セブパシフィック航空の評判はどう?荷物制限や搭乗の流れも解説
「セブパシフィック航空を利用したいけれど、LCCだし評判は良いのかな……」
と悩む人は多いのではないでしょうか。
セブパシフィック航空の評判を知りたいときは、乗ってみた人の口コミをチェックするのがおすすめです。
またセブパシフィック航空の特徴や他の航空会社との違いも知っておくと、予約や搭乗で慌てることがありません。
そこで今回は、
- セブパシフィック航空の評判
- セブパシフィック航空の特徴とポイント
- セブパシフィック航空の搭乗の流れ
- チケットを安く購入する方法
を解説します。
まずはセブパシフィック航空の評判からチェックしていきましょう!
その他の航空会社についてはこちらの記事をご覧ください。
【セブ島への航空券】LCCの料金相場や注意点を徹底解説
セブパシフィックの評判は?乗ってみた人の口コミを調査
まずはセブパシフィック航空の評判を、乗ってみた人の口コミから調査しました。
良い評判
フィリピン航空がいいけどやっぱセブパシフィックのほうが安くていいんだよな。
— 詢麻(とぅーま) (@tuma_drrr) September 25, 2019
きないは若干狭めですが飛行時間も4~5時間ということもありそんなに大変ではありませんでした。(中略)スタッフは笑顔でほかのLCCよりホスピタリティーはあるのではという感じを受けました
飛行時間帯が良いのでまた利用します。
【引用元】トリップアドバイザー
プロモ価格で初めて利用しました。普段だと気持ち高いのかな?と思います。LCCなのでサービスは有料ですが、食べ物などは機内持ち込みOKなのは良いですね。日本人のクルーはいないみたいですが、日本語のアナウンスはあります。(中略)明るく接客されている様子や、機内販売もちょこちょこされていました。
【引用元】トリップアドバイザー
多くの人が航空券の安さ、スタッフの接客の良さや柔軟な対応を気持ちよく感じていました。
LCCは接客が良くないというイメージも多いので、対応の評判の良さは意外かもしれませんね。
悪い評判
唯一の問題は、機内が寒すぎる事。フィリピン人ですら上着を着ているくらい寒いです。機内で睡眠をとるのであれば、ひざ掛けがあった方がいいと思います。それ以外は、日系のLCCより快適なので、フィリピンに行くのであればセブパシがお勧めです。
【引用元】トリップアドバイザー
やたらと荷物の重量が厳しく追加料金が発生しやすいのと、フィリピン航空では問題無かった荷物(ボトルに入れた酢=液体)がチェックイン出来ないとか、何かとストレスのたまる事があった。特にジェット便の空調は南国とは言え、フライトの間は長袖がないと風邪をひくレベル。
【引用元】トリップアドバイザー
多くの人が機内の寒さをデメリットに感じていました。
利用するときには、パーカーやカーディガンなど羽織ものを用意しておく方が安心できそうです。
ここまでを見ると基本的に、セブパシフィック航空の利用に問題はないかと思います。
次は、セブパシフィック航空の特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
セブパシフィック航空とは?特徴や荷物制限、機内WiFiなどを紹介
続いては、セブパシフィック航空について、
- 特徴
- 就航路線
- 日本から利用できる空港と路線、料金
の3つに分けて解説しますね。
セブパシフィック航空とは、フィリピンを拠点とするLCC(格安航空会社)
セブパシフィック航空とは、フィリピンを拠点にフライトを運航しているLCC(格安航空会社)のひとつです。
セブパシフィック航空 | |
名称 | Cebu Pacific Air(セブパシフィック航空) |
拠点 | フィリピン |
子会社 | Cebgo(セブゴー) |
航空連合 | バリューアライアンス |
設立年 | 1996年 |
保有機材の数 | 65機 |
ハブ空港 | ニノイ・アキノ国際空港(マニラ)、マクタン・セブ国際空港(セブ島) |
焦点空港 | ダバオ国際空港(ダバオ)、クラーク国際空港(クラーク) |
セブパシフィック航空の就航先一覧
セブパシフィック航空は、国際線と国内線あわせて63都市へのフライトを運航しています。
就航都市(国際線):29都市
【引用元】セブパシフィック航空「就航路線(国際線)」
就航都市(フィリピン国内):38地域
【引用元】セブパシフィック航空「就航路線(フィリピン国内線)」
日本の空港で利用できるセブパシフィック航空のフライトと料金は、次で紹介しますね。
セブパシフィック航空を利用できる日本の空港と就航先、料金の目安
セブパシフィック航空で現在利用できるフライトは、以下の通りです。
【東京】
成田国際空港:マニラ、セブ島、クラークまで8〜13時間(2万2,000円〜)
羽田空港からのフライトは運航されていません。
【名古屋】
中部国際空港(セントラル):マニラまで4時間10分(2万円〜)
【関西】
関西国際空港:マニラまで4時間20分(1万9,000円〜)
【九州】
福岡空港:マニラまで4時間(2万5,000円〜)
LCCなので基本的に2万円から購入でき、その多くは直行便です。
セブパシフィック航空のホームページやアプリダウンロード先
セブパシフィック航空の航空券を予約するには、ホームページ、もしくはアプリが利用できます。
(ホームページ)cebu pacific
(iOS)Apple Store
(Android)Google Play
続いては、さらに詳しいセブパシフィック航空の特徴をお伝えしますね。
セブパシフィック航空を利用するときのポイント5つ
セブパシフィック航空を利用する前に知っておきたいポイントとして、
- 遅延率と欠航率
- 荷物制限
- 座席の広さ
- 機内食
- 機内WiFiやコンテンツ
の5つを紹介します。
セブパシフィック航空のポイント1:遅延率は35.6〜49.8%、欠航率は0.2〜0.5%
1つ目は「遅延率と欠航率をチェックしておくこと」です。
セブパシフィック航空の遅延率と欠航率は、2019年時点で以下の通りとなっています。
- 遅延率:35.6〜49.8%
- 欠航率:0.2〜0.5%
欠航率はかなり低いことから、予約したフライトはほとんど運航されると予想できます。
対して遅延率は30%以上と、それほど良いものではありません。
実際に評判を見ると「遅延した」などの声も多く、数時間の遅延はよくあることのようです。
フライトは、前後のスケジュールに余裕を持ったものを予約しましょう。
セブパシフィック航空のポイント2:荷物を預けるのに追加料金が必要
2つ目は「機内持ち込み荷物や受託手荷物にお金がかかること」です。
セブパシフィック航空の荷物制限は、以下の通りです。
【機内持ち込み荷物】
制限 | |
大きさ | 縦36センチ×横56センチ×奥23センチ |
重さ | 7kgまで |
ただしセブパシフィック航空はLCCなので、大きな荷物を無料で預けることはできません。
スーツケースなど受託手荷物は、追加料金を支払えば20kg、32kg、40kgまで預けることができます。
【受託手荷物】
重さ | 値段 |
20kg(標準) | 2,300円〜 |
32kg(大型) | 3,500円〜 |
40kg(超大型) | 4,800円〜 |
基本的に予約時に荷物の料金も支払うと、上記の値段となります。
しかし料金はフライト日が近づくたびに値上がりするので、航空券を予約するときに荷物も予約しておくのがおすすめです。
セブパシフィック航空のポイント3:座席の広さは16.5〜17インチ
3つ目は「座席がせまいこと」です。
セブパシフィック航空はLCCなので、座席がそれほど広くはありません。
エコノミーの場合、シートの広さは16.5〜17インチ。
身長の高い人やせまいところが苦手な人は、窮屈に感じるかもしれません。
広い座席を希望する人は「一番前の席」や「通路側」を選ぶと、窮屈さを感じにくくなります。
セブパシフィック航空のポイント4:機内食は追加料金を支払って購入する
4つ目は「機内食が無料ではないこと」です。
LCCは基本的に、機内食が用意されていません。
セブパシフィック航空などLCCで食事をするなら、追加料金を支払って機内食を予約する必要があります。
フィリピン料理が中心ですが、気になる人は注文してみてください。
セブパシフィック航空のポイント5:機内WiFiやコンテンツもなし
5つ目は「機内WiFiやコンテンツはないこと」です。
LCCなので、機内にはWiFiが用意されていません。
また映画など、機内コンテンツも基本的にはないので注意しましょう。
退屈に感じる人は、以下がおすすめです。
- 電子書籍の端末を用意しておく
- スマホにアマゾンプライムビデオなど映像作品をダウンロードしておく
- 本を持ち込む
詳しくは以下の記事をチェックしてみてください。
「 【空港別】セブ島までのフライト時間は?便利グッズもあわせて紹介」
次は、実際にセブパシフィック航空に搭乗する流れを紹介しますね。
セブパシフィック航空に搭乗する流れ
東京からセブ島までのフライトを想定して、セブパシフィックに搭乗する流れを紹介します。
ステップ1:数日前までにオンラインチェックインをしておく
まず数日前までに、オンラインチェックインを済ませておきましょう。
オンラインチェックインとは、事前にアプリやホームページからチェックインを済ませておくこと。
LCCでは人件費削減や時間短縮のために、搭乗日までのオンラインチェックインを勧めています。
セブパシフィック航空でもオンラインチェックインを済ませておくことで、当日空港のカウンターに並ぶ必要がなくなります。
荷物を預ける場合でも、荷物を預けたい人専用のレーンがあるので、そちらに並べば問題ありません。
ステップ2:当日、空港のカウンターでチェックインをする
次は当日、空港のカウンターでチェックインをします。
オンラインチェックインを済ませている場合は、専用のレーンに並びましょう。
パスポートを渡して荷物の重さを測り、搭乗券が渡されます。
このとき荷物の重さが制限をオーバーしたら、追加料金を支払います。
ステップ3:出国手続きを進めて、搭乗ゲートまで進む
次は出国手続きを済ませて、搭乗ゲートまで進みましょう。
そして、セブパシフィック航空の飛行機が到着するゲートまで移動しましょう。
ステップ4:時間になってら、順番に機内に乗り込む
搭乗時間になったら、案内が始まります。
座席番号が早い順に呼ばれますので、自分の番がまで待ちましょう。
ステップ5:座席を探して着席する
搭乗できたら、自分の座席を探します。着席して、離陸の時間まで待ちましょう。
ここまで搭乗の流れを解説しました。
セブパシフィック航空のチケットは基本的に安く購入できますが、さらに航空券を節約できる方法があります。
次で詳しくお伝えしますね。
セブパシフィック航空のチケットを安く購入する方法2つ
航空券を安く購入する方法として、
- 公式ホームページのセール
- 格安航空券の予約サイト
の2つを紹介しますね。
方法1:公式ホームページのセールを利用する
1つ目は「公式ホームページのセールを利用すること」です。
セブパシフィック航空などLCCは、公式ホームページで定期的にセールを開催しています。
タイミングをねらえば、1万円ほど安く購入できることも。
セールのお知らせはメールマガジンやアプリで通知されるので、定期的にチェックしてみてください。
方法2:格安航空券の予約サイトを活用する
2つ目は「格安航空券の予約サイトを活用すること」です。
LCCを含む航空券は、予約サイトを通しても購入できます。
そして予約サイトは日時を入力するだけで、希望日で最も安いチケットを提示してくれます。
セブパシフィック航空はもちろん、他の航空会社などでも、公式価格より安い値段で購入できることが多いのです。
おすすめのサイトは次で紹介しますので、チェックしてみてくださいね。
おすすめの予約サイト
おすすめの予約サイトは、以下の通りです。
詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
「【フィリピン行き格安航空券(LCC)】チケットの買い方、おすすめ会社を紹介」
セブパシフィック航空は、遅延さえ気にしなければ快適!
今回は、セブパシフィック航空について解説しました。
セブパシフィック航空の評判や特徴をまとめると、以下の通りです。
- 遅延率は高いが、欠航は少ない
- 荷物制限は機内持ち込みが7kgまで、預け手荷物は20〜42kg
- 座席の広さは16.5〜17インチ
- 機内食は追加購入が必要
- 機内WiFiやコンテンツはなし
格安で購入できることが多いので、気になる人は値段だけでも検索してみてくださいね。