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お金がなくても留学できる!返済不要の奨学金15選

皆さんは海外留学に対してどのようなイメージを持っていますか?

「経済的に余裕のある人でなければ難しい…」

「アメリカの私立大学の学費は年間で何百万円もかかる」

留学の相談で一番多いのが、やはり金銭面の問題です。

確かに留学はお金がかかりますが、留学費用を安く抑えることができる方法があるのもまた事実。
その中でも一番効果的な方法が、今回紹介する返済不要の奨学金です。

特定の専門性を持っていたり、確固たる留学の目的があれば、奨学金の援助を受けることができます。

このページでは、国内外に存在する奨学金を15団体取り上げました。
奨学金申請を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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返済不要な留学の奨学金その1:JASSO(日本学生支援機構)

日本学生支援機構は、奨学金支援団体の中でも国内最大級の規模を誇ります。

奨学金の対象は、高校生及び大学生で、海外留学生のためのみならず、日本の大学や高校に進学をする生徒にも支給しています。

しっかりとした学ぶ意欲を示すことができれば、本人の成績だけで判断することなく支援をしてくれます。

また、2020年の4月入学を対象者とし、「給付型奨学金」の対象者が拡大されましたので、合わせて要チェックです。

詳しくは以下の公式ホームページから「給付奨学金リーフレット(生徒用)」で確認をしてください。

JASSO(日本学生支援機構)の給付型奨学金のお知らせはこちら

返済不要な留学の奨学金その2:トビタテ!留学JAPAN

奨学金は、所属をしている教育機関やお住まいの都道府県、その他各種法人が提供をしているものがあります

「トビタテ!留学JAPAN」は、文部科学省主導のもと、日本の企業が協賛した、いわば「官民一体」の奨学金制度です。

海外留学を志す高校生や大学生を中心に、そのユニークな取り組みを金銭面でバックアップします。

面接官も実際の企業の方ですので、社会人が見ても納得できるような留学の必要性をアピールしてください。

2013年から始まったこの取り組みは、今年で6年目を迎えますが、2020年にひかえるオリンピックに向けてさらに留学者数を増やす方針です。

トビタテ!留学JAPANの公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その3: 松下幸之助国際スカラシップ

松下幸之助国際スカラシップは、「諸外国との相互理解による国際社会への貢献」に関連する海外留学を支援します。
カテゴリーは2つあり、学部生の留学支援と、大学院生研究機関在籍者の助成です。

助成の対象者は、アフリカ、ラテンアメリカ、西アジアなど日本人にとって馴染みのない国のサポートも手厚くなっています。

月額14万円を上限として、必要に応じて最大2年間支給がされます。
スカラシップの対象者は留学後、研究成果を発表するフォーラムに参加をすることも可能です。

松下幸之助国際スカラシップの公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その4:中島記念国際交流財団

中島記念国際交流財団とは、海外の大学院に留学する日本人学生を対象とした奨学金の援助を行うことで、若手研究者の育成を目的に設立されました。

奨学金の内容は、月額20万円を上限とし、航空券や保険代などの支度金も50万円が支給されます。

応募の条件は、30歳以下で修士号もしくは博士号の取得を目的としている人です。

アメリカやイギリスなど学費が高い地域であっても、中島記念国際交流財団の奨学金があれば、留学費用を大きく削減することができます。

中島記念国際交流財団の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その5:孫正義育英財団

ソフトバンクの会長である孫正義さんの呼びかけによって始まった奨学金財団です。

分野を問わず才能を存分に開花させて夢を実現できるよう、ある特定の学問に精通している若者を支援しています。

25歳以下であれば誰でも応募することができるのも、孫正義育英財団の魅力的な点です。

全国大会規模のコンテストで優秀な成績を収めている、研究活動で顕著な成果を持っているなどの優秀な学生を、年間60人を目安に採用しています。

孫正義育英財団の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その6:JAPAN-IMFスカラシップ・プログラム

マクロ経済学の博士号を取得し、IMF(国際通貨基金)でエコノミストとして働く日本人を対象とした2年間の奨学金プログラムです。

このプログラムは、国際教育協会の協力のもと日本政府が資金を提供し、IMFの能力開発局が運営を行います。

留学の費用のみならず、留学後の進路まで保証をされていますので、経済を専門にしている方にぜひおすすめです。

JAPAN-IMFスカラシップ・プログラムの公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その7:高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金は、日本とカナダの友好関係に大きな貢献をした高円宮殿下を記念する形で、在日カナダ大使館によって設立されました。

日本の4年制大学に在籍する学生を対象とし、4年間のうちの1年をカナダのクイーンズ大学で学ぶことができます。

応募のためには、英語能力を示すテストのスコアを提出する必要があります。
(IELTS  6.5以上、またはTOEFL iBT88以上)

高円宮記念クィーンズ大学留学奨学金の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その8:EU奨学金(エラスムス・プラス)

EU に加盟している大学院で学び、修士又は博士号を取得する学生を支援する奨学金です。

4年制の大学を卒業していることを応募資格とし、修士課程の1年から2年と、最大で25,000ユーロの支給があります。

欧州2カ国以上の大学で修学をしなければならないため、ご自身の研究内容をもとにどの2カ国がベストであるかを考えることが大切です。

EU奨学金(エラスムス・プラス)の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その9:伊藤国際教育交流財団

先ほどのEU奨学金(エラスムス・プラス)同様、海外の大学で修士課程を学びたい日本人を対象として奨学金の支援を行っています。

文系・理系を問わず、幅広い研究分野から応募をすることが可能です。

また、「特別プログラム」という応募枠では、地球温暖化、異常気象など、研究テーマを絞った募集も行っています。

月額US1500~2000ドル相当の生活費と学費、さらには往復の旅費を、原則2年間サポートを受けることができます。

他の奨学金団体と比べても非常に手厚い支援を行っていますので、修士課程を修める学生にはぜひチェックしてください。

伊藤国際教育交流財団の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その10:公益社団法人・日本中国友好協会

日中友好協会は、中国教育省が受け入れる公費留学生の派遣を1974年から手がけています。
これまでに約800名もの日本人が奨学金を利用し、中国国内で勉強をした実績を持ちます。

留学の部分は主に3つで、中国語を専攻する「普通進修生(A)」、中国語学部以上で学ぶ研究生の「普通進修生(B)」、そして中国に関する専門テーマを学ぶ博士課程研究生のための「高級進修生(C)」です。

公益社団法人・日本中国友好協会の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その11:村田海外留学奨学会

村田海外留学奨学会は、村田機械株式会社を創った村田禎介氏の偉業を記念して、1970年に現在の会長である村田純一氏によって設立されたものです。

これまで派遣された留学生は、マサチューセッツ工科大学、イェール大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学などの名だたる大学をはじめ、世界的に権威のある研究機関など、その数は130名を数えます。

毎年の募集人数は2~4人と、決して多くはありませんが、海外のトップ大学を考えている方はぜひ応募をしたい奨学会です。

村田海外留学奨学会の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その12:IELTS奨学金

IELTS 奨学金制度は、文化・教育分野での交流を促進を目的として設立された奨学金団体です。

応募対象者となるのにIELTS の提出を求めている大学、もしくは大学院に留学をする方で、1人当たり最大30万円が支給されます。

特定の研究分野などは明記されていないため、英語の資格をクリアしていれば、どんな人でも応募が可能です。

IELTS奨学金の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その13:イノアック国際教育振興財団

(公財)イノアック国際教育振興財団 (INOAC International Education and Scholarship Foundation) は学部、修士、博士のどの課程からも応募することができる奨学金です。

給付期間の上限を2年とし、1ヶ月あたり最大で5万円の支給がされます。

イノアック国際教育振興財団の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その14:経団連国際教育交流財団

日本の学術研究や、世界経済の発展に寄与することを目的として、1976年に設立をされました。
学業、人物ともに優秀であり、かつ社会に広く貢献をする意思があると認められた日本人の大学院生が対象です。

留学期間の奨学金として1人当たり200万円が一括で支給されます。
使用の用途は限定されておらず、留学中の学費や生活費、自己研鑽の費用など自由に使うことが可能です。

経団連国際教育交流財団の公式ホームページはこちら

返済不要な留学の奨学金その15:その他海外政府の奨学金

最後に紹介するのが、留学先が提供をしている奨学金です。
政府系機関によって運営がされている場合が多くあり、応募条件や、支給期間、支給額などは様々です。

留学先の国がすでに決まっている方は、その国が設けている奨学金団体を調べてみましょう。
アメリカやオーストラリア、イギリスなどのメジャーな留学先では必ずといって良いほど存在します。

まとめ:お金がなくても留学できる!返済不要の奨学金15選



ここまで奨学金に関して、様々な団体を見てきましたがいかがでしたでしょうか。
どの奨学金も給付型であるため、選考倍率は低くなく、事前の準備が欠かせません。

必要になる書類を早めに取り寄せるだけでなく、研究内容や留学の目的を明確にしておくことも大事です。
このページを読んで、あなたの留学スタイルにぴったりな奨学金が見つかれば幸いです。

その他の奨学金については以下の記事もあわせてご覧ください。
【給付型】留学に活用できる奨学金13選!

【厳選!】おすすめの海外大学留学用奨学金7選

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