フィリピンeTravel登録で入国スムーズに!図解でわかる申請手順と注意点
フィリピンへの旅行を計画中ですか?
スムーズな入国のために必須となっているのがeTravel登録です。
この手続き、実は意外と分かりづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、フィリピンeTravel登録について、分かりやすく丁寧に解説します。
図解付きでアカウント作成からQRコード取得までの申請手順をステップごとに説明しているので、
初めての方でも迷うことなく手続きを進められます。
さらに、よくある質問や注意点、入国時の流れまで網羅的にカバー。
eTravel登録を完了し、安心してフィリピン旅行を楽しみたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
登録期限や入力ミスへの対処法、スマートフォンがない場合の対応など、旅行前に知っておきたい情報が満載です。
スムーズなフィリピン入国を実現するために、ぜひ最後までお読みください。
フィリピンeTravel登録とは
フィリピンeTravel登録とは、フィリピンに入国する際に必要なオンライン登録システムです。
以前はOne Health Passという名称でしたが、2022年11月よりeTravelへと移行しました。
このシステムを利用することで、入国審査に必要な情報を事前に登録し、スムーズな入国手続きが可能になります。
従来の紙ベースでの手続きをデジタル化することで、時間と手間を大幅に削減できます。
eTravel登録のメリット
eTravel登録には以下のようなメリットがあります。
- 入国審査の待ち時間短縮
- スムーズな入国手続き
- 接触機会の減少による感染症対策
- 情報のデジタル管理による効率化
eTravel登録が必要な人
フィリピンに入国するすべての外国人は、eTravel登録が必要です。
国籍やビザの種類、滞在期間に関わらず、フィリピンに入国する場合は必ず登録を済ませてください。
ただし、一部例外があります(後述)。
eTravel登録が不要な人
以下のいずれかに該当する人はeTravel登録が不要です。
- フィリピン国籍を持つ人
- フィリピンに永住権を持つ人
- 9(a)ビザを持つ外国人
ただし、これらの条件に該当する場合でも、
登録しておくことで入国がよりスムーズになるため、登録を推奨する場合もあります。
ビザの種類 | eTravel登録 |
---|---|
観光ビザ | 必要 |
就労ビザ | 必要 |
学生ビザ | 必要 |
9(a)ビザ | 不要 |
フィリピン大使館のウェブサイトでより詳細な情報を確認することをお勧めします。
在日フィリピン大使館
フィリピンeTravel登録に必要なもの
フィリピンeTravel登録に必要なものは以下のとおりです。事前に準備しておきましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
有効なパスポート |
フィリピン入国日から6ヶ月以上の残存有効期限が必要です。 |
帰りの航空券または船舶のチケット |
フィリピン出国日が確認できる必要があります。 |
滞在先の住所またはホテルの予約確認書 |
フィリピンでの滞在先情報が必要です。ホテル予約サイトからの確認メールなどを利用できます。 |
連絡先(メールアドレス、電話番号) |
登録完了通知や重要な連絡を受け取るために、有効なメールアドレスと電話番号が必要です。 |
※2023年7月22日以降、新型コロナウイルスに関する検査及びワクチン接種証明書は必要がなくなりました。
※e-travel登録にクレジットカードの情報は不要です。万が一求められた場合は公式のe-travelサイトではない可能性がありますので注意してください。
最新の情報は、常にフィリピンeTravel公式ウェブサイトで確認することをお勧めします。
フィリピンeTravel登録の申請手順【図解あり】
eTravelへの登録は、渡航72時間前からの申請が可能です。
出発直前ですと、万が一登録に手間取った場合、飛行機に乗り遅れる可能性もありますので、
余裕を持って登録手続きを行いましょう。
アカウント作成
まずはeTravelのウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。
既にアカウントをお持ちの方はログインしてください。
-
「Click here to Sign In」ボタンをクリック
-
「Create an account」ボタンをクリック
- メールアドレスを入力
- メールアドレスに届いたワンタイムパスワードを入力
- パスワードを作成
パスワードは、12文字以上で、大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ1つ以上含める必要があります。
これでアカウント作成は完了です。続いて個人情報の入力に進みます。
個人情報の入力
ログイン後、個人情報を入力します。
入力項目は、氏名、性別、生年月日、国籍、パスポート番号、パスポートの発行日と有効期限、現住所、電話番号などです。
パスポートに記載されている氏名と完全に一致するように入力してください。
項目 | 入力内容 |
---|---|
Take a photo or upload a file |
写真をアップロードまたは取る。 |
Philippine Passport Holder | フィリピンのパスポートを持ってい人はこちらを選択します |
Foreign Passport Holder | 日本のパスポートを持ってい人はこちらを選択します |
First Name | 名前 (例:山田太郎の場合は太郎)を入力します |
Middle Name | ミドルネームがある場合は入力します。 なければ空欄 |
Last Name | 名字 (例:山田太郎の場合は山田)を入力します |
Suffix | 敬称。特になければ空欄 |
Sex | 戸籍上の性別を入力 Female:女性 Male:男性 |
Birth Date | yyyy/mm/dd 形式で誕生日を入力 |
Mobile Number | 携帯番号を入力。 日本は「+81」です 携帯番号の1桁目は入力しません |
Citizenship | 国籍を入力 |
Coutry of Birth | 生まれた国を入力 |
Passport Number | パスポート番号を入力 |
Passport Issued Coutry | パスポートが発行された国を入力 |
Passport Issued Date | パスポートが発行された日を入力 |
Occupation | 所属を入力。 学生の場合はstudent/Minorを選択します。 会社員の場合はBusinessmanを選択します。 |
続いて居住地を入力します。
項目 | 入力内容 |
---|---|
Country | 住んでいる国を入力 |
No./Bldg./City/State/Province | 住所を入力します。 建物番号・建物名・市町村・都道府県の順番で入力します。 例: 【日本語】東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C 【英語】2F-C, Shibuya Dogenzaka Tokyu Building, 1-10-8 Dogenzaka, Shibuya-ku, Tokyo, Japan |
Address Line 2 | 基本的に入力不要です |
入力ができたら「Submit」で確定します。
旅行情報の入力
続いて、旅行情報を入力します。到着予定日、到着予定空港、航空会社名と便名、フィリピンでの滞在先住所、滞在期間などを入力します。
項目 | 入力内容 |
---|---|
For Me (Current User) | 自分・現在のユーザーであれば選択 |
For Other (Family Member) | 他・家族などであれば選択 家族留学でお子様の情報を代理で入力する場合などに選択します |
AIR | 飛行機。基本的にはこちらの選択になると思います |
SEA | 船舶 |
Arrival/ Entering the Philippines | 到着/フィリピンに入国する場合に選択 |
Departure/ Leaving the Philippines | 出発/フィリピンを出国する場合に選択 |
続いて詳細な航空券の情報を入力します。
船舶の場合は画面が異なりますが入力する情報はほぼ同一です。
項目 | 入力内容 |
---|---|
Travel Details – Philippine Arrival (via AIR) | 旅行情報を入力します。 観光や語学学校での留学の場合:Holiday/Pleasure/Vacation ※studyを選択すると「学生ビザ」に関わるので語学留学の場合は注意が必要です。 観光や留学目的での航空機による渡航の場合:AIRCRAFT PASSENGERを選択 |
Flight Information | 航空会社名、便名を入力します |
Origin | 出発国、出発空港、出発日を入力します |
With Transit (Connecting Flight)? | トランジット(経由便)がある場合は選択し、必要項目を入力します |
Destination | 到着空港、到着日を入力します |
Destination upon arrival in the Philippines | 目的/滞在先を記入します。語学留学の場合はHotelを選択し、語学学校名を記入すれば問題ありません |
Name of Airlineの例
- フィリピン航空(Philippine Airlines)
- セブパシフィック航空(Cebu Pacific)
- 全日本空輸(All Nippon Airways)
- 日本航空(Japan Airlines)
- エアアジア(AirAsia Berhad)
- チェジュ航空(Jeju Air)
- ジェットスタージャパン(Jetstar Japan)
- ジップエアー(Zipair)
- 大韓航空(Korean Air)
Flight Numberの例
- フィリピン航空(例:PR●●●)
- セブパシフィック航空(例:5J●●●●)
- 全日本空輸(例:NH●●●)
- 日本航空(例:JL●●●)
- エアアジア(例:Z●●●)
- チェジュ航空(例:7C●●●)
- ジェットスタージャパン(例:JQ●●●)
- ジップエアー(例:ZG●●●)
- 大韓航空(例:KE●●●)
Airport of Destinationの例
- Mactan-Cebu International Airport(マクタン・セブ空港)
- Ninoy Aquino International Airport T1(マニラ空港・ターミナル1)
- Ninoy Aquino International Airport T2(マニラ空港・ターミナル2)
- Ninoy Aquino International Airport T3(マニラ空港・ターミナル3)
- Clark International Airport(クラーク空港)
- Davao International Airport(ダバオ空港)
- Iloilo International Airport(イロイロ空港)
- Caticlan Airport(カティクラン空港)
- Kalibo International Airport(カリボ空港)
- Laoag International Airport(ラオアグ空港)
- Puerto Princesa International Airport(プエルト・プリンセッサ空港)
- Bohol Panglao International Airport(パングラオ空港)
- Subic bay International Airport(スービックベイ空港)
健康状態の入力
健康状態に関する質問に回答します。
項目 | 入力内容 |
---|---|
Country(ies) worked, visited and transited in the last 30 days (optional) | 過去30日間に働いた国、訪れた国、通過した国。 該当がある場合:国を選択します |
Have you had any history of exposure to a person who is sick or known to have communicable/infectious disease in the past 30 days prior to travel? | 過去30日間(渡航前)に、伝染病、感染症にかかったことはありますか?または、かかっていることが分かっている人と接触したことはありますか? 該当しない場合はNoを選択します |
Have you been sick in the past 30 days? |
過去30日以内に病気になりましたか? |
QRコードの取得
次の画面では、主に手荷物や持ち込み品について注意事項が掲載されています。
要約すると下記のようなことが書かれています。
手荷物の申告
- 手荷物や人物はいつでも検査される可能性がある。
- 海外から輸入されるすべての物品は課税対象。ただし、一部例外あり。
- 1万ペソ以下の物品は税金が免除される。
- フィリピン市民は、年間15万ペソまでの個人用品や家庭用品を3回まで無税で持ち込むことが可能(商業目的でない場合)。
- タバコ2カートン、葉巻50本、またはパイプ用タバコ250g、および酒類2本(合計1万ペソ以下)は無税。
- 申告しない場合、30%の追加課税が適用される。
禁止品
- わいせつ物や政府反逆を促す資料。
- 偽造品や不正表示の貴金属製品。
- 偽造食品・薬品、堕胎器具など。
申告が必要なもの
- 5万ペソを超えるフィリピン通貨、または1万米ドル相当以上の外国通貨。
- ギャンブル用品、薬品(個人使用量を超えるもの)。
- 銃器、爆発物、商業量の酒類やタバコ。
- 食品、生きた動物、植物関連商品。
- 携帯電話や通信機器(個人使用量を超えるもの)。
- 宝石、金、貴金属。
通貨申告
- 一定額を超えるフィリピン通貨や外国通貨の持ち出し・持ち込みには申告が必要。
- 5万ペソ以上のフィリピン通貨は中央銀行の事前許可が必要。
- 非申告や虚偽申告は通貨没収や刑事訴追の対象。
警告
- 禁止品や規制品の持ち込みは罰金・刑事訴追の対象。
- 税関職員への虚偽申告や抵抗も処罰される。
上記事項を確認して、「申告する手荷物や通貨がある場合は「Yes」、ない場合は「No」を選択します。
一般的には「No」を選択します。
続いて同伴家族と手荷物の個数を記入します。
項目 | 入力内容 |
---|---|
Accompanied family members | 同伴の家族情報を18歳未満、18歳以上に分けて人数を入力します |
No. of Baggage | 荷物をチェックイン、機内持ち込みに分けて個数を入力します |
First time visiting Philippines? |
初めてのフィリピン渡航の場合はYes,2回目以上はNoを選択します。 |
最後に電子署名を記載します。
日本語でも英語表記いづれでも大丈夫です。
次の画面では「同伴家族人数が正しいか」のメッセージが出ます。
入力した同伴家族の人数に間違いがなければYesを選択し進みます。
すべての情報を入力し、確認画面で内容に誤りがないことを確認後、「Submit」ボタンをクリックします。
登録が完了すると、QRコードが表示されます。
このQRコードをスクリーンショットで保存するか、印刷して保管してください。
フィリピン入国時に、このQRコードを提示する必要があります。
eTravelの登録方法については、フィリピン政府eTravel公式ウェブサイトも併せてご確認ください。
フィリピンeTravel登録に関するよくある質問
フィリピンeTravel登録に関してよくある質問をまとめました。
登録前に疑問を解消しましょう。
登録はいつからできる?
eTravel登録は、出発予定時刻の72時間前から可能です。
余裕を持って登録手続きを行いましょう。
入力内容に誤りがあった場合は?
登録内容に誤りがあった場合は、eTravelポータルにログインして修正できます。
出発前であれば何度でも修正可能です。
ただし、出発後は修正できないため、登録内容をよく確認しましょう。
万が一、出発後に誤りに気づいた場合は、eTravelのヘルプデスクに連絡してください。
QRコードを紛失した場合は?
QRコードを紛失した場合は、eTravelポータルにログインして再表示できます。
印刷したものやスクリーンショットを保存しておくことをおすすめします。
また、eTravel登録完了時に送信されるメールにもQRコードが添付されているため、メールを保存しておけば安心です。
スマートフォンを持っていない場合は?
スマートフォンを持っていない場合は、印刷したQRコードを空港で提示してください。
家族や友人に登録を代行してもらうことも可能です。その際も、印刷したQRコードを携帯しましょう。
登録は必須ですか?
一部の例外を除き、フィリピンに入国するほとんどの旅行者はeTravel登録が必須です。
登録をせずにフィリピンに到着した場合、入国が遅延したり、最悪の場合入国を拒否される可能性があります。
必ず事前に登録を済ませてください。
eTravelの登録費用は?
eTravel登録は無料です。登録に際して費用は一切かかりません。
ただし、インターネット接続料などは自己負担となります。
どのくらいの時間がかかりますか?
eTravel登録にかかる時間は、通常20~30分程度です。
ただし、入力内容に誤りがあった場合や、インターネットの接続状況によっては、
さらに時間がかかる場合があります。時間に余裕を持って登録手続きを行いましょう。
どのような情報を登録する必要がありますか?
登録に必要な主な情報は下記の通りです。
情報の種類 | 詳細 |
---|---|
パスポート情報 | パスポート番号、発行日、有効期限など |
個人情報 | 氏名、生年月日、国籍、性別など |
旅行情報 | 到着日、出発日、航空会社、便名、宿泊先など |
健康情報 | 過去14日間の健康状態など |
フィリピン到着後、eTravelのQRコードはどこで提示すれば良いですか?
フィリピン到着後、入国審査官にeTravelのQRコードを提示してください。
スマートフォンで表示するか、印刷したQRコードを提示します。
eTravel登録に関する問い合わせ先は?
eTravel登録に関する問い合わせは、eTravelのウェブサイトをご覧ください。
よくある質問や問い合わせフォームが用意されています。
フィリピンeTravel登録の注意点
フィリピンeTravel登録は、スムーズな入国審査のために非常に重要です。
しかし、登録時にいくつかの注意点があります。
これらを事前に理解しておくことで、不要なトラブルを回避し、快適なフィリピン旅行を実現できます。
登録内容の正確性
eTravel登録で入力する情報は、パスポートと航空券の情報と完全に一致している必要があります。
氏名、パスポート番号、生年月日、便名、到着日などを誤って入力すると、入国審査で問題が発生する可能性があります。
登録完了後にも必ず確認し、誤りがあれば速やかに修正しましょう。
特に、パスポートの残存有効期限は、フィリピン入国時に6ヶ月以上必要です。
eTravel登録時にもこの点を確認し、誤りがないように注意してください。
パスポートの残存有効期限
フィリピン入国時には、パスポートの残存有効期限が6ヶ月以上必要です。
eTravel登録時にもパスポートの有効期限を確認し、残存期間が不足している場合は、
事前に更新手続きを行いましょう。
有効期限が切れている、または残存期間が不足しているパスポートでは、フィリピンに入国できません。
必要な書類
eTravel登録が完了すると、登録完了メールとQRコードが発行されます。
これらの情報は、フィリピン入国時に必要となるため、印刷するかスマートフォンに保存しておきましょう。
また、パスポート、航空券、帰国便の航空券または旅程表も入国審査で必要となる場合がありますので、忘れずに持参しましょう。
ワクチン接種証明書/陰性証明書について
2023年2月10日以降、フィリピンに入国する旅行者は、ワクチン接種証明書または陰性証明書の提示が不要となりました。
ただし、入国時の検疫措置は変更される可能性があるため、
最新の情報はフィリピン大使館のウェブサイトなどで確認することをお勧めします。
書類 | 必要性 | 備考 |
---|---|---|
パスポート | 必須 | 残存有効期限6ヶ月以上 |
eTravel登録完了メール/QRコード | 必須 | 印刷またはスマートフォンに保存 |
航空券(往復) | 必須 | 帰国便または旅程表も必要 |
ワクチン接種証明書/陰性証明書 | 不要(2023年2月10日以降) | ただし、最新情報は要確認在日フィリピン大使館 |
上記以外にも、フィリピン入国には、滞在期間に応じたビザが必要となる場合があります。
また、入国条件は予告なく変更される可能性がありますので、必ず渡航前に最新情報を確認するようにしましょう。
フィリピン入国時の流れ
フィリピンeTravel登録を済ませたら、いよいよ入国です。
スムーズな入国のために、以下の流れを事前に確認しておきましょう。
入国審査
飛行機を降り、入国審査場へ向かいます。eTravel登録済みの場合は、専用のレーンがある場合もあります。
eTravel登録時に取得したQRコードを提示し、パスポートと合わせて入国審査官に提出します。
必要な書類
- パスポート(残存有効期限6ヶ月以上)
- eTravel登録完了時のQRコード(印刷またはスマートフォンの画面で提示)
- 帰りの航空券(または出国を証明できるもの)
- 滞在中の滞在先が確認できるもの(ホテルの予約確認書など)
入国審査官は、パスポートの残存有効期限、帰りの航空券、滞在先などを確認します。
質問される場合もあるので、落ち着いて答えましょう。
税関検査
入国審査を通過したら、預け入れ荷物を受け取り、税関検査へ向かいます。
申告するものがある場合は、赤色のレーン、ない場合は緑色のレーンに進みます。
税関申告書が必要な場合もありますので、機内で配布される場合は記入しておきましょう。
検査官にパスポートと税関申告書を提示します。
持ち込み制限品
フィリピンへの持ち込みが制限されているものがあります。事前に確認しておきましょう。
例えば、多額の現金、タバコやお酒の量、動植物などが制限されています。
詳しくは在日フィリピン大使館のウェブサイトなどを参照ください。
到着ロビーへ
税関検査を終えたら、到着ロビーに出ます。両替所やSIMカード販売店、タクシー乗り場などがあります。
事前に交通手段を手配していない場合は、ここでタクシーやGrabなどを利用できます。
空港からの移動
交通手段 | メリット | デメリット |
---|---|---|
タクシー | 手軽に利用できる | 渋滞に巻き込まれる可能性がある |
Grab | 料金が明確で安心 | アプリのダウンロードが必要 |
バス | 料金が安い | 時間がかかる場合がある |
ホテル送迎 | スムーズで快適 | 料金が高い場合がある |
フィリピンに入国する際は、eTravel登録、必要な書類、入国審査、税関検査、到着ロビーでの手続きなど、
一連の流れを事前に把握しておくことが重要です。
スムーズな入国のため、しっかりと準備しておきましょう。
まとめ
この記事では、フィリピンへの入国をスムーズにするためのeTravel登録について、
申請手順から注意点、よくある質問まで詳しく解説しました。
eTravel登録はオンラインで事前に個人情報や旅行情報、健康状態などを登録することで、
入国審査を簡略化できる便利なシステムです。登録は無料で行えます。
eTravel登録の主なメリットは、空港での手続き時間を短縮できることです。
事前に情報を登録しておくことで、入国審査官とのやり取りが最小限になり、スムーズに入国できます。
特に観光シーズンなどは、長蛇の列に並ぶ時間を節約できるため、eTravel登録は非常に有効です。
申請手順は、アカウント作成から始まり、個人情報、旅行情報、健康状態の入力、
そして最後にQRコードの取得まで、図解付きで分かりやすく説明しました。
スマートフォンやパソコンがあれば、誰でも簡単に登録できます。
万が一、入力内容に誤りがあった場合やQRコードを紛失した場合の対処法も紹介しているので、
安心して登録を進めることができます。
フィリピンへの旅行を計画している方は、ぜひeTravel登録を活用して、スムーズで快適な入国を実現しましょう。
登録内容の正確性やパスポートの残存有効期限など、注意点も確認しておくと安心です。