フィジー留学って安いの?費用を期間別にご紹介
フィジーというと、バケーションで行くイメージが強いのではないでしょうか?
実はフィジーは留学費用を抑えられることから留学先としても人気が高まっています。
目安としては1ヶ月の留学で25~40万円、1年では120万円あれば留学が可能です。
欧米留学と比べると費用はなんと1/2~1/3までに抑えることができます。
そこで今回はフィジー留学にかかる費用について詳しく解説していきます。
フィジー留学の費用が気になっている方はチェックしてみてください。
フィジーの物価は日本の1/2
フィジー留学の費用をご紹介する前に、まずはフィジーの物価を把握しておきましょう。
2021年現在フィジードルの対円レートは1フィジードル53円ほど。
フィジーは島国のため、食べ物やミネラルウォーターなどは輸入に頼っているので割高です。
とはいえ、全体的な物価は日本の1/2ぐらいのため、日本に比べると確実に物価は安く生活費は抑えられます。
ただ、都市部や観光地ではローカル向け価格と観光客価格があるので、都市部での飲食代は日本と同じぐらいに感じることが多くなるでしょう。
【期間別】フィジー留学に掛かる費用の目安
ではここでは期間別にフィジー留学に掛かる費用を一覧でご紹介します。
1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6カ月 | 12か月 | |
学校費用 | 約6.7万円 | 約16.9万円 | 約44.3万円 | 約87.2万円 | 約142万円 |
滞在費 (学校費用に含まれる) |
– | – | – | – | – |
航空券代 | 約8万円 | 約8万円 | 約8万円 | 約8万円 | 約8万円 |
ビザ申請費用 | – | 約1.2万円 | 約2.1万円 | 約2.1万円 | 約2.1万円 |
海外旅行保険 | 約0.2万円 | 約2万円 | 約5万円 | 約10万円 | 約20万円 |
現地生活費 | 約1万円 | 約2万円 | 約6万円 | 約12万円 | 約24万円 |
合計 | 約15,9万円 | 約30.1万円 | 約65.4万円 | 約119.3万円 | 約196.1万円 |
※学校費用:テキスト代含む
※滞在先:ホームステイ
※航空券代:往復
※学校手配の場合
一覧表でまとめた通り、欧米の留学に比べると1/2~1/3ほどの価格になります。
より留学しやすい価格なので大学生であっても数ヶ月アルバイトをすれば留学費用をまかなうことも可能です。
フィジー留学に掛かる費用の内訳
上記でご紹介した一覧表の項目にある、内訳についてもそれぞれ解説していきます。
フィジー留学の費用内訳①:学校費用
学校費用には、授業料と入学金、テキスト代、滞在費などが含まれます。
欧米の留学とは異なり、滞在費が含まれているのが特徴です。
含まれる費用は学校によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、授業料も学校が提供しているプログラム内容やレッスン数などによって異なるので、こちらも確認が必要です。
プログラムは学校によって、
- 初心者向け
- スピーキング特化
- 進学コース
- ビジネス英語
などさまざまなので、あなたに合ったプログラムを提供している学校を選ぶようにしましょう。
フィジー留学の費用内訳②:滞在費
学校費用でもお伝えした通り、滞在費は学校費用に含まれます。
フィジーではこのタイプが主流です。
そして、滞在先はホームステイ、学校寮、ホテルステイのいずれかを選ぶことができます。
フィジーではホームステイの割合が8割ほど。
価格はホームステイの方が学校寮よりも高めに設定されていますが、食費が含まれているので、料理をする手間が省けます。
自炊をメインにして費用を抑えたい場合は学校寮がおすすめですが、ホームステイではフィジー人の温かさをより感じることができるので、現地の人たちとの交流を楽しみたい方はホームステイがおすすめです。
フィジー留学の費用内訳③:航空券代
フィジーまでの航空券は往復で8万円~12万円ほど。
フィジーへのフライトは直行便が無いため、経由国や利用する航空会社によって料金に差が出てきやすいです。
また経由国でも待ち時間の長さによっても料金が変動してくるので、さまざまな航空会社の料金が比較できる比較サイト(スカイスキャナーなど)で検索して、あなたにあったフライトを見つけましょう。
航空券を少しでも安く購入したい場合は、少しでも早く購入するのがおすすめです。
渡航日に近づくにつれて、価格は徐々に上がっていきます。
語学学校への入学手続きが済み、入学日が決まったらすぐに航空券の取得をするようにしましょう。
フィジー留学の費用内訳④:ビザ申請費用
フィジーで留学する場合は滞在日数によって学生ビザの申請が必要になります。
- 滞在日数14日以内:学生ビザ不要
- 滞在日数15~84日以内:短期学生ビザが必要
- 滞在日数が85日以上:長期学生ビザが必要
学生ビザの申請は短期長期に関わらず、語学学校が手配をサポートしてくれるため、必要な書類や費用を語学学校に支払います。
短期学生ビザは申請費用はありませんが、手続き費用として1万円ほど。
長期学生ビザは申請費用を合わせ、約2万円ほどです。
語学学校によって設定している価格が異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、長期学生ビザは申請期間が6ヶ月ほどかかるため、渡航時期に合わせて余裕を持った準備が必要です。
フィジー留学の費用内訳⑤:海外旅行保険
海外旅行保険は利用する保険会社によって、大幅に価格が異なります。
大手の保険会社の場合は、1年間の留学の場合20万円ほどと割高になります。
とはいえ、大手であれば補償内容が充実していたり、日本語対応サポートなどもあるので、初めての海外留学には大手保険会社がおすすめです。
一方で、海外には既に旅行などで何回も訪れていて慣れている方の場合、3カ月未満であればクレジットカードの付帯保険を利用したり、海外の保険会社を利用したりと、コストを抑えることもできるでしょう。
フィジー留学の費用内訳⑥:現地生活費
冒頭でお伝えした通り、フィジーの物価は日本の1/2程になります。
またホームステイを利用した場合、朝食と夕食の食事代は含まれているので、生活費は抑えることができるでしょう。
食事代以外に必要になる費用は、食事代や交通費、通信費、交際費がメインになります。
目安として、1ヶ月あたり
- 食費(昼食代):10,000円前後
- 交通費:3,000円前後
- 通信費:3,000円前後
ほどを見積もっておくと良いでしょう。
どのように生活するかにもよって大きく差が出るので一概には言えませんが、最低でも月に2万円あれば、友人とちょっと外出したりカフェに行ったりなどできます。
ただ、フィジーにはアクティビティがたくさんあり、近隣諸国にも気軽に行けるため、現地での生活を楽しみたい場合は余裕を持って生活費を見積もっておくのがおすすめです。
フィジー留学でも奨学金は使える!
少しでも留学を費用を抑えたい方には奨学金もおすすめです。
文部科学省が行っている「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」は海外留学の奨学金の中でも有名です。
この奨学金は対象の幅が広いため、海外ボランティアやインターンシップが目的の場合にも応募することができます。
語学学校のみでは応募できませんが、フィジーではボランティアも盛んなので、組み合わせ次第では留学費用をさらに抑えることも可能です。
応募する場合はしっかりと目的を明確にして計画する必要があるので、余裕を持って計画を立ててみましょう。
フィジー留学がおすすめの理由
留学費用が安いフィジー留学ですが、他にもおすすめの理由はあります。
最後にフィジー留学がおすすめの理由をご紹介します。
フィジー留学がおすすめの理由①:格安で留学できる
お伝えした通りフィジー留学が最もおすすめの理由は格安の留学費用です。
一覧表でまとめた価格であれば、これまで費用が理由で留学ができなかった大学生であっても、自身で留学費用を調達できる費用といえるでしょう。
フィジー留学がおすすめの理由②:スピーキングを強化できる
フィジーには多くの日本人留学生が訪れるため、日本経営の語学学校がたくさんあります。
そのため、日本人の弱点であるスピーキングに特化したカリキュラムを組んでいる学校が多いです。
また学校だけではなく放課後も町中やホームステイ先などでフレンドリーなフィジー人と英会話を実践することができます。
スピーキングに特化したカリキュラムと、気さくに話してくれるフィジー人との英会話で、スピーキングを強化したい方にはおすすめです。
フィジー留学がおすすめの理由③:アクティビティも楽しめる
フィジーにはたくさんのアクティビティがあります。
南国ならではのマリンスポーツをはじめ、地元の人たちとラグビーやサッカーを楽しんだり、日本ではなかなか経験できない孤児院や老人ホームなどのさまざまな施設でのボランティアまで。
語学留学だけではなく日本ではできな貴重な経験ができるのもフィジー留学の魅力です。
フィジー留学がおすすめの理由④:フレンドリーな国民性
フィジーは常夏の島ならではのフレンドリーな国民性が特徴です。
現地で暮らしている方は相手が留学生や観光客であっても、道ですれ違うと笑顔で声を掛けてくれるので、人の温かさに触れられます。
自分から話しかければ語学学校以外でも英語を使うことができます。
恥ずかしがらずに進んで話しかければ英語の習得スピードも速くなるでしょう。
まとめ:格安留学ならフィジーがおすすめ
フィジー留学の費用とその内訳についてご紹介してきました。
お伝えした通り、欧米の留学に比べると1/2~1/3ほどの価格で留学できるため、秘湯を抑えて留学をしたい方にはおすすめです。
またフィジーは世界で最も幸福度が高い国ともいわれています。
相手が留学生や観光客であっても変わらずにフレンドリーに接してくれるため、留学生であっても現地に馴染むことができます。
もちろん常夏の国なのでマリンスポーツなど大自然を楽しめるアクティビティもたくさん。
日本では経験できない、孤児院や老人ホームでのボランティアにも参加できます。
ただ英語を学ぶだけではなく、英会話を楽しみながら現地の暮らしや自然に触れることができるので、初めての海外留学にもおすすめの国といえるでしょう。