周りと差をつけたい大学生必読!目的別の英語勉強法とは?
大学生は、人生の中で一番自由に時間を使える期間です。
様々なことに挑戦をすることができますが、その中の1つとして「英語」に挑戦をしようという人も多いはずです。
英語ができれば、今まで見たことのない文化や価値観に触れることができます。
実際に私も大学に在学中に、ニュージーランドへ1年間の交換留学をし、日本ではできない貴重な体験ができました。
このページでは、私の実体験を踏まえながら、これから英語に本腰を入れて取り組みたい大学生に向けて、英語の勉強法をお伝えします。
一口に「英語勉強法」といっても様々ですので、ここでは目的別に分けて紹介をしていきます。
大学生が英語を勉強する目的1. 就職活動で差をつける
多くの大学生が「英語」から連想するものとして「TOEIC」が挙げられます。
就職活動において特に外資系の企業などでは英語が必須のスキルとなり、そのための条件としてTOEICが採用に大きく関わります。
就職を間近に控えている学生にとって、TOEICの重要性はますます高まっています。
英語を勉強したいけど、何からはじめていいかわからないという方は、TOEICで高得点を取ることを目標としましょう。
就職だけでなく、インターンや学内プログラムの選考にも有利に働くからです。
大学生向けTOEIC勉強法①:目標点数を決める
ゴールがなければ長続きはしません。
TOEICは合格・不合格ではなく、点数で表示されるので、自分の現在の立ち位置や目標設定が比較的わかりやすいです。
自分の現状を知るためにも、まず一度TOEICを受験して、今の立ち位置を確認してみるのも良い方法でしょう。
その上で目標となる点数を定め、スケジュールに落とし込むことにより、モチベーション高く英語を勉強することが可能です。
人によって目標は様々ですが、900点台のスコアを持っていると自分に自信が持てるだけでなく、社会や周りからの評価も高くなります。
大学生向けTOEIC勉強法②:1日でも早く英語を再開する
高校まではしっかりと英語を勉強していたけど、大学入試以降は全く英語を使わなくなったという声を大学生からよく聞きます。
日常生活で全く英語を使わなければ、当然のことながら単語や文法を忘れてしまいます。
したがって、TOEICの重要性に気づいたら、1日でも早く英語の勉強に取り組むことをお勧めします。
TOEICにはスピーキングとライティングの試験がありません。
センター試験とも似ている部分がありますので、高校までに単語や文法の基礎をしっかりと作っていた方は、すでにTOEICで高得点が出せる能力があります。
TOEICで高スコアを出すために必要なことは、頻出単語を覚えること、そして出題形式に慣れることです。
TOEICに特化をした単語帳と問題集を1つずつ用意して、それらを丁寧に学習すれば、平均点を下回ることはまずありません。
大学生が英語を勉強する目的2. 英会話ができるようになりたい
TOEICなどの堅苦しい勉強ではなく、旅行をする時に使える会話や、日本にいる外国人とコミュニケーションがとりたいという目的で英語を勉強する場合です。
日常会話をゴールとしている方は、高校までの座学中心の英語の勉強ではなく、実際に使いながら覚えていくのが好きなタイプです。
英会話を学ぶというのは、実用性という面から見ても一番の近道となります。
英会話ができるようになるためには、どのような勉強法があるのでしょうか。
大学生向け英会話の勉強法①:言語交換アプリで相互学習相手を探す
大学の周りに留学生や英語が話せる友達はいますか?
もし大学のキャンパスに外国人がいれば、その方から英会話を楽しみましょう。
言語交換の相手がいなくても、今の時代はスマートフォンで言語交換の相手を探すことができます。
英語がネイティブで日本語を勉強している人とつながることができれば、お互いに言語を教え合うことができるので、お互いにとってメリットです。
人気のアプリとしては「Hello Talk」です。
趣味や相性が良さそうな人を見つけて、実際にカフェであって言語交換をします。
自分の英語力にまだ自信がないという方は、日本語が上手な外国人を見つけるのをオススメします。
大学生向け英会話の勉強法②:オンライン英会話で隙間時間を有効活用
サークルやバイト大学の研究などでなかなか時間がとれない方におすすめなのが、「オンライン英会話レッスン」です。
スマートフォン1つあればどこででも英会話を楽しむことができます。
従来の英会話スクールと比べ、通う必要がなく費用も格段に抑えられます。
例としてオンライン英会話大手の「 DMM 英会話」では、1回30分のレッスンが200円以下と、お手頃価格で楽しむことが可能です。
オンライン上の講師もフィリピン人を中心に、世界中のネイティブの先生達とお話をすることができます。
無料体験ができるサービスもありますので、お試しで体験してみるのも良いでしょう。
大学生が英語を勉強する目的3. 大学の交換留学制度
せっかくの大学生ですので、長期留学で海外で学びたいという方も多いでしょう。
多くの大学は海外の大学と提携をしており、提携先と交換留学制度を結んでいます。
学内で留学の基準となるのは、現在では TOEFL や IELTS です。
TOEFL/ IELTS とTOEICは同じ英語の試験のように思われるかもしれませんが、両者は全く異なります。
TOEIC と違って受験料も非常に高い(TOEFL $235/IELTS 25,380円)ため、気軽に受験できるものでもありません。
受験する際には、出題形式を把握し、それに向けた準備をすることが欠かせません。
大学生向けTOELF/IELTSの勉強法①:英語の4つの技能を総合的に高める
リーディングとリスニングのみから構成されるTOEICとは異なり、 留学や大学院入学を中心とする TOEFL は、スピーキングやライティングといったアウトプット重要視されます。
スピーキングやライティングは、大学入試の際にはさほど重要とならないため、多くの大学生が難しく感じるパートです。
実際に海外の大学に留学する場合は、授業やテストは全て英語となるため、いずれにせよ全ての能力をバランスよく高めておかないと、留学してから苦労します。
大学生向けTOELF/IELTSの勉強法②:読解とリスニングは公式問題集で
TOEICと同様に、TOELF/IELTSで頻出の単語をまずはマスターします。
それが終わると、今度は公式問題集で自分が何パーセント解けるのかをチェックして下さい。
公式の問題集を使って時間配分や解くスピード、問題形式に徐々に慣れていきます。
大学生向けTOELF/IELTSの勉強法③:スピーキングやライティングは添削してもらう
スピーキングとライティングは自分でチェックをすることができません。
近くにネイティブ英語話者がいれば、添削のお願いをしてみましょう。
もし近くで見つからない場合であれば、先ほど紹介したオンライン英会話で、TOELF/IELTSのコースを選択しましょう。
ネイティブに頼ることによって、自分一人では進めにくい部分を聞くことができます。
大学生が英語を勉強する目的4. 短期留学で海外に行きたい
「長期留学はお金がかかる」「大学の長期休暇を利用して海外で英語を学びたい」という方におススメなのが短期留学です。
大学で募集のあるプログラムに参加をするのも良いですし、英語に特化をして留学したいのであれば、オススメは「フィリピン留学」です。
大学生向け短期留学のポイント①:大学主催であれば費用面でもサポートが受けられる
大学によっては、サマープログラムなどで海外で学べるチャンスを提供しているところもあります。
協定関係にある大学生との討論会や意見交換、環境問題などの社会テーマを扱ったスタディツアーなど、多くのプログラムが存在します。
海外プログラムに興味がある方は、掲示板や学生センターで情報収集をしてみてください。
また学生プログラムは、大学からの資金援助が受けられる場合が多いです。
学生ならではのメリットを活かして、積極的に活用しましょう。
大学生向け短期留学のポイント②:英語漬けの環境であれば「フィリピン留学」
フィリピン留学は、筆者が実際に行なった勉強法のひとつです。
フィリピンは日本から直行便で4時間で行けますし、LCCで航空券も1~2万円と、欧米圏と比較してもかなり安上がりです。
語学学校には、教室、宿舎、食堂などがすべて併設されているところもあり、目標を持って英語を勉強するには最高の環境です。
フィリピン人の先生とマンツーマンレッスンが基本ですので、英語オンリーの環境に身を置くことで、短い時間であっても高い成果をあげることが可能です。
フィリピン留学に関しては、このサイトの他のページでも詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひそちらも確認してください。
大学生向け短期留学のポイント③:英語力ゼロの状態で参加をしないこと
いくら魅力的なプログラムであっても、自分が全く英語が話せない状態でいっては良い効果を望めません。
日本にいても単語や文法を理解するといったインプットの作業はいくらで持ってきます。
短期間であっても海外留学をすると決まったその日から、日本で英語の勉強を開始しましょう。
オンライン英会話やスマートフォンアプリで隙間時間を見つけながら、できる限り英語力を高めておくことで、留学のお金に見合った価値を得ることができるのです。
まとめ:周りと差をつけたい大学生必読!目的別の英語勉強法
「英語の勉強を始めたい」とぼんやり考えている皆さんは、まずは「何のために」英語を勉強するのか考えてみてください。
TOEICやTOEFLなどの目標のないまま勉強をしても、結局のところ多くの人は長続きしません。
また留学のための英語と、日常会話の英語では同じ英語でも勉強法が異なります。
今回は4つの目的に分けてお伝えをしてきました。
自分で自由に時間を使うことができる大学生の今だからこそ、将来を見据えて計画的に英語の勉強に取り組んで下さい。
大学生でTOEICを勉強したい方は以下の記事もあわせてご覧ください。
TOEICの初心者向け参考書10選!スコアアップの勉強法も解説