【最新版】マクタン・セブ空港の施設、市内アクセス、注意点を徹底解説
日本から飛行機で飛び立ち、最初に到着をするのが空港です。
ただでさえ慣れない海外で、特に初めてフィリピンに行く方にとっては、多少不安な気持ちも抱えているはずです。
そこでこのページでは、これからセブ島へ滞在、留学、もしくは旅行で行かれる方に向けて、 マクタン・セブ空港での注意点、セブシティまでのアクセスの方法などを解説します。
マクタン・セブ空港は2018年7月2国際線専用の新ターミナルがオープンしたばかりで、お土産屋さんやレストランなども充実しています。
一方で市内へ向かうタクシーなどは、ぼったくりに注意をする必要があります。
空港で無駄なトラブルに巻き込まれないように、ぜひこの記事を参考にしてください。
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マクタン・セブ空港とはどんな空港?
マクタン・セブ空港はフィリピン中部、ビサヤ地方のマクタン島にある国際空港です。
「セブ空港」と呼ばれることも多いですが、実は空港自体はセブ島ではなく、マクタン島にあります。
首都マニラのニノイ・アキノ国際空港に次ぐ、フィリピン第2の国際空港として、空の玄関口としての機能を果たしています。
マクタン・セブ空港の特徴①:2018年7月に新施設がオープン!
マクタン・セブ空港はもともと、1つのターミナルに国際線と国内線が混在していました。
しかし2018年7月に、国際線専用のターミナルが建設されます。
今まで使われていたターミナルは国内線専用として利用されることになり、利便性が向上しました。
新ターミナルの中には免税店をはじめ、お土産屋さんやカフェ、コンビニエンスストアが入っています。
Wi-Fiも無料で使うことができ、メッセージを送ったりするには十分の速さです。
セブ島に着いてから、すぐにインターネットに接続することができるのが便利です。
マクタン・セブ空港の特徴②:24時間営業
マクタン・セブ空港は、ターミナル1、ターミナル2ともに24時間空いています。
早朝便に乗る人は、空港で前泊をする姿なども見かけます。
しかし一部のフードサービスは24時間営業ではありませんので注意が必要です。
マクタン・セブ空港の特徴③:アジアのハブ空港
私たちがこれから使うことになる国際線専用ターミナル(ターミナル2)は、木材を使い美しい曲線が特徴的で、南国のイメージをよく表しています。
アジアのハブ空港としての機能も果たしており、世界中の旅行者やビジネス客をおもてなしします。
マクタン・セブ空港内のあれこれ
マクタン・セブ空港のマップ
こちらがマクタン・セブ空港のマップです。
出典元:JAPPH
出国審査そして手荷物検査が終わると、Duty Free Shopやお土産、カフェレストランなどが広がっています。
またラウンジへは、エレベーターで1階下がったところにあります。
マクタン・セブ空港にあるお店
2918年7月に新たにできたターミナルについて、どのようなお店があるかをみていきます。
国際線の到着ゲート周辺
荷物を受け取ったすぐ後に見えるのが、DUTY FREE PHILIPPINESという免税店です。
ワインやお菓子などが手に入ります。
そして両替所もあります。
ペソを全く持っていない人は、最低限両替をしておくことをおすすめします。
そして「Camden food CO.」というカフェショップもあり、水やパンを買うことが可能です。
タクシー乗り場の前にはケータイのスタンドショップがあるので、SIMカードを購入できます。
国際線の出発ゲート周辺
出発ゲート付近にも同じように、免税店や両替所があります。
その他にも日本料理やパスタ、バー、ラウンジなど、出発の時間までゆっくりと過ごせる場所も多いです。
イミグレーションの方法
イミグレーションとは、出入国管理のことで、海外に行くときには両方の国でイミグレーションを通る必要があります。
入国の際には①入国カードと②関税局への申告書を飛行機の中で記入します。
出国の際には、窓口でパスポートと搭乗チケットが必要です。
係員がパスポートにスタンプを押すので、順番が来たら取り出せるように準備しておきましょう
マクタン・セブ空港から市内までの4つの移動手段
ついに憧れのマクタン・セブ空港に到着。
ではそこからどのようにホテルに移動するのがよいのでしょうか?一番安心で簡単なのは、タクシーを利用することですが、少しでもお金を節約したい学生などはバスなどを使うとよいでしょう。
ここでは市内までの移動手段を4つ紹介します。
セブ空港→市内の移動①:通常のタクシー
セブ島のタクシーは白色で、車の上部に「TAXI」と書かれています。
これが、一般的なタクシーです。
基本的には初乗りが40ペソで、メーターで上がっていく仕組みです。
乗車の際にはメーターがあるか、必ず確認をするようにしてください。
メーターが取り付けられていなかったり、走ってもメーターをつけないと、ぼったくりの原因となってしまいます。
セブ空港→市内の移動②:エアポートタクシー
「空港から市内までの渋滞が気になる」という方は、エアポートタクシー利用してみてはいかがでしょうか。
空港からソウル市内までを走る黄色いプリウスが目印です。
その車体の特徴から「イエロータクシー」といわれることもあります。
地元の人が利用する白いタクシーとは異なり、基本料金も70ペソと少し割高なことから、雨などでタクシー待ちの列ができている時でも比較的簡単にエアポートタクシーを捕まえることができます。
セブ空港→市内の移動③:バス
朝7時から夜23時時まで運行している公共バス「My Bus」です。
空港から出るバスは、シティセンターにある「SM Cebu City」まで行きます。
滞在先がバス停に近く、荷物も多くないという場合にはバス利用がおすすめです。
また、バスの中でチャージ式のバスカードを購入することができますので、長期滞在を考えてる方や、バスで色々と巡りたい方は購入することをおすすめします。
空港からシティセンターが40ペソ、バスカードの購入は200ペソです。
セブ空港→市内の移動④:Grab Car
最後に紹介をするのは、セブ島内で多くの人が使っているタクシー配車アプリ「Grab」です。
使い方は「Uber」に似ており、アプリをダウンロードしアカウントを作った後は、目的地を入力します。
金額が最初っから設定されていますので、値段交渉やメーターを気にする必要がありません。
またGrab Carは誰でも登録できる車ですが、新車のみ登録が可能ですので、ほぼ必ず綺麗な車で迎えてくれます。
「渋滞なのでも料金も気にしたくない」「綺麗な車で移動したい」という方は、ぜひ日本にいる間に「Grab」を自信のスマートフォンにダウンロードしておくことをおすすめします。
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セブ空港のラウンジ・マッサージ施設
マクタン・セブ空港で時間がゆっくりと時間を使いたいという方のために、ここではラウンジとマッサージ施設について紹介をします。
空港ラウンジで出発までゆっくりできる
手荷物検査を終えると、出発直前エリアになります。
その中の一角が「Plaza Premium Lounge(プレミアムラウンジ)」です。
ラウンジを使うことができるのはPriority Pass、American Expressの一部、Diners Cardの一部などです。
これから請求されるカードは、増えていくことが予想されます。
もしカードを持っていない場合、1560ペソを現金で払えば2時間まで使うことが可能です。
カウンターで食事をしたり椅子があるのはもちろんのこと、シャワールームやキッズルームまで完備されているのは驚きです。
新ターミナルのマッサージ「The Spa」
ターミナル2のバーガーキングの隣にあるのがマッサージ施設「The Spa at CEBU」です。
「Head & Back Massage」「Body Massage」「Foot Massage」の3種類があります。
時間は30分で500ペソ~600ペソであり、最大120分まで選ぶことが可能です。
フィリピンでの旅の疲れを、最後にここで癒して見てはいかがでしょうか。
マクタン・セブ空港に関する注意点
「セブ島で楽しい思い出ができた、さあ帰ろう!」と空港に向かったのに最後の最後にトラブルにあってしまってはせっかくの旅行も台無しです。
ここでは、フィリピンを出国する際に、空港で注意をするべきことを2つまとめています。
ターミナルフィーを払う必要あり
フィリピンを去る前には、ペソを全て使い切りたいですよね。
しかしマクタン・セブ空港では、空港税を支払う必要があるため、850ペソ(約1700円)だけは残しておく必要があります。
空港税(ターミナルフィー)は、飛行機を利用するすべての乗客が払わなければならないものです。
時間に余裕をもって到着
マクタン・セブ空港だけに言えることではありませんが、空港への到着は十分に時間を持たせてください。
マニラのニノイ・アキノ国際空港よりひどくはないものの、渋滞をする可能性も考えられます。
また、マクタン・セブ空港は荷物検査が2回あり、1つ1つのレーンに長蛇の列ができることも。
直前に空港に到着するとかなり焦るので、1.5~2.0時間前の到着がおすすめです。
まとめ:マクタン・セブ空港について
このページではマクタン・セブ空港の施設や注意点、周辺ホテルなどを紹介してきました。
空港は旅が始まる場所であり、終わる場所でもあります。
皆さんの共通の願いとしては、トラブルなく終わりたいということでしょう。
日本語の通じないフィリピンですので、この記事を参考にして、少しでもマクタン・セブ空港のことを知っていただけたら幸いです。