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フィリピン留学体験談から学ぶ【初心者のための留学攻略法】

フィリピン留学を検討するとき、気になることの一つが「どれくらい英語が上達するのか」ですよね。
貴重な時間とお金を費やして留学するからには、その投資に見合うくらいには英語を上達させたいところ。

そんな不安を払拭するのに役立つのが、実際にフィリピン留学に行った人たちの体験談です。
何カ月、どんな勉強をして、どれくらい上達したのか、フィリピン留学の実態をリアルに知ることができます。

そこで今回の記事では、2016年の4月から4カ月間、フィリピンに留学した私の体験談を紹介したいと思います。
英語力のビフォーアフター、上達の秘訣、実際に行って感じたフィリピン留学のメリット・デメリットなど、包み隠さずお話しします。

特にフィリピン留学で必ず結果を出したい人には、きっと参考になると思います。
ぜひ読んでみてください!

フィリピン留学体験談:基本情報

フィリピン留学体験談:フィリピン留学の国旗
まず、私は下記のような内容でフィリピン留学に行きました。

フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!

フィリピンの語学学校をチェックする!

種類 語学留学
目的 海外旅行で困らないくらいの英語力を身につけたい
都市 ドゥマゲテ(セブ島の隣のネグロス島)
期間 4カ月(2016年4月〜8月)
授業 マンツーマン6時間
個室
費用 1カ月約¥160,000

留学先はフィリピン留学ではややマイナーなドゥマゲテという街を選びましたが、学校で提供している授業はセブなどの学校とほぼ同じ内容でした。
マンツーマンレッスンは1日6時間で、最初はリーディング、リスニング、文法、ボキャブラリー、発音、ロールプレイの授業を受けていました。

フィリピン留学体験談:英語力のビフォーアフター

フィリピン留学体験談:英語力のビフォーアフター
まず、留学前の私の英語力はこんな感じでいた。

  • 留学初日に学校で受けたTOEIC模試のスコアが470点
  • 外国人と英語で会話したことがない
  • 外国人の会話を聞いてもそれが英語なのか他の言語なのかわからない
  • 洋画や海外ドラマは字幕無しだと100%わからない

当時私は33歳で、英語学習は高校以来全くしておらず、典型的な初心者でした。
中学英語の文法さえ忘れている状態で、留学当初は「did」が「do」の過去形だということもわからなかったほどです。

また、学生時代は英語の成績が悪く、英語という教科に強い苦手意識を持っていました。

こんな私が、留学後にはこれくらいの英語力になりました。

  • TOEIC本試験のスコアが865点
  • ノンネイティブとのマンツーマンだと大体会話できる
  • ネイティブとのマンツーマンだと5割くらい会話できる
  • 洋画や海外ドラマは字幕なしで3〜5割くらいわかる

留学前のレベルと比べるとわかる通り、私にとって4カ月のフィリピン留学は驚くほどの効果がありました
目的だった「海外旅行に困らないくらいの英語力」は余裕でクリア、さらにTOEICで800点以上を取るなんて想像もしていませんでした。

ペラペラには程遠いですが、拙いながらも言いたいことは大体伝えられるようになり、外国人とリラックスして談笑できるまでになりました。
もちろん英語への苦手意識はなくなり、むしろ英語の勉強が大好きになりました。

フィリピン留学体験談:つまづいたポイントと克服方法

フィリピン留学体験談:つまづいたポイントと克服方法

フィリピン留学体験談つまずいたポイント①:上達のステップ

まず、4カ月の留学中に、私は以下のようなステップで上達を実感しました。

1週間目:英語で話すことに抵抗がなくなった

留学前は、1日6時間も外国人と英語で話すなんて恐怖でしかありませんでしたが、意外にも1週間で慣れました。
フィリピン人の先生たちはシャイな日本人に慣れていて、こちらが緊張していても上手くほぐしてくれます。

この時点では話すどころか単語も満足に出てきませんでしたが、会話への苦手意識や抵抗感はなくなりました。

3週間目:先生の言っていることが大体理解できるようになった

最初はほとんどわからなかった授業も、3週間目に入ると先生の言っていることが大体理解できるようになりました。
この時点で、中学校までに習った文法もだいぶ思い出してきました。

ただし、自分の言いたいことは全く言えず、授業中は先生の話を聞いてばかりで、会話には全くなりませんでした。

3カ月目:自分の言いたいことが言えるようになった

3カ月目の後半に入って、やっと少しずつ自分の言いたいことを言えるようになってきました。
それまでは単語をつなぎ合わせるだけでしたが、関係代名詞を使いながら文章で説明できるようになりました。

その後はどんどん文章化のスピードが上がっていき、4カ月目の終わりには外国人とリラックスして談笑できるくらいまでなりました。

フィリピン留学体験談つまずいたポイント②:つまずいたポイント

上達のステップを見てわかる通り、私がつまずいたのは3週間目〜3カ月目の間です。
先生の話を理解できるようになっても、自分の言いたいことは全く言えないままでした。

その状態が2カ月以上も続いたので、そのときは「もうこれ以上上達できないんじゃないか」と落ち込んだことを覚えています。
3週間目までは上達を実感していただけに、上達が止まると焦る気持ちが強くなりました。

ちなみに、私以外の留学生も、同じポイントで伸び悩んでいる人がとても多かったです。
私たち日本人は、リスニングやリーディングは中学高校の授業やTOEIC・英検などで取り組んできていますが、スピーキングやフリーカンバセーションは経験する機会が滅多にありません。

会話の中で自分の言いたい日本語を瞬間的に英訳するのが、日本人にとってこんなに難しいものなのかと思い知らされました。

フィリピン留学体験談つまずいたポイント③:克服した方法

つまずきを乗り越えるために、以下の3つの方法を実践しました。

授業をカスタマイズした

私の学校は科目を自由に選べたので、リーディングやリスニングを削って、代わりにスピーキングやフリーカンバセーションの授業を増やしました。

自習時間もスピーキングを練習した

授業以外の時間も、スピーキングに特化した勉強をしました。
具体的には「瞬間英作文」のテキストを繰り返し練習しました。


どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
(出典:amazon紹介ページ)

他の国の留学生と友達になった

同じ学校の韓国人の留学生と仲良くなり、積極的に話しかけて、授業や自習で学んだ表現を実践しました。

私の場合はこれらの方法が功を奏し、3カ月目後半から突然言いたいことがさっと言えるようになりました。

フィリピン留学体験談:フィリピン留学を成功させるポイント

フィリピン留学体験談:フィリピン留学を成功させるポイント
以上のような私の経験から言えることは、フィリピン留学ではとにかく積極的に話すのが大事だということです。

もし授業で聞き役にまわってしまっていると感じたら、先生に正直に「もっと話したいから話させて」と言ってみてください。
そう伝えれば、拙くても先生たちはしっかり話を聞いてくれます。

日本人は特に、恥ずかしがり屋で何かと引いてしまいがちですが、英語は実践しないとなかなか上達しません。
せっかくフィリピンに来たなら、恥ずかしいなんて思わずに1分1秒を惜しんで会話しましょう

私の場合は2カ月以上伸び悩んでしまいましたが、もし最初から積極的に話していたら、もっと早くつまずきから抜け出せたんじゃないかと思います。

フィリピン留学体験談:実際に行って感じたメリットとデメリット

フィリピン留学体験談:実際に行って感じたメリットとデメリット
ここからは、私がフィリピン留学で感じたメリットとデメリットを正直に紹介します。

フィリピン留学体験談:実際に行って感じたメリット

コストパフォーマンスが高い

実際に留学してみて、授業の質がとても高いことに驚きました。
正直、フィリピン留学は価格が安い分教育の質が低いんじゃないかと疑っていましたが、先生たちは真面目で教え方も上手く、想像をはるかに上回るクオリティでした。

さらにフィリピンは物価が安いので、三食宿付きで英語を学んで、さらにときどき外食やアクティビティを楽しんでも、出費は日本での生活費より安いくらいでした。
このコスパの高さこそがフィリピン留学の最大のメリットだと感じました。

フィリピンという国の魅力を堪能できる

留学する前は、フィリピンという国のことを何も知らず、「なんだか危なそう」というマイナスのイメージしかありませんでした。
でも実際に行ってみると、フィリピンの魅力の数々にすっかり魅了されてしまいました。

まず、なんといっても特徴的なのが国民性です。
フィリピン人たちは明るくフレンドリーで、外国人に対する差別もほとんどなく、とても気持ちよくコミュニケーションをとってくれます。

また、彼らは仕事よりも家族や友達とのプライベートを優先するので、仕事に真面目な日本人からすると、その価値観は新鮮です。
日本での働き方しか知らなかった私は、会話の中でフィリピン人の考え方に触れることがとても貴重な経験に感じました。

もう一つ、フィリピンの魅力として外せないのがたくさんの美しいビーチです。
フィリピンの海は透明度が高く生き物も豊富なので、世界屈指のダイビングスポットがたくさんあります。

人気のボラカイ以外にも、まだまだ観光地化されていないビーチがたくさんあり、まるで秘境のような雰囲気が味わえます。
私は実際に行くまでフィリピンの海を全く知りませんでしたが、こんなに綺麗なビーチがあるというだけで、フィリピン留学にもう一度来たいと思いました。

いろんな国の人と出会える

これも留学前には想像していなかったことですが、フィリピンではさまざまな国の人に会う機会がありました。
アジア諸国からの留学生の他、欧米からの移住者もたくさんいました。

フィリピンは今、英語力の高さや物価の安さ、観光資源の豊かさが注目され、留学先や移住先として世界中から人気が高まっているそうです。
そのため、アジアだけでなく欧米や中東などからも、ビジネスマンや移住者、そして学生たちが集まってきています。

彼らに話しかけることで授業以外でも英語を実践できたし、何より国境を越えた友達がたくさんできたことがとても嬉しかったです。

フィリピン留学体験談:実際に行って感じたデメリット

生活面で何かと不便が多い

まず、インターネットが日本と比べるとかなり遅く、ときには全くつながらないこともありました。
また、インフラがあまり整っていないので、停電がしょっちゅう起きたり、道路がガタガタだったりして、生活する上では何かと不便が多かったです。

フィリピン人のおおらかな国民性が悪く働き、ビザ手続きや公共サービスでは無意味に待たされることもよくありました。
日本人の感覚だと「もっと効率的にやればいいのに」とイライラしてしまうと思います。

治安に不安がある

フィリピンは特定の地区は安全ですが、都市全体で見るとやはり治安が良いとは言えないと感じました。
日本や他の先進諸国のように街を一人で出歩くことは難しいので、そういった不自由さはデメリットだと思います。

フィリピン英語に染まってしまう

英語初心者のときは気にならないのですが、ある程度上達してくると「フィリピン英語」と「ネイティブ英語」の違いがわかるようになり、フィリピン英語だけではやや物足りなくなってきました。
具体的には、アクセントなどの訛りと、イディオムやスラングなどの表現に限界があると感じました。

既にある程度スキルのある人や、「できるだけネイティブ英語を習得したい」という人にはデメリットかもしれません。

※フィリピン留学のメリット・デメリットについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
【経験談!】フィリピン留学のメリットとデメリット

フィリピン留学体験談:まとめ

以上、私の4カ月の留学体験談をご紹介しました。
いかがでしたか?

私はフィリピン留学で、当初の目的だった「海外旅行で困らないくらいの英語力を身につける」は達成できましたが、フィリピンで知り合ったさまざまな国籍の友達ともっと話せるようになりたいと思い、帰国後も英語の勉強を続けています。
ペラペラになるまではまだまだ遠い道のりですが、英語が好きになり、英語をずっと勉強していくモチベーションを持てたことが、フィリピン留学で得た一番の財産だと思っています。

フィリピン留学では、自分が想像していた以上のスキルや、将来につながる貴重な経験が得られます。
どんどん積極的に行動して、後悔のない留学生活を送ってください!

フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!

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