アテネオ大学(Ateneo de Manila University)の概要
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)は、1859 年にイエズス会によって創立された長い歴史と伝統を誇る、フィリピンでも有数の私立大学です。
メインキャンパスは、フィリピン・ルソン島のメトロマニラ最大の都市であるケソン市に所在し、現フィリピン大統領 ロドリゴ・(付け足す)ドゥテルテが以前市長を務めていたダバオ市にもキャンパスを持ちます。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)のランキング
QS 社の世界大学ランキングのアジア部門では99 位にランクインし、大学レベルの高さが伺えます。
フィリピン国内では、フィリピン大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman)につぐ2位の座をデ・ラサール大学(De La Salle University)と争っています。
アテネオ大学とデ・ラサール大学は学業以外に、スポーツでもライバル関係にあります。
実際に、フィリピンで人気の高いバスケットボールリーグでは日本でいうところの早慶戦のような盛り上がりを見せます。
フィリピンの公的機関が実施する大学評価では、特に英語や英文学、現代言語の分野において、国内最高レベルの教育水準と評価されています。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)と提携している日本の大学
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)は日本の大学とも積極的に協定を結んでいます。
現在では九州大学、千葉大学、同志社女子大学、関西学院大学、明治大学など23の日本の大学と国際交流を行なっており、日本からの留学生が数多く在籍します。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)の特徴
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)は日本の慶應義塾大学のように、幼稚園から大学院までを備え、全体で約20,000人の児童・生徒・学生が所属します。大学・大学院では約14,000人の学生が学んでいます。
学生はフィリピンの中でも教育熱心な家庭で育った割合が高く、アテネオ大学(Ateneo de Manila University)に通うことが一つのステータスとなっているようです。
キャンパス内には日本語を学んでいる学生が数多く在籍しています。日本人と積極的にコミュニケーションを求める学生が多いため、現地の学生とたくさん交流が可能です。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)の生活環境
また、アテネオ大学(Ateneo de Manila University)はセキュリティー面に関しても安心です。
校舎の周りはがっちり頑丈な柵で囲まれ、24時間体制で警備員が常駐しているため、生徒と関係者以外はキャンパス、及び校舎内に入ることができません。自由にキャンパスに出入りできるフィリピン大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman)とは大きく異なります。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)出身の有名人
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)は政界に数多くの人材を輩出しています。
フィリピン独立運動のリーダーであり、現在でもフィリピンの国民的英雄として愛されるホセ・リサールをはじめ、第14代大統領 グロリア・アロヨや、第15代大統領 ベニグノ・アキノ3世もアテネオ大学(Ateneo de Manila University)出身です。
アテネオ大学(Ateneo de Manila University)の学部一覧
社会科学 理学 情報科学 経営 宗教 神学 人文科学 教養言語 工学造形 行政 医療保健
