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フィリピン大学進学

フィリピンの大学進学と留学ガイド | 大学ランキングも紹介

⌚ 2026年3月16日 公開(2026年3月18日 更新)

「将来はグローバルに活躍したい」「英語で専門分野を学びたい」と考えている方にとって、フィリピンの大学への正規留学は非常に魅力的な選択肢です。

フィリピンは欧米諸国に比べて圧倒的に低コストで、かつ英語を公用語とする環境で質の高い教育を受けられるため、近年日本の高校生や保護者から注目を集めています。

この記事では、フィリピンの大学進学における特徴やメリット、具体的な入学手続きから最新の大学ランキングまで、専門的な視点で詳しく解説します。

フィリピンの大学進学・留学の特徴

フィリピンの大学生活は、日本の大学とは異なるユニークな文化や制度がいくつか存在します。

制服の着用の大学がある

フィリピンの大学 制服

フィリピンの大学、特に私立大学では制服の着用が義務付けられているケースが多くあります。 大学生になっても制服を着る文化は日本人には新鮮ですが、現地では学生としての身分を証明し、規律を守る象徴として捉えられています。学部ごとにデザインが異なることもあり、キャンパス内は非常に華やかです。

入学前に英語の授業がある

正規課程が始まる前に留学生向けのブリッジプログラム(英語集中講座)を提供している大学もあります。 これは、講義を理解するために必要なアカデミックな英語力を養うためのものです。この期間に現地の環境に慣れ、友人を作る貴重な機会にもなります。

入学時期が大学によって異なる

フィリピンの大学の入学時期は、以前は6月が主流でしたが、現在は国際標準に合わせて8月または9月に開始する大学が増えています。 ただし、大学や学部によっては1月や5月からの入学を受け付けている場合もあります。

8月入学が基本的になっています

外国人向けに現地語(タガログ語など)の授業がある

フィリピンの大学の授業は原則として英語で行われますが、教養科目として現地語であるタガログ語(フィリピノ語)の履修ができる大学も多いです。 現地の言葉を学ぶことで、フィリピンの文化や社会への理解が深まり、現地学生との交流もよりスムーズになります。

フィリピンの大学進学がおすすめできる理由

なぜ今、フィリピンへの大学進学が選ばれているのでしょうか。主な4つのメリットを紹介します。

英語力を磨くことができる

フィリピンは世界で3番目に英語を話す人口が多い国であり、大学の講義はすべて英語で行われます。 日常会話だけでなく、レポート作成やプレゼンテーションを通じて、ビジネスや学術の場で通用する高度な英語力を自然に身につけることが可能です。

大学の学費が安い

フィリピンの大学進学最大の魅力は、その圧倒的な費用の安さです。

  • 国立大学 年間で約20万円〜40万円程度
  • 私立大学 年間で約30万円〜50万円程度

欧米の大学では年間数百万円かかることも珍しくないため、費用を抑えつつ海外の学位を取得したい方には最適です。

最短3年で卒業できる

フィリピンの一部の大学(デ・ラサール大学など)では、トリメスター制(3学期制)を採用しています。 この制度を利用して夏休み期間も授業を履修することで、通常4年かかる課程を最短3年で卒業することが可能です。早く社会に出てキャリアを積みたい人にとって大きなアドバンテージとなります。

ただし、3年制の大学の場合は授業コマ数が多くなり卒業難易度も上がることが多いです。

発展途上の国ならではの経験ができる

急速な経済成長を遂げているフィリピンでの生活は、多様な価値観に触れる絶好の機会です。 日本のような完成された社会では味わえない、エネルギッシュな街の雰囲気や社会課題を肌で感じることで、タフな精神力とグローバルな視野が養われます。

フィリピンの大学の入学手続きの流れ

フィリピンの大学へ進学するためには、日本の大学入試とは異なるステップが必要です。

フィリピン大学進学スケジュール

進学/留学したい大学を選ぶ

まずは、自分の学びたい学部がある大学をリサーチします。 マニラ近郊には名門校が集まっており、セブ島には留学生の受け入れに積極的な大学が多いのが特徴です。

希望大学の入学要件を確認する

大学ごとに必要な英語スコア(IELTSやTOEFL)や、必要書類が定められています。 特にトップ校を目指す場合は、高い英語力と学業成績が求められるため、早めの準備が必要です。

入学に必要な書類を集める

出願には多くの書類が必要となります。

  • 高校の卒業証明書・成績証明書(英文)
  • 戸籍謄本
  • 推薦状
  • アポスティーユ(公文書の認証手続き)

これらの書類準備には1〜2ヶ月かかることもあるため、余裕を持って行動しましょう。

受験→入学手続き

書類審査を通過すると、トップクラスの大学では大学独自の入学試験(UPCATなど)や面接が行われます。
トップクラス以外の大学では書類提出後に簡単なインタビュー(面接)などを行って入学許可証が発行される場合が多いです。

合格通知を受け取った後は、入学金の支払いや学生ビザ(9F)の申請手続きへと進みます。

現地の物件を探す

フィリピンの大学生は、大学周辺のコンドミニアムや寮に住むのが一般的です。 セキュリティがしっかりしており、家具付きの物件も多いため、日本からの留学生でも比較的探しやすくなっています。

渡航に向けた準備(予防接種・クレカ作成・保険加入)

渡航前には、以下の準備を忘れずに行いましょう。

  • 予防接種 A型肝炎、B型肝炎、破傷風など、医師と相談して接種を検討してください。
  • クレジットカード 海外キャッシング機能付きのものを2枚以上用意すると安心です。
  • 海外旅行保険 長期滞在に対応した保険への加入は必須です。

出願から入学までの年間スケジュール

フィリピン大学進学年間スケジュール

フィリピンの大学進学を目指すなら、1年以上前からの計画的な準備が重要です。

入学時期と学期制度の仕組み

現在のフィリピンの大学は、8月入学が一般的です。 2学期制(セメスター制)の場合、第1学期が8月〜12月、第2学期が1月〜5月となります。

出願から入学までの年間スケジュール

一般的な8月入学を目指す場合のスケジュール例です。

  • 前年8月〜10月 志望校の決定、英語試験(IELTS等)の受験
  • 前年11月〜1月 出願書類の準備、願書の提出
  • 2月〜4月 入学試験・面接の実施
  • 5月〜6月 合格発表、ビザ申請準備
  • 7月 渡航、現地でのオリエンテーション
  • 8月 入学・授業開始

フィリピンへの大学進学で大変なこと

メリットが多いフィリピン留学ですが、直面する可能性のある困難についても理解しておく必要があります。

授業についていくのが大変

フィリピンの大学の授業は、想像以上にハードです。 ネイティブ並みのスピードで進む講義、大量のリーディング課題、そして頻繁に行われるプレゼンテーションに、最初は圧倒される日本人が少なくありません。

友達を作るのが大変

フィリピン人は非常にフレンドリーですが、現地の学生同士はタガログ語で会話することが多いため、輪に入るには積極性が必要です。 自分から話しかける勇気と、現地の文化を尊重する姿勢が求められます。

衛生面に不安

日本に比べると、衛生環境は万全とは言えません。 水道水は飲めないため常にミネラルウォーターを利用する必要があり、屋台の食べ物などで体調を崩すリスクもあります。清潔な環境を好む人にとっては、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

治安面が不安

マニラやセブの都市部では、軽犯罪(スリや置き引き)に注意が必要です。 夜間の一人歩きを避ける、危険なエリアには近づかないといった基本的な防犯意識を常に持つことが、安全な留学生活を送るための鉄則です。

フィリピンの大学ランキング

フィリピン国内で高い評価を受け、世界的にも認知されているトップ4校を紹介します。

フィリピン国立大学ディリマン校(国立)

フィリピンの最高学府であり、日本でいう東京大学に相当する最難関校です。 政治、経済、科学などあらゆる分野でリーダーを輩出しており、世界大学ランキングでもフィリピン国内トップを維持しています。入学試験のUPCATは非常に倍率が高く、突破するのは至難の業です。

フィリピン大学への進学については下記記事で入学条件や英語力について詳しく紹介しています

フィリピン大学の入学条件は?難易度・偏差値・入試内容を解説

アテネオ大学(私立)

フィリピンを代表する名門私立大学で、特にビジネスや社会科学の分野で強い影響力を持っています。 富裕層の子弟が多く通うことでも知られ、キャンパスの設備や教育の質は極めて高いレベルにあります。

デ・ラサール大学(私立)

商学や工学に強みを持ち、実業界とのパイプが非常に太い大学です。 前述の通り3学期制を採用しており、効率的に学位を取得したい学生に人気があります。マニラの中心部に位置し、非常に活気のある校風です。

サントトマス大学(私立)

1611年創立という、アジア最古の歴史を誇るカトリック大学です。 特に医学・看護学などの医療系学部は国内屈指のレベルを誇り、多くの優秀な医療従事者を世界中に送り出しています。

(参考:QS World University Rankings 2025

フィリピンの大学進学によくある質問

進学を検討する際によくある疑問にお答えします。

英語力はどのくらい必要ですか?

大学や学部によりますが、一般的にIELTS 5.5〜6.5、またはTOEFL iBT 60〜80程度のスコアが入学の目安となります。 ただし、入学後に専門科目を英語で学ぶためには、それ以上の実戦的な英語力(特にライティングとスピーキング)を磨いておくことが推奨されます。

また必要な英語力は「授業についていくための目安」であり、「入学時に必要な英語力」が求めらない大学も多くあります

入学条件はありますか?

主な入学条件は以下の通りです。

  • 12年間の学校教育(高校卒業)を修了していること
  • 大学独自の入学試験に合格すること
  • 規定の英語スコアを提出すること
  • 健康診断をパスすること

大学別の入学条件・学費・費用については下記記事でも詳しく紹介しています。

フィリピンの大学留学| 正規留学・学費・費用・入学条件について解説

日本人の留学生はいますか?

はい、近年増加傾向にあります。 以前は語学留学がメインでしたが、最近では正規留学生として4年間通う日本人も増えています。特にマニラのトップ校や、医学部を目指す日本人のコミュニティが形成されつつあります。

まとめ

フィリピンの大学進学は、「低コストで英語の学位を取得できる」という、他の国にはない大きな魅力があります。

もちろん、授業の厳しさや生活環境の違いなど大変な面もありますが、それを乗り越えて卒業した経験は、将来グローバル社会で生き抜くための大きな自信となるはずです。

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