かけて100個を暗記する
次に、単語の暗記方法について紹介します。
例えば100個の新出単語を1週間で暗記するとします。
多くの人は100個を一気に、もしくは2回に分けて50個ずつ暗記をするでしょう。
しかし先ほども述べたように一気に覚えたものは「短期記憶」にしかならず、すぐに忘れてしまいます。。
100個の単語を、毎日ちょっとずつ覚えるようにしてください。
大学生のTOEIC勉強法|文法
TOEICには、文法の問題が出題されます。
TOEICのPart 5では、単語の意味がわからなかったとしても、単語の形(品詞)だけで解けるものがあるのです。
英語だけに限りませんが、単語と文法がセットとなって初めて基礎力がついたといえます。
文法は理解をするのに時間がかかるものもありますが、決しておろそかにしてはいけません。
まずは文法書を1冊用意する
これから文法を始める方は、まずは文法書を1冊用意してください。
必ずしもTOEICに特化した参考書でなくても構いません。
自分がこれなら続けられると思うものを選べば問題ありません。
対策本に沿って勉強していけば、漏れがなく効率的に文法を学ぶことができます。
Part 5(短文穴埋め問題)は問題集でひたすら練習
中学や高校で文法知識がしっかりとある人は、TOEICのために最初から勉強をする必要はありません。
TOEICで文法が中心に問われるのはPart 5(短文穴埋め問題)ですが、問題数は30問もあります。
900点を取るためには文法問題を確実に、しかもスピーディーに解き進めていかなければなりません。
オススメの勉強方法は、参考書やアプリを使ってPart5に特化した問題をひたすら練習することです。
以下に、筆者が実際に使ってよかった参考書を2つ紹介します。
大学生向け!オススメTOEIC参考書2選
以下の2つはどちらも日本人による参考書(問題集)で、多くの大学生が「点数が伸びた」と評価をしています。
①1日1分レッスン!新TOEICTEST千本ノック!
シリーズになっている中村澄子さんの「千本ノック」は、通勤やお昼休みなどのちょっとした「スキマ時間」にサクサク進めていくことができます。
以前は当問題集は単語が難しくて、文章が少し長いというレビューが多かったものの、最近のTOEICの難化にともない、それほど違和感は感じなくなってきました。
問題数は多いですが、解説の分量が少ないため、解説が充実したものがいいという方は次の、「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」がオススメです。
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②1駅1題 新TOEIC TEST文法特急
問題数は千本ノックに比べて少ないものの、豊富な解説が人気の当参考書。
TOEICに実際に出るところがしっかりと勉強できるので、この参考書を繰り返すだけで少なくともPart5を8割の正答率で解くことができるようになります。
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大学生のTOEIC勉強法|長文読解
長文読解は苦手とする人が多い理由は、文法と単語両方の実力が伴っている必要があるためです。
文法と単語どちらかが抜け落ちていると、長文読解の正答率は上がりません。
なぜ文章が読めないのか、その理由は単語の意味がわからないのか、文章の構造が理解できないかのどちらかです。
これを理解した上で、長文読解の解き方を見ていきましょう。
精読と通読の組み合わせ
「精読」とは、1つの文章を読み込むことです。
文章をゆっくりじっくり読むことです。
もちろん本番のTOEICではスピードも要求されますが、スピードを抜きにして「正確に理解できるかどうか」に集中してください。
正確に理解できないままで速読をしても、高得点を取ることはできません。
そしてもう一つが「通読」です。
言葉の通り、文章を通して読むのですが、ポイントとしては1つのパッセージではなくPart 7を初めから終わりまで一気に読むことです。
これによりPart 7の文章のパターンを頭に入れることができます。
パターンが頭の中にあると、初めて見る問題でも展開が予測できるので、解くスピードが上がります。
問題文を読む前にまずは設問を確認
解くスピードが大切だと先ほど述べました。
いくら読むスピードが早くても、ネイティブでない限り文章の隅々を読んで解答することはできません。
求められているのは文章を読むことではなく、より速く正確に解答することです。
そのためには問題文を読む前に、まず設問に目を通しましょう。
長文読解は「設問を確認→問題文で該当箇所を探す」の繰り返しです。
大学生のTOEIC勉強法|リスニング
高校の時までは必死に勉強していたリスニングも、大学に入って全く英語を使わなければどんどん落ちてしまいます。
リスニングの能力は、一朝一夕で復活するものでもありません。
就活の際に必要になるまで全く英語を勉強してこなかったという方は、以下の2点を参考にリスニングの勉強をすると良いでしょう。
まずは英語耳を作る
「英語耳」というのは、つまりは「慣れ」です。
まずは英語の音声を聞くだけで構いません。
その際に注意をすることは、単語の意味を聞き取れてるかどうかです。
ニュースなどの速いスピードでは、単語と単語が連結するため、単語本来の音ではない場合が多々あります。
最初は文字や字幕を見ずに、どのような意味なのかを理解するようにしてください。
一通り聞こえてから、スクリプトなどを参考にリスニングを行うと良いでしょう。
シャドーイングが大切
英語耳を作るもう一つのポイントは、「シャドーイング」です。
シャドーイングとは、流れてくる音声の2、3秒後ギャップを置いて発音をすることです。
最初のうちは途中で詰まって、音声に置いてかれてしまうことも多いでしょう。
最初から完璧を求めすぎるとプレッシャーになってしまうため、文章の一部分だけを何度も繰り返すなどをして、工夫をすると良いでしょう。
まとめ:就活までに大学生がTOEIC900点突破の勉強法を徹底解説
このページでは、忙しい大学生が就活でどのようにして900点を突破するかに関して、細かく紹介をしてきました。
TOEICで900点を突破すると、就職活動や面接で有利に働くだけでなく、実際にビジネスの場でも怖気づくことなく堂々と発言することができるようになります。
今や英語が人生を通して役立つスキルですので、時間のある大学のうちにこそ TOEIC を勉強しておきましょう。