フィリピンのバギオへ留学!メリット・デメリット、おすすめの学校も紹介
このページでは、フィリピンの「バギオ」という都市に焦点を当てて、バギオ留学のメリットやデメリット、そしておすすめの語学学校を紹介しています。
フィリピン留学といえば「セブ島」「マニラ」が注目されがちですが、治安の良さや質の高い学校から、近年バギオが注目が集まっています。
マニラやセブ島への留学を計画中の方も、これを機にバギオも留学先として候補に入れてみてくださいね。
見出し
- 1 フィリピン留学で今アツい「バギオ」はどんな街?
- 2 フィリピンのバギオ留学:5つのメリットとは?
- 3 フィリピンのバギオ留学:4つのデメリットとは?
- 4 フィリピンのバギオ留学でおすすめの語学学校10選
- 4.1 おすすめ語学学校①:PINES (パインス)
- 4.2 おすすめ語学学校②:Monol Education Institute(モノル)
- 4.3 おすすめ語学学校③:A&J(エーアンドジェー)
- 4.4 おすすめ語学学校④:BECI International Language Academy(ベシ)
- 4.5 おすすめ語学学校⑤:TALK Academy(トークアカデミー)
- 4.6 おすすめ語学学校⑥:WALES(ウェールズ)
- 4.7 おすすめ語学学校⑦:Baguio JIC(バギオ ジェイアイシー)
- 4.8 おすすめ語学学校⑧:HELP(ヘルプ)
- 4.9 おすすめ語学学校⑨:CNS2(シーエヌエス ツー)
- 4.10 おすすめ語学学校⑩:A+Advance(エープラス アドバンス)
- 5 まとめ:フィリピンのバギオへ留学!
フィリピン留学で今アツい「バギオ」はどんな街?
バギオは、フィリピンのルソン島という北部の島に位置する都市で、人口は35万人、日本の都市でいうと埼玉の所沢市ほどの規模とほぼ同じとなります。
フィリピンの人口が1億人であることを考えると、かなり小さな地方都市だということが分かりますよね。
バギオは約100年前に避暑地の開発計画としてデザインされた都市で、丘に広がる家はカラフルで非常に印象的です。
フィリピンの中でも富裕層の別荘が多くある場所として知られ、治安の良さも際立っています。またバギオは芸術が栄える街としても知られ、多くのアーティストを輩出しています。
バギオに行くと、街の至る所で芸術作品を見つけることができ、マニラやセブとはまた違った雰囲気を味わうことができるでしょう。
フィリピンのバギオ留学:5つのメリットとは?
ここ最近でバギオが注目されている理由(メリット)を5つ紹介します。
- 質の高い講師陣
- 過ごしやすい気候
- 意識の高い学生が多い
- 日本人が比較的少ない
- 治安が良い
バギオ留学のメリット①:質の高い講師陣
バギオの語学学校は1990年代から始まり、今に至っています。
韓国資本と日本資本の語学学校が中心で、運営期間も長いため英語教授法のノウハウが貯まっています。
ベテランの先生も多いですが、初めての講師の方にもしっかりとトレーニングをしているため、講師陣はみなクオリティーが高いです。
また、語学学校ごとに特徴がはっきりしているのもバギオ留学の特徴です。
スピーキングに特化している学校、IETLSなどの資格系に強い学校など、ご自身の留学目的により、最適な語学学校を選ぶことができます。
バギオ留学のメリット②:過ごしやすい気候
バギオは、標高1,500m地点に位置しているため、平均気温が年間23℃と非常に過ごしやすいです。
そのため、先ほどお伝えした通り、バギオは避暑地としてフィリピン人の別荘地として人気を集めています。
セブ島やマニラにある語学学校ではエアコンが必須でしたが、バギオの語学学校はエアコンを使う必要がありません。
また、冬になればさらに気温が下がり、10~15℃までになることもしばしば。
バギオで生活をしている限り、東南アジアにいるという感覚はあまり感じないかもしれません。
暑い場所が苦手な方、快適な気候の中で勉強に集中したい方にとって、バギオは最適な留学先だと言えます。
バギオ留学のメリット③:意識の高い学生が多い
バギオの語学学校は、フィリピンで初めて「スパルタスタイル」が始まった場所だと言われています。
語学学校の多くはスパルタ制を導入しており、平日の外出禁止や自習時間が設けられています。
留学では、ついつい誘惑が周りに多くあるため、英語以外のことに時間を使いがちです。
しかしバギオにくる他の留学生は、英語に対するモチベーションが非常に高く、メキメキと力を伸ばしていきます。
目的のある学生と一緒に勉強をすることで、限られた留学期間であなた自身のモチベーションを維持することができるでしょう。
バギオ留学のメリット④:日本人が比較的少ない
バギオは韓国資本の語学学校が割合の多くを占めるため、留学生の多くは韓国人です。
日本人が少ないため、バギオでの留学中は英語を話す機会が多くなります。
授業中だけでなく、一緒にレストランに行ったり、週末に遊んだりするときも英語を使うことで、英語のスピーキング力は格段に向上しやすいでしょう。
また、韓国人はスパルタ式の学校を好む傾向があるため、意欲の高い学生と同じクラスになることで「もっと頑張ろう!」と思えるはずです。
日本人が少ない環境は、最初は少し頼りなく感じるかもしれませんが、限られた留学期間で英語漬けの環境を手に入れられると思えば、少しは我慢できるのではないでしょうか。
バギオ留学のメリット⑤:治安が良い
バギオは昔、農耕民族が集まる集落だったため、マニラやセブに比べると、真面目で誠実な人たちが多いです。
近年では教育都市として教養とモラルを重視する文化が根付いてきたため、フィリピンの中でも犯罪数が少ないのが特徴。
留学生も安心して英語学習に取り組むことができるでしょう。
フィリピンのバギオ留学:4つのデメリットとは?
バギオ留学のメリットに続いて、デメリットも見ていきましょう。
- マニラ空港から遠い
- 娯楽がない
- 人によっては寒く感じる
- 雨が多い
バギオ留学のデメリット①:マニラ空港から遠い
バギオはマニラ空港からバスで6時間ほど走らせた先にある小さな都市です。
初日にマニラの空港に到着してから、バスで長距離走るとなると、かなり体力的にも大変となります。
バギオについてからは問題ありませんが、留学の最初と最後の長旅は覚悟しておくべきでしょう。
乗り物酔いをする人は、酔止薬を忘れずに持参してください。
バギオ留学のデメリット②:娯楽がない
大都市マニラと比べて、バギオはいわゆる「娯楽」がほとんどありません。
英語の勉強だけに集中したい方にはオススメですが、遊びも観光も楽しみながら、自分のペースで勉強したい場合は、セブ島かマニラの語学学校の方が向いているかもしれません。
セブ島留学についての記事はこちら
【経験談】セブ島留学評判まとめ!英語学習法も紹介
マニラ留学についての記事はこちら
【マニラで留学】おすすめの語学学校やメリット・デメリットを完全解説
セブの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!
バギオ留学のデメリット③:人によっては寒く感じる
暑がりの人であれば、全く問題ありません。
冷え性の人であれば、バギオが寒く感じる可能性があります。
心配な人は、日本の10月~11月頃に着る洋服を持っていくことをオススメします。
さらに心配な人は、ジャケットや厚手のベストなどを一枚持っていくと安心です。
マニラやセブなどであれば、半袖半ズボンで問題はありませんが、バギオに留学をするのであれば、余分に衣服を持っていってください。
バギオ留学のデメリット④:雨が多い
雨季になるとバギオはセブ島の3倍以上の雨が降ると言われています。
特に8月はほぼ毎日雨が降っていたという記録も残っているそうです。
その分湿度も高くなります。
乾季(11~5月ごろ)になれば雨がほとんど降らず、一気に過ごしやすい気候に戻ります。
フィリピンのバギオ留学でおすすめの語学学校10選
バギオ留学を考えている方に向けて、バギオのおすすめの語学学校を10校ご紹介します。
先ほど紹介したように、バギオではスパルタ式が一般的で、各学校で特化しているスキルが異なります。
ご自身の目的と照らし合わせながら、語学学校を選んでください。
- PINES (パインス)
- Monol Education Institute(モノル)
- A&J(エーアンドジェー)
- BECI International Language Academy(ベシ)
- TALK Academy(トークアカデミー)
- WALES(ウェールズ)
- Baguio JIC(バギオ ジェイアイシー)
- HELP(ヘルプ)
- CNS2(シーエヌエス ツー)
- A+Advance(エープラス アドバンス)
おすすめ語学学校①:PINES (パインス)
2001年に創設され、今なお幅広い層から支持されている、バギオで人気の語学学校です。
スパルタを最初に導入した場所としても知られ、経験豊富なベテラン講師も数多く在籍しています。
転職やキャリアアップなどで試験に向けて英語を勉強している方は、パインスがおすすめ。
<学校の特徴>
- British Councilの公式テストセンター
- 施設内のジムは夜の24時まで無料
- フィリピン初のスパルタ校
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- IELTS
- TOEIC
- TOEFL
PINES (パインス)の詳細はこちら!
おすすめ語学学校②:Monol Education Institute(モノル)
授業料が他の語学学校と比べて安いMonol Education Instituteは、「復習特化型」プログラムが特徴です。
復習特化型プログラムとは、その日1日で勉強したことを独自のカリキュラムで復習をすることで、長期的記憶に落とし込むことを目的としています。
英語の定着力が上がりどんどん話せるようになると、留学生から高い評価を得ています。
<学校の特徴>
- 講師との共同生活
- 復習特化型のオリジナルカリキュラム
- 均一化された教師の質
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)コース
- IELTS
- TOEIC
- ビジネス英語
Monol Education Institute(モノル)の詳細はこちら!
おすすめ語学学校③:A&J(エーアンドジェー)
エーアンドジェーは、初心者に向けたプログラムが好評です。
単語や文法など学習する必要はありますが、まずは英語を使う楽しさを教えてくれます。
そのため、英語を実際に使うことを目的とし、日常会話のカジュアルな表現も学んでいきます。
オーストラリアやカナダ、イギリスへワーキングホリデーを考えている人が、比較的多いのが特徴。
他の語学学校と比べて、学生数が多くない分、少人数しえでアットホームな環境で学ぶことができます。
<学校の特徴>
- 学生が主体のカリキュラム
- 日本人向けの初心者完全サポートあり
- ワーホリ準備コースで実践的な英語が学べる
<受講できるコース>
- ワーキングホリデー準備コース
- ESL(一般英語)
- IELTS
- TOEIC
A&J(エーアンドジェー)の詳細はこちら!
おすすめ語学学校④:BECI International Language Academy(ベシ)
BECIは英語を使うことに特化をしている語学学校です。
実際に、スピーキング特化クラスと発音矯正の2つのプログラムが用意されています。
ネイティブ講師も数名在籍しているので、英語を始めたばかりの人は発音の基礎を確立させることができます。
敷地内には教室、学生寮、グラウンド、カフェ、自習室などが全て整っています。
<学校の特徴>
- 自然豊かなキャンパス
- 独自プログラムでスピーキング力を強化
- ネイティブ講師常駐
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- TOEIC
- IELTS
- TOEFL
- ビジネス専門
- 発音矯正
- スピーキング集中矯正
BECI International Language Academy(ベシ)の詳細はこちら!
おすすめ語学学校⑤:TALK Academy(トークアカデミー)
2013年に運営を開始したトークアカデミーは、バギオで唯一のTOEIC専門の語学学校です。
TOEIC専門のフィリピン人講師のもとで、点数アップのコツやリーディング問題の解き方を教わります。
また、TOEICの模擬試験を毎日受験することができるので、授業で学んだことが結果になって可視化でき、モチベーション維持に繋がります。
2018年は4週間コースで300点以上アップした生徒がいるという実績もあるため、TOEICに特化したい方にはぜひオススメです。
<学校の特徴>
- 毎日模擬試験が受けられる
- ネイティブ講師の発音矯正が必修
- 日本人は15%未満
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- IELTS
- TOEIC
- パワースピーキング
- ワーキングホリデー
- ファミリーESL
TALK Academy(トークアカデミー)の詳細はこちら!
おすすめ語学学校⑥:WALES(ウェールズ)
ウェールズは50人規模の小さな語学学校です。
「アラサー・アラフォー留学」と言えば、ウェールズ。
全生徒のうち50%は30代以上の生徒となり、落ち着いた雰囲気で学習することができます。
国際割合もコントロールしているため、日本人が多くなってしまうこともありません。
スパルタ校が多いバギオですが、ここでは良い意味での”ユルさ”があるので、自分に合った留学スタイルを実現できます。
<学校の特徴>
- 渡航前からひとりひとりに適した高水準の教育サポート
- 満足度96%の日本と変わらない快適な暮らし
- 教員免許を保持したレベルの高い講師陣
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- IELTS
- TOEIC
- TOEFLE
- ファミリー/ジュニア
WALES(ウェールズ)の詳細はこちら
おすすめ語学学校⑦:Baguio JIC(バギオ ジェイアイシー)
韓国資本の学校ですが、食事には定評があり、日本人生徒にも合う味付けになっています。
建物は寮や教室食堂が別の建物(同じ敷地内)に点在しているため、移動する際は外の新鮮な空気を吸うことができるので、ストレスも軽減されるでしょう。
中規模の学校になるので、学生同士や講師とも距離が近くアットホームな雰囲気の学校です。
<学校の特徴>
- コースの種類が多い
- 初心者向けのスパルタコースで英語漬けになれる
- コマ数を自由に選択できる
<受講できるコース>
- バランス重視コース
- マンツーマン重視コース
- 贅沢マンツーマンコース
- シニアコース
- TOEICコース
- ワーホリ対策コース
- 英語短期修行コース
- IELTSコース
- IELTS点数保証コース
Baguio JIC(バギオ ジェイアイシー)の詳細はこちら
おすすめ語学学校⑧:HELP(ヘルプ)
ヘルプはバギオに2つのキャンパスを持っています。
- ロンロン校:初心者向け
- マーティンス港:中級者向け
スパルタ度合いは2校とも同じで、管理され勉強せざるを得ない状況に身を置きたい方におすすめです。
文法や単語テストはほぼ毎日実施され、平日は外出は禁止です。
さらに毎週TOEICの模擬テストがあるので、集中して英語力を向上させることができるでしょう。
<学校の特徴>
- 日本人率は5~10%
- 質の高い講師陣(全員正社員として採用)
- 次のステップ(ワーホリ・就職)に繋げやすいよう短期間で英語習得が可能
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- ビジネスコミュニケーション
- TOEIC
- TOEFL
- IELTS
- TESOL
- ネイティブ
HELP(ヘルプ)の詳細はこちら
おすすめ語学学校⑨:CNS2(シーエヌエス ツー)
フィリピンで初めてのIELTS専門校です。
講師陣はIELTSの専門家として経験を積んでいます。
独自開発で高品質な教材と体系化されたカリキュラムで、生徒が学習に取り組める環境を作っています。
定員は50名と少人数なので、仲間意識も芽生えモチベーションも維持したまま学習に集中できるでしょう。
<学校の特徴>
- フィリピン初のIELTS専門校
- 常に集中できる雰囲気
- 小規模で各生徒のニーズに応える
<受講できるコース>
- ESL(一般英語)
- Pre IELTS
- IELTS
CNS2(シーエヌエス ツー)の詳細はこちら
おすすめ語学学校⑩:A+Advance(エープラス アドバンス)
マンツーマンレッスン数が最多の10コマ取れる学校です。
講師陣はレッスン前に学生ひとりひとりに合わせたレッスンカリキュラムを作成し、ヘッドティーチャーの審査を経てからレッスンを行っています。
そのため、フィリピンのマンツーマンレッスンでありがちな、フリートークで1レッスンが終わってしまったなんてことはありません。
<学校の特徴>
- 超初心者クラスあり
- 日本人は15%に制限
- 授業数の多さ
<受講できるコース>
- 一般コース
- パワースピーキングコース
- TOEICコース
- 登竜門(スパルタ)コース
- IELTSコース
- TOEFLコース
A+Advance(エープラス アドバンス)の詳細はこちら
まとめ:フィリピンのバギオへ留学!
フィリピンの避暑地であるバギオについてまとめてきましたが、バギオ留学経験者は口を揃えて「気候がよかった」「大自然の中で英語の勉強に集中できた」と評価しています。
それほどバギオの環境が、セブやマニラと比べて特別だということでしょう。
大都市ではなくて地方都市で英語漬けの環境を送りたいという方は、ぜひバギオ留学を考えてみてはいかがでしょうか。