
フィリピン留学前に知っておきたい気候情報!
⌚ 2025年1月25日 公開(2025年1月28日 更新)
フィリピン旅行・留学を計画中の方必見!
常夏の国フィリピンですが、実は時期によって気候が大きく異なります。
せっかくの旅行が雨で台無し…なんてことにならないよう、
この記事ではフィリピンの天気と気候を徹底解説!
年間の気温や湿度、日照時間といった基本情報はもちろん、
乾季・雨季・暑季の特徴や、地域ごとの気候の違いまで詳しくご紹介します。
マニラ、セブ、ダバオといった人気都市のベストシーズンも網羅しています。
旅行時期の決定に役立ちます。
さらに、各季節に合わせた服装アドバイスも提供。
この記事を読めば、フィリピンの気候を完璧に理解し、旅行プランを最適化できます。
快適なフィリピン旅行を実現するために、ぜひ最後までお読みください。
フィリピンの気候概要
フィリピンは、東南アジアに位置する島国です。
その気候は熱帯性気候に属します。
年間を通して温暖な気候で知られていますが、地域や季節によって変化します。
旅行前にしっかりと理解しておくことが重要です。
気候の特徴を理解することで、旅行の計画をスムーズに進めます。
より快適な滞在を楽しむことができるでしょう。
熱帯性気候の特徴
フィリピンは熱帯性気候に分類され、高温多湿な気候が特徴です。
年間平均気温は26~27℃と高く、日本のように四季はありません。
代わりに大きく分けて、
乾季(12月~5月)、雨季(6月~11月)、そして暑季(3月~5月)
の3つの季節があります。
ただし、これらの季節は地域によって異なる時期に訪れます。
注意が必要です。
また、エルニーニョ現象やラニーニャ現象の影響を受けることもあります。
これらの気象現象によって降雨量や気温が変動することもあります。
年間の気温変化
フィリピンは年間を通して温暖な気候ですが、
1年の中で最も暑いのは3月~5月の暑季です。
この時期は、最高気温が35℃を超える日もあります。
強い日差しが照りつけます。
一方で、最も涼しい時期は12月~2月の乾季です。
この時期でも平均気温は23~26℃程度です。
日本の冬のように寒くなることはありません。
しかし、朝晩は涼しく感じることもあります。
薄手の長袖などを用意しておくと良いでしょう。
湿度
フィリピンは年間を通して湿度が高く、70~80%程度です。
特に雨季には湿度がさらに上昇し、蒸し暑く感じることがあります。
そのため、熱中症対策は一年を通して必要です。
こまめな水分補給や、日陰での休憩を心がけましょう。
また、通気性の良い服装を選ぶことも快適に過ごすためのポイントです。
日照時間
フィリピンの日照時間は、年間平均で約7時間です。
最も日照時間が長いのは乾季です。
1日あたり8~9時間の日照があります。
一方で、雨季は雲に覆われる日が多く、日照時間は短くなります。
日照時間を考慮して、観光プランやアクティビティを計画することをおすすめします。
季節 | 期間 | 平均気温 | 湿度 | 日照時間 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
乾季 | 12月~5月 | 23~28℃ | 70~80% | 8~9時間 | 降雨量が少なく、晴天の日が多い。旅行に最適なシーズン。 |
雨季 | 6月~11月 | 26~30℃ | 80~90% | 5~7時間 | スコールや台風が多い。湿度が高く蒸し暑い。 |
暑季 | 3月~5月 | 28~35℃ | 75~85% | 7~8時間 | 年間で最も気温が高い時期。日差しが強い。 |
上記はあくまで目安であり、年や地域によって変動があります。
旅行前に最新の気象情報をチェックすることをお勧めします。
フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)のウェブサイトで、
最新の情報を提供しています。
フィリピンの季節と特徴
フィリピンは日本のような四季はないです。
大きく分けて乾季、雨季、暑季の3つの季節に分類されます。
ただし、地域によってはこの区分が明確でない場合もあります。
7,000以上の島々から成るフィリピンでは、場所によって気候の変動も大きいです。
旅行計画を立てる際には、目的地の気候をよく調べておくことが重要です。
フィリピンの気候について詳しくはこちら。
乾季 (12月~5月)
乾季は、一般的に12月から5月までとされます。
一年で最も過ごしやすい時期です。
雨が少ないため、屋外でのアクティビティや観光に最適です。
この時期は、湿度も比較的低く、カラッとした爽やかな気候が続きます。
旅行に最適な時期
乾季は、フィリピン旅行のベストシーズンと言えます。
特に、1月~3月は気温も湿度も安定しています。
快適に過ごせるでしょう。
この時期は、多くの観光客が訪れます。
ホテルやツアーの予約は早めに行うことをおすすめします。
気温と天気
乾季の気温は、地域によって差があります。
平均気温は25℃~30℃程度です。
朝晩は涼しく感じることもあり、薄手の長袖があると便利です。
天気は晴れの日が多く、日差しが強いため、日焼け対策は必須です。
雨季 (6月~11月)
雨季は、6月から11月までとされます。
スコールや台風に見舞われることが多くなります。
一日中雨が降り続くことは少ないです。
短時間の激しい雨が降った後は、また晴れるというパターンが多いです。
この時期は、湿度が高く、蒸し暑い日が続きます。
スコールと台風
雨季には、突然のスコールに注意が必要です。
短時間で大量の雨が降るため、道路が冠水することもあります。
また、7月~10月は台風シーズンとなります。
旅行の計画には最新の台風情報をチェックしましょう。
台風情報については、こちらで確認できます。
気温と天気
雨季の気温は、乾季とそれほど変わりません。
湿度が高いため、体感温度は高くなります。
天気は曇りや雨の日が多くなります。
スコールが過ぎれば、また晴れることもあります。
暑季 (3月~5月)
暑季は、3月から5月までとされます。
フィリピンで最も暑い時期です。
気温が35℃を超える日もあり、強い日差しが照りつけます。
熱中症対策を万全に行いましょう。
この時期は、海水浴やマリンスポーツを楽しむのに最適です。
最も暑い時期
暑季は、フィリピンで最も気温が高くなる時期です。
特に、4月と5月は、厳しい暑さが続きます。
屋外での活動は、なるべく涼しい時間帯に行い、こまめな水分補給を心がけましょう。
気温と天気
暑季の気温は、地域によって差があります。
平均気温は30℃~35℃程度です。
日中の日差しは非常に強く、紫外線対策も必須です。
天気は晴れの日が多く、降水量は少なくなります。
季節 | 期間 | 特徴 | 気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
乾季 | 12月~5月 | 乾燥していて過ごしやすい。観光に最適。 | 25℃~30℃ | 少ない |
雨季 | 6月~11月 | スコールや台風が多い。湿度が高い。 | 乾季とほぼ同じ | 多い |
暑季 | 3月~5月 | 最も暑い時期。日差しが強い。 | 30℃~35℃ | 少ない |
地域別の気候比較
フィリピンは7,000以上の島々から成る群島国家です。
地域によって気候が大きく異なります。
主な島や都市の気候の特徴、ベストシーズン、注意点などを詳しく見ていきましょう。
マニラ
気候とベストシーズン
ルソン島に位置する首都マニラは、熱帯モンスーン気候に属します。
雨季(6月~11月)と乾季(12月~5月)がはっきりと分かれています。
雨季は台風の上陸リスクも高まります。
ベストシーズンは乾季です。
特に12月~2月は気温も湿度も比較的穏やかで、観光に最適です。
3月~5月は暑季となり、非常に高温になります。
熱中症対策が必要です。
乾季でもスコールが降る可能性はありますので、折り畳み傘があると便利です。
セブ
気候とベストシーズン
ビサヤ諸島の中心に位置するセブ島は、熱帯性気候に属します。
ですが、他の地域に比べて雨季と乾季の区別が曖昧です。
年間を通して温暖で、比較的雨が少ないのが特徴です。
ベストシーズンは乾季にあたる12月~5月です。
6月~11月でも晴天の日が多く、観光を楽しめます。
ただし、1月の第3週目に行われるシヌログ祭りの時期は、非常に混雑しますので、注意が必要です。
また、台風シーズン(7月~10月)は、スコールや台風の影響を受ける可能性があります。
ダバオ
気候とベストシーズン
ミンダナオ島に位置するダバオは、熱帯雨林気候に属します。
年間を通して高温多湿です。
他の地域とは異なり、明確な雨季と乾季の区別がないです。
一年中ほぼ一定の気候です。
台風が来ることもほとんどありません。
そのため、いつ訪れても比較的安定した気候で観光を楽しめます。
ただし、年間を通して湿度が高いため、蒸し暑さを感じやすいです。
また、雨は一年中降りますが、一日中降り続くことは少なく、スコールが中心です。
ボラカイ
気候とベストシーズン
ビサヤ諸島西部に位置するボラカイ島は、熱帯性気候に属します。
乾季(11月~5月)と雨季(6月~10月)があります。
基本的に、乾季の中でも12月~2月がベストシーズンとされています。
この時期は晴天が続きます。
波も穏やかで、美しいビーチを満喫できます。
3月~5月は暑季となり、気温が上昇します。
雨季はスコールや台風の影響を受ける可能性があります。
一日中雨が降り続くことは少なく、晴れる時間帯もあります。
参考:ボラカイ島為替レート、気候、服装、チップ – 現地情報|海外旅行の達人
エルニド
気候とベストシーズン
パラワン島北部に位置するエルニドは、熱帯性気候に属します。
12月~5月は乾季、6月~11月は雨季です。
ベストシーズンは乾季の1月~5月です。
この時期は晴天の日が多く、穏やかな海でアイランドホッピングなどを楽しめます。
雨季はスコールや台風の影響で、海が荒れる日もあります。
特に7月~9月は台風シーズンとなるため、旅行の計画には注意が必要です。
参考:El Nido, Palawan Travel Guide: Tourist Spots, Hotels, Itinerary, How to Get There
このように、フィリピンは地域によって気候が大きく異なります。
旅行の計画を立てる際には、目的地の気候をよく調べましょう。
適切な時期を選ぶことが重要です。
上記の情報は一般的な傾向です。
天候は年によって変動しますので、最新の情報を確認することをお勧めします。
フィリピン旅行の服装アドバイス
フィリピン旅行の服装は、季節や地域、アクティビティによって異なります。
基本的には軽量で通気性の良い服装が最適です。
一年を通して気温が高いフィリピンでは、
日本の夏の服装を基準に考えると良いでしょう。
ただし、場所によっては冷房が効きすぎている場合もあります。
薄手の羽織ものがあると便利です。
乾季のおすすめ服装
乾季(12月~5月)は、フィリピンで最も過ごしやすい時期です。
日中はTシャツやタンクトップ、ショートパンツなどの軽装で快適に過ごせます。
朝晩は少し冷え込むこともあります。
薄手の長袖シャツやカーディガンなどを一枚持っていくと安心です。
また、日差しが強いので、帽子やサングラスも忘れずに準備しましょう。
薄着でOK
乾季は薄着で問題ありません。
教施設を訪れる際は、肌の露出を控えた服装を心がけましょう。
ノースリーブやショートパンツは避けてください。
長袖のシャツや長ズボンを着用するのが適切です。
また、ショールやカーディガンなどで肩や膝を覆うのも良いでしょう。
具体的な服装の規定は施設によって異なる場合があります。
事前に確認しておくとスムーズです。
外務省の海外安全ホームページなども参考になります。
雨季のおすすめ服装
雨季(6月~11月)は、スコールや台風に見舞われる可能性があります。
防水性の高いジャケットやレインコート、折りたたみ傘は必須アイテムです。
また、足元が濡れることも想定しましょう。
サンダルやビーチサンダルだけでなく、歩きやすいスニーカーも持っていくと便利です。
濡れた服をすぐに乾かせるように、速乾性の素材の衣類を選ぶのもおすすめです。
雨具の準備を忘れずに
雨季のフィリピンでは、突然のスコールに遭遇することがよくあります。
そのため、折りたたみ傘やレインコートなどの雨具は必ず持参しましょう。
傘は、強風で壊れることもあります。
丈夫なものを選ぶか、レインコートと併用するのがおすすめです。
また、防水スプレーを靴やバッグに塗布しておくと便利です。
水濡れを防ぐことができます。
さらに、防水性の高いバッグを使用することで、大切な持ち物を雨から守ることができます。
その他、以下のアイテムがあると便利です。
アイテム | 用途・説明 |
---|---|
虫除けスプレー | 特に雨季は蚊が多くなるので、虫除け対策は必須です。 |
日焼け止め | 曇りの日でも日焼けをするので、SPFの高い日焼け止めを使用しましょう。 |
帽子 | 日差しや雨から頭を守ります。 |
サングラス | 強い日差しから目を守ります。 |
薄手のストール | 冷房対策や日焼け対策に役立ちます。 |
常備薬 | 頭痛薬や胃腸薬など、必要な薬は持参しましょう。 |
ジップロックなどの防水袋 | 電子機器や貴重品を雨から守るために使用します。 |
これらの情報に加えて、旅行先の具体的な地域やアクティビティに合わせて服装を調整しましょう。
より快適なフィリピン旅行を楽しめるでしょう。
例えば、山岳地帯に行く場合は長袖のシャツやジャケットが必要になります。
ビーチリゾートに行く場合は水着やラッシュガードが必須です。
事前に旅行先の情報をしっかりと調べて、適切な服装を準備しましょう。
まとめ
フィリピンは熱帯性気候に属し、年間を通して温暖な気候です。
大きく乾季と雨季に分かれます。
乾季は12月~5月、雨季は6月~11月です。
さらに3月~5月は暑季と呼ばれ、最も気温が上昇します。
旅行のベストシーズンは、過ごしやすい乾季です。
中でも特に1月~2月がおすすめです。
この時期は雨も少なく、湿度も比較的低いため、快適に過ごせます。
地域によって気候が異なります。
旅行先の気候を事前に確認しておくことが重要です。
例えば、マニラ、セブ、ダバオといった主要都市でも、ベストシーズンは多少異なります。
服装は、乾季は薄着で問題ありませんが、日焼け対策は必須です。
雨季はスコールや台風に備え、雨具の用意が必要です。
また、地域によっては朝晩冷え込むこともあります。
薄手の羽織るものがあると便利です。
この記事で紹介した気候情報を参考に、フィリピン旅行の計画を立ててみてください。
快適な気候の中で、美しいビーチや豊かな自然を満喫できることでしょう。
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