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フィリピン留学は治安が悪くて危険?最新情報と防犯対策まとめ【2021年版】

フィリピンと聞くと、みなさんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。

おそらく多くの日本人が「治安が悪そう」という印象を持っているのではないかと思います。
私もフィリピンに初めて短期留学したときは、かなり緊張したことを覚えています。

でも実際の犯罪件数やどんな犯罪が起きているかなど、フィリピンの治安の実態を具体的に知る人は意外と少ないのではないでしょうか。

このページでは実際にフィリピンに滞在したことのある筆者と、他の日本人の口コミ、その他外務省などのデータも用いながら、フィリピンの治安の実態を客観的に解説していきたいと思います。

「安全だから心配しないでください」と言うつもりもありませんし、「危険だから行くのは避けてください」と脅かすつもりもありません。

みなさんにフィリピンの現状を正しく理解してもらった上で、渡航する際に気をつけてほしいことをお伝えしたいと思います。

フィリピンの治安①外務省のホームページを見てみよう

海外の安全についての画像

まずは日本の外務省の「海外安全ホームページ」でフィリピンの危険度を確認しましょう。

フィリピンのほどんどの地域は「危険度レベル1」

日本外務省は海外の危険度を次の4段階に分けています。

レベル1 十分注意してください
レベル2 不要不急の渡航は止めてください
レベル3 渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
レベル4 退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

2021年1月現在でのマニラ及びセブ島の危険度はレベル1です。

ちなみに日本は危険度レベル自体が設定されておらず、世界で最も安全な国・地域の一つとされています。
アジアでは日本以外にも韓国・台湾・ベトナムなどが危険レベル設定なしのホワイト国になっています。

一方で、フィリピンの多くの地域で設定されているレベル1は、インドネシア・ミャンマー・カンボジアなど東南アジアの多くの国の設定レベルと同じです。

日本よりは危険度が高いが、他の東南アジア国と比べて特段危険なわけではないというバランス感覚が適切でしょう。

渡航中止勧告&退避勧告が出ている地域も

ただし、フィリピンの中でもミンダナオ地域の中部以西やパラワン州南部は危険度レベル3に設定されています。

特にミンダナオ島の一部地域では、イスラム系過激派組織によるテロ事件や誘拐事件が頻発しているため、日本外務省としては「渡航中止」という重い勧告を出しています。

同じフィリピンの中でも地域によっては危険度レベルが上がることを認識し、外務省ページの確認やたびレジの登録で最新情報をしっかりチェックすることが大切です。

たびレジとは
海外の滞在先を登録することで、その滞在先に関する最新の安全情報を日本外務省から日本語で受け取れるサービスです。留学や旅行でフィリピンに滞在する際は、ぜひ登録しておくことをおすすめします。

フィリピンの治安②犯罪は減少してきている?

フィリピンの犯罪件数についての画像

フィリピンの重犯罪発生率

下記は、日本、日本人に人気の留学先TOP5(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)、そしてフィリピンの計7ヶ国の重犯罪(殺人・強盗)発生率を表した表です。

留学先6ヶ国+日本の重犯罪発生率(人口10万人当たり)
アメリカ 殺人 5.2
強盗 141.8
イギリス 殺人 1.2
強盗 147.2
カナダ 殺人 1.7
強盗 97.1
オーストラリア 殺人 1.2
強盗 78.3
ニュージーランド 殺人 1.3
強盗 52.8
フィリピン 殺人 6.4
強盗 9.5
日本 殺人 0.5
強盗 3.4

(出典:国連犯罪事務所、駐フィリピン日本国大使館)

他の留学先と比べると、フィリピンの強盗発生率(10万人当たり)は比較的少ないことがわかります。
ただし、フィリピンの殺人発生率(10万人当たり)は他の国と比べ多くなっています。

先に解説した通り、ミンダナオ島の危険レベル3地域など、フィリピンの一部地域ではテロ組織による重犯罪が起きていることも数値を高くしている要因と考えられます。

いずれにせよ日本と比較すると重犯罪発生率の高いフィリピンですが、一方で近年は犯罪発生件数が著しく減少しています。

下記はフィリピン国家警察が発表した2016年から2018年までの犯罪発生件数の推移です。

2016年 2017年 2018年
584,833件 520,641件 490,393件

このように3年連続で大きく減少し続けています。
これは、2016年に発足したドゥテルテ政権による治安対策の効果だと考えられます。

フィリピンに限らず世界に共通する傾向として、治安の悪さは麻薬の蔓延具合に比例することが認識されています。

フィリピンでは長い間、麻薬の使用・売買が普遍的に行われており、2015年の調査では10~69歳での推定麻薬使用者は180万人、人口の1.8%にも登ると言われていました。

そんな中、国内の麻薬問題を一掃しようとしたのが、2016年に政権を発足したドゥテルテ大統領です。

世界的にニュースになるほど強引なドゥテルテ政権の麻薬取締対策によって、フィリピン国内の都市から麻薬の密売人は姿を消し、それと比例して重犯罪の発生件数も減少していきました。

実際、マニラに住む住人からも「ドゥテルテの麻薬対策には賛成だ。麻薬の売人がいなくなったことで街がずっと安全になった」という声がよく聞かれます。

政策の強引さには賛否両論ありつつも、この治安改善度は他国と比べても目を見張るスピードで、地域住民はもちろん多くの観光客や移住者に安心感を与えています。

少なくともドゥテルテ政権が続く間は、今後もフィリピンの重犯罪は減少していくと考えられます。

フィリピンの治安③知っておきたいフィリピン都市圏でよく起きる犯罪

フィリピンの都市圏でよくある犯罪

急速に犯罪件数が減少してきているとはいえ、まだまだ治安の悪いイメージが根強いフィリピン。

実際にはほとんどの日本人が語学留学で滞在しても大きなトラブルなく帰国していますが、だからといって犯罪に遭う可能性がゼロというわけではありません。
ここでは、日本人旅行者や留学生が遭いやすいフィリピン都市部の犯罪を解説します。

在フィリピン日本国大使館発表の邦人被害情報

在フィリピン日本国大使館のホームページでは、3ヶ月ごとの犯罪発生状況と邦人被害情報を公開しています。
2019年10〜12月では下記のような邦人被害事件が発生しています。

  • インターネット上で知り合った異性とSNS等で連絡を取り合ううちに,相手から情に訴えるかたちで送金を要求されるようになった。これに応じて国際送金サービスを通じ,数十万円相当を数回に分けて送金したが,後に相手のプロフィール写真は,SNS上にある別人のものと判明する等,国際送金詐欺であることに気付いた(通称ロマンス詐欺)。

  • 10月上旬,ラプラプ市内において邦人旅行者(女性)が,昼間,友人とジプニーに乗車した。降車後,所持していた財布のスリ被害に遭ったことに気付いた。

  • 10月上旬,セブ・ビジネスパークの路上で邦人短期留学生(男性)が、夜8時半頃,何者かに背後から腕を掴まれ,旅券・現金・カード類の入った財布をひったくられた。

  • 11月上旬,セブ・ITパークの路上で邦人旅行者(男性)が,夜10時頃,現地人に囲まれ,その隙に,旅券・財布のスリ被害に遭った。

  • 12月上旬,セブ・ビジネスパークの路上で邦人短期留学生(女性)が、深夜1時頃,バイクに乗った2人組の男に行く手を阻まれ,拳銃らしき物を見せつつ「金を出せ」と英語で脅された後,旅券・現金・カード類の入った鞄を強奪された。

このように、日本人が遭遇する犯罪で圧倒的に多いのがスリ・ひったくり・金銭詐欺です。
特に金銭詐欺は犯罪者側も知恵を絞って巧妙な手口を使ってくるため、常に警戒心を持つようにしましょう。

よくある犯罪被害の解説

①空港でのチップ要求

日本から飛行機でフィリピンへ。残念ながら、観光客からお金を取ろうとする人々はフィリピンの空港に潜んでいます。

例えば荷物を運んでくれるのを手伝ったりして、高額チップを要求してくる場合です。
本来チップとは、感謝の気持ちを表すものであって強要されるものではありませんよね。

私は2回目にフィリピンに訪れた時に、頼んでもいない荷物を運んでくれてチップを要求されたことがありました。
要求されたのは100円ほどで低額だったためそのまま渡しましたが、到着早々嫌な気持ちになったのを覚えています。

やっと空港に着いて気分は浮かれがちですが、空港に着いた瞬間からそこは外国です。
周りには常に気をつけるようにしてください。

②タクシーのぼったくり

フィリピンのタクシーでは、日本人が道を分からないことをいいことに、わざと回り道をして運賃をカサ増しされる場合があります。
他にもメーターのないタクシーに乗ったために目的地に到着して高額な金額を要求された、ということも報告されています。

タクシーに乗るときはメータータクシーに乗ること、そしてもし遠回りされていると感じた場合は、Google Mapなどを使って現在地を確かめることを心がけてください。

また、マニラやセブなどの都市部では、配車サービスアプリ「Grab」でタクシーを手配することができます。
Grabを使えば、料金は予め決まっている額をクレジットカードで支払えるため、ぼったくりに遭うこともなく、面倒な金額交渉をする必要もありません。

フィリピンでタクシーを使うなら、ぜひダウンロードしておくことをおすすめします。

③街中でのスリ被害

先に書いた通り、スリは日本人がフィリピンで最も遭いやすい犯罪の一つです。

日本でもスリ犯罪はゼロではありませんが、被害に遭う確率は世界の中では圧倒的に低い方だと言えます。
しかしフィリピンをはじめ、海外諸国ではスリには日常的に遭遇します。

日本のように、カフェやレストラン等で座席に物を置いて席を立つのは、海外では「盗んでください」と言っているも同然の行為です。

貴重品は常に体に「身につける」ことを意識し、ポケットの中にも手を入れられないよう周りへの警戒を怠らないようにしてください。

また、日本人にも愛用者の多いiPhoneは非常に高価なため、フィリピンでもよく狙われます。
人ごみの中や電車などの密室空間では、スマートフォンを含め貴重品はなるべく人目に出さない方が良いでしょう。

④ストリートチルドレンの集団犯罪

近年は経済が著しく発展してきているフィリピンですが、依然として貧富の格差が残っています。
開発が進んでいない地域では、ストリートチルドレンと呼ばれる親のいない子どもたちを見ることがあるでしょう。

残念ながら、彼らの中には旅行者に物乞いをしたり、犯罪行為をすることで生計を立てている子どもたちもいます。

かわいそうに思ってむやみに近づくと、体をベタベタと触られて、気づかないうちに貴重品を抜き取られてしまうなんてことも起こりえます。

酷なようですが、フィリピンでは相手が子どもとはいえ油断は禁物です。

⑤仲良くなったフィリピン人から睡眠薬強盗

日本ではほとんど考えられない犯罪ですが、フィリピンをはじめ海外諸国では睡眠薬を盛られ、眠っている間に荷物を盗られてしまう犯罪が珍しくありません。

このように、仲良くなってこちらを油断させ、招かれた食事や移動中にすすめられた飲み物などに睡眠薬が混入されていたパターンが多いようです。

金品が盗られるだけで済めばまだ良いかもしれませんが、強い睡眠薬だと人によっては健康被害を引き起こすこともあります。

知り合ったばかりの人から勧められる飲食物は警戒するようにしましょう。

⑥トランプ詐欺

ここ数年、特にセブで多く報告されている新手の詐欺犯罪です。
主な手口は以下の通り。

  1. ショッピングモールなどでフィリピン人から「家族が日本へ留学するので日本のことを教えてほしい」「知り合いが日本に興味を持っている」などと声を掛けられる。
  2. カフェなどで会話した後、「家族にも話を聞かせてほしい」「自宅にある日本語のものを読んで説明してほしい」などの理由で家へ連れていかれる。
  3. 家で家族にもてなされ、説明のお礼にと食事を振舞われ、トランプ遊びに誘われる。
  4. 巧妙に話題をリードされ、トランプ賭博に参加させられる。
  5. 最初は賭博に勝つが、やがて負け出し最終的に高額の支払いを迫られる。

この詐欺は一連の流れがかなり巧妙なようで、いまだにたくさんの日本人が騙されています。
どんなに人が良さそうで信用できそうな相手でも、むやみに誘いに乗らず警戒を怠らないことが大切です。

フィリピンの治安④フィリピン滞在中に気をつけること

フィリピン滞在中に治安についての画像

犯罪に遭ったりトラブルに巻き込まれないためには、どういうシチュエーションで犯罪やトラブルが起きるのかを知り、予め対策しておくことが重要です。
ここからは、筆者の経験も含めて、フィリピン滞在中に気をつけてほしいことを4つ紹介します。

①都会でジプニーに乗らないようにする

ジプニーとはバンほどのサイズの乗り合い大型車で、フィリピンでは一般的な公共交通手段の一つです。
乗客は向かい合って座り、決まった停留所がなくどこでも自由に乗り降りできます。

料金は日本円で20円程度と格安で、地元民にはもちろん、フィリピンらしさを満喫したい旅行者にも人気です。

しかし実は、このジプニーに乗車中の盗難被害がよく報告されています。
乗客からだけでなく、なんと外を走るバイクに窓から盗られてしまうことも。

地元の人でさえも、ジプニーでは油断していると取られてしまうことが少なくないそうです。

最も効果的なのは、都市部では無理してジプニーに乗らないようにすることです。
できるだけタクシーやバスなど代替手段を使い、ジプニーは犯罪の少ない地方都市に行ったときに経験することをおすすめします。

②必要以上のお金は持ち歩かない

日本と同じ東アジア国は別ですが、それ以外の海外諸国に来ると、日本人は顔立ちや肌の色、服装などから「日本人」だとどうしてもわかってしまいます。

フィリピンに比べて日本は先進国で経済的に豊かなこと、また日本人が英語が不自由な上なかなか「No」と言えない国民性であることなどから、日本人は犯罪の標的にされやすいと言われてます。

誰だって犯罪被害には遭いたくないですが、どんなに防犯策を講じてもどうしようもない場合もあります。

ジプニーや街中でお金を取られてしまう万が一のケースを踏まえて、はじめから必要以上のお金を持ち歩かないように心がけましょう。

どうしても大きな額を持たなければならない場合は、一箇所に持たず複数のポケットや靴の中など、保管場所を分散させることも効果的です。

現金以外にクレジットカードでの支払いを適宜併用するのも良いでしょう。

③人通りの少ない道や夜の街を出歩かない

フィリピンだけに限る話ではありませんが、人通りの少ない道を一人で歩いたり、夜に出歩くことはできるだけ避けた方がよいでしょう。

語学学校の敷地内をはじめ警備されてい、エリアであれば問題ありませんが、人通りの少ない地域や死角になっている場所、そして夜間は、世界共通で犯罪が起こりやすいシチュエーションです。

そして特に女性の場合は、スリや強盗以外にもレイプ犯罪を避ける上でも、複数での昼間行動を心がけてください。

また、都市や地域によって犯罪多発地帯があるので、学校スタッフや現地の信頼できる人に予め聞いておいて、近づかないようにしましょう。

④日本語の話せるフィリピン人を警戒する

旅行や留学では、現地の人とのコミュニケーションも楽しみの一つです。
だからこそ、フィリピン人がわざわざ日本語で話しかけてきてくれたら、つい安心して気を許してしまいます。

もちろんフィリピン人の中には、日本が純粋に好きで日本語を勉強している熱心な人もいますが、残念ながらすべてが良い人というわけではなく、日本人を騙す目的であえて日本語で話しかけてくる人がいるのです。

彼らは日本語でこちらを安心させ、バーやレストランに連れて行って高額商品をオーダーさせたり、クレジットカード情報を盗んだりする手口が報告されています。

純粋な好意で近寄ってくる人もいる中で疑いをかけるのはなかなか辛いことですが、ここは心を鬼にして、特に日本語で話しかけてくるフィリピン人は必ず警戒するようにしてください。


また、フィリピンに渡航する前に、必ず海外旅行保険に加入しておきましょう。
万が一盗難被害に遭ったり怪我を負わされたりしても、保険によって損害補償や医療費補償を受けることができます。

クレジットカードにも海外旅行保険が付帯されている場合が多いので、渡航前に利用条件や問い合わせ先をしっかり確認しておくことをおすすめします。

フィリピンの治安⑤それでも犯罪被害に遭ってしまったら

あまり考えたくはないですが、いざという時に慌てず冷静に対処するためには、犯罪被害に遭ってしまった場合のイメージトレーニングを予めしておくことが重要です。

ここでは、代表的な犯罪別に対処方法を解説します。

①スリ・盗難に遭った場合

まず、クレジットカードやキャッシュカードなど犯人がお金を不正利用できるものが盗まれた場合は、カード会社に連絡して使用停止の手続きをしてもらいます。

スマートフォンやタブレット、パソコンを盗まれた場合は、そのデバイスと契約している通信会社にも連絡して利用を停止してもらってください。

次に、海外旅行保険の問い合わせ先窓口に連絡し、盗まれた物と状況を報告します。
その際に保険会社から必要な手続きについて教えてもらいましょう。

その後、海外旅行保険の補償を受けるために警察に行きポリスレポートを作成してもらいます。

もし現地に信頼できる人がいれば、一緒に警察に行ってもらい説明を代行してもらうとスムーズです。
留学生の場合は、学校スタッフにも相談してみてください。

パスポートを盗まれてしまった場合は、現地の日本大使館に行って再発行の手続きをしてもらいます。

お金も何もかも盗まれて途方に暮れてしまったときなども、まずは大使館を頼ってください。
これからどうすればよいかの具体的な指示が受けられます。

②強盗に遭った場合

もしフィリピンで強盗に遭ってしまったら、決して抵抗せず、相手の指示にしたがって金品を渡してください。
また、もし相手を捕まえられそうでも決して追いかけたりしないでください。

日本と違い、フィリピンの強盗犯罪では犯人は銃を用いる場合が多いです。
凶悪な犯人だと、抵抗するだけでこちらを撃ってくる可能性も低くありません。

実際に海外諸国では、強盗に抵抗した日本人が銃殺される事件もときどき起きています。

大切なお金や物を一方的に盗られることはとても悔しいですが、命には代えられないっことを肝に命じておきましょう。

まとめ:フィリピンの治安は徐々によくなっている

フィリピンとそれ以外の国の万国旗

フィリピンの治安の実態や、よく起こる犯罪とその対処法について解説してきました。

フィリピンは日本に比べると犯罪が多い国ではありますが、最初に書いた通り東南アジア諸国の中で際立って治安が悪いわけではなく、多くの日本人がトラブルなく無事帰国していることも事実です。

むやみに怖がって情報を遮断するよりも、ィリピンで起こりやすい犯罪を正しく理解した上で、適切に準備・対応することが最も効果的な予防対策になります。

筆者もフィリピンに2回ほど語学留学に行きましたが、「日本とは違う」ということをわきまえていたので、大きなトラブルは巻き込まれていません。

事実、マニラやセブの都市では以前に比べて治安のレベルは向上していると多くの日本人が言っています。

ここで紹介したことを頭に入れて、トラブルのない快適なフィリピン生活を楽しんでください!

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