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長期でフィリピン留学に行く人は必読!1年間の費用を徹底解説

「1年間のフィリピン留学を考えている」
「フィリピンに留学するか、ほかの国に留学するか迷っている……」

という人は多いのではないでしょうか。

フィリピンでの留学を検討している場合、1年間にかかる留学費用を知ることがおすすめです。

フィリピン留学はコスパが良くて人気ですが、1年も留学するとなるとそれなりの費用が必要になります。
具体的な費用の内訳を知らずに留学を決断すると、イメージとの違いを感じて、留学の計画を練り直すことになりかねません。

フィリピン留学を決断してスムーズに準備するためには、1年の留学費用をしっかりと把握しておくのがおすすめです。
また内訳をしっかり把握しておくことが、ムダな出費を減らすことにもつながります。

そこで今回は、他国と比較しながら1年間のフィリピン語学留学にかかる費用の内訳と節約術をご紹介します。

最後に大学留学など他の留学方法も簡単にお伝えしますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

1年間のフィリピン語学留学で必要な費用内訳

1年間のフィリピン語学留学を検討する人

まずはフィリピン語学留学に必要な費用の内訳を見ていきましょう。

費用としてかかる代表的な項目は、以下の5つです。

  1. 航空券代
  2. ビザ代
  3. 学費滞在費
  4. 現地生活費
  5. 海外保険

1年の留学における総額は、およそ180~250万円

※留学のプランや過ごし方によって費用は異なります。あくまで目安としてお考えください。

コストをおさえた留学が目的であれば、フィリピンは200万円を下回る費用で留学することが可能です。

次で費用項目ごとに具体的な金額を紹介しますね。

1年間の費用内訳1:航空券代(¥50,000~)

まずフィリピンまでの往復航空券は、平均5万〜7万円ほどで購入できます。

発着地 成田↔セブ・マクタン国際空港
時間 4時間半
費用(往復) ¥50,000~150,000

航空券で注意が必要なのは、帰りの航空券がないと出国できないことです。
フィリピンに入国するには帰りの航空券、もしくは第3国に抜ける航空券が必要なのです。

しかし航空会社によっては、1年後の航空券が購入できない場合があります。

その場合は、「オープンチケット」で対応しましょう。
オープンチケットとは「帰国日を決めずに購入できる往復航空券」のこと。

帰国が近付いてから日程を決められるので、長期留学に対応しやすいです。

もしくはフィリピンから出国する安いチケット(マレーシア行きなど)を購入しておき、その後に日本に帰国するチケットを購入するのもおすすめです。

1年間の費用内訳2:ビザ代(¥115,600~)

フィリピンで留学する場合は、ビザの申請が必要です。

しかし語学留学に必要なビザは、渡航前に事前に準備する必要がありません。
現地についてから学校が代理で申請してくれるので、費用だけしっかり把握しておきましょう。

用途 有効期限 1年間の費用
SSP
(特別就労許可証)
フィリピンで就学する際に必要な申請 6カ月

6,500ペソ×2
日本円で約¥28,000

ACR-I Card
(外国人登録証)
全ての外国人が必要な申請 1年

3,000ペソ
日本円で約¥6,500

観光ビザ 30日以上の滞在で必要な申請 30日

36、760ペソ
日本円で約¥80,000

ECC 6カ月以上の滞在でフィリピン出国時に申請が必要 -  500ペソ
日本円で約¥1,100

学校により代行手数料も追加されている場合がありますので、上記の費用は学校により異なります。

不安な場合は、事前に問い合わせてみてください。

1年間の費用内訳3:学費滞在費(¥1,150,000~)

フィリピンの学費は学費の中に、滞在費(宿泊先・食費)が含まれています。
また受講するコースや滞在先(1人部屋~6人部屋)によって、金額が変わるのも特徴です。

実際の例として、フィリピンで人気の語学学校「NILS 」に1年間の留学をしたときの料金を見てみましょう。

クラシックキャンパス 1人部屋 2人部屋 3人部屋 4人部屋
4時間コース ¥1,663,000 ¥1,399,000 ¥1,142,500 ¥891,000
6時間コース ¥2,029,400 ¥1,813,400 ¥1,597,400 ¥1,381,400
8時間コース ¥2,231,000 ¥2,039,000 ¥1,823,000 ¥1,583,000
10時間コース ¥2,625,000 ¥2,423,000 ¥2,207,000 ¥1,967,000
入学金 食費 空港ピックアップ 海外送金手数料 水道・光熱費 教材費
¥15,000 ¥168,000 ¥4,000 ¥2,000 ¥57,600 ¥6,000~

最安プランの4時間コース、4人部屋の場合はおよそ115万円になります

1年間の費用内訳4:現地生活費(¥360,000~)

食費と滞在費は留学費用に含まれています。
そのため現地で必要になるのは、「交際費」や「交通費」などの娯楽に関わる費用のみになります。

フィリピン人の月給は約3万円と言われているので、娯楽費用も月3万円と考えれば十分な生活ができます。

1年の場合、月3万円×12カ月で36万円もあれば不自由なく生活ができます
もしくはほとんど遊ばずに勉強だけするのであれば、1カ月1万円でも問題ないでしょう。

1年間の費用内訳5:海外保険(¥150,000~)

海外保険は保険会社によって料金が異なります。
1年間の留学をする場合は15~20万円ほどです。

プランによっても料金は異なりますので、自分に合ったプランを選びましょう。

【フィリピンと欧米圏】1年間の語学留学にかかる費用を国別に比較

フィリピン留学を他の国の留学と比べる

続いては、留学で人気の高い他の国に1年留学したときにかかる費用と、フィリピンの語学留学の費用を比べてみましょう。

アメリカ カナダ オーストラリア フィリピン
航空券代(往復) ¥70,000~ ¥70,000~ ¥70,000~ ¥50,000~
ビザ代 ¥20,000 ¥20,000 ¥45,000 ¥116,000
学費 ¥1,500,000~ ¥960,000~ ¥1,200,000~ ¥1,150,000~
滞在費 ¥670,000~ ¥700,000~ ¥780,000~ 学費に含まれる
生活費
(食費、娯楽費)
¥600,000~ ¥600,000~ ¥600,000~ ¥360,000~
海外保険 ¥150,000 ¥150,000 ¥150,000 ¥150,000
総額 ¥3,010,000~ ¥2,500,000~ ¥2,845,000~ ¥1,800,000~

フィリピン留学は滞在費が学費に含まれているので、格安で留学ができます。

アメリカの留学費用と比べて半額ほどの費用でフィリピン留学ができるのであれば、近場のフィリピンを留学先に選ぶ人が多いのではないでしょうか。

フィリピン語学留学の費用を期間別に比較

フィリピン語学留学の期間別の費用

続いて、フィリピン留学にかかる費用を期間別に見てみましょう。

渡航前にかかる費用
(航空券+学費;海外保険)
現地でかかる費用
(ビザ代+生活費)
総額
1週間 ¥160,000 ¥30,000 ¥190,000
1カ月 ¥220,000 ¥35,000 ¥255,000
3カ月 ¥530,000 ¥120,000 ¥650,000
6カ月 ¥930,000 ¥270,000 ¥1,200,000
1年 ¥1,350,000 ¥476,000 ¥1,826,000

半年と1年では50万円ほどしか変わりません。
時間が取れるのであれば、1度で1年間ほど留学してしまった方が、コストがおさえられそうですね。

対して1ヶ月や3ヶ月の短期留学を考えている方は、以下の記事もあわせてご覧ください!

【セブ島留学を1ヶ月したい方必読!】金額と学習効果を上げる3つの方法

【3ヶ月のフィリピン留学を徹底解説】費用や英語力の上達度も紹介

経験者が語るフィリピン短期留学|費用やメリットなど徹底解説!

1年間のフィリピン語学留学中のスケジュールと生活

1年間のフィリピン語学留学中のスケジュールと生活

フィリピン留学における実際の生活やスケジュールは想像できていますか?

1週間の留学スケジュールは月~金までは毎日レッスンがあり、土日の週末は自由時間になる学校がほとんどです。
※レッスン数や内容はプランによって異なります。

例えば、マンツーマン6コマ+グループレッスン2コマだと以下のスケジュールになります。

朝食:7:00~8:00
1コマ目:8:00~8:50(マンツーマン)
2コマ目:9:00~9:50(マンツーマン)
3コマ目:10:00~10:50(マンツーマン)
4コマ目:11:00~11:50(マンツーマン)
昼食:12:00~13:00
5コマ目:13:00~13:50(マンツーマン)
6コマ目:14:00~14:50(マンツーマン)
7コマ目:15:00~15:50(グループ)
8コマ目:16:00~16:50(グループ)
夕食:17:00~18:00
自由時間:18:00~

8時から17時まで休みなくレッスンが続きます。
最初は慣れるまでに時間がかかるので、週末はしっかり休息を取りましょう。

1年ほど留学する場合は、8コマもレッスンがあるとしんどくなってしまいます。
モチベーションが下がらないようにするためにも、レッスンの少ないコースの受講をおすすめします。

フィリピン留学でおすすめの語学学校については、以下の記事も参考にしてみてください!

【どんな人におすすめ?】フィリピンの短期留学の全貌を大公開!

【セブ島留学ってナニ?】 おすすめの学校・生活・費用まとめ

 

フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!

フィリピンの語学学校をチェックする!

1年間のフィリピン語学留学での節約方法

1年間のフィリピン語学留学での節約方法

ここまでフィリピン留学はコスパが良いとお伝えしました。
しかし可能であれば、費用は少しでも節約したいですよね。

そこで次は、フィリピン留学の節約術を以下の項目に分けてご紹介します。

  • 渡航費用
  • 学費
  • 居住費
  • 生活費
  • 海外保険

1つずつ見ていきましょう。

節約術
渡航費用
  1. オフシーズンを狙う(GWは夏休み、年末年始を避ける)
  2. 予約は早め(航空券は日が近づくにつれ高くなる)
  3. LCCを使う(時期によってはキャンペーンも行っている)

渡航費はこの3点をおさえれば安く抑えられます。

学費

長期の語学留学では、コマ数を少なくしましょう。
張り切って1日のコマ数を6〜8個と多くしてしまうとモチベーションが続かず、後から後悔してしまいます。
そんな状態でレッスンを受けてもお金がもったいないので、コマ数は1日3〜5個ほど少なくした方が英語力も伸びやすいです。

滞在費 フィリピンの語学学校は滞在費に食費が含まれていますが、すべての学校でそうとは限りません。
事前に確認して、食費や清掃費が含まれている学校を選ぶようにしましょう。
生活費 娯楽費用は最も削りやすい項目です。
例えば観光するときはツアーを予約するのではなく、あえてローカルの交通機関を使って自分で観光してみましょう。
フィリピンは物価が安いので、ローカルの交通機関を駆使すればツアーの1/3以下の料金で楽しむことも可能です。
海外保険 海外保険はクレジットカード付帯のものを使うとコストをおさえられます。
クレジットカード付帯のものは3カ月までであれば、0円で保険を利用できるものが多いからです。

 

その他、フィリピン留学に必要なものや準備については、以下の記事もあわせてご覧ください。

実際に行ってわかった!フィリピン留学の持ち物「いる・いらない」

【完全版】フィリピン留学の渡航までの流れと準備リスト

ここまでフィリピンでの語学留学にかかる費用について解説しました。

実はフィリピンに留学する方法は語学だけではありません。
大学留学などもあり、人によっては大学に留学する方が自分の興味あることを学べることも多いのです。

また1年以上のフィリピン留学は、大学留学の方が割安なことも少なくありません。

そこで次は、フィリピンでの大学留学について簡単に紹介しますね。

1年のフィリピン留学なら大学留学もあり!メリットや費用はどんな感じ?

フィリピンで1年間の大学留学をする

最後に、フィリピンでの大学留学について

  • フィリピンでの大学留学の概要
  • メリット
  • デメリット
  • 費用の目安

を解説します。

フィリピンでの大学留学ってどんな感じ?

まずフィリピンでの大学留学とはいえ、日本の大学に通うのと大きな差はありません。
日本のように、興味のある分野の専門知識を授業を通して学びます。

フィリピンにある大学の特徴は、主に以下の4つです。

特徴1 入学は8月、卒業は5〜7月になる
特徴2 制服を着用する
特徴3 海外からの留学生向けにダガログ語の講座を開講している
特徴4 入学までに英語の授業を受けられる

海外の大学に進学するうえで、最も気になるのが「英語や現地語を話せないこと」なのではないでしょうか。

フィリピンの大学では英語とフィリピンで話されるダガログ語の授業を受けられるので、「言葉が分からないから授業も理解できない」といったストレスを防ぐことができます。

また途上国だからこそ、経済や土地開発、国際協力など自身の目で見ながら勉強できる分野も多く、専攻によってはより深い学びが得られることも少なくありません。

日本で大学に入るよりも、充実した学生生活になることも多いです。

次は、フィリピンで大学留学をするメリットとデメリットを紹介しますね。

フィリピンで大学留学をするメリット

フィリピンで大学留学をするメリットは、以下の5つです。

メリット1 日本の大学より学費が安い
メリット2 語学に加えて専門的な学びや知識を得られる
メリット3 フィリピンなど海外就職の可能性が広がる
メリット4 アジア圏なので日本と文化が似ていることもあり、なじみやすい
メリット5 日本から近いので一時帰国もしやすい

まずフィリピンはまだまだ途上国なので、物価が安いです。

そしてそのぶん大学の学費が安く設定されていることも多く、日本の大学のように1年間に何百万円もかかることはあまりありません。

授業料は1年あたり2万〜40万円。
生活費もそれほどかからないので、日本で大学生をするより安くなることもあります。

そして何よりも、同じ1年間の留学をするなら、大学留学は「語学+a」の学びが得られることもポイント。
同じ1年間の留学をするならば、大学留学の方が自分自身の知識が深まる可能性は高いです。

フィリピンで大学留学をするデメリット

対して、フィリピンでの大学留学には以下のデメリットもあります。

デメリット 1 入学には高い英語力とタガログ語の知識が必要になる
デメリット 2 途上国なので、電気やインターネットなどインフラ整備が不安定なときもある
デメリット 3 スリや置き引き、強盗など軽犯罪には注意する必要がある
デメリット 4 日本人の留学生はまだまだ少ないので情報収集に時間がかかる

先ほど大学留学は「語学+a」の知識が得られるとお伝えしました。
しかしそのためには、そもそも高い英語力が必要となります。

英語初心者にはハードルが高く、そもそもの語学力を高めるために数ヶ月から半年の時間を必要とすることも少なくありません。

そして日本人の留学生はまだまだ少ないのも現状です。

「情報収集に時間がかかりそう」と感じたときは、留学エージェントにサポートを依頼するなどした方が、スムーズに準備することが可能です。

フィリピンで1年間の大学留学をしたときにかかる費用

フィリピンで1年間の大学留学をすると、費用相場は64万4,000〜102万4,000円です。

内訳を見てみましょう。

項目 金額
渡航費用 ¥50,000
ビザ代 ¥64,000(学生ビザ、SSP、ACR-I card、ECC)
学費・滞在費 ¥20,000〜100,000(国公立大学)、¥100,000〜400,000(私立大学)
生活費 ¥360,000
海外留学保険 ¥150,000
合計 ¥644,000〜1,024,000

フィリピンの大学に通うと、学費や生活費すべてを合わせても65万〜100万円ほど。

日本の大学は学費だけで1年あたり100万〜200万円ほどかかることが多いので、フィリピンの大学がいかに安いか実感してもらえたかと思います。

通う大学によって異なりますが、基本的に100万円ほどにおさまることが多いです。

ちなみに先ほど紹介した語学留学は、1年で180万円の費用が相場だとお伝えしました。
大学留学は同じ1年の留学でも語学留学よりさらに安くなるうえに、専門知識を得ることも可能です。

すでに中級以上の英語力がある人、海外就職を考えている人は、大学留学の方が充実した留学生活になることも少なくありません。

フィリピンにある大学の学費について、詳しくは以下でも解説しています。

フィリピンの大学の学費は本当に安い?留学費用もあわせて解説!

自身の英語力や予算、留学の目的などと相談しながら、最適なフィリピン留学の方法を考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ:節約次第でフィリピン留学の費用は減らせる

フィリピン留学の国旗とピースする人

今回は、フィリピンに1年間の語学留学をしたときの費用を解説しました。

おさらいすると、1年の留学で必要な費用はおよそ180万円。
フィリピンは物価が安いぶん、アメリカやオーストラリアなど先進国への留学よりも、費用を大幅におさえることが可能です。

さらに節約したいときは、今回紹介した節約のコツを試す、もしくはコスパの良い大学留学なども検討してみてくださいね。

フィリピンの語学学校一覧についてはこちらをご覧ください!

フィリピンの語学学校をチェックする!

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フィリピンへの留学は、私たち日本人にとって魅力がたくさんあります。

フィリピンに留学すべき3つの理由

1.学費がとても安い!
日本の私立大学が130万円〜、アメリカだと300万円〜なのに対し、フィリピンでは5万円〜で留学できます
2.英語がとことん身につく!
フィリピンの英語レベルは高い上に、マンツーマンレッスンを主体とし、生徒の英語力を伸ばす仕組みが整っています。
3.休日は常夏のビーチでENJOY!
フィリピンでは、どの地域でもビーチが近くにあります。休日には、留学先でできた親友と南国リゾートの気分を味わうことができるでしょう。