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【初心者におすすめ】TOEFL ITPで500点を目指す勉強法と参考書

「ITPテストの勉強ってどうしたらいいんだろう……」

と考えている人は多いのではないでしょうか。

TOEFL ITPテストは団体受験用のテストで、iBTテストとはまた別のものです。
しかし問題数などはほとんど同じであり、正しい勉強法を知っていればスコアアップは可能です。

そこで今回は、

  • TOEFL ITPテストとは
  • ITPテストの勉強法と流れ
  • おすすめの参考書
  • テスト当日の注意点

を解説します。

まずはTOEFL ITPテストについて、ざっくりと理解しましょう!

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TOEFL ITPテストとは?特徴やiBTテストとの違いは何?

TOEFL ITPテストとは?特徴やiBTテストとの違いは何?

最初にTOEFL ITPについて、

  • 特徴
  • 問題構成
  • iBTテストとの違い

を解説しますね。

TOEFL ITPテストとは、団体受験用のテスト

TOEFL ITP(Test of English as a Foreign Language)とは、TOEFLテストのひとつです。

主に大学や高校、企業など団体受験に使われており、日本国内では2019年時点で全国500以上の団体、約22万人が受験しています。

世界中で見ると、50ヶ国で実施、約80万人が受験しました。

ITPテストは団体で受験するので、テストの試験日や会場は団体の都合にあわせて決めることが可能です。

TOEFL ITPテストの問題構成と試験時間

続いては、ITPの問題構成を見てみましょう。

まずITPのテストには、レベル1とレベル2があります。

難易度 スコア 問題数
レベル1 iBTと同じ 310〜677点 140
レベル2 レベル1ほど難しくない 200〜500点 95

問題はどちらも学術的な内容ですが、レベル1の方が難易度は高いです。

今回は、レベル1をもとに解説しますね。

レベル1の問題構成は、以下の通りです。

問題数 時間 スコア
リスニング 50 35分 31〜68点
ライティング 40 25分 31〜68点
リーディング 50 55分 31〜67点

スピーキングはありません。

マークシート方式のテストを、2時間ほどかけて解くことになります。

TOEFL iBTテストとの違いは、受験する人や目的

TOEFLには、「iBT」というテストもあります。
iBTは世界150ヶ国、1万以上の団体で利用されています。

iBTとITPの違いは、簡単にいうと「留学に活用できるかどうか」。

iBTテストはアメリカの大学留学には欠かせないものですが、ITPを留学で英語力をアピールする材料として活用はできません。

またiBTは個人受験、ITPは団体受験用なので、個人でITPを受験することはできません。

違いをまとめると、以下の通りです。

【iBTとITPの違い】

iBT ITP
受験する人 個人 団体
目的 留学 英語力の測定
学校内のクラス分け
企業の昇進テスト
試験会場 都道府県の指定会場 学校や企業
日程 公式のテスト日 団体が決めたテスト日

ITPは学校内のクラス分けや、企業における昇進のための英語力測定を目的として実施されることが多いです。

テスト結果も、団体の中で活用することになるでしょう。

続いては、実際にTOEFL ITPの受験に向けて勉強する流れを紹介します。

【勉強法】初心者がTOEFL ITPテストに向けて3ヶ月で500点を取るための流れ

【勉強法】初心者がTOEFL ITPテストに向けて3ヶ月で500点を取るための流れ

TOEFL ITPを初めて受験するとき、まずは500点を目指すのがおすすめです。
500点を他のテストに換算すると「TOEIC600点」など、日常会話レベルに該当するからです。

そこでここでは、初心者が500点を目指すまでの流れを解説しますね。

勉強法1:現在の英語力を把握する

1つ目は「現在の英語力を把握すること」です。

初心者といっても、英語レベルは個人によって異なります。
また現在地を把握しなければ、ゴールまでの道のりもイメージすることができません。

自分にあった勉強法を知るためにも、自分の英語力を把握しましょう。

おすすめは「ITPの公式問題集を解いてみること」。
実際に問題集を解いてみることで、自分が苦手なセクションや足りない力が分かります。

おすすめの参考書は、以下です。
まずは一度解いてみて、自分の苦手分野を調べてみてください。

「TOEFL ITP(R)テスト 公式テスト問題&学習ガイド」

勉強法2:アカデミックな英単語や熟語を暗記する

2つ目は「アカデミックな英単語や熟語を暗記すること」です。

TOEFL ITPテストは、アカデミック(学術的)な内容が多いです。
今まで学校で習った英単語では分からないものも多く、専門用語を覚えることが欠かせません。

そのためまずは1ヶ月ほどかけて、アカデミック英単語と熟語を暗記しましょう。

目標として「1日あたり10〜20個は覚える」など決めておくことで、勉強する習慣が続きやすいです。

勉強法3:英文法をひと通り復習する

3つ目は「英文法をひと通り復習すること」です。

英単語を覚えても、文法を理解していなければ長文を理解することはなかなかできません。
文法とは文章の構造であり、そのルールを理解することで文章の意味や流れが理解できるからです。

初心者はまず、中学英語レベルの文法を復習しましょう。
中学英語は日常会話レベルなので、基礎を固めるだけでも長文は理解しやすくなります。

英単語と並行しながら1ヶ月ほどかけて、文法を復習してみてください。

勉強法4:シャドーイングなどでリスニング力を高める

4つ目は「シャドーイングなどでリスニング力を高めること」です。

シャドーイングとは、聞こえた英語をすぐに追いかけて口に出すこと。
聞こえた音を口に出すことで、正しくリスニングできているかどうかを確認できます。

リスニングする英文は、教材の英文を活用しましょう。
音声CDと英文が掲載されていることが多いので、答え合わせもしやすいです。

勉強法5:250〜350語ほどの英文でリーディングの練習をする

5つ目は「250〜350語ほどの英文でリーディングの練習をすること」です。

初心者はまず、簡単で短い英文を使ってリーディングの練習をしましょう。
短い文章から練習することで、「長文が読めない……」といった挫折を感じることが少なくなります。

「読めた!」という感覚をたくさん味わうことで、モチベーションも上がりやすくなり、勉強が継続できます。

おすすめは英語で書かれた童話の本を読むこと。
童話の本は簡単なうえにストーリーも知っているので、理解しやすいです。

慣れてきたら問題集など、専門用語も掲載された長文を読んでみてください。

勉強法6:公式教材を使って試験当日の流れをつかむ

6つ目は「公式教材を使って、試験当日の流れをつかむこと」です。

リスニングやリーディングの練習をしたら、実際の公式教材を解いてみましょう。
公式教材を何度も解くことで、試験当日の状態をシミュレーションできます。

実際のテスト形式に慣れておくことで、当日に焦ることもありません。

勉強法7:時間を測りながら公式教材を解いてみる

7つ目は「時間を測りながら公式教材を解いてみること」です。

テスト当日は、時間制限があります。
そして「時間内に解ききれなかった」という人は多く、それだけでスコアダウンの原因になりかねません。

TOEFL ITPは約2時間のテストなので、その時間制限にあわせて問題を解いてみてください。

時間内に解く練習をしておくことで、当日も落ち着いて問題に向き合うことができるはずです。

TOEFL ITPテストの勉強法とあわせて使用したいおすすめの参考書5つ

続いては、先ほど紹介した勉強法とあわせて使用したい参考書を、

  • 英単語
  • 英文法
  • リスニング
  • リーディング
  • 試験対策

のカテゴリーに分けて紹介しますね。

参考書1:【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)【単語】

参考書1:【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略)【単語】

英単語対策には「TOEFLテスト英単語3800」がおすすめです。
アマゾンのTOEFL(単語・熟語)関連書籍のカテゴリーで、1位を取り続けているベストセラーです。

  • TOEFLでよく出る3,800語を収録
  • 難易度ごとに単語を掲載
  • 音声CDで発音チェックも可能

初めてTOEFL ITPを受験する人、まずは英単語の基礎を固めたい人におすすめです。

参考書2:全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策 ([テキスト])【英文法】

参考書2:全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策 ([テキスト])【英文法】

英文法対策には「全問正解するTOEFL ITP TEST文法問題対策」がおすすめです。
ITPテスト向けに問題が作られているので、効率良くテスト対策ができます。

  • ITPを攻略するためのポイントを掲載
  • 最新のテスト形式と傾向にも対応
  • 何度も解くことで満点の可能性もあり

ITPの対策をしっかりと実践したい人におすすめです。

参考書3:TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略【リスニング】

参考書3:TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略【リスニング】

リスニング対策には「TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略」がおすすめです。
先ほど紹介した文法対策と同じシリーズの問題集となります。

  • 出題パターンを解説
  • リスニング模試も収録

リスニングに苦手意識がある人、試験の問題に慣れたい人におすすめです。

参考書4:TOEFL ITPテストリーディング問題攻略 (TOEFLテスト大戦略シリーズ―リーディング問題攻略)【リーディング】

リーディング対策には「TOEFL ITPテストリーディング問題攻略」がおすすめです。
著者の五十峰さんは、ITPテストを運営する団体「ETS」の公認トレーナーでもあります。

  • リーディングのよくある問題パターンを解説
  • 例題や解き方、ポイント、学習アドバイスを掲載
  • 3回分の模擬試験も収録

リーディングを基礎から固めたい、TOEFL ITPテストの傾向を知りたい人におすすめです。

参考書5:【CD2枚付】TOEFL ITPテスト本番模試 改訂版 (TOEFL(R)テスト大戦略)【試験対策】

参考書5:【CD2枚付】TOEFL ITPテスト本番模試 改訂版 (TOEFL(R)テスト大戦略)【試験対策】

テスト対策には「TOEFL ITPテスト本番模試 改訂版」がおすすめです。
先ほど紹介したリーディング対策の問題集と同じシリーズです。

  • 模擬試験、解答解説、学習アドバイスをまとめて収録
  • 本番とほとんど同じ流れで作成
  • 試験への心がまえも掲載

テストに向けて実力を測定し、さらにレベルアップしたい人におすすめです。

TOEFL ITPテストを受験するときの注意点2つ

TOEFL ITPテストを受験するときの注意点2つ

最後に、ITPテストを受験するときの注意点として、

  • 集中力を高めておく
  • 同じ参考書をくり返して使用する

の2つを紹介します。

注意点1:長時間のテストに耐えるために、集中力を高めておく

1つ目は「長いテストに耐えるために、集中力を高めておくこと」です。

ITPテストは2時間にもおよぶ長いテストです。
日常生活で2時間ずっと集中する機会って、あまりありませんよね。
そのためテスト当日、集中力が切れてしまうことも少なくありません。

当日に向けて、集中力を高めておきましょう。
実際のテストと同じように、時間を測るのが最もおすすめです。

注意点2:同じ参考書をくり返して使用する

2つ目は「同じ参考書をくり返して使用すること」です。

参考書や問題集は、同じものをくり返して使う方が英語力は高まりやすいです。
何度も使う方が、間違った箇所を復習しやすいからです。

ひとつの分野につき1冊と決めて、くり返して使用しましょう。

TOEFL ITPテストの勉強法を理解することが、スコアアップにつながる

TOEFL ITPテストの勉強法を理解することが、スコアアップにつながる

今回は、TOEFL ITPテストの勉強法を解説しました。

おさらいすると、勉強法の流れは以下の通りです。

  1. 現在の英語力を把握する
  2. アカデミックな英単語や熟語を暗記する
  3. 英文法をひと通り復習する
  4. シャドーイングなどでリスニング力を高める
  5. 250〜350語ほどの英文でリーディングの練習をする
  6. 公式教材を使って試験当日の流れをつかむ
  7. 時間を測りながら公式教材を解いてみる

また受験対策として、スクールに通うのもおすすめです。

詳しくは、以下の記事をチェックしてみてくださいね。

「TOEFLの塾・スクール19選を徹底比較(2020年最新)」

【2020年最新】TOEFL対策のおすすめ問題集10選

【TOEFL対策】ハイスコアを目指すあなたのオススメ参考書まとめ

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