airalo (エアロ) | フィリピンで実際に使ってみた感想
⌚ 2025年9月9日 公開(2025年9月13日 更新)
フィリピン旅行の準備で意外と悩むのが、現地での通信手段です。
SIMカードを現地で買うのもアリですが、空港で探したり設定したりするのはちょっと面倒…。
そんなときに見つけたのが、airalo (エアロ)。
今回、実際にフィリピン旅行で使ってみたので、その体験をまとめてみます。
購入から設定、フィリピンでの通信速度や地方都市でのつながりやすさまで、正直な感想を紹介しています。
airalo (エアロ)とは?
eSIMってそもそも何?
eSIMは「Embedded SIM」の略で、スマホに内蔵されているデジタルSIMのこと。
普通のSIMカードのように小さなチップを入れ替える必要がなく、QRコードを読み込むだけで通信プランを追加できます。
要するに、「SIMカードを差し替える手間なしでネットが使える仕組み」です。
項目 | eSIM | 物理SIMカード |
---|---|---|
形状 | デバイスに内蔵されたチップ | プラスチック製のカード(nano/micro/標準サイズ) |
導入方法 | QRコード読み取りや手動設定で通信プロファイルをダウンロード | SIMトレイに挿入 |
交換・切り替え | デバイスの設定画面から簡単に行える | 物理的にカードを抜き差しする必要がある |
紛失・破損リスク | なし(内蔵されているため) | あり(物理的なカードのため) |
複数プロファイル | 一つのデバイスに複数保存可能(切り替え利用) | 基本的には一つのみ(デュアルSIM対応機種を除く) |
フィリピンでおすすめのeSIMはこちらの記事からも確認できます!
airalo (エアロ)を選んだ理由
eSIMのサービスは色々ありますが、私がairalo (エアロ)を選んだのはこんな理由です。
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コスパの良さが魅力
Airaloは数百円から使える小容量プランも揃っているので、ちょっとした滞在や出張でもムダなく選べます。たとえば「SNSや地図だけ使えればOK」という人にもぴったり。 -
アプリひとつで購入から設定まで完結
わざわざWebを探し回る必要もなし。Airaloの専用アプリでeSIMを選んで決済すれば、そのままインストールまで可能。旅行前にすべて準備できるので安心です。 -
QRコード不要でインストールもスムーズ
QRコードを読み込む方法もありますが、Airaloはアプリから直接eSIMをインストールできるのが便利。手間をひとつ減らせるのは嬉しいポイントです。 -
サポートは24時間英語対応
困ったときはチャットで相談可能。英語でのやり取りが基本ですが、対応はスピーディー。海外旅行での「ネットが繋がらない!」という不安をすぐ解消してくれます。 -
世界200以上の国と地域に対応
フィリピンだけでなく、アジア周遊プランやグローバルプランも選択可能。国境をまたぐ旅行や、周遊型の留学にも強い味方です。
airalo (エアロ)をフィリピンで実際に使ってみた!
フィリピンでairalo (エアロ)を実際に利用した際の、購入から設定、現地での通信状況までまとめてみました。
購入から設定まで
準備はとてもシンプルでした!
設定自体は5分もかからず完了。ITが苦手な人でも大丈夫そうです。
まず、公式サイトにアクセスします。
「フィリピン」の国を選び、滞在日数に合わせたプランを選択します。
私の場合は7日間の1GBプランを選びました。
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対応機種の確認も忘れずに行います。
自分のスマートフォンがeSIMに対応していることを確認しました。
次に、個人情報と支払い情報を入力し、購入を完了します。
購入から設定情報の受け取りまで、特に迷うことなくスムーズに進められました。
具体的な設定手順は以下の通りです。
① Airaloアプリをダウンロード
App Store または Google Play から「Airalo」アプリをインストール。アカウントを作成してログインします。
② eSIMを購入
渡航先(例:フィリピン)を選んで、希望の日数・容量のプランを購入。支払いはクレジットカードやPayPalなどが使えます。
③ eSIMをインストール
購入後、Airaloアプリから「eSIMをインストール」を選択。
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iPhoneなど対応機種ではアプリから直接インストール可能
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QRコード経由で追加する方法も選べます
④ スマートフォンの「設定」アプリを開く
「モバイル通信」または「モバイルデータ」をタップし、「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」を選択します。
⑤ eSIMプロファイルを追加
アプリから直接反映、またはメールで届いたQRコードをスキャンして登録。
⑥ eSIMを有効化
新しく追加したeSIMを「主回線」または「データ専用」に設定し、データローミングをオンにします。
⑦ 接続確認
ステータスバーに現地キャリア(例:Globe)の表示が出れば、利用開始できます。
airalo (エアロ)のHPでは動画でも説明されています。
出発前に準備が完了するため、
フィリピン到着後すぐにインターネットが使えるという安心感がありました!
フィリピン到着後、実際の使い心地
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私はバギオを拠点に過ごしていたので、そこで主に使いました。
接続はフィリピン大手通信会社の Globe ネットワークを経由しています。
試した場所は、宿泊場所、学校、そして人の多い市立図書館です。
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宿泊場所 →5G表示が出て、SNSや検索はスムーズ。ただ、動画を長く見ると読み込みが入ることもあり、快適さに波がありました。
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学校 → 調べものやチャット程度なら問題なし。ただし、Zoomのような安定した通話をしたいときは、少し心許なさを感じる場面がありました。
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市立図書館(混雑時) → 人が多い時間帯は速度が落ちやすく、検索やメッセージ送信は大丈夫でも、動画や地図の読み込みにやや時間がかかりました。
総じて、バギオ市内で大きく困ることはなかったものの、
「常に快適」というよりは、場所や時間帯によって満足度に差がある印象でした。
学業や日常利用には対応できるけれど、動画やビデオ通話を頻繁にする人には少しストレスを感じるかもしれません。
airalo (エアロ)の良かったところ
フィリピン滞在中に使ったairalo (エアロ)、率直に言ってすごく便利でした。
実際に使ってみて「これは助かるな」と感じた点をいくつか紹介します。
SIM交換いらずで手間なし旅行
海外旅行といえば、これまでは到着してから空港でSIMを買い、
ピンで小さなトレイを開けて…という作業がつきものでした。
でもairalo (エアロ)なら、その一連の面倒がまるごと不要。
SIMカードを落とす心配もなければ、ピンを持ち歩く必要もありません。
準備が驚くほどスムーズになり、旅行前のバタバタもかなり減りました。
eSIMだからこそ「物理的なSIMを持ち歩かない安心感」を実感できました。
到着した瞬間からネットがつながる安心感
飛行機を降りてすぐに通信できるのは、想像以上に心強いものです。
空港でフリーWi-Fiを探す必要もなく、SIM売り場の列に並ぶ必要もなし。
到着したらそのまま家族に連絡できるし、Grab(配車アプリ)でタクシーもすぐ呼べる。
地図アプリを開いて迷わず移動できるので、旅のスタートから余計な不安がありませんでした。
プランの選択肢が豊富
Holaflyが「無制限プラン」に強みがあるのに対し、
Airaloは容量別・日数別に細かいプランが用意されているのが魅力。
「ちょっとした出張で数百MBだけ欲しい」「観光中はSNSと地図が中心だから小容量で十分」
といった使い方にもフィットします。
データ管理もアプリで完結
Airaloアプリから購入・インストールできるだけでなく、
残りのデータ容量や利用日数もアプリ上でチェック可能。
旅行中に「あとどのくらい使えるんだろう?」と不安になることがなく、必要なら追加購入もすぐにできます。
airalo (エアロ)を使うときの注意点
もちろん便利な点ばかりではなく、事前に知っておいた方がいいこともあります。
無制限プランがない
Airaloはプランの種類が豊富で、短期滞在向けの小容量プランや国別プラン、
地域別・グローバルプランまで揃っています。
ただし「無制限データプラン」は用意されていません。
そのため、動画を長時間観たり、ビデオ通話を頻繁にしたり、
SNSに写真や動画をどんどんアップしたい人にとっては、データ残量を気にする必要があります。
通話はできない
基本的にデータ通信専用なので、フィリピンで電話番号を持ちたい人には向きません。
ただ、LINEやWhatsAppで通話できるので、私は特に不便は感じませんでした。
もし現地で電話番号が必要な場合は、別途SIMを買うかローミングを利用する必要があります。
airalo (エアロ)フィリピンでの料金プランと選び方
フィリピン旅行を計画する時に意外と悩むのが通信手段。
私も最初は「SIMを買うか、Wi-Fiを借りるか…」と迷いましたが、
実際に使ってみた airalo (エアロ)がすごく便利でした。
日数別の料金プラン
airalo (エアロ)のフィリピン向けプランは容量別・日数別に細かいプランが用意されています。
以下は目安の料金です(レートやキャンペーンで変動するので、購入時は公式サイトで要チェック)。
滞在日数 | ギガ数 | 参考料金(目安) |
---|---|---|
7日間 | 1GB | 約700円 |
15日間 | 2GB | 約1,100円 |
30日間 | 3GB | 約1,300円 |
30日間 | 5GB | 約1,850円 |
30日間 | 10GB | 約3,000円 |
30日間 | 20GB | 約4,600円 |
※公式サイトで最新の料金をご確認ください。
よくある疑問と実際の使い心地
テザリングはできる?
フィリピン向けの無制限プランはテザリングOKでした。
PCやタブレットを一緒に使う時にも便利です。
通話はできる?
これは データ専用。電話番号はつかないので、普通の音声通話やSMSは不可です。
ただ、LINEやWhatsAppで通話できるので、私は不便を感じませんでした。
通信速度が遅いときは?
たまに建物の奥や人が多い場所では速度が落ちることがありました。そんな時は:
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スマホを再起動
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外に出る/窓際に移動
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APN設定を確認
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不要なアプリを停止
これで大抵は解決。どうしても改善しない時は24時間日本語サポートにチャットで問い合わせられるので安心です。
サポート体制も安心
海外で通信が使えなくなると一気に不安になりますよね。
airalo (エアロ)は日本語で24時間対応してくれるので、言葉の壁を気にせず相談できました。
旅行中の安心感が全然違います。
まとめ:実際に使ってみてわかったこと
airalo (エアロ)をフィリピンで使ってみて、「もう現地SIMやWi-Fiレンタルに戻れない」と思いました。
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到着した瞬間からネットがつながる
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容量別・日数別に細かいプランが用意されている
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設定は日本で済ませられる
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日本語サポートが心強い
注意点は「通話ができない」「古いスマホは非対応の可能性がある」ことですが、
それを差し引いても便利さの方が圧倒的でした。
フィリピン旅行をスムーズにしたい人にとって、airalo (エアロ)は本当に頼れる味方だと思います。
またフィリピン留学ナビを通じて語学留学をされる方はairalo (エアロ)を10%オフで利用ができます。
ぜひ活用ください!(クーポンコードは留学前にお伝えします)