SMモール完全ガイド|フィリピン最大級のショッピングモールの魅力と楽しみ方
⌚ 2026年1月18日 公開(2026年1月20日 更新)
フィリピン旅行や移住を考えている方にとって、SMモールは欠かせない存在です。この記事では、フィリピン最大級のショッピングモールチェーンであるSMモールの基本情報から、マニラやセブなど主要都市の人気店舗、充実したレストランやエンターテイメント施設の楽しみ方まで詳しく紹介します。
ショッピングだけでなく、映画鑑賞やスーパーマーケットでの買い物、両替サービスなど実用的な活用法も解説しています。混雑を避ける時間帯や防犯対策といった注意点も押さえているので、初めて訪れる方でも安心して楽しめます。
SMモールとは

SMモールは、フィリピン全土に展開する国内最大のショッピングモールチェーンです。運営しているのはSMプライム・ホールディングスで、不動産、銀行、小売業など幅広い分野で事業を展開するSMグループの中核企業となっています。ショッピングだけでなく、飲食、エンターテイメント、銀行サービスまで何でも揃う総合施設として、地元の人々の生活に欠かせない存在です。
SMという名前は「Shoe Mart」の略称で、もともとは靴専門店から始まった企業が、今では国内外に大型ショッピングモールを展開する巨大グループへと成長しました。旅行者や留学生にとっても滞在中に一度は訪れたい人気スポットとなっています。
フィリピン最大のショッピングモールチェーン
SMグループの歴史は、1958年に中国出身のヘンリー・シー氏がフィリピンのマニラで、靴店「シューマート(ShoeMart)」をオープンしたことから始まります。創業者のヘンリー・シー氏は中国系フィリピン人の実業家で、小さな靴屋からスタートしました。
その後の発展は目覚ましく、1972年にフィリピン初のデパート「SMキアポ」をオープンしています。さらに1985年には、フィリピン最大級のショッピングモール「SMシティ・ノースEDSA」を開業し、小売業の分野で大きな成功を収めました。
創業者のヘンリー・シー氏は「フィリピン小売業界の父」と呼ばれた人物で、2019年に94歳で他界するまで、10年以上にわたりフィリピン長者番付のトップに君臨していました。一庶民から大企業のオーナーまで上り詰めたサクセスストーリーは、現在もフィリピンで語り継がれています。
全国に展開する店舗
SMモールはフィリピン全土で89店舗を展開しており、マニラ首都圏(メトロ・マニラ)に集中しているほか、セブ島(ビサヤ諸島)やダバオ(ミンダナオ諸島)など、主要な都市には必ずと言っていいほどあります。2026年には国内100店舗を目指す計画もあり、さらなる拡大が続いています。
各モールの規模も圧倒的で、数百から千店舗以上のテナントを抱える大型施設が多数あります。フィリピンに86棟のショッピングモール、10棟のホテル、18棟のオフィスビルに加えて、中国に8棟のショッピングモールを所有しており、国内だけでなく海外展開も進めています。
特に世界的に有名な「SMモール・オブ・アジア」は、世界のショッピングモール床面積ランキングでは3位に入るほどの巨大施設です。これほどの規模と店舗数を誇るショッピングモールチェーンは、東南アジアでも類を見ません。
マニラやセブの代表的モール
フィリピンの主要都市には、それぞれ特徴的なSMモールが展開されています。代表的な店舗を表にまとめました。
| モール名 | 所在地 | 特徴 |
|---|---|---|
| SMモール・オブ・アジア(MOA) | マニラ首都圏パサイ市 | フィリピン最大級の施設で、マニラ湾沿いに位置し観覧車や海辺の散策も楽しめます |
| SMメガモール | マニラ首都圏マンダルヨン市 | 訪問者数が最も多いモールの一つで、複数の建物がブリッジで繋がっています |
| SMシティセブ | セブ市 | セブ島を代表する大型モールで、観光客や留学生に人気のスポットです |
| SMシーサイドシティセブ | セブ市近郊 | 2015年オープンの巨大施設で、アイススケートリンクなどの娯楽施設が充実しています |
フィリピン最大級のショッピングモール「SMモール・オブ・アジア(SM Mall of Asia:通称: MOA)」は、マニラ湾沿いのパサイ市にあり、2006年5月21日に開業しました。マニラ湾を見渡せる60haの広大な敷地に、ファッションなどのブランドショップやレストランが約1000店舗も軒を並べており、観光客にとって見逃せないスポットとなっています。
シネマコンプレックス、会議場、展示場、観覧車、アリーナなどが併設されており、ショッピングセンターだけでなく、多様な用途で活用されています。マニラを訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい代表的な施設です。
SMモールが人気の理由と魅力

フィリピン全土に展開するSMモールは、単なるショッピング施設を超えて、地元の人々にとって生活と娯楽の中心地となっています。観光客や留学生からも高い支持を集めるのには、明確な理由があります。
圧倒的な店舗数
SMモールの大きな特徴は、圧倒的な店舗数と規模です。約600のショップ、150以上のレストランを誇る施設もあり、生活必需品から高級ブランドまで幅広い商品を一箇所で購入できます。
巨大なスーパーマーケットやデパート、無数の専門店が並び、生活必需品から高級ブランドまで何でもそろいます。海外のハイエンドブランドはもちろん、フィリピン発のローカルブランドも充実しており、お土産探しから日常の買い物まで幅広いニーズに対応しています。
特にマニラやセブのSMモールでは、衣料品、化粧品、電化製品、書籍、雑貨など、あらゆるカテゴリーの商品が揃っています。日本人観光客にとっても、馴染みのある国際ブランドが多数入店しているため、安心してショッピングを楽しめます。
エンターテイメント施設
SMモールは買い物だけでなく、家族で1日中楽しめるエンターテイメント施設が充実している点も大きな魅力です。シネマコンプレックス、アイススケートリンクをはじめ、さまざまな娯楽設備が整っています。
SMモールでは、最新作を上映する映画館、本格的なボーリング場、ゲームセンター、子ども向けのプレイエリアなどが併設されています。熱帯の暑さを避けて、快適な室内で過ごせる環境が整っているため、地元のフィリピン人にとっても人気の週末スポットとなっています。
| 施設名 | 内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| シネマコンプレックス | 最新映画の上映 | 日本より安い料金で最新作が楽しめる |
| アイススケートリンク | 本格的なスケート場 | 熱帯の国で氷上スポーツを体験できる |
| ボーリング場 | レーン数豊富なボーリング施設 | 友人や家族と気軽に遊べる |
| ゲームセンター | 各種アーケードゲーム | 子どもから大人まで楽しめる |
| キッズプレイエリア | 子ども向け遊具施設 | 小さな子ども連れでも安心 |
SMモール・オブ・アジアには観覧車やアリーナなども存在しており、コンサートやスポーツイベントも定期的に開催されています。これにより、ショッピングと娯楽を同時に楽しめる複合施設としての魅力が高まっています。
フィリピン料理や国際料理
SMモール内には、多彩なダイニングオプションが用意されています。280のダイニングアウトレットを含む施設もあり、フィリピンの伝統料理から日本食、中華、韓国料理、イタリアンまで幅広いジャンルのレストランが集まっています。
リーズナブルなフードコートから高級レストランまで、予算や好みに応じて選択できるのが魅力です。フードコートでは、地元のフィリピン料理を手頃な価格で味わえるため、現地の食文化を気軽に体験したい方におすすめです。
また、日本人にも馴染みのある日本食レストランや国際的なファストフードチェーンも多数入店しています。留学生や長期滞在者にとっては、日本の味が恋しくなったときに安心して利用できる環境が整っています。
エアコン完備
灼熱のフィリピンですが、エアコンが完備されているのも魅力です。外の暑さから逃れてくつろげる空間として、SMモールは地元の人々に「都市のオアシス」とも呼ばれています。
フィリピンの屋外は一年を通して高温多湿ですが、SMモール内は常に快適な温度に保たれています。長時間のショッピングや食事でも疲れにくく、家族連れや高齢者でもゆっくりと過ごせる環境が整っています。
さらに、多くのショッピングモールでは、金属探知機によるチェックや手荷物検査も実施されるため、スリなどの心配が比較的少なく、安心して過ごすことができます。セキュリティ体制がしっかりしているため、観光客も安心してショッピングを楽しめます。
清潔に保たれた館内、充実した休憩スペース、無料Wi-Fiサービスなど、訪問者の快適性を重視した設備が揃っています。これらの要素が組み合わさることで、SMモールはただの買い物施設ではなく、滞在そのものを楽しめる空間として多くの人々に愛されています。
SMモールでの楽しみ方と活用法

SMモールは、ただショッピングをするだけの場所ではありません。エンターテイメントから生活サービスまで、幅広い楽しみ方ができる総合施設です。
留学中の息抜きや観光の際、時間を有効活用できる多彩な施設が揃っています。ここでは具体的な楽しみ方と活用法を詳しく紹介します。
ファッションやコスメのショッピング
SMモールには、ユニクロ、ZARA、H&M、GAPなどの国際ブランドから、フィリピンブランドのPenshoppeまで、多様なファッションショップが揃っています。日本未上陸のブランドも多く、新しいファッションとの出会いが楽しめます。
特に注目すべきは、日本での販売価格よりも手頃な価格で購入できるアイテムが多い点です。留学生活に必要な衣類や小物も現地調達すれば、荷物を減らして渡航できます。
コスメやスキンケア製品も充実しており、フィリピン産の天然素材を使った製品はお土産としても人気です。各階にある化粧品コーナーでは、試用も可能なので納得してから購入できます。
| カテゴリー | 代表的なブランド | 特徴 |
|---|---|---|
| カジュアルファッション | ユニクロ、H&M、Forever 21 | 日本と同等または安価な価格設定 |
| フィリピンブランド | Penshoppe、Bench | 現地ならではのデザインと低価格 |
| シューズ | Nine West、Ecco、Melissa | 豊富なサイズ展開と手頃な価格 |
| コスメ・スキンケア | 現地ブランド各種 | ココナッツオイルなど天然素材製品 |
映画館やゲームセンター
SMモールには、シネマコンプレックスやアイススケートリンクなどのエンターテイメント施設があり、ショッピング以外の楽しみ方も充実しています。映画館では最新のハリウッド映画からフィリピン映画まで、日本より早く公開される作品もあります。
映画のチケット代は日本の半額程度で、IMAXなど特別上映も手頃な価格で体験できます。英語のリスニング力を鍛える絶好の機会にもなるため、留学生には特におすすめです。
ゲームセンターには最新のアーケードゲームやクレーンゲームが並び、ボーリング場も併設されています。SMアイススケートリンクは平日280ペソ、土日祝350ペソで利用できます。南国フィリピンで氷上スポーツが楽しめるのは貴重な体験です。
| 施設名 | 概要 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| SMシネマ | 最新映画が日本より早く公開されることも | 200〜500ペソ程度 |
| アイススケートリンク | 熱帯の国で氷上スポーツを体験 | 平日280ペソ、土日祝350ペソ |
| ボーリング場 | 家族や友人とグループで楽しめる | 1ゲーム100〜150ペソ程度 |
| ゲームセンター | 最新アーケードゲームやクレーンゲーム | ゲームごとに異なる |
スーパーマーケット
ノースウィング1階にあるSMハイパーマーケットでは、生鮮食品から日用品まであらゆるものが揃います。留学で長期滞在する場合、自炊用の食材を購入するのに最適な場所です。
現地のトロピカルフルーツや珍しい野菜、フィリピンならではの調味料など、スーパーマーケットを歩くだけでも文化体験になります。ドライマンゴーなどのお土産も、空港や土産店より割安で購入できます。
日本食材コーナーも充実しており、カップ麺、お菓子、調味料など懐かしい味が手に入ります。留学中のホームシックを和らげてくれる心強い存在です。
スーパーマーケットで買うべきおすすめ商品
| カテゴリー | 商品例 | ポイント |
|---|---|---|
| フルーツ | マンゴー、パパイヤ、ランブータン | 日本では高価なトロピカルフルーツが安価 |
| お土産 | ドライマンゴー、バナナチップス | 空港や土産店より2〜3割安い |
| 調味料 | ココナッツビネガー、バゴオンソース | フィリピン料理を自宅で再現できる |
| 日本食材 | カップ麺、お菓子、調味料 | 留学中の日本食が恋しい時に |
両替や銀行サービス
SMモール内には複数の銀行支店や両替所があり、金融サービスも充実しています。特に両替所は複数あるため、レートを比較して有利な条件で両替できるのが利点です。
モール内の両替所は空港よりもレートが良く、安全性も高いため留学生や旅行者におすすめです。営業時間も長く、ショッピングのついでに立ち寄れる便利さがあります。
ATMも各フロアに設置されており、国際キャッシュカードやクレジットカードでペソの引き出しが可能です。銀行によって手数料が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
両替・銀行サービスの活用ポイント
| サービス | 場所 | 利用のコツ |
|---|---|---|
| 両替所 | 主に1階や入口付近 | 複数の両替所でレートを比較する |
| 銀行支店 | 各フロアに分散 | 口座開設や送金サービスも利用可能 |
| ATM | 全フロアに設置 | 国際キャッシュカードで現金引き出し |
| 営業時間 | モール営業時間に準ずる | 夜遅くまで利用できる店舗もあり |
留学中に定期的に必要となる両替や送金も、SMモールなら一箇所で済ませられます。信頼できる金融機関が入っているため、大金を扱う際も安心です。
SMモールを訪れる際の注意点

SMモールは警備体制が整っている施設ですが、快適に過ごすためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。ここでは、混雑状況や防犯対策、移動手段など、訪問前に知っておくべき注意事項を詳しく解説します。
混雑する時間帯と曜日
SMモールは特に週末や祝日に非常に混雑します。ゆったりとショッピングを楽しみたい方は、訪問のタイミングを工夫することが大切です。
観光でゆったりと過ごしたい場合は、平日の午前中に訪れるのがおすすめです。営業開始の10時直後から午前中にかけてが最も空いている時間帯で、店舗をゆっくり見て回れます。
大型セール期間中は駐車場や店内が混み合うため、時間に余裕を持って行動すると良いでしょう。特にクリスマスシーズンや年末年始は地元の人々で賑わうため、混雑を覚悟する必要があります。
| 時間帯・曜日 | 混雑状況 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 平日午前中(10時〜12時) | 空いている | ★★★ |
| 平日午後(12時〜17時) | やや混雑 | ★★☆ |
| 週末・祝日 | 非常に混雑 | ★☆☆ |
| セール期間中 | 大混雑 | ☆☆☆ |
貴重品の管理と防犯対策
SMモールは警備が厳重で比較的安全ですが、観光客にとってはスリや置き引きのリスクがゼロではありません。入口では手荷物検査が実施されており、セキュリティ体制は整っていますが、自己防衛も必要です。
貴重品は肌身離さず持ち歩き、特に人混みでは注意を怠らないことが大切です。パスポートや現金はボディバッグや首下げポーチに入れるなど、すぐに取り出せない場所に保管しましょう。
レストランやカフェで席を離れる際は、スマートフォンやバッグを置いたままにしないよう注意が必要です。フードコートなど人が多い場所では、特に荷物から目を離さないようにしてください。
| 注意すべき場所 | リスク | 対策 |
|---|---|---|
| エスカレーター・階段付近 | スリ | リュックは前に抱える |
| フードコート | 置き引き | 貴重品は常に身につける |
| 試着室 | 荷物の盗難 | 荷物は試着室内に持ち込む |
| ATM周辺 | 現金の盗難 | 周囲を確認してから利用する |
タクシーやGrab
SMモールへのアクセスには、タクシーや配車アプリのGrabを利用するのが便利です。それぞれの特徴を理解して、状況に応じて使い分けることをおすすめします。
Grabは料金が事前に確定するため、料金トラブルを避けられる点が最大のメリットです。アプリで目的地を設定すれば、ドライバーとのやり取りも最小限で済みます。
通常のタクシーを利用する場合は、必ずメーターを使ってもらうよう依頼してください。乗車前に「メーター、プリーズ」と伝えることで、不当な料金請求を防げます。
| 移動手段 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| Grab | 料金が事前確定・安全性が高い | 混雑時は料金が高くなる |
| メータータクシー | すぐに拾える・基本料金が安い | 交渉が必要な場合がある |
| ジープニー | 運賃が格安 | ルートが複雑・初心者には難しい |
帰りのタクシーは、モールの指定乗り場から乗車するのが安全です。声をかけてくる白タクシーには乗らず、正規のタクシー乗り場を利用しましょう。
また、モール内は冷房が効いているため、羽織るものを持参すると快適に過ごせます。長時間滞在する予定の方は、カーディガンやストールを用意しておくと体調管理に役立ちます。
まとめ
SMモールは、フィリピン全土に展開する最大級のショッピングモールチェーンです。豊富なブランドラインナップや映画館などのエンターテイメント施設、多彩なレストランが揃い、エアコン完備の快適な環境で一日中楽しめます。ショッピングだけでなく、スーパーマーケットでの買い物や両替サービスの利用など、観光客にとって便利な施設が充実している点も魅力です。混雑時間帯を避け、貴重品管理に注意すれば、安全で充実した時間を過ごせるでしょう。フィリピンを訪れた際は、ぜひSMモールで現地のショッピング文化を体験してみてください。




