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【最新版】マレーシアの大学留学とは?メリットや有名大学を紹介!

アジアの大学では次々に名門大学が生まれ、今や東京大学や京都大学などの日本を代表する大学ですら、ランキングを落としています。

それとともに東南アジアでは、世界中から留学生が来る留学地として注目を集めはじめました。
このページでは、近年台頭している国の一つである「マレーシア」に注目をし、大学留学のメリットやデメリット、そして有名大学などを紹介していきます。

マレーシアは、日本や欧米などと比べて生活費や学費が非常に安いため、費用を抑えながら高い教育を受けることが可能なのです。

日本ではまだまだ知られていませんが、世界各国からの留学生が集まっており、今後アジアの中でも急成長することが期待されています。
海外の大学に進学を考えている人にとって、このマレーシア留学の記事が少しでも参考になれば幸いです。

マレーシア留学についてもっと相談したい方はこちらからどうぞ!

 

マレーシアの大学留学①:マレーシアってどんなところ?


マレーシアの写真

はじめに、マレーシアとはどのような国かについて説明します。

多くの民族が共生する国家

マレーシアは人口が3000万人と、日本の約1/3です。
しかし注目するべきは、民族の割合です。

多くの民族が共生する国家として有名なマレーシアは、マレー系(65%)、中華系(25%)、インド系(8%)が共存しています。

日常生活でもイスラム教、仏教、ヒンドゥー教、そしてキリスト教が存在します。
ダイバーシティに富んだこの国で留学をすることで、日常生活の中から多様性を受け入れ、様々な考えを吸収することが可能です。

民族の違う人たちと議論を交わし、新しいものの見方を獲得することは、これからの国際人には必須のスキルとなります。

高温多湿の熱帯雨林気候

マレーシアは雨季と乾季があるものの気候にあまり変化はなく、一年を通して高温な国です。
熱帯雨林気候の特徴である「スコール」は雨季の期間にある、突発的な雨のことです。
現地の人たちは慣れていますが、日本人にとってスコールは慣れるまで時間がかかるかもしれません。

また寒気であっても1日の中で寒暖差が激しいです。
日中は非常に天気が暑くても、夜は冷え込むこともありますので、長袖の上着を常に持ち歩くのが良いでしょう。

日本にとって四季があることは当たり前ですが、世界的に見ると、マレーシアのように雨季と乾季しかない国も珍しくはありません。

物価が安い

マレーシアは他の東南アジアの国々同様に、物価が非常に安いことが有名です。
大学への留学費用に関しても、欧米と比較してかなり安くなっています。
価格が安いことも、世界中から留学生が集まる理由ともなっているようです。

また、イギリスやオーストラリアなどの海外の大学の分校もマレーシアにあるため、教育レベルは据え置きで、生活費や滞在費を安く済ませることができます。
本国の本校に比べて、安く学位を取得することができるのもマレーシア留学の魅力です。

マレーシアの大学留学②:大学のレベルは?


マレーシア大学図書館

マレーシアでは施設の充実度や授業のレベルによって、以下の三つに分類されます。

  1. ユニバーシティ(University)
  2. ユニバーシティカレッジ(University College)
  3. カレッジ(College)

マレーシアの大学の実力レベルですが、アジアのトップ400の大学のうち、マレーシアは27の大学がランクインしています。
日本のトップは東京大学で13位、一方のマレーシアではマラヤ大学が24位です。

純粋に数字だけを見て、マレーシアの教育レベルは日本よりも低いと考えるのは早計です。
人口も大学の数も日本のよりも少ない中で、教育面で日本に迫っているというのは、留意すべき点でしょう。

何よりも国の発展を考慮すると、これからさらに実力を上げてくることが期待されており、これは世界各国から集まる留学生の多さからも伺うことができます。

マレーシアの大学留学③:マレーシアで学ぶメリットは?


マレーシア:ペトロナスタワーの画像

次にマレーシアで大学留学を行うことで得られるメリットを、2点紹介します。

マレーシアの大学留学メリット1:マレーシアのほとんどの人が英語を話す

先ほどもお伝えしたように、多民族国家のマレーシアでは幼い頃から言語教育が盛んです。
マレーシア人にとって、自分の民族の言語と英語の最低2ヶ国語を話せることができますし、それ以上の言葉を話せる人も普通に存在します。

通常の大学の授業は英語で行われていますし、日常会話でも問題なく英語は通じます。
マレーシアでの日常生活や大学を通じて、英語力は格段に向上することが期待されます。

マレーシアの大学留学メリット2:欧米の留学に比べ費用が半額

海外留学を目指している多くの日本人が挫折する要因として、留学費用が挙げられます。
海外留学に関して奨学金をもらえることができればラッキーでしょう。
しかし奨学金に関しても、全員がもらえるわけでありません。

限られたお金で海外に留学をしたいと思ったときには、マレーシアは格好の国といえます。
マレーシア教育省の試算によると、マレーシアに正規入学をした際にかかる年間の費用は、日本円で約140万円です。

もちろん留学のスタイルによっては、さらに費用を抑えて勉強をすることも可能でしょう。
学費の安さに加え、食費や滞在費などの生活費の安さはマレーシア留学の大きなメリットです。

マレーシアの大学留学④:学ぶデメリットは?


マレーシアのモスク

マレーシアで学ぶメリット見てきましたが、マレーシア留学でのデメリットも見ていきましょう。

マレーシアの大学留学デメリット1:給料が安いので、バイトをする意味が薄い

留学のビザによっても変わりますが、留学生であっても現地で規定時間以内であれば働くことができます。
しかし日本の時給と比較をするとかなり安くなっており、マレーシアのレストランで働いても時給は200円〜300円ほどです。

お金に余裕のない人は日本との地理的な近さを生かしましょう。
長期休暇などで日本に帰ってきてバイトができれば、マレーシアで働くよりも相当多いお金を稼ぐことができます。

マレーシアの大学留学デメリット2:語学学校などの選択肢は狭い

マレーシアでは語学学校を併設する大学が、まだまだ少ないという印象です。
近年増加はしているものの、「英語を学ぶための留学先」としてはフィリピンやオーストラリア、アメリカ、カナダなどに劣ります。

マレーシアでは授業が英語で行われるため、入学時に求められるレベルの英語力がなければ入学をすることができません。

英語力を伸ばしたい場合は、フィリピンなどで別に時間を設ける必要があるでしょう。

マレーシアの大学留学⑤:評判のいい大学


マレーシア大学

次にマレーシアで人気の高い大学を3つ紹介します。

マラヤ大学(University of Malaya)


マラヤ大学

言わずと知れたマレーシアの最高学府である、マラヤ大学です。
マレーシアの首都であるクアラルンプール市内に大学があるので、アクセスも抜群です。

2019年のQS世界大学ランキングでは87位にランクインしています。
また有名国立大学ということもあり、入学要件の英語レベルは、他の大学と比べても高く設定されています。

マラヤ大学のホームページはこちら

アジアパシフィック大学(Asia Pacific University)


アジアパシフィック大学

大学設立当初は主に機械系や技術系で定評のある大学でしたが、現在では経営学などの文系学部でも注目を集めています。

2016年には新たにキャンパスが設立され、モダンでハイテクなキャンパスは早くも大学のシンボルです。
毎年就職率を公表していますが、平均して95%とかなり高い水準をキープしています。
アジアパシフィック大学は、マレーシアの他の大学に比べて学費が安いのが特徴で、年間でおよそ60万円です。

アジアパフィシック大学のホームページはこちら

サンウェイ大学(Sunway University)


サンウェイ大学

マレーシアを代表する「サンウェイ」は、Sunway Cityという街の名前にもなるほど大きな企業です。
サンウェイ大学は、この財閥グループにより運営されています。

町の中心に位置するためアクセスも良く、校舎も非常に近代的です。
有名な分野ではサイエンス、ビジネス、ホスピタリティとメディカル分野で、2018年のアジア大学ランキングでは、300位以内に入った実績もある実力校です。

サンウェイ大学のホームページはこちら

大学留学ではマレーシアのほかにフィリピンもオススメ!


フィリピン地図

最後にマレーシアへの留学をお考えている人に向けて、同じ東南アジア地域のフィリピンへの大学留学の紹介をします。
教育レベルの高さと学費の面でも充実をしており、マレーシアと並んで注目を集めている留学地です。

フィリピンの大学留学がオススメな理由1:語学学校の選択肢も充実

マレーシアでは語学留学に関して選択肢が少ないですが、逆にフィリピンでは日本や韓国資本の多くの語学学校があります。

「フィリピン=語学留学」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
フィリピンでは民間企業の他にも大学の附属学校として語学学校が併設されているところが多くあり、大学機関でしっかりとした英語学習をすることが可能です。

大学付属の語学学校で英語を磨いた後に、同じ大学に正規留学をするというのはフィリピンならではのメリットです。

フィリピンの大学留学がオススメな理由2:大学留学の費用が格安

マレーシア同様に、フィリピンの大学留学に関しても費用は日本は欧米と比べて安くなります。
大学によっては、年間の学費が10万円で収まるケースもあります。

学費が安いからといって教育のレベルが低いわけではなく、英語での授業を元にしたアメリカのテキストで、世界レベルの教育水準が保証されています。

フィリピンの大学留学についてはぜひフィリピン留学ナビにご相談ください!

フィリピンの大学留学については以下の記事もあわせてご覧ください。

フィリピンの大学に正規留学する方法は?条件や手続きを徹底解説

【2020年版】フィリピン大学ランキングを大発表!

まとめ:マレーシアの大学留学とは?


マレーシアのモスク

このページではマレーシアの大学留学のメリットやデメリットを見てきましたがいかがでしたでしょうか。
マレーシアでも上位の国立大学となれば、入学をするのは簡単ではありません。
様々な民族が暮らすマレーシアでは、英語の他にマレー語や中国語などを話す必要がある場合もあるでしょう。

しかし大変な経験をしていたマレーシアでの留学は、就職活動やその後のキャリアにプラスになること間違いありません。

また、留学の費用面や語学学校の選択肢では、フィリピンも魅力的な選択肢になり得るということもお伝えしました。

この記事を通して、海外留学を考えている人が、マレーシアやフィリピンの魅力に少しでも気づいて頂けたら幸いです。

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【2020】マレーシアの留学費用は一体いくら?

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