フィリピン親子留学に人気の語学学校まとめ
ここ数年で、フィリピンの親子留学が人気を集めています。
「フィリピンの治安が不安…。」
「小さな子どもを連れていくのは不安かも…。」
と感じる方も多いでしょう。
しかし、近年フィリピンでの留学は親子にとっても快適に過ごせるように変化しています。
語学学校では学校内の安全管理が徹底されていて、
また学校内で生活が完結するため、お子様にとっても安心して過ごせる環境が整っています。
フィリピン国内の治安も年々改善され、親子での滞在がますます快適になっています。
この記事では、フィリピンでの親子留学がオススメの理由や人気の語学学校をお伝えいたします。
フィリピンで親子留学が人気な理由
まず初めに、なぜ今フィリピンの親子留学が人気なのか理由を見ていきます。
日本から近い
フィリピンは日本から、飛行機で片道約4時間で到着します。
アメリカやオーストラリアなどは8時間〜12時間程度かかります。
長時間のフライトは、小さなお子さんやお子さん連れの親御さんには負担がかかります。
4時間であれば負担を最小限に抑えられます。
日本との時差もわずか1時間です。
お子さんの生活リズムを崩さずに留学生活を送ることが可能です。
帰国後も日常生活に戻りやすいです。
留学費用が安い
フィリピン留学の最大のメリットは留学費用が圧倒的に安いことです。
フィリピンは欧米などの先進国と比べて人件費や土地代が安いため
留学費用が安くなっています。
また、物価が日本の1/3程度なので生活費も安く抑えられたり、
航空券代が他国より安く購入できたりする点もコスパが良い理由です。
1週間から留学ができる
フィリピンの親子留学は、最短1週間から受講が可能です。
学校によっては「週末留学」というものもあります。
土日祝などの2〜3日間でも受け付けている所もあります。
1週間の留学の場合、レッスンが受けられる日数は最大6日です。
そのため、早い学校では着いたその日からレッスンを開始できます。
日本から距離が近く、移動時間が短いフィリピンだからこそ可能なスケジュールです。
お子さんの年齢や状況によっては長期の留学がためらわれることも多いと思いますが、
フィリピン留学であれば1週間や数日単位から気軽にトライできます。
子どもが英語を好きになる
子どもが英語を身につける上で最も重要なのは、本人が英語を好きになることだと言われています。
フィリピン人講師はおおらかで明るいため、子どもたちにとても人気です。
お子さんが英語を好きになり、「英語をもっと学びたい」と自ら思えるようになります。
そのため、帰国後も英語学習のモチベーションを保てます。
フィリピンでの親子留学は、子どもたちの英語学習の入口として最適です。
親子で過ごしやすい環境
フィリピンの語学学校は、基本的に校舎と宿泊施設を兼ね備えています。
食事はもちろん掃除・洗濯なども学校スタッフが提供します。
ほとんどの用事は学校の敷地内で完結します。
そして敷地には、ガードマンが常駐しています。
部外者の立ち入りもチェックしているため、安心して過ごせる環境です。
放課後や週末に外出するとき以外は、治安に関して心配する必要はありません。
親子留学の体験談には、
外出時に「現地のフィリピン人たちが子供に優しく接してくれた」「困っていたら助けてくれた」といった声が多くあります。
親子が受け入れられやすいフィリピンだからこそ、
お子さんも留学を思いっきり満喫でき、のびのびと過ごせます。
お子様に合わせたマンツーマンレッスン
フィリピン留学の1番の特徴は、マンツーマンレッスンが主流なことです。
欧米留学のレッスンはグループレッスンが基本なので、
欧米と比べるとフィリピン留学ではレッスンの密度がとても濃くなります。
グループレッスンだと臆してしまいがちなお子さんでも、
マンツーマンレッスンでは周りを気にすることなく自分のペースで英語に触れることができます。
親子留学のサービスが充実
年々フィリピンでの親子留学の需要が高くなっています。
学校のコースやサービスもどんどん充実していっています。
一般英語だけでなく、TOEFLやIELTSなどの試験対策を提供している学校もあります。
授業は選択の幅が広く親をお子様の状況に合わせた柔軟な授業選択が可能です。
授業以外にも水泳レッスンや音楽、アートなどのアクティビティの時間もあります。
親御さん向けにもヨガやゴルフレッスンなどがあり、英語の授業以外にも体験を通して英語を学べます。
フィリピンでの留学費用は欧米の約3分の1
では実際に欧米諸国と比べて費用や内容がどのくらい違うのかを見てみましょう。
価格 (1週間の相場) |
コースの内容 | 滞在方法 | |
フィリピン | 20万円 ※航空券代は除く |
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ハワイ | 60万円 ※航空券代は除く |
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オーストラリア | 30万円 ※航空券代は除く |
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留学費用はハワイに比べると1/3も抑えられます。
フィリピンで寮やホテルでの宿泊の場合、3食付きで1週間20万円程度です。
欧米諸国への留学費用と比較すると圧倒的に安くなります。
フィリピンは他国より費用が抑えられるにも関わらず、
レッスンはマンツーマンが多いため費用対効果がとても良いです。
フィリピンの親子留学の種類とスケジュール
フィリピンの親子留学は、主に3つのパターンがあります。
- レッスン受講は親+子供
- レッスン受講は親のみ
- レッスン受講は子供のみ
親子でそれぞれのレッスンを受ける方が多いですが、親御さんのみやお子さんのみのパターンも可能です。
親御さんだけレッスンを受講する場合は、お子さんをベビーシッターに預けられる学校もあります。
お子さんだけレッスンを提供している学校は多くはありませんが、
親御さんは日中自由時間になるので息抜きしたり、オンラインで仕事をしたりすることも可能です。
一例になりますが、スケジュールを見てみましょう。
※コース内容は学校により異なります。
お子さんと親御さんの全員がレッスンを受講する場合は以下のスケジュールになります。
時間 | 子供 | 親 |
7:00~8:20 | 朝食 | |
8:30~9:20 | マンツーマンレッスン | |
9:30~10:20 | マンツーマンレッスン | |
10:30~11:20 | マンツーマンレッスン | |
11:30~12:20 | 休憩 | |
12:30~13:20 | 昼食 | |
13:30~14:20 | マンツーマンレッスン | |
14:30~15:20 | マンツーマンレッスン | |
15:30~16:20 | マンツーマンレッスン | |
16:30~17:20 | アクティビティ | |
17:30~20:30 | 夕食 |
どの学校も基本的にタイムスケジュールは同じです。
親御さんがレッスンを受けている間はお子さんの心配をする必要はありません。
親子留学にオススメの語学学校
親子留学で人気の語学学校は、フィリピンのセブ島やマクタン島に多くなっています。
海や街が近くにあるため、勉強だけではなくお子さんと一緒にアクティビティも楽しむことができます。
語学学校JOYFUL
語学学校JOYFULは、マクタン島のT-shineホテルの敷地内にある語学学校です。
設立は2022年と比較的新しい語学学校です。
宿泊施設はホテルのお部屋です。
親御様にとっても快適に過ごせます。
学校は韓国人経営で、アジアの方々に多く利用されています。
Joyfulの親子留学の詳細
- 3-6月、9-12月はファミリーコース、7-8月と1-2月にはファミリーキャンプが開催される
- 全て1-1のマンツーマンレッスン
- 一般英語コースのみ
- 子供は毎日6レッスン、親は毎日2レッスンのみだが、子供にレッスンを譲渡可能。
時期によっては親御さんは付き添いのみのプログラムもある
Family Option① 子供のみレッスン
部屋 | 人数 | 4週間 | 8週間 |
Deluxe Room |
2名 | $3,499 | $6,800 |
3名 | $4,900 | $9,800 | |
4名 | $6,000 | $12,000 | |
Family Room |
5名 | $6,800 | $13,600 |
6名 | $8,200 | $16,400 | |
7名 | $9,000 | $18,000 |
Family Option② 子供+大人のレッスン
部屋 | 人数 | 4週間 | 8週間 |
Deluxe Room |
2名 | $4,400→$4,000 | $8,800→$8,000 |
3名 | $6,000→$5,400 | $12,000→$10,800 | |
4名 | $7,200→$6,400 | $13,200→$12,800 | |
Family Room |
5名 | $8,800→$8,000 | $17,600→$16,000 |
6名 | $10,000→$9,000 | $20,000→$18,000 | |
7名 | $10,800→$9,600 | $21,600→$19,200 |
※2024年の9月1日〜12月27日のオフシーズン料金。どちらも別途Local feeがかかります。
語学学校GLC
語学学校GLC (Global Language Cabu)はセブ市内にあります。
日系語学学校のパイオニアとして有名な大規模学校です。
ジュニアから社会人まで幅広く対応しており、親子留学に特化したコースも持っています。
日本人スタッフも常時3名いるため、安心した環境になっています。
留学生は多国籍で、グローバルな学習環境となっています。
GLCの親子留学の詳細
- family packageがあり、各コースに含まれるレッスンを同じ日程で留学する家族でシェアできる
- 滞在期間中はいつでもレッスンの割合の変更が可能なため、
お子さんのみにレッスンを振り分けて親御さんは自由に滞在することも可能 - マンツーマン中心のプログラム。グループレッスンは15歳以上から
コース名 | レッスン |
Family Package2コース | マンツーマンクラス8+グループ2+オプショナル2 |
Family Package3コース | マンツーマンクラス12+グループ2+オプショナル2 |
Family Package4コース | マンツーマンクラス16+グループ2+オプショナル2 |
学生寮(main)2人部屋の料金例
2週 | 4週 | 8週 | 12週 | |
Family Package 2コース |
$1,880 | $3,520 | $6,920 | $10,320 |
Family Package 3コース |
$2,220 | $4,200 | $8,280 | $12,360 |
Family Package 4コース |
$2,560 | $4,880 | $9,640 | $14,400 |
フィリピンの親子留学で注意したいこと
フィリピンの親子留学を検討する際に注意が必要な事項もあります。
受け入れ年齢は3歳からが多い
語学学校によってお子さんの受け入れ年齢が異なります。
ベビーシッターのコースがある学校では1歳からでも受け入れていますが、
ジュニアコースしかない学校では6歳からや12歳からの受け入れが一般的です。
マンツーマン授業がメインになるので、保護者と離れても平気な年齢である3~5歳から受け入れている語学学校が多いです。
ご希望の語学学校の公式サイトが、受け入れ年齢の記載があるかどうか事前に確認しておきましょう。
そのほかの質問なども、サイトに載っていない場合は問い合わせることも可能です。
滞在先について
滞在先も学校によって異なります。
一般的には学校寮に滞在することになりますが、
お子さんがまだ小さい場合は寮での共同生活は不安ですよね。
その場合は、コンドミニアムから通える学校を選びましょう。
外部のホテルやコンドミニアムと提携している学校であれば、
お部屋の清掃やランドリーも学校側が手配してくれます。
親御さんも家事になどの他の用事に気を取られず、勉強に集中することができます。
生活環境の変化
生活環境の変化は小さいお子さんに限らず、大学生や社会人の方でもストレスを感じてしまいます。
中長期(1カ月ほど)の親子留学の場合、少なくても1週間ほどは生活環境の変化に適応するまで時間が掛かるでしょう。
お子さんのお世話に気を取られ過ぎて、親御さんの体調を崩してしまわないように体調管理には気を付けて下さい。
少しでも体調不良や疲れを感じたら無理をせずにレッスンを休んだり、休息を取りましょう。
まとめ:人気のフィリピン親子留学で英語を楽しく学びましょう!
今人気のフィリピン親子留学についてご紹介してきましたので、最後におさらいします。
フィリピンの親子留学のメリット
- 日本から近い
- コスパが良い
- 短期の留学が可能
- 子どもが英語を好きになる
- 親子で過ごしやすい環境
- マンツーマンレッスン
- 親子留学のコースが充実
親子留学がおすすめの語学学校
- Joyful
- GLC
学校によってお子さんの受け入れ年齢や滞在先が異なります。
また、生活環境の変化でお子さんがストレスを溜めてしまったり、体調を崩してしまう事も多いです。
無理はせず疲れている時はレッスンを休むなどして、しっかり休息を取ることが大切。
ぜひフィリピンの親子留学で親子の絆を深め、楽しい思い出を作ってくださいね。
フィリピン留学の経験談については以下の記事をご覧ください。