学校名 | フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio) |
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予算目安 | 85万円/1年間 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
- 基本情報
- 料金
- 写真・動画
- 宿泊先・
周辺情報 - 口コミ
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio)の歴史
フィリピン大学バギオ校(UP Baguio)は、1961年にフィリピン大学の分校として設立されました。
当初はフィリピン大学ディリマン校の延長キャンパスとしてスタートしましたが、地域の高等教育のニーズに応えるために徐々に独自のアイデンティティを確立しました。
2002年には正式に独立した大学キャンパスとして認められ学問的および研究分野での重要な拠点となりました。
現在、UP Baguioは特に社会科学や文化研究に強みを持つ大学として評価されています。
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio) の生徒数
フィリピン大学バギオ校の生徒数は約1,500人程度です。規模としては小規模なキャンパスですが、学生一人一人に対して手厚い教育やサポートが提供されています。
学部プログラムのほか大学院プログラムも提供しており、他地域からの学生も多く通っています。
キャンパスの規模に比べて、質の高い教育と研究が行われていることが特徴です。
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio) の実績
フィリピン大学バギオ校(UP Baguio)は、特に文化研究や環境科学、社会科学の分野で顕著な実績を持っています。
地域の文化保存に貢献し、フィリピン先住民族の歴史や伝統に関する研究が評価されています。
また、環境保護や地域開発に関連するプロジェクトを通じて地域社会への貢献が認められています。
加えて、バギオ市が直面する都市問題や気候変動に対する取り組みにも積極的に関わり、持続可能な開発目標(SDGs)に寄与しています。
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio) の住環境
フィリピン大学バギオ校(UP Baguio)の学生は寮の提供はないものの、バギオ市内で快適な住環境を見つけることが可能です。
バギオはフィリピンの「夏の都」として知られており、涼しい気候が特徴で勉学に集中しやすい環境が整っています。
大学周辺には学生向けのアパートや下宿が多くあり、比較的手頃な価格で住むことができます。
また、市内には生活に必要な施設や商業エリアが整備されており、学生たちは利便性の高い暮らしを享受しています。
さらに、自然豊かな環境も魅力で学業の合間にリラックスできる場所が多く存在します。
フィリピン大学バギオ校(University of the Philippines Baguio)の学部一覧
リベラルアーツ部(コミュニケーション学・文学)社会科学部(社会学・経済学)自然科学部(生物学・数学・物理学)マネジメント学部(経営管理学)
大学留学/正規留学コース
- コース詳細
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio)の大学留学コースです。
正規の学生や留学生として大学に所属し授業を受けます。大学は毎年8月から学期が始まります。
学部生は4年間。大学院生は2年間で卒業が可能です。
フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio) の学部一覧
リベラルアーツ部(コミュニケーション学・文学)社会科学部(社会学・経済学)自然科学部
(生物学・数学・物理学)マネジメント学部(経営管理学)
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フィリピン国立大学バギオ校(University of the Philippines Baguio)口コミ一覧
この口コミはKNさんが留学された当時の主観的なご意見・ご感想であり、 学校の提供するサービスを客観的に評価するものではありません。 あくまでも学校選定の一つの参考としてご活用ください。 現在と異なる場合がありますので、最新の情報はお問い合わせください。
留学の概要
私は、2024年から正規留学生としてフィリピン大学バギオ校に入学しました。
入学前に6ヶ月バギオにある語学学校に滞在し、沢山の人の助けを借りながら現在はアパートで一人暮らしをしています。
バギオは他に3つの大学がありますが、フィリピン大学は唯一の国立校でもあり地元でも有名です。
語学学校では、IELTS対策を受けていました。
英語の伸びがスコアでわかりやすく、日常会話にも問題がなかった為英語には自信があったつもりでした。
ですが、いざ入学をして授業を受けてみると専門的な用語が並び最初は授業についていくことで精一杯でした。
毎日の課題もその日のうちに終わらすことができないと後々後悔をするほど多いです。
入学してしばらく経った今は時間管理が上達し、毎日濃い素敵な生活を送っています。
この大学に現在日本人は私しかいないそうですが、
中国や韓国、中東やアフリカなど多様性が尊重されるフィリピンだからこそ沢山の留学生が在籍します。
英語は皆ネイティブレベルで、明確な目標を持って勉学に日々励んでいます。
また、フィリピンの学生は両親が政府で働いてたり、ほとんどの生徒が高校で良い成績を収め奨学金をもらっていたり優秀な生徒ばかりです。
そんな恵まれた環境の中で充実した毎日を送っています。
キャンパスの様子
次にキャンパスの様子についてです。
バギオ校は他のフィリピン大学のキャンパスに比べて小さく山に囲まれた自然豊かな所が一つの魅力です。
バギオは一年を通して日本の秋が続く避暑地として知られる場所で、学生が勉学に集中しやすいのが特徴です。
大学内には、カンティンと呼ばれる食堂や、図書館と研究設備が充実していて、学術活動を支える設備が整っています。
美術館と展示スペースには学生の作品のみならず著名作も保管されているため芸術面にも力を入れています。
また、バギオとその周りはイゴロットと呼ばれるコディリェラ地域の先住民が住む地域であるため、文化の研究や保存にも力を入れています。
体育館の写真
カンティンのフィリピン料理の写真
授業について
フィリピンの朝は早いので、1コマ目は7:30から始まります。
一コマ90分制度で履修科目によりますが、1日4−5コマあります。
私の通っているフィリピン大学バギオ校では月曜日から土曜日まで通常授業で、日曜日はプロジェクトやイベントが多いです。
授業はフィリピンの歴史の授業以外は基本的に英語で行われ、生徒は多くて1クラスに20人ほどです。
その為、先生と生徒間の距離は大変近く授業の仕方も日本とは大きく異なります。授業のイメージは生徒と先生の掛け合いです。
先生が喋っている時間は生徒より断然短く、生徒に考えさせるような授業の工夫をしています。
授業内容はモジュールに沿って進められますが、それはディスカッションやプレゼンテーション、劇の土台であり評価は自己表現を問うものばかりです。
話し合いを通して、一気に生徒間の距離が縮まり放課後は仲良くなった友達とカフェで勉強をしたり、ショッピングに行ったりします。
プレゼンテーションの様子
また、私の学部には年30を超えるイベントがあります。
私は学年代表、日本人代表として生徒会と七夕祭りの計画を行いました。
日本とフィリピンの友好記念日にこのようなイベントを提案して行ったことで、異文化交流が図れました。
フィリピンのみならず、留学生も日本のアニメ文化や食文化に興味を持つ生徒が多いので更に日本を好きになってもらうきっかけにもなった気がします。
他にも、アメリカやフランスから講師を招いて講演を行ったり、コンテストなどイベントが充実しています。
日本フェスティバルの様子
最初は授業についていく事で精一杯だったことから自信を無くして悩んでばかりの毎日でしたが、
周りの素敵な仲間と教師に囲まれて濃い毎日を送っています。
異国で一人暮らしと勉学に励むことに賛成してくれた両親、入試手続きやアパート探しに協力してくれた語学学校の先生、
留学生を気にして他の生徒とは別で学習資料を作ってくださる大学の先生、何か問題があった時や嬉しかった時に一緒に最後まで分かち合ってくれる大学の仲間、
本当に沢山の人の支えがあって私がいます。
これからは余裕を持ち、沢山の方向に目を向けて全力でバギオライフを充実させていきます。